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2022年03月19日(土) プール

今日も頑張ってプールで泳ぎました。水泳は私がこの世に生まれて、初めて私に自信という物を与えてくれたものでした。もし私が水泳をやらなかったらただの落ちこぼれで人生を終えていたかもしれません。逆に水泳で自信がついた事で、良くも悪くもいろんな事に対して積極的に取り組めるようになったと思います。私は小学3年生まで泳ぐ事が出来ませんでした。それは息継ぎが出来ないためでした。泳げるようになったきっかけは母に川に突き落とされたからです。私はひっしに泳いで向こう岸まで行きました。たぶん15メートルぐらいだと思います。もうその時は怖かったのと怒りと安堵感で、母に泣きじゃくって怒りました。それからはどんどん泳げるようになり、2年後には学校を代表して市の大会に出ていたのですから人生というのは本当に分からないものです。小学6年生の時は100mクロールでは県大会で優勝や入賞をし、50mクロールでその年の福島県10傑の8位になりました。高校を退学になり水泳の道が閉ざされてからは、あの時に水泳を止めなければならないような事をしてしまった事をずっと後悔して生きてきました。自分がこの世で初めて見つけた人より優れていた才能を自分の犯した事でそれが出来なくなってしまった事をずっと悔やんで生きてきました。なので水泳を見るのも嫌になってしまいました。ですが腰部脊柱管狭窄症になり、出来る事は水泳でした。また水泳に助けてもらう事となりました。あの時もし母に川に突き落とされていなければ、今の自分はいないのかもしれません。でも下手したらあの時、溺れ死んでいた可能性もありますから、私の運命はあの時に変わったのだと思います。


2022年03月18日(金) 極真空手を

数日前の菅野日記で、私は自分の現役生活を振り返って反省と後悔だらけだと書きました。これは本当に正直な気持ちです。でも結局はこれも結果論で同じ事をしていたとしても自分がチャンピオンになっていれば反省も後悔もないわけです。私は特にラストの4年間は誰よりも稽古をしたという自負もあるけれど、結果を出せなかった事で反省が残り、自分が1番肉体的にピークだった25歳から27歳の時に不摂生から怪我をして約半年稽古が出来なくなった事に後悔が残りました。ですが極真空手をやらなければ良かったと思ったか?と言うとそれは微塵にも思いませんでした。最後の試合の後も試合場と会場に「極真空手のおかげでたくさんの事を学ばせてもらえました。ありがとうございました。」と礼をしました。そして極真空手をやった事でたくさんの人と出会わせて頂きました。すごい先生方に空手を習い、凄い人達と稽古や試合で拳と足をぶつけ合う事が出来たのです。そしてたくさんの良い思い出が作れました。本当にたくさんの財産が出来ました。極真空手をやって本当に良かったと思っています。3度生まれ変わったって極真空手をやりたいと思っています。これからは私がそれを生徒に経験させてあげる番です。今15〜11歳ぐらいの生徒がたくさんいて一般部で稽古を頑張っています。みんなで切磋琢磨して夢を実現できたらと思っています。現役を終えた今、先輩方や同輩や後輩とその頃の話を肴にお酒を飲んだりします。今の生徒達もそれをさせてあげたいと思っています。


2022年03月17日(木) 地震の興奮で眠れずにグレイテスト・ショーマン

夜中の12時頃に久しぶりに大きい地震が来て、私の住んでいるアパートが停電と断水になりました。私はちょうど夕食が終わったところでした。取り敢えず情報収集のためと、明日