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大森道場に行く時にとおるグリーンベルトに桜が咲いていました。いよいよ卒業式のシーズンです。それが終わり少しすると入学式となります。時はどんどん進んで行きます。私が卒業式で1番印象に残っているのは中学校の卒業式です。みんなが違う道に進みバラバラになる瞬間な気がしました。とても名残惜しいのですが、時は待ってくれず、自分だけそこに立ち止まっている事は出来ません。どうせ時間に押し出されるのなら、自分の足で前に進もうと思いました。みんなと分かれるのが寂しくて、友達の家に泊まりに行きました。お互いのこれからを話したり、好きな人の話をしたり、いろいろな話をしました。あれからもう35年が経つなんてって感じです。これから卒業式、入学式を迎える人達には、その時間、その時間を大切にして欲しいと思います。
今日は個人レッスンを3回やって、有酸素運動を30分やって、銭湯で身体を1時間整えてから、家族と食事をし、そのあとカラオケをしました。なかなか充実した休日でした。
次男は私に学校での出来事や友達との出来事など、いろいろな話をたくさんしてくれます。その中でとても面白い話がありました。次男は自分の好きな子に「〜ちゃんの好きな人は誰?」と聞いたそうです。その子は「マシロ君には言えない」と答えたそうです。私は「それは〜ちゃんが真白じゃない子が好きだからかな?」と言うと、次男は「〜ちゃんが好きそうな人の名前を全部言ってみたけど、〜ちゃんはその人ではないと言っていたんだよ。だから多分それは好きな人が真白だから言いたくなかったんじゃないかな?」と言いました。私は「〜ちゃんの事を知らないから、なんとも言えないけど、それがそうなら、パパも同じような事が前にあったよ。それはまだ弥生ちゃんと結婚する前に、弥生ちゃんに好きな人いる?って聞いたら、弥生ちゃんは、いると答えたので、もう諦めようか?と少し思ったんだけど、頑張って告白したら、その好きな人はパパのことだったんだよ。だから真白の話も本当にそうかもね。」と話しました。事実は小説より面白い事が起こったりします。
次男に「この前、ケイドやってた時にさ」と話しかけられました。私は「ケイド」と言う物が何なのか?分からないので、ポカンとしていました。話が繋がらないことに次男はイライラしているので、私が「ケイドって何?」と言うと「ケイドも分からないの?!」と次男はさらにイライラし始め「もうイイよ!」と次男が怒り、そこで会話が終了してしまいました。後で長男に聞いたら計算ドリルの事だそうです。「計ド」ってそんなにポピュラーな言葉なんですかね。私はドリルと言う言葉すら理解出来ません。子供の頃に「〜ドリル」と聞いても何でドリルなのかなって思っていました。妻もその私と次男のやり取りを見てシラーっと冷たい感じで私を見ていました。「計ド」と言う言葉が分からないだけで、こんな感じになるなんて納得出来ないので、次男に「この前、ゼルデンやってた時さって言われて分かる?」と言いました。次男は分からないようなので「ゼルデンはゼルダの伝説だよ。ほらっそれでは分からないでしょ?」と私が言うと次男はさらに怒っていました。次男に「ゼルデンで分かるわけないでしょ!だいたい計ドで分からない人いないと思うよ。」と言われました。私達が子供の頃から計算ドリルは計ドって言っていたんですかね。もしそうだとしたら私ももう少しちゃんと勉強しておけば良かったなと思います。
股関節の状態はいよいよだなと言うぐらいに悪くなって来ました。約あと5ヶ月頑張って持たせたいと思います。でも身体が悪くなったからこそ感じれる事や気付ける事や身につく事もあるので、稽古は楽しいです。最近のパンチのみのスパーリングで感じた事は、足が動かないと積極的に自分のタイミングで自分のパンチを当てる事が難しく、足が動かないので相手が打って来たのをステップでかわせないぶん、どうしてもパンチをもらってしまいます。ですが相手と自分とのポジションや間合いを上手く取れば、相手のパンチにカウンターを取りやすくなり、相手のパンチもブロックしながらパンチを返したり出来ます。歳を取って足が軽やかに動かなくても上手くなれる部分はまだまだあるなと感じています。
最近、自分が試合をしていた頃を思い出します。自分の試合は勝った試合も負けた試合も全部好きです。勝った試合も負けた試合も戦って頂いた対戦相手には本当に感謝しています。私が空手の試合をテレビで見ていたら次男に「また試合してみたいと思う?」と聞かれました。もちろんしてみたいと答えました。試合場に上がって相手と向かい合って目があった時に自分の中から燃え上がってくるあの熱い感じや、試合に勝った時の嬉しさ、試合に負けた時の悔しさ、あの試合場でしか味わえない物でした。だから勝った試合も負けた試合も今は全部、私の宝物です。
読書を再開しました。今は「かがみの孤城」を読んでいます。この作品は映画も観たのですが、小説も良かったと聞き、読み始めました。小説の方がキャラクターの心の声や考えや思いが良く伝わって来るのでとても面白いです。この作品を読み終えたら次は吉田修一の「悪人」を読みます。急に話は変わりますが今日やっと確定申告を終わらせました。今年は結構ギリギリになってしまいました。無事に終わったから良いものの、アクシデントも考えて、もう少し余裕を持ってスタートさせなければと思いました。少しホッとしています。
肩の調子がとても良いです。現役を引退してからウエイトトレーニングを止めてしまい。ずっと痛かった肩の調子が、5年前からウエイトトレーニングを再開してから少しずつ改善して行き、今は肩の調子がとても良く、ベンチプレスの記録がどんどん伸びて来ています。今日はどのぐらい重いのが上がるか?試してみたら、なんと120キロまで行けました。120キロ上げたのなんて15年以上ぶりかもしれません。本当に嬉しいです。こうなったら怪我には気を付けながら、行ける所まで行って見ようかなと思います。
月曜日〜土曜日までを思いっきり頑張れたからこそ土曜日に飲めるビールが上手いのです。もう私も50歳だから、そんな事を楽しみに生きようと思います。何かを犠牲にしたり無理をしてまで手に入れたい物はもうありませんし、意地を張ったり見栄を張ったりする必要ももうありません。50年も自分で生きて来たのですから、自分と言う人間が何者なのか?は自分が1番良く理解しているつもりです。自分は自分以上ではなく自分以下でもない事もよく理解しています。だから残りの人生は等身大の自分で生きて行きたいと思います。好きな事を思いっきりやろうと思います。その好きな事を思いっきりやるために股関節を人工股関節にすると決めました。そして人との繋がりを大切にして行きたいと思います。親や兄弟、妻や子供達、道場生やご父兄様、友達、先生、先輩、後輩、もう肩肘張らずに衣を脱いで付き合って行きたいと思います。その人達と楽しい時間を過ごせるよう務めて行きたいと思います。
長男も次男も私に似てなかなかヤンチャです。特に長男はヤンチャなんて可愛い言葉では許されない事をする事もあります。これは私に似たのだと思います。妻は本当によくやってくれています。子育てに関して私は何も口出しをする事はありません。妻からの報告を聞いて、妻の決めた対処に協力するだけです。それは妻の判断はいつも正しいと思っているからです。たぶん妻でなくては長男を育てるのは難しいと思います。本当に良く頑張ってるなと感心してしまいます。妻は長男の学校の担任だけでなく校長先生や副校長先生ともよく連絡を取っているので、長男は先生方に本当によく指導して頂いています。先生方にも本当に本当に感謝しています。妻には本当に頭が上がりません。長男も妻の子供で本当に良かったと思います。
kanno
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