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この前、鳥貴族で次男が釜飯を食べているのを見て、思い出した事があります。私は内弟子時代、最初の給料は3万円でした。その後5万円になり、最終的に7万円でした。なので23歳から27歳までそのお金で1ヶ月を過ごしていました。しかも給料が7万円の時は自分でアパートを借りていたので自動的に3万円が家賃で引かれてしまいます。風呂なしトイレ共同の3畳半の刑務所のように廊下の両側に5部屋ずつあるボロボロのアパートでした。この話をすると妻はそれは貧乏だけではなくお金の使い方も悪かったんじゃないと笑いますが、私は給料日には後輩にカッコつけて飲みに連れて行き、そこで2万円は使っていました。さてもう2万円しかありません、その2万円を30日で割ったら、1日に使えるお金は約666円です。ハッキリ言って無理です。なのでだいたい20日ぐらいで使い果たしてしまいます。残りの日は地獄です。その地獄を味わっても給料日には、また後輩を飲みに連れて行きます。本当に馬鹿です。ではそのお金がない時にどう過ごしたか?というと先輩にご馳走して頂いたり、いろいろです。凄く覚えているのは、私の母が即席で作れる釜飯を大量に送ってくれた時期がありました。固形燃料で火を付けて小さい鍋で1人分の釜飯を作れる物でした。お金が無くなるとその釜飯をよく食べていました。母親の有難みや食べる事が出来る有難みを感じ涙が出た事もありました。人間は弱っている時の方が優しさや有難みが身に沁みます。だから釜飯は私にとっては涙の釜飯です。あの時に食べた釜飯の味は最高に旨かったです。鳥貴族の釜飯ほど豪華じゃないけど、私には忘れられない最高の味です。
妻と結婚して14年になりました。妻と付き合ってから3ヶ月後に妻は東京へ来ました。妻はそれまで務めていた会社を退職し、家族や友達と別れ、自分の住みやすい街を離れて、僕の所に来てくれました。そして僕の身体の事やこれから作る子供の事を考えそれまで吸っていたタバコも止めてくれました。1年一緒に住んでその1年後の同じ日に入籍をしました。本当は妻をもっともっと幸せにしてあげる予定でしたが、苦労ばかりかけてしまっています。申し訳なく思っています。必ず幸せにするので待っていて欲しいと思います。そして最終的には僕と結婚して良かったと言わせてみせます。妻と出合ってから18年で付き合ってから15年で結婚してから14年になるけど、妻を好きだと思う気持ちは出会った頃より付き合った頃より結婚した頃より増えています。僕の希望はたまには二人で飲みに行って、グデングデンになるまで酔っ払って、昔みたいに大声で一緒に笑いたいなと思っています。
私は人生で4回手術をしています。3回は右膝の手術、1回は右アキレス腱の手術です。次は左右両方の股関節の手術になりそうですが、そうなると手術歴6回となります。人生で6回も手術する事になるなんて、私もなかなか業が深いようです。これからは自分の身体を少し大切に労ってあげたいと思います。子供達のためにも60歳まで健康でいなければならないので頑張りたいと思います。
次男は本当に可愛い所があります。私がけっこう強く叱った日も「パパ、おやすみ!」と笑顔で言ってくれます。次男は菅野家のムードメーカーです。いつも家族に笑顔をくれます。次男はいつも明るくて、面白い事をして皆を笑わせてくれます。私も次男の笑顔に何度救われたか分かりません。これからも面白い事をして人をたくさん笑わせて欲しいと思います。
