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2022年07月17日(日) 2022年夏季通い強化合宿初日

本日は私が運営する国際空手道連盟極真会館東京城南京浜支部の2022年夏季通い強化合宿初日でした。初めて合宿に参加する人や初心者の人もたくさん参加して、昨年までの参加者とは顔ぶれもだいぶ変わって来ました。上級者から初心者までのみんなが充実した稽古が出来るよう頑張ってメニューを作りました。初日1回目の稽古は、ストレッチを1時間以上かけていろんな種類のストレッチを行い、腹式呼吸、逆腹式呼吸、火の呼吸、息吹で呼吸法を稽古し、呼吸法で全身の筋肉を締めて爆発力を起こし技を強くする稽古を型や基本稽古で行いました。2回目の稽古はステップワークやパンチの稽古を行いました。パンチのフォームを稽古し、ストレート、フック、アッパーを的確にミットに打ち込み、ストレート、フック、アッパーを組み合わせたいろんな種類のコンビネーションを稽古し、最後に動きながらミットを打つ稽古をしました。私もいつもの稽古以上に真剣に一生懸命に燃えて教えたので、自然と言葉も厳しくなったりしてしまいましたが、みんなそれに応えて上達してくれました。みんな大変だったと思います。道場生の皆さん、大変ですがまた明日も頑張りましょう。


2022年07月16日(土) 財産

ある極真会館の師範からメッセージが来ました。その師範は私が極真空手を始めた時には、雑誌やTVやビデオに出ていて全日本チャンピオンになった師範でした。もちろん私はその師範のファンでした。その師範から「復帰に向けて頑張っている事は素晴らしいと思います。でもちょっと飛ばし過ぎではないか?と心配しています」とメッセージを頂きました。私が「ありがとうございます。師範に気にかけて頂きとても嬉しいです。気を付けたいと思います。押忍」とメッセージを返すと師範から「仲間だからな」とメッセージが来ました。ちょっと感動して涙が出そうになりました。本当に極真空手やって良かった!と思いました。自分が憧れていた人に「仲間」だと言って頂ける日が来たのも極真空手をやったからです。もし極真空手をやらなければ一生テレビの中で見た人で終わっていたか、ファンで終わっていただろうし、中途半端なところで辞めていたら、チャンピオンと一道場生の関係で終わっていたのだと思います。本当に頑張って良かったと思います。お金や利益の繋がりは簡単に作ることが出来ます。でも本当の仲間はその道で真剣に一生懸命に生きた人にしか出来ません。やはり何事も一つの事に打ち込んで頑張るべきだと思います。ただ要領良く立ち回ったりしてはいけないと思います。人は意外に人を良く見ているものです。そして気付いていても本人にはそれを言わないものです。だから要領良く立ち回ったりしていると、それだけの仲間しか出来ません。本当の仲間にはなれません。誠実に愚直に真剣に一生懸命頑張るべきだと思います。そこから得る財産はお金では買えない物です。人生は頑張れば良い事がたくさん生まれます。道場生の皆さんも極真空手を頑張って一生続けて見ませんか?そして本当の財産を見つけてみませんか?最後に私の好きな言葉でこの言葉を信じて頑張って来た言葉を書いておきます。「練習は不可能を可能にする」


2022年07月15日(金) 右足に装具を装着する

アキレス腱を断裂して1ヶ月と2日、ついに右足に装具を装着して歩行が可能になりました。とは言っても松葉杖歩行ですし、自由に動ける訳ではありません。自分が思っていたよりは全然上手く歩けません。まあこんな感じだろうと予測はしていましたし、今この状態でもっと速く歩けと言われても、とても怖くて歩けません。そしてここから1ヶ月がとても大切だそうです。松葉杖を持たずに歩行して右足に極度に加重したり、お風呂に入ったりした時に滑って右足に体重をかけたり、朝起きて装具を装着せずに立ってしまい右足に体重を乗せてしまったりして、アキレス腱を再断裂する人がたくさん入るそうです。横着と油断は絶対にしてはいけない時期です。正直この1ヶ月間、妻にはとても大変な思いをさせてきました。お金の事や私の介護や送り迎え、本当に大変だったと思います。再断裂して、また始めからやり直しなんて絶対に出来ません。ここからさらに慎重に頑張らなくてはいけないと思います。


