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自分でも自分の身体の変化には気がついていましたが、2022国際親善大会と第54回全日本空手道選手権大会でお会いした支部長に「現役時代みたいな身体になったね!」とか「凄い身体だね!」と言っていただけると自分の身体の変化に改めて気付くことが出来ます。45歳から本格的にトレーニングを再開したので約5年ですが、頑張って来て良かったなと本当に思います。
東京体育館第一会議室で全国支部長会議がありました。各委員会から1年の活動報告が発表されたり、1年間の活動の反省点や改善点に対する意見を出し合ったりととても有意義な会議となりました。今現在、空手界は、極真を勝手に名乗る団体や、小さな団体が無秩序にくっついたり離れたりして競技会を開いたりしていたりします。武道を名乗っている人達が礼儀も規律も守れずに所属している団体に不義理をして、自分の利益のために自分の都合の良い団体にくっついたり離れたりしている道場がたくさんあります。それこそどこの誰に空手を習ってどんな団体のどんな規模の大会で実績を作ったのかも分からない人達が道場を作り大きな競技団体に加盟しその名前で道場を宣伝していたりします。大山倍達総裁が創設された団体は国際空手道連盟極真会館です。大山倍達総裁が後継者に選んだのは松井章奎館長です。私はその団体で道場を出していると言う誇りと自負を持っています。そして国際空手道連盟極真会館は100年後にも必ず誰かが引き継いで今の規模を維持して活動していると思います。本物は必ず残ります。利益だけを追求したり、流行を追いかけているような団体は一時は輝いているように見えても20年後には消滅していると思います。そうなれば残念ですが、そこで活躍した選手の名前も団体と共に忘れられてしまいます。その団体が残っていればこそ、そこで活躍した選手の名前もじっせきも残って行きます。国際空手道連盟極真会館はこれからも必ず発展して行くと確信しています。そうなるように私も命を賭けて活動して行きます。
第54回全日本空手道選手権大会が終わりました。数年ぶりの有観客の東京体育館でした。やっぱり極真会館の全日本空手道選手権大会は東京体育館が良いですね。私も31年前からほぼ毎年来ている場所なので、正しく聖地です。とても素晴らしい戦いがたくさんあり素晴らしい大会でした。私は今回も第一試合の主審でした。選手も命を賭けて頑張っているのだから私も良いジャッジをしよう、大会を良くしようと思いとても緊張しました。第一試合の主審が1番緊張します。私は1回戦5試合、4回戦8試合を主審しました。4回戦8試合は1番多く審判をするので試合場の上に40分以上いました。それと今回は初めて決勝戦の副審に入りました。男子女子の決勝戦を特等席で観れたので、これは審判の特権だと思いました。そして私の道場生にもあの試合場に立たせてあげたいと心から思いました。今回の全日本空手道選手権大会では行われませんでしたが2日目の決勝日に残ったベスト32の選手は開会式で1人ずつ試合場の真中で選手紹介をされます。私は人生でその場所に2回立ちました。1度目は私が27歳の2000年に行われた第32回全日本空手道選手権大会でした。私は試合場の真中に立った時に、自分が18歳の時に第5回全世界空手道選手権大会を観た2階観客席が目に這入りました。あの時はあの場所からいつかこの場所に立ちたいとこの場所を見ていた、でも今自分はその場所に立つ事が出来たんだと思いとても感動しました。2回目は私が33歳の2006年に行われた第38回全日本空手道選手権大会でした。その時はもう次の年の世界大会での引退を決めていたので、この場所からこの景色を見るのは人生最後かもしれないから、一生消えないように目に焼き付けよう!でも頑張って来年の世界大会でこの場所からこの景色を見るぞ、と思いました。ですが、その10年後の私が43歳の2016年に行われた第48回全日本空手道選手権大会で第一試合の主審をし、試合場の真中に立ち、またこの景色を見る事が出来たと思いました。私の人生は極真空手と共にあったと言って良いと思います。私の感動は極真空手と共にあったと言って良いと思います。
2022国際親善大会でした。東京城南京浜支部からは馮旭、今野頼、松井真生、紫牟田芽生、馮瞭、小枝怜生、菅野陽生、小枝蕗生、今野讓、菅駿斗、三尾理音、大野陽丘の12名が出場しました。馮瞭が準優勝、馮瞭、小枝怜生、三尾理音がベストエイトであと一息でした。みんな良く頑張りました。この経験を絶対に無駄にしないで次に繋げて頑張って欲しいと思います。第10コートのスタッフとして働いてくれた、松村俊輔、長恵里花、岸之上侑正の3人には本当に感謝しています。
朝のトレーニングをしてから東京体育館で行われた国際親善大会と全日本空手道選手権大会の審判講習会に参加しましました。自分の提案した事が認められたのでとても充実した審判講習会でした。私は審判講習会や全国支部長会議で自分の意見や提案をしない事はあまりありません。組織の事を考えて真剣に活動していれば、気が付く事はたくさんありますし、組織をもっと良くしたいと真剣に思って活動していれば、提案したい事もたくさんあるはずです。私は私を育ててくれたこの極真会館という組織を愛しています。この組織のために命をかけたいと思っています。これからも組織を良くする提案をどんどんしていきたいと思います。