最近の私の悩みは読みたい本が見つからない事です。常にインプットしていかなければならないと思っているのですが、何故か最近、読みたい本が見つからないです。ハウツー的な本や、自己啓発的な本や、〜すればこうなる的な本は、はっきり言って興味が湧きません。その辺の所を知りたければyoutubeを見たり、Googleで調べれば良いので本を読みまでの事はありません。本を読む事はインプットと書きましたが、本を読んで知識を得ようとか、賢くなろうとは思っていません。今さら知識をひけらかしたり、賢くなって誰かに認められるために本を読む気持ちにはなれません。では何で本を読むのかと言えば、それは生きる力を獲たい、魂に力を注ぎたい、感動を得たい、自分の心を豊かにしたい、情熱という火に薪を与えたいからです。最近は映画や音楽や漫画やアニメからはそれを得ているのですが、本は少し前に読みたい本を全て読み漁ってしまったため、なかなか見つかりません。ちなみに私が好きな作家は遠藤周作、司馬遼太郎、村上春樹、スティーヴン・キング、湊かなえ、中村文則です。お勧めの本がありましたら情報提供をお願い致します。
自分が思い描いた事は実現すると私は思っています。私も自分が思い描いた事を実現させた事があります。それを書いて見ようと思います。先ずは東京体育館の舞台で一本勝ちする事です。初めて東京体育館で全世界空手道選手権大会を見た時に、この東京体育館と言う大きな舞台で一本勝ちしたら気持が良いだろうなと思いました。これは第32回全日本空手道選手権大会の1回戦で左上段廻し蹴りで合わせ一本勝ちをして実現させました。次は第24回全日本空手道選手権大会を観戦した時に前年度の世界大会の代表選手を破って勝ち上がって行く数見先輩を観た時に、これをやって見たいと思いました。これは第32回全日本空手道選手権大会の3回戦で前年度の第7回全世界空手道選手権大会ベスト16だった住谷統選手を破り実現させました。次は自分より大きな相手に延長延長で粘って勝つ事です。これは第6回全世界空手道選手権大会でグラウベ・フェイトーザ選手やフランシスコ・フィリョ選手に延長で粘り勝つ数見先輩を観て自分もやって見たいと思いました。これは千葉大会の準決勝の野地竜太選手に延長延長で粘り勝ち実現させました。最後は決勝戦で一本勝ちしたいです。これも千葉大会の決勝戦の村椿英幸選手との試合で実現させました。自分が思い描いた事って後で考えるとだいたい実現させています。夢を叶えたいなら思い描く事が大切だと思います。
遂に50歳までのカウントダウンが始まりました。あと10日で私も50歳となります。ワタシの心は10代のままなのに私の肉体は50歳になるようです。身体が年老いて行く事はどうやら時間に抗えないようです。でも私の心と魂は10代のままです。それはこの世にいる間、変わらないと思っています。でも身体も自分では50歳よりは若いと思っています。悪い所を治してしまえば私の身体は30代の人にだって負けていないはずです。私が50歳になると次は次男が10歳になり、その次は妻が40歳になります。本当に信じられないです。妻と私が初めて会った時は妻は21歳でした。いつも笑っていて、はっちゃけていて、可愛かったです。今は2児の母となり大変な毎日だろうと思います。でもたまに酔っ払うと20代の頃の姿を見せたりします。だから私は妻の酔っ払った姿がとても好きです。あの頃のままではいられないかもしれないけど、やっぱり心はあの頃のままでいて欲しいと思います。だって私はあの頃の妻を好きになったのですがら。私も妻と出会った31歳の頃の自分をなくさないでいたいと思います。
私は子供のやりたい事にあまり口を出したりはしません。それが学校で禁止されている事なら絶対にやらせませんが、それ以外はよほどの事でない限り無理やりやらせないと言う事はしないようにしています。長男は少し前に金髪にしてLIVEに出たいと言いました。それは校則に違反しているからダメと言いました。最近は自転車にアヒルの人形を付けたり改造したりしています。それは私は止めませんでした。自分のやりたいようにやって、その事から起こる事を自分で経験して行けば良いと思っています。私もやりたいようにやって生きて来ました。でも今は若い頃に真面目だった人より真面目な人生を生きていると思っています。社会の皆様には本当に迷惑をかけ、周りの大人の人達にはあたたかい目で見守って頂き、たくさんの方々に手を貸して頂き、こうなる事が出来たと本当に感謝しています。