2022年07月14日(木) 小説より奇なり

私は妻と初めて会った時の事を鮮明に覚ています。何故かと言うと初めて会った時にエレベーターで2人になったからです。私が31歳、妻は21歳でした。初めて会って数十秒で至近距離で2人きりですから、とてつもなく気まずい雰囲気でした。その後話しをすると、ものすごくジェネレーションギャップを感じました。その頃、妻と同じぐらいの年齢の道場生もいたので別に年齢が10歳離れているからと言うギャップだけではなく、お互いの生きて来た道程に、それ以上のギャップを感じました。そして妻は今までに私が出会って来た人の中にはいないような感じの人でしたし、若さと言うパワフルさとバイタリティの強い人に見えましたし、私の事は絶対に好きにならないような人に見えました。まさかその人と結婚する事になんて、その時は夢にも思ってもいませんでした。妻と出会って結婚するまで私の人生は正しく映画やTVドラマのように輝いていました。人生とは本当に分らないものです。人生には時に映画やTVドラマやアニメより驚くような事が起こります。だから人生は面白いです。良くも悪くもドラマがあったほうが人生は面白いと思います。だからアキレス腱断裂も私の人生を面白くする人生のスパイスのような物です。ただそれをハッピーエンドにするか?しないか?は自分次第です。自分の選択や決断や行動で人生は大きく大きく変わって行きます。自分で考えて選択し、勇気を出して決断し、努力をして行動していく事がとても大切です。苦しい時は歯を食いしばって、悲しい時は涙をのんで、踏ん張って行けば必ずその後に素晴らしい事が待っています。だから私は苦しい事が起きた時も悲しい事が起きた時もい今が踏ん張り時だ!これを乗り越えれば、いつか今がドラマになって良い思い出になる、そう信じて頑張るようにしています。


2022年07月13日(水) アキレス腱断裂から1ヶ月

アキレス腱断裂から1ヶ月が経ちました。この1ヶ月間ポジティブに頑張って来ましたが、正直なところとても不安な毎日でした。特に夜寝る時に不安になってしまい、アキレス腱断裂からどのくらいの時期でどのぐらい回復するのか?やリハビリの方法やアキレス腱断裂から競技に復帰した方の情報をタブレットで調べて見ていました。情報を見ると、年齢から考えて元の状態に戻るのはなかなか難しく、時間もかなりかかるようです。そして無理をすれば断裂したアキレス腱の再断裂のおそれ、またアキレス腱を断裂した足をかばうため逆の足のアキレス腱断裂の可能性も高いそうです。と言う感じで自分にとって都合の良い明るい情報はなかなかありませんでした。それを見てポジティブバカの私もさすがに不安な毎日を過ごしていました。でも私の今までの人生を考えれば、もっと大きな怪我を経験した事もありますし、肉体的な事ではないけれど、もっと大きな挫折も経験して来ましたし、もっともっと大きな不安を抱えた経験もあります。そしてそれを乗り越えて今の私があります。だから私は自分を信じています。この災難を必ず乗り越えて、さらに強い人間に必ずなると信じています。なにはともあれアキレス腱断裂から1ヶ月が経ちました。マシーンなどで座って行うウエイトトレーニングはかなり出来るようになりました。昨日からは足のトレーニングも行えるようになりました。型を忘れないように本を読んだり頭の中で型を行ったりもしています。上半身の基本稽古は毎日行っています。お風呂の中でアキレス腱を断裂した右足の足首や指などを動かすようにしています。明後日からアキレス腱を保護して歩行出来る装具を装着します。もっともっと出来る事も増えて来ると思います。もう少し歩けるようになったらプールに泳ぎに行きたいと思っています。今年の終わりにはもう普通に歩けるようになっているはずです。来年の私の誕生日にはランニングも出来るようになっていると思います。たぶん私は、こうしてこの日記を書いてることで自分と対話しているのだと思います。こうしてこの日記を書いていることで自分を励ましているのだと思います。こうしてこの日記を書いてることで弱い自分と戦っているのだと思います。でももう私はやると決めたのだから必ずやります。試合に出ることを目指して行けば、元の自分に戻ることなんて通過点となるはずです。決めたことは人がどうだろうがやる、決めたことは人に何を言われようがやる、決めたことは不可能なことだろうがやる、それが菅野秀行と言う人間の自分らしさだと私は思っています。前橋初段が余命を宣告された時に、前橋初段から「先生なら残っている最後の時間をどう過ごしますか?」と質問されました。私は「私なら残っている最後の時間を最後だからこそ、自分らしく過ごしたい」と渾身で答えました。それが私の中から渾身で出てきた言葉でした。だから私もどんな困難があっても最後まで自分らしく生きていかなければいけない責任があります。それは自分のためにそうしたいのです。自分のために頑張るのだけれど、私の頑張っている姿を家族もきっと見ていてくれると思います。私の頑張っている姿を道場生もきっと見ていてくれると思います。


