DiaryINDEX|過去の日記|未来の日記
私の結婚式の日の妻への願いは「お互いに100歳になるまで健康に生きて、一緒に笑っていてね。」でした。妻の結婚式の日の私への願いは「二人の思い出を一生忘れないでね。」でした。この歳になるとなかなか難しいお願いをお互いにしていたなと思います。お互いに100歳まで生きる事が出来るかも分かりませんし、私が認知症になって妻の事も自分の記憶もなくしてしまう日が来るかもしれません。でも私のこの心があるうちはそれを守って見せます。妻をガッカリさせる事はしません。それだけは誓いたいと思います。
「自分から極真空手を取ったら、何も残らない。」私はそう思っています。でも私はこの言葉をネガティブにはとらえていません。自分の中から、たった1つの物を取ったら、自分には何も残らないと言えるほど、自分の中で大きな物を1つ持っている事に誇りを持っています。そんな大きな物に出会えた事に本当に感謝しています。それを大切に生きて行きたいと思います。
私が何で強くなりたいと思ったか?何で今でも強くなりたいと思い続けているか?その答えは自分の事が大嫌いだったからです。何で大嫌いだったか?と言うとTVの中のヒーローと自分は真逆の所にいる、自分はヒーローが持っている物は1つも持っていなくて、正反対の物をたくさん持っていると思ったからです。弱い自分が大嫌いだったし、カッコ悪い自分が大嫌いでした。だからどんなに辛い思いをしようとどんなに怖い思いをしようとどんなに嫌な思いをしようと強くなりたいと思ったのだと思います。強くなれるのならどんな我慢でも出来たのだと思います。今の自分の事が大嫌いで、今の自分じゃない自分になりたいから頑張れたのだと思います。そして今でも強くなりたいと頑張れているのは、まだまだ自分に満足していないからです。もっともっと強くなりたいからです。今は結構自分の事が好きだけど、でももっと強くなって、もっとカッコ良くなって、もっと自分を好きになりたいです。自分がこの世から去る時に「自分に生まれて良かった!」と自分の命をもらって自分に生まれた事に感謝したいと思っています。それがこの世に命を頂いた事や先祖や両親に対しての孝行になるのではないかと思っています。だからどんな身体になろうとも強くなる事は諦めません。この世から消える瞬間まで強さを追い求めて生ききりたいと思っています。
私が家に帰ると長男がギターの練習をしていました。今度のLIVEで自分が紹介された時に弾くギターのイントロを練習していたそうです。動画を見て、それを自分でコピーして弾いていました。そんな事が出来るんだと驚いてしまいました。私も中学生の頃にギターを練習していました。自分では上手くないと思っていたのですが、昔の友達から「秀行はギター上手かったよね!」と何人かに言われました。確かに考えてみると完全な独学で何曲かスラスラ弾けてたのだから、結構上手かったのかもしれません。そんなに凄く努力したわけでもなく弾けたのだから結構才能もあったのかもしれません。でも長男がギターが上手いのは私に似たわけではないと思います。長男は私から見てもなかなか才能あると思います。ですせっかく生まれ持った才能なのだから自分の人生に大いに役立たせて欲しいと思います。
昨日はバレンタインデーでした。長男も次男もチョコレートをもらったそうです。次男は自分が好きな子にチョコレートをもらえて、とても喜んでいました。長男は昨日はチョコレートをもらえませんでした。今まではもらえていたので、ついにチョコレートをもらえなくなったと少し凹んでいました。私も長男に「学校での生活態度が悪いからチョコレートをもらえなかったんじゃないか?人に優しくしているか?人に好かれるような人間性を持っているか!」と話しました。そしたら今日、長男はチョコレートをもらえたそうです。これは妻から聴いた話なのですが、長男はチョコレートをもらった時にとても嬉しかったらしく、チョコレートをくれた子に「本当にありがとう!誰にもチョコレートもらえなかったんだ!本当に嬉しいよ!ホワイトデーには良い物をお返しするね!」と言ったそうです。前の日の私の言葉が良いフリになったのかもしれません。その子もチョコレートをあげてそんなリアクションをされたんだから嬉しかったろうと思います。自分の嬉しい気持ちを恥ずかしがらずにちゃんと伝えられた事はとても良い事だと思います。人から愛される人は、目に見えない力や目に見えない想いを、言葉や行動など、何らかの形にして相手にちゃんと自分の想いを伝えられる人です。長男は久しぶりに男前ポイント満点の行動をしてくれました。私もその話を聞いてとても嬉しかったです。ちなみに私が始めてチョコレートをもらったのは小学6年生の時でした。とても嬉しかったです。でも長男のように自分の嬉しいという想いを相手に伝える事が出来たか?は分かりません。たぶん出来なかっただろうと思います。長男はギターに続きまた私を超えて行きました。自分の想いを素直に人に言えるその素直な心をいつまでもなくさないで欲しいと思います。