だからこそ今度は私が子供達をそのあたたかい目で見守り手を貸してあげる側に立ちたいと活動しています。そしてその子達にカッコ悪いと思われる事はしてはいけないと生きています。長男もたくさんの方々にご迷惑をおかけしてたくさんの方々に見守って頂きたくさんの方々に手を貸して頂くのだと思います。だから親がその道にある物を退けてあげるのではなく、自分でその道を進んで困難に対処していろんな事を学んで行って欲しいと思っています。ただ私は長男に「君の行く道はおそらく険しい物になるよ。」と老婆心ながら話しました。でもこれからその道を行く人間に危険だよと行っても無駄な事も分かっています。若い人には「迷わず行けよ!行けば分かるさ!」しか言う言葉はありませんね。
私は食べる事にはお金を厭わないようにしています。と言っても自分で高級なレストランやお店に行く事はありません。高いお店と安いお店があったら迷わず安いお店を選びます。食べた物は体の中に入ってしまえば同じ栄養となるだけです。でも子供達はやはり好きな物はたくさん食べるので出来るだけ好きな物をたくさん食べさせてあげたいと思います。お菓子やアイスやそんな物はもちろん別です。この前、次男が鳥貴族で焼き鳥と釜飯を食べたいと言いました。お店に行くといっぱいだったので諦めようかと思いましたが、次男はどうしてもそれが食べたいと言いました。じゃあ安安で焼肉を少しだけつまんで、お店から電話がかかって来たら鳥貴族に行って本作的に食べようと言う事にしました。次男は喜んでたくさん食べていました。今はたくさん食べてたくさん動いて自分の持っているポテンシャルいっぱいに身体を成長させてあげたいと思います。余談ですが私はほんの贅沢はしません。賭け事もやらない、タバコも吸わない、家族と以外は外で飲む事もほぼありませんし、お酒も週末しか飲みませんし、何か自分の趣味にお金をかける事もしません。でも何で食べる事にお金を厭わないのかと言うとそれは父の教えです。父は私によく「無駄遣いはするな。賭け事をしたり、何かを無駄に買う事は無駄遣いだ。でも食べる事は無駄遣いじゃない、食べた物は全部栄養になって自分の身体になるんだから。」と言っていました。その時、私は本当だなと思いました。私の父も私に好きな物をたくさん食べさせてくれました。そして私がたくさん食べると父はとても機嫌が良かったです。そして「今は俺がお前に美味しい物を食べさせてあげるから、大人になったら自分で美味しい物を食べれるようになれ。」と言われました。だからなのかもしれませんが、私も子供達がたくさん食べているのを見ると安心してとても幸せな気持になります。
1月27日に左の股関節のMRIを撮り、30日にMRIの写真を見ながら、主治医の先生の診察を受けて、また後日に右の股関節のMRIを取り、また後日に主治医の先生の診察を受けて、最終的にどのようにするか?を決める事となります。今現在、開脚が出来ないのと蹴り技が出来ないのと型を全力では出来ないのと思い切り足を開くような立ち方が出来ないなど、いろいろ出来ない事はありますが、出来る事もたくさんあります。出来ない事が分かったぶん、出来る事も再確認し今まで取り組んでいなかった出来る事にも取り組んで見ようと思います。はっきり言って少し発想を変えれば出来る事だらけです。出来ない事が増えた事で出来る事も増えています。これは自分でも驚きです。やろうとする意欲があれば、どんな状況でもどんな状態でもやれる事をたくさん見つける事が出来ます。だから大切な事はその人のヤル気とその物事に取り組む姿勢なのだと思います。求めれば必ず道は拓けます。それを強く感じました。身体が悪くなるたびに私は新しい事に気付き人間的にも強くなって向上しています。身体が不自由になって制限があって見えてくる物もたくさんあります。人生死ぬまで修行です。
kanno
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