自分の身体を鍛える事で自分の心や魂を鍛えています。人間の心と身体と魂はとても密接に繋がっています。自分の身体を通して自分の心を知る事が出来ます。魂は自分の中にある命の原動力のような物だと私は思っています。私は魂を鍛える事も出来ると思っています。魂の爆発が人間の生きる力を作り出します。魂の火を燃やす事が大切です。その魂の火に薪やガソリンを加える事が大切です。その魂を燃やす火の薪やガソリンの役をする物は、感動だと私は思っています。だから私は常に自分に感動を与えるようにしています。映画を観る、本を読む、漫画を読む、アニメを見る、音楽を聴く、人とお酒を飲んで楽しむ、子供達の試合や発表会を見る、それは全て私に感動を与え、私の魂の火を燃やしてくれます。そして感動を情熱に変え、その力で身体を動かし心を鍛えて、そして魂をさらに強くします。死ぬまで自分を鍛えて行く事でこの魂と命と身体と心を使い切りたいと思っています。
最近、はまっている物を書きます。「チェンソーマン」「チ。」「BLEACH」「ハンター✕ハンター」「シコふんじゃった」「呪術廻戦」「ワンピース」1週間の楽しみがたくさんあるのでとても充実した1週間を過ごせています。子供達はワンピースのゲームとワンピースにハマっているようです。朝早起きしてワンピースのゲームをやっています。朝早起きして勉強したり、ランニングや補強をやってくれたら嬉しいのですが、それは強制する事ではないので、いつかヤル気が出るのを待ちたいと思います。
11月も今日で半分が終わります。大鷲神社に参拝し道場の神棚の榊、米、塩、酒、水を変えて礼をして、大山倍達座右の銘11箇条を唱和して、道場のトイレを掃除してから朝の稽古に入りました。今日のトレーニングは腕でした。今日から新しいメニューでトレーニングをしました。とても新鮮な刺激があり、腕がパンパンになりました。今日も頑張って稽古できました。生きてるなって感覚をしっかりと感じることが出来ました。
ついに「チ。」と言う漫画を読んでいます。ついにと言うのはこの作品は前から凄く気になっていて読みたいと思っていたのですが、読む本が溜まっていて、やっとこの作品を読む事が出来た感じです。第1集を読み終えて、とても感動してしまいました。とても感動した言葉を紹介したいと思います。「フルベルトさんは死んで消えた。でもあの人のくれた感動は今も消えない。多分感動は寿命の長さより大切なものだと思う。ーだからこの場は、僕の命にかえてでも、この感動を生き残らす。」 自分が本当に素晴らしいと思った物を、自分が本当に信じた物を、自分が本当に感動した物を次の人達に繋いで、次の世の中に残して行く事が出来る、人間という生き物に私は感動しています。そんな事になら自分の命をかける事が出来ると思います。
隆の湯と言う銭湯のサウナが凄いです。00分、20分、40分にミュージックロウリュと言うのがあって、音楽が流れるとともに罰ゲームのような熱さになります。私は初めて入った時はそんなに熱くなるとは知らなかったので、タオルを頭に巻いたりなどしていなかったので耳が真っ赤になり火傷のような感じになってしまいました。今回はしっかり頭にタオルを巻いて入りました。そしてミュージックロウリュの時間になりました。流れて来た音楽は久保田利伸之「 LA・LA・LA LOVE SONG」でした。私の前に座っていたお兄さんは凄くノリノリで「まわれまわれメリーゴーランド〜」と音楽に合わせて身体を揺すっていました。私はこれから来る熱さに備えてタオルで耳まで隠し、手を太腿の下に隠し身を丸めるようにしていました。なのでそのお兄さんを見て「おースゲー余裕だなー!熱さに強いのかなー!」と思って見ていました。「wanna make love wanna make love song Hey baby」のあたりまで順調にノリノリでした。ですが、「どしゃ降りの雨を待っで街にくりだそう」の所で動きが止まって着ました。「あーやっぱりかー?」と少し思って見ていたら、「まっぴらと横向いて、本音はうらはら」のあたりで完全に様子がおかしくなりはじめました。「うわーしんどそうだなー!」と思っていたら、「めぐりあえた奇跡が」の所でお兄さんには逃げるようにサウナから出て言ってしまいました。私は「やっぱり知らなかったのかー」と思い、そのお兄さんには申し訳ないのですが、最初のノリノリだっのを思いだし少し笑ってしまいました。私も初めて入った時はその熱さにびっくりしてしまいました。でも熱くて出たと思われたらカッコ悪いと思い音楽が終わるまで熱さに耐えるために身を小さくして歯を食いしばって頑張って耐え、音楽が終わるとすぐに水風呂に入りました。本当に火傷するような熱さでした。私も初めての時はその熱さが分からなかったので、音楽を気持よく聴いていました。その時の自分を思い出し、そのお兄さんを見て少し可笑しくなってしまいました。自分ってちょっと意地悪だなって思いました。でも今、そのお兄さんのノリノリの姿からサウナから逃げるように出ていく姿を思い出しても、申し訳ないのですが、少しクスッと笑ってしまいます。
kanno
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