50歳になった記念に何かを始めようと思っていたのですが、股関節を人工股関節にする手術をする事が50歳の記念になりそうです。これは絶対に忘れないと思います。何歳になったって「そう言えば50歳の時に人工股関節にしたんだよな〜。」と思い出すと思います。考えてみれば、昔は人生50年と言われたのですから、私の股関節は十分に働いてくれたと言って良いと思います。その事をしっかり感謝したいと思います。好きな事をやって自分の身体がボロボロになるほど頑張れる健康な心と身体に生んでくれた両親と私のところまで命と魂と遺伝子を繋げて頂いた先祖の皆様には本当に感謝しております。人工股関節にすると決めてからは足腰のトレーニングとパンチだけですが、スパーリングも始めました。手術をしたら少しの間は動けなくなるのでそれまではしっかり自分の心と身体を鍛えて行こうと思います。自分の身体がボロボロになって来るにしたがって、自分の命も残り少ない事を実感しています。身体が壊れて擦り減って行く事で自分の命も擦り減って行っている事を感じています。それと同時に自分の残りの生きている時間と言うものもしっかりと感じています。だからこそ股関節を人工股関節にする手術を決断しました。私は極真会館の技術委員をさせて頂いています。型の整備など自分の勉強次第で極真空手の未来が変わると勝手に信じて頑張っています。極真空手にここまでの人間に育てて頂いたのだから、これからの極真空手のために頑張りたいと思っています。私の命の全てを捧げるわけにはいかないけれど、私の命の半分を極真空手に捧げたいと思います。
今日は久しぶりにヤル気が起きませんでした。ここのところいろいろと考える事があり根を詰めていたので、少し休憩です。もう今日は思い切ってトレーニングも有酸素運動もサボりました。もう昼過ぎまでダラダラしていました。これで充電完了です。また明日から頑張ろうと思います。
次男の誕生日会をお台場のFRIDAYSで行いました。長男も次男もたくさん食べていました。サプライズケーキが来た時に次男がとても嬉しそうな顔をしていたので、その嬉しそうな顔を見る事が出来て私も幸せでした。長男とお台場を歩いている時に、私が「もっとお金持の家に生まれたかった?」と聞いたら、長男は「今で十分だよ」と言いました。私も大切な家族が幸せで、家族と美味しい物が食べれて、自分の好きな事が出来れば、それでもう何も望むものはありません。本当に今が1番幸せだと思っています。
茨城県水戸市の茨城県武道館で全関東大会が行われました。東京城南京浜支部からは5名の選手が出場しました。馮瞭は優勝、紫牟田芽生は準優勝、馮旭は3位、松井真生2回戦進出、林田斗夢は2回戦進出と言う結果でした。みんな本当に頑張りました。年が明けてこの時期に遠隔地の水戸まで子供達を試合に出場させるためにご協力頂いたご父兄様には心から感謝しています。芽生が遂にブレイクしました!最初は試合に出ても負けていましたが、ずっと頑張って試合に出続けていたから今回の結果を掴めたのだと思います。本当に良く頑張りました。真生は1回戦を勝って実力が付いている事をしっかり見せてくれました。斗夢は1回戦を勝ちました。空手を始めて半年足らずで関東大会で勝ったのは大快挙です。旭は3位でしたが必ずまた優勝する日が来ます。瞭はこの先しっかり稽古して行けば3年間は負け無しで行けるのではないかと思います。国際親善大会三連覇も夢ではないと思います。ここから東京城南京浜支部の大進撃の始まりです。その狼煙が上がった感触を感じました。現6年生を中心にここから6年間頑張れば全日本空手道選手権大会で優勝する選手が必ず生まれます。私も残りの空手人生を考えるとチャンピオンを育てる最後のチャンスかなと思っています。道場生の皆さん、私の夢に乗っかって見ませんか?一緒に夢を追いかけて見ませんか?1人でも多くの道場生を巻き込んで行きたいなと思っています。でも道場の基本方針は弱い人を強くする道場、強い人も弱い人も平等な道場、一生懸命に稽古する人が1重宝される道場、礼儀や挨拶を大切にする道場、強い人よりも良い人を育てる道場です。これは絶対に変えません。チャンピオンを育てるために私も8月の手術を乗り越えて、生徒達と稽古に励んで行きたいなと思います。
今日は次男の9回目の誕生日でした。次男が生まれて9年が経つなんて本当に本当にビックリです。時間に早いも遅いもないわけですが、こうして過ぎてから考えるととてもとても早く感じてしまいます。次男は空手も3歳から始めたので空手歴ももうすぐ6年です。今日は皆で誕生日ケーキを食べました。妻の自作のケーキでした。チェンソーマンのポチタが書いてありました。私はそのケーキを見た時に買ってきたケーキだと思いました。妻もケーキ屋で頑張って働いているので腕が上がっているようです。次男は今は53キロの健康優良児みたいな感じですが、生まれて4歳ぐらいまではいろいろ大変な事もありました。そのおかげで私も強くなりました。次男の存在が私を強くしてくれました。そして次男はいつも私を笑わせて心を和ませてくれます。次男の誕生日はいつも雪が降ります。今日も雪でした。名前が真白だからかもしれません。私は次男の名前が大好きです。名前を口にした音の響がとても好きです。次男の名前は妻がつけたのですが、本当に良い名前を考えてくれたと思っています。ちなみに長男は琥白で次男が真白なので字の読み方は違いますが、同じ白が入っています。同じ白でも自分の白と言う色を完成させて行って欲しいと思います。たくさん食べてたくさん動いて心も身体も大きな優しい人間になって欲しいと思います。次男はブルーベリーが好きなので妻はブルーベリーをいっぱい敷き詰めたケーキを作りました。ケーキを美味しそうに食べる次男の顔がとても可愛かったです。
kanno
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