2022年07月12日(火) たくさんのありがとう

今日から下半身のトレーニングを始めました。トレーニングの内容は、先ずは火の呼吸と言う呼吸法で頭や体を覚醒させ、ストレッチで良く身体を解し、レッグエクステンションとレッグカールとヒップアブダクションとヒップアダクションをマシーンで行い、腹筋と背筋と首筋を補強で行いました。トレーニングがとても楽しく感じます。やはり怪我をしたことで私の心の有り様が変わったから感じ方が変わったのだと思います。昨日とても嬉しい事が2つありました。一つは閉まりかけたエレベーターのドアを、私がエレベーターに乗ろうとしているのに気づいてくれた方が、わざわざドアを開けて待っていてくれました。私が「ありがとうございます」と言うとその方は「暑いなか大変ですね」と私を励ましてくれました。もう一つは私が電車の改札を出る時に、財布をポケットから出してスイカをタッチしようとした時に、ポケットから1円が落ちました。私は1円を拾うのが億劫なぐらい疲れていましたし、松葉杖歩行なので地面に落ちている1円を拾うのはとても大変です。私は1円を拾わずに改札を通り抜けました。そしたらそれに気づいた方が、私に1円を拾って渡してくれました。とても嬉しかったし、いくら疲れているからと言ってお金を粗末にし拾わなかった事を後悔しました。本当にありがとうございますの毎日です。怪我をしたことで今まで見えなかった物がたくさん見えるようになりましたし、今まで見えていた物も見え方が変わりました。たくさんのありがとうと思う出来事に囲まれて毎日を過ごさせて頂いています。頂いたありがとうを誰かに渡さなくてはいけないと思います。


2022年07月11日(月) 自分の生きている場所を

昨日は松葉杖歩行で出掛けるのもなかなかな大変なのですが、参議院選挙の投票にはしっかりと行きました。日本と言う国に国籍を持ち、勤労、納税、教育と言う義務を果たしているなら、生存権、教育を受ける権利、参政権と言う権利も行使するべきだと思います。義務は放棄することは出来ませんが、権利は放棄することが出来ます。でも義務を放棄出来ないのだから、権利はなお放棄するべきではないと思います。この国で国籍を持ち成人すれば老若男女が能力や社会的地位や貴賤上下の別なく平等な一票という権利を行使出来るのが参政権です。そして一票を投じることで、自分の意見を主張することが出来ます。だからこそその権利を絶対に放棄するべきでは無いと私は思います。それは政治や社会情勢を勉強している、勉強していない、賢い、賢くない、この国の未来を本気で考えている、考えていない、などは関係ないと私は思っています。だってそれをひっくるめてこの国で義務を果たしている人が、それと同時に行使する事が出来るのが参政権と言う権利なのですから、自分の一票でこの国がどうなるものではないのかもしれません。でも日本国民のみんなが一票を動じなければ、本当の意味での、この国の国民の民意が見えて来ることもなく、本当の意味での国民の民意を反映された国政は行われないと言う事になります。だからやはり選挙に行き、一票を投じることで自分が与えられている権利を行使して自分の主張をするべきだと私は思っています。この考えは国際空手道連盟極真会館の中での支部長と言う自分の立ち位置でもそう考えています。なので私は会議では必ず自分の意見を主張します。先輩方を差し置いてでも、誰も発言したがらないような議題にでも、私は恐れずに自分の意見を主張します。会議に出席して自分の意見を主張しないのなら、その会議に自分はいないのと一緒です。私は本気で自分の生きている場所を良くしたいと真剣に思っています。そのために自分の責任と義務を果たし権利を行使し自分の意見を主張しなければいけないと思っています。


