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本当は昨日が手術前の最後のトレーニングでしたが、ここから数週間トレーニングが出来なくなるので、悔いを残さないように、今日も手術日の21日に行う予定だった胸と腹のトレーニングを行いました。重さも回数も少しですが記録更新しました。これで本当に思い残す事はありません。私が運営する道場の稽古も今日で終わり明日から1週間のお休みとなります。昨日は手術前にやっておかなくてはならない、事務仕事や振込を終わらせ、区役所でマイナンバーカードを受け取ったり限度額適用認定証を受け取ったりしました。明日から入院となり、明後日は手術となります。やれる事はやりました。あとは強い気持ちを持って手術に臨むだけです。今回の手術は両方の股関節を人工関節にする手術となります。身体を酷使するスポーツ選手や空手家のなかには、そのような状態にになる人も出てくると思います。また現在そのような状態に悩まされている人もいるかも知れません。自分の体験もその方々の参考になればと思います。なので手術の経過などをブログやFacebookに載せて行こうと思います。自分の体験が少しでも誰かの役に立って頂ければと思います。この菅野日記にも手術の経過や自分の状態や自分の思いを書いて行きたいと思います。
手術前最後のウエイトトレーニングを行いました。45歳から再開して、途中何度も肩が悪くなったり、膝を手術したり、アキレス腱を切ったり、たくさんのアクシデントがありましたが、諦めずに一歩一歩と思い出来るトレーニングを続け前に進んで来ました。今回は少し長くトレーニングを中段する事になると思いますが、また治ったらトレーニングを再開しようと思っています。人生は闘いです。自分との闘いです。闘う相手はいつも自分の中にいます。弱い己が最大の己の敵です。だから弱い己に打ち克ち、何度倒れようとまた立ち上がって闘うだけです。そして常に今より一歩前へ進んで行きたいと思います。もう悔いが残らないぐらい頑張ってトレーニングしました。思い残す事はありません。
次男が日本地図のパズルをやっていて47都道府県の場所を完全に覚えたようです。妻が実家にあった日本地図のパズルをもらって来て、妻と次男で遊びでやっているうちに覚えたそうです。そんなに覚えは早くない次男がたったの数日で覚えたのですから、やはり楽しくやるという事はとても大切なようです。入口の垣根を低くし間口を広げるために楽しくやらせれば、もっと上手くなりたいと思う人は自ら進んで努力して行くのだと思います。次男は今は47都道府県を漢字で書く練習をしています。知識は邪魔にならないというぐらい、何かを覚えて損をする事は絶対に無いのでこれからも楽しく頑張って欲しいと思います。
昨日は、酔っ払った私は皆にうざがられながら仕方なく眠についたようです。今日は二日酔の目覚めとなりました。なので昼から大森道場へ行き、稽古をしてから、ジムへ移動してウエイトトレーニングを行いました。45歳でウエイトトレーニングを再開したのですが、本当にウエイトトレーニングをやっていて良かったと思いました。ウエイトトレーニングのおかげで身体は健康そのものです。今日は肩のトレーニングだったのですが、ダンベルショルダープレスをしながら、45歳の時は肩が悪くてマシーンで軽いトレーニングをしていた事を思い出しました。今は34キロのダンベルで10回、ショルダープレスが出来るほどに強くて大きい肩を手に入れました。この勢いで鍛えて行けば子供達に挑まれても簡単に弾き返せると思います。長男が二十歳になる時に私は長男とガチで組手をするつもりです。私に勝てば晴れて親を超えて成人です。そしたらいっぱしの一人の男として付き合って行きたいと思います。その時にはビールで乾杯です。
朝は大森道場で稽古をして、昼からジムでウエイトトレーニングを行いました。そのあと次男と2人で喜多方ラーメンを食べました。家に帰り、花火大会は中止になりましたが家族で夕食を取りました。私も手術前の最後の楽しみにビールを飲みました。とても楽しい時間でした。来週の今頃は手術も終わって病院でゆっくり寝ているのだろうと思います。どう頑張れば良いのか?は分かりませんが、希望を持って強い気持ちで手術室に入りたいと思います。どうやら面会は妻しか出来ないようです。でもそれで良いと思っています。子供達にも私の弱い姿は見せたくないです。でもやはり妻にだけは面会に来てもらおうと思います。本当はカッコ付けたいところだけど、カッコ付けてもいられないようです。
