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2022年07月07日(木) ありがとうございます

毎日、妻には大変な思いをさせてしまっています。子供達も、いつもなら〜取ってとか〜買ってきてなどの言う事は、あまり聞かないのですが、今は私が不自由をしているので、けっこう言う事を聞いてくれます。バスや電車などの交通機関でもたくさんの人に助けて頂いています。身体を悪くした事で人の優しさにたくさん触れています。人って優しいんだなと思う毎日です。でもその人から受ける優しさを当たり前に思わないよう、いつも自分に戒めています。人から受ける優しさを当たり前と思った瞬間に、それをしてもらえなかった事が目に付くようになり、人の粗が見えてしまいます。皆それぞれ大変なんだと思い、席を譲れない人には譲れない理由があるんだと思い、人からの好意を求めないよう、人からの好意に甘えないように自分にいつも戒めの心を持つようにしています。本当にありがとうございますの毎日です。


2022年07月06日(水) 未来の自分を思い描いて頑張る

毎日の松葉杖歩行と自主トレと食事制限のおかげで体重が86キロになりました。アキレス腱断裂をした日の前日は89キロでしたので、マイナス3キロです。血圧も100~110ぐらいでとても健康です。右足もギプスではなく添木で固定しているので、添木を外して入浴したり、足首を動かしたり、指を動かしたり、マッサージをしたりと自分なりにリハビリを開始しています。足の指はかなら動くようになりましたし、脹脛も最初は腫れとむくみと筋肉の張りでパンパンでしたが、だんだん腫れとむくみがとれて筋肉も柔らかくなって来ました。自分が試合前に右足のアキレス腱に「一緒に頑張ろう!よろしく!」と言って試合場に上がり、試合が終わり、試合場から下りて、相手に挨拶に行き、試合の全てが終わり、右足のアキレス腱に「ご苦労さま、ありがとう!」と言っている姿を思い描いて頑張っています。もちろん試合に出る以上、勝つつもりで試合に臨みます。それが試合に出る試合場や、試合をしてくれる相手や、試合を運営してくれる方々への最低限の礼儀です。だから勝ち負けに拘って稽古し勝ち負けに拘って試合をしたいと思います。でも勝ち負けは分かりません。そこまでは正直イメージ出来ません。でもどんな結果が出てもそれを受け入れて次に日からまた前に進んで行くだろうと言うイメージは出来ています。たぶん試合が終わり右足のアキレス腱に「ご苦労さま、ありがとう!」と言っているその時、私はアキレス腱を断裂してから試合までの日々を思い出し、いろんな事に感謝して、そして感動して泣いているでしょう。それもイメージ出来ています。そのイメージを必ず近い未来に現実にしてみせます。


2022年07月05日(火) 試練を与えられている

私の今まで人生を考えてみると、何かを始めようとした時ほど、自分の前に怪我などのアクシデントが起こります。それはまるで自分の覚悟と真剣さとどのぐらい本気なのか?を試されて試練を与えられているようです。空手の事に関してはその試練に負けた事はありません。だからここまで来る事が出来ました。今回もこの試練に絶対に負けないと自分を信じています。長男と次男が20歳になる時に私は2人と組手をして、その組手のあとに2人が私に勝つことが出来たならば、2人にビールを奢ってあげ、父親を超えて、たくましい男になった事を祝ってあげる事が私の夢です。だからその時まで私は戦える男でいたいと思います。だから今回ぐらいの事でへこたれているわけにはいきません。私がどう生きるのかをみんな見ています。男としてカッコ悪いところを見せるわけにはいきません。


2022年07月04日(月) 逆境に燃える

アキレス腱を断裂して21日、手術をして18日が経ちました。5月9日からお酒を止めてダイエットを始めて6月3~5日は大阪でお酒を飲んだものの6日からまたお酒を止めダイエットを頑張って身体を作って、空手の稽古も頑張っていたところ6月13日にアキレス腱を断裂して、今まで頑張っていた事が無になったと言う気持ちになりました。でもやはり私は逆境になると何故か燃える人間です。考えてみれば空手を始めたばかりの頃も事故で右膝の内側側副靭帯断裂し前十字靭帯損傷と言う大きな怪我をしましたが、私は手術が終わって動けるようになると病院の屋上で筋トレなどの自主トレをしました。屋上で泣きながら自主トレをして「絶対に稽古に復帰するぞ」と思ったあの時が私が本気で空手の世界で頑張ろうと思った瞬間だったと思います。50歳になる節目の前にまた本気で燃えるキッカケを与えてもらった事に感謝しています。そして本気になったからか?アキレス腱断裂前より明らかに運動量は減っているのですが、体重が順調に落ちて、現在体重は87キロになりました。今日も頑張ってジムに行きウエイトトレーニングをやりました。今回の怪我で本当にいろんな事に気が付かされました。もし明日死んだとしても悔いが残らない毎日をしっかりと生きたいと思います。一日一日を大切に大切に生きたいと思います。7月15日には右足の装具を装着します。そしたらまたもう少し動けるようになると思います。夏合宿も夏季短期集中セミナーもしっかり行い、道場生が大きく躍進出来るよう頑張ろうと思います。動けないぶん頭をたくさん使って良い物を作って行きたいと思います。


2022年07月03日(日) 入浴と松葉杖歩行

金曜日でアキレス腱断裂から20日が経ち抜糸もしたので、湯船にも入れるようになりました。湯船に入る時も湯船から出る時も、座る時も洗う時も、滑って右足を付いたり転んだりしないよう全神経を集中させて行うようにしています。久しぶりに湯船で温かいお湯にゆっくり浸かるととても気持がよく疲れがとれて気持もサッパリしてリラックス出来て1日の疲れをリセット出来る感じがします。入浴は本当に身体に良い事が久しぶりに入浴し再確認が出来ました。アキレス腱を断裂してから私の生活習慣が大きく変わりました。その中でも大きな一つは入浴と食事の順番です。私は今までは、必ず入浴してから食事をするのが習慣でした。それがアキレス腱断裂後は食事をしてから入浴するようになりました。長年ずっと続けていた習慣でしたので、何の疑問もなくずっとそうしていましたが、今は食事をしてから入浴の方が身体にあっている感じがしています。今後もそうして行きたいと思います。今日は子供達と散歩がてら雑色駅まで松葉杖歩行で行って見ました。けっこう楽に行く事が出来ました。昨年の膝の手術のあとなんて200メートル先のバス乗り場まで行くのにもキツかったぐらいですが、今はだいぶ松葉杖歩行に慣れて来ました。やはり人間の身体は、練習すれば強くなるしコツを掴んで上手くなって行くんだと思いました。友達からのFacebookでのコメントで気が付いたのですが、私は今までの人生で4回松葉杖歩行になりました。1度目は中学1年生の時、2度目は17歳の膝の手術の時、3回目は昨年の膝の手術の時、4回目が今回です。人生でこんなに松葉杖歩行になる人もなかなかいないだろうなと思います。でも今後もありそうな気もしています。


2022年07月02日(土) 自分のために、自分の失敗を肯定できる未来を

アキレス腱断裂から20日が経ちました。昨日、手術で切った場所を抜糸しました。松葉杖歩行も慣れてきて、そんなにキツくなくなって来たので、今日はアキレス腱断裂から初めてジムでウエイトトレーニングをしました。懸垂とロウを3セットずつなので15分ぐらいのトレーニングでした。右足に体重が少しでも乗ってしまうとアキレス腱を再断裂してしまうので、自分が行う全ての動作に意識を集中させてトレーニングを行いました。まるで生きている事が修行のような感じです。もっともっと自分は強くなれると感じています。まだまだ自分は強くなれると信じています。来年、身体が万全になった頃にちょうど私も50歳になります。身体が治って完全回復した証と半世紀生きた証として試合に挑戦したいと思います。今回の挑戦は誰のための物でもありません、誰かのためなら頑張れません。だってこの文章を書きながら「本当に出来るのか?」と思っているぐらいです。「出来なかったら?」と思って少し恐さも感じているぐらいです。私が見たいのです。自分が立ち上がる姿を私が見たいのです。自分は頑張れる人間だという事を自分に見せてあげたいのです。もしそれが出来たなら、アキレス腱断裂と言う最悪な出来事をハッピーエンドにしてあげられると思うのです。自分がやってしまった失敗を肯定できる未来を作ってあげられると思うのです。その時に初めて断裂してしまった右足のアキレス腱に心からありがとうと感謝出来ると思うのです。その未来を作れるのは自分しかいません。


2022年07月01日(金) 女神に見えた時に思い出す

昨日、この日記に書いた自転車で転んだ話の続きなのですが、自転車で転んだ時に妻が立ち上がる私に手を貸してくれ、自転車を起こしてくれました。私を起こしてくれる妻を下から見た時に、私には妻が女神のように見えました。少し妻にドキッとしてしまいました。そしてその瞬間「この瞬間、前にもあった!デジャヴュだ!」って思いました。そしてそれはデジャヴュではなく実際に私が中学1年生の時に足を折り松葉杖だった時に起こった事だと思い出しました。前にも書きましたが、私は中学1年生の時に体育館のバルコニーから、ソフトマットを引いている地面に向かってバック宙で飛び降りました。見ごと着地に成功したのですが右足を骨折してしまいました。その時は松葉杖歩行になり、学校ヘは自転車で通学する事になりました。その下校時の事だったのですが、私が自転車置場へ行き、自転車のスタンドを外そうとした時に私はバランスを崩し自転車もろとも転んでしまい、隣の自転車もなぎ倒してしまいました。その時に偶然、私が好きだった女の子が現れ、私を起こしてくれました。その時もその子が女神のように見えました。たぶんその子が私の初恋の人だと思います。妻を女神のように見えた瞬間に初恋の人の事を思い出すなんて、なんて不謹慎な奴なんだって思う人もいるかもしれません。私もそう思い、その事は妻には話しました。もしかしたら今回のアクシデントがなければ、そのことを一生思い出す事が無かったかもしれません。私の中からいつの間にかこぼれ落ちてしまっていた初恋の記憶を思い出す事が出来た事は少し嬉しい事でした。


2022年06月30日(木) 止まった時の中を

先週の木曜日に自転車に乗っている時に転んでしまいました。自転車に乗る時は自転車の椅子を1番低くして左足で地面を蹴って、自転車に乗るのですが、細い一本道で前から引越のトラックがバックで入って来ました。道幅からそのまますれ違う事は不可能なので十字路になっている所で少し横にずれてトラックが通るのを待っていました。その時に左足を地面に着いて止まっていたのですが、ハンドルを少し動かした時に右に重心が崩れ、右側に自転車と私の身体が傾いてしまいました。私の右足は添木をしてるのですが、ギプスではないので、もし右足を地面に着いて少しでも体重が乗ってしまうと右足のアキレス腱は再断裂してしまいます。右側に自転車と私の身体が傾いて倒れていく瞬間、とても時間がゆっくりに感じました。とっさに地面に付きそうになる右足を引っ込めて、さらに自転車と私の身体は倒れて行きました。また右手を付きそうになりましたが、このまま手を付いたらおそらく手首か肘を怪我すると思い、右の手も引っ込めて右肩から倒れて転びました。転んだ後に妻が私ところに来て起こしてくれました。私は立ち上がり身体を確認するとどこも怪我をしていませんでした。あの倒れる瞬間の時間の感覚はとても不思議でした。時間がとてもゆっくりに感じ、いろんな事を冷静に考えて、最高の選択をして冷静に行動に移す事が出来ました。その時に私が体験した感覚は、ドラマの「SPEC」でニノマエジュウイチが時を止めてその中で自分だけが動くシーンととても良く似ていました。これも空手をやっていたおかげが?と思いました。空手をやっていた事で怪我をする事もありますが、空手をやっていた事で怪我から自分を守る事が出来きました。たくさんの事を経験できること、たくさんの感覚を味わえること全ては空手のおかげです


2022年06月29日(水) 自分の心の有り様がこの世を変える

今日は午前中は何もなかったので、トレーニングがてら土手まで松葉杖で行ってみました。それだけでもなかなか大変なのですが、途中座れるところで休みながら頑張って土手に上って見ました。頑張って横断歩道を渡って川側まで行きました。とても暑かったのだけれど、その暑さがとても気持ちよく、汗がダラダラたれてきているのですが、それもとても心地よく感じました。そこで座って休憩をして景色を見ていたら、とても清々しい気持ちになりました。景色がとてもキラキラと輝いて見えました。この世の中がキラキラと輝いて見えました。怪我をする前はいつも普通に見ていた景色なはずなのですが、自分の心の在り様が変わったせいか?自分の見ている景色が、とても特別な素晴らしい物に感じました。この世の中がとても特別な素晴らしい物に感じました。何なんだろうこの感覚は?って思いました。たぶん自分の見ているこの世の中もこの景色も変わらないのだけれど、自分の心の在る場所が変われば、景色の見え方が変わる、景色の感じ方が変わるのだと思いました。この世の全てが特別ではないとも言えるし、この世の全てが特別だとも言えるのだと思います。自分の心の在りよう一つで、その人にとってのこの世の在り方やこの世の見え方が変わるのではないか?と思いました。こんなに素晴らしい世の中に生まれて来ることが出来たのだから、私はとてもラッキーだと思います。このラッキーを最大限に生かして生きて行きたいと思います。この素晴らしい世の中を思いっきり楽しんで生きて行きたいと思います。明日は6月30日、2022年の半分が終わる日です。そして私がこの素晴らしい世の中で生きていられる、残りの人生の第一日目です。毎日を特別だと感じて、毎日を素晴らしいと感じて一生懸命に真剣に楽しんで生きたいと思います。


2022年06月28日(火) 私が選ぶ極真空手名試合ベスト10

私が選ぶ極真空手名試合ベスト10を書いてみようと思います。敬称は略させて頂きます。1位松井章圭vsアンディ・フグ(第4回世界大会)、2位松井章圭vsマイケル・トンプソン(第4回世界大会、3位数見肇vsグラウベ・フェイトーザ(第6回世界大会)4位数見肇vsフランシスコ・フィリョ(第6回世界大会)5位黒澤浩樹vsピーター・スミット6位増田章vs緑健児(第22回全日本) 7位松井章圭vs黒澤浩樹(第17回全日本)8位黒澤浩樹vs七戸康博(第8回ウエイト制)9位マイケル・ トンプソンvs緑健児(第4回世界大)10位フランシスコ・フィリョvsアンディ・フグ(第5回世界大会)このあたりの試合は今でも見たりします。今でも心が熱くなります。


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