2022年07月10日(日) 遠出も出来るようになった

昨日は疲れたのか9時には寝てしまいました。8時過ぎまでしっかり寝れたので、疲れも取れました。朝ごはんを食べたあと入浴して、アキレス腱を断裂した右足を良く動かしました。お昼過ぎに選挙の投票に行き、そのあと代々木まで鍼治療に行きました。右足を付けないので左足で体重を支えているため左の股関節と腰の筋肉がバキバキに張ってしまっていました。しっかり身体をほぐしておかないと別の所を痛めてしまうので、頑張って代々木まで治療に行きました。でも本当に上半身の力は強くなりました。アキレス腱を断裂した頃は家から大森道場に行くのがいっぱいいっぱいでしたが、なかなかな遠出も出来るようになりました。今週の金曜日に装具を装着出来るので、その後どれぐらい動けるようになるかとても楽しみです。


2022年07月09日(土) 50歳

昨日、1番仲が良い友達が50歳になりました。15歳の時からの友達なので、かれこれ35年の付き合いです。どっちが強いか決着のつくまで殴り合いの喧嘩をしたこともある友達です。私のピンチに駆けつけて助けてくれたことも何度かあります。もちろん私が助けてあげたこともあります。お互いに夢を語りあったり、悩みを相談したりしあった友達です。その友達が50歳になったと言うことで、私の中で50歳へのカウントダウンが始まった感じがしました。その友達には、お互いにもう少し長生きして、一緒に美味しいお酒を飲みましょう。とメッセージを送りました。もう50歳ですから、見えを張ったりカッコつけたり張り合ったり、する必要もありません。会った時には美味しいお酒を飲んで、美味しい物を食べて、楽しい時間を過ごせたらと思います。それにしても自分達が50歳になる未来が来るなんて思いもしませんでした。50歳までの残りの時間を悔いの無いように一生懸命に生きようと思います。


2022年07月08日(金) 体調が良い

お酒を止めて食事制限をして適度に運動も出来ているおかげか体調が凄く良いです。1番は血圧の数値がとても良いです。毎日、朝と夜に計っているのですが、上が100~110ぐらいになりました。今年の正月明けで血圧を計ったら上が134あったので、これは食事やお酒を控えなくてはと思ったのですが、体重が90キロ切って血圧も120ぐらいになったところで、このぐらいで良いだろうとまた週末にお酒を飲んで暴食してしまっていましたが、今回のアキレス腱断裂でさすがにこれはしっかりやらなくてはと頑張る事が出来ています。もしかしたら今回のアキレス腱断裂で大きな命拾いをしたのかもしれません。体重も86キロから少し下がって来ていますし、痛めている左の股関節以外は柔軟性も良くなっています。今日は背中と肩のトレーニングをしましたが、怪我をする前とほぼ同じ重さと回数を行うことが出来ました。実はアキレス腱断裂してから始めたことがあります。それは火の呼吸です。毎日、火の呼吸を行ってからストレッチをしトレーニングをしています。来週の金曜日には装具を付けるので、またやれることが増えると思います。毎日を大切に頑張りたいと思います。


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