今日は病院で妻と一緒に手術と麻酔の説明を受け、手術の同意書にサインをしました。なかなか大変な手術なんだなと改めて実感しました。妻が医師に私が気が付かなかった事を質問していたのが嬉しかったです。手術のリスクや術後に考えられるリスクに付いて説明を受けました。どんなリスクを説明されようと私は、手術する気持は揺ぎませんでした。術後に最悪な状況になろうとそれは自分の運命だと受け入れるつもりです。もう50歳まで生きて良い事も悪い事もいっぱいありましたが、自分の人生に十分満足しています。自分の人生にはちゃんと起承転結があったと思っています。ここで自分の人生が終わるとしても悪くはないと思っています。また術後身体が今より動かなくなってしまったとしても出来る稽古はたくさんあるし、私には豊富な知識と経験があるので車椅子でも空手を教える事は出来ます。それを受け入れて強く生きて行きます。それを覚悟して手術する事に決めたのです。ここで手術をせずに自分の身体が満足に動かないまま、いたずらに時間を過ごして生きる事は自分の生きている時間を無駄にする事になります。そんな生き方は私らしくありません。そんな生き方は僕らしくない!そう私は思います。東京に出て来た頃のイケイケだった菅野秀行なら、そんな決断は絶対にしないと思います。私は手術が上手く行けば自分が元気に稽古が出来る可能性に賭けたいと思います。何故か分からないけど、私は絶対に今回の手術は上手く行くと確信しています。根拠はありませんが、私はこんな出来事には運が良いのです。今回、選んだ病院もたまたま行っただけですが、幸運にも私が望む手術が出来る医師でした。これも何かの縁だと思います。私はお金の運も無く、ラッキーな事も少ない人生ですが、人との出会いには恵まれています。50歳という節目にこの手術を受ける事になった事も私の運命だと思っています。だから恐れはありません。私は希望に満ち溢れています。未来がキラキラと輝いています。泣いても笑っても手術まであと7日です。毎日を一生懸命に生きてその日を待ちたいと思います。
休日ですが朝は7時に起きて次男を相撲道場に連れて行き、そのままジムで有酸素運動を1時間、少し道場で休憩して、柔軟体操、縄跳び、シャドー、型の稽古を1時間30分行い、そのあと1時間個人レッスンの指導をして家に帰りました。ゆっくりお風呂で筋肉をほぐし美味しいご飯を食べて、家族と楽しい話をしました。手術まであと8日です。悔いのないように毎日を過ごしたいと思います。
1週間の最後の稽古が終わり、長男と次男と3人で銭湯に行きました。私はサウナに入り長男も次男もそれぞれに好きなお風呂に入っていました。道場に行く途中にコンビニによって何かを食べたり飲んだりするのも楽しい時間です。自転車を漕ぎながら長男と次男ともいろんな話をします。子供の成長は本当に早いです。その時のままではいてくれません。いつかは今も思い出になってしまいます。だからその時、その時を大切に過ごしたいと思います。今日も妻の料理は最高に美味しかったです。家族で家で食べるご飯とその時間が私は1番好きです。みんなでガヤガヤと話しながら食べるご飯の時間は私にとってとてもとても大切な時間です。いつか長男と次男がこの家を出ていってしまったら、もぬけの殻のように寂しいんだろうな?と思います。でもその時は妻を独り占め出来るから、まあ良いか?とも思いますし、いつかは親離れして自分の家族を持っていっぱしの男になってもらわなくてはいけませんが、まあゆっくり親離れしてくれればと思います。
朝からジムへ行き有酸素運動を1時間やり、少し休憩してウエイトトレーニングを1時間30分やり、大森道場で個人レッスンを1時間指導して、家族で川崎に行きました。久しぶりに好きな物を食べてビールを飲みました。4ヶ月ぶりのビールはとても美味しかったです。やっぱり楽しい事もないと生きている意味がありません。結局人はこの生きている時間を楽しむためにこの世に生まれて来たのではないかと私は思っています。自分が本当にやりたい事をやって自分の人生を思いっきり楽しめば良いと思います。そしてその自分の本当にやりたい事をやるためには地獄のような努力を自分のためにやれば良いと思います。自分のために頑張れば地獄のような努力も充実して楽しい思い出になります。そして遊ぶ時は思いっきり遊べば良いと思います。私も今日は飲んで食べて笑って泣いて、家族と思いっきり楽しい時間を過ごしました。最後に焼そばまで食べました。朝起きたら90キロだった体重が94キロになっていました。
次男が妻に話していたのを何気なく聞いていたのですが、次男は妻に「俺、将来横綱になってママにいろんな物たくさん買ってあげるからね。」次男が将来横綱になるか?ならないか?は別にして、そんなふうに親の事を思ってくれている事が嬉しかったです。長男も少し前に「将来はギターリストになってママにいろんな物を買ってあげる。」と言っていました。頑張って家計をやりくりしている妻を見て子供達も何かを感じてくれているのだと思います。私は貧乏空手家なので妻には本当に苦労をかけています。そして私は妻より早くこの世から去ることになると思います。でも、その時は長男と次男が妻を助けてくれると信じています。「琥白、真白、弥生ちゃんの事は頼んだぞ!」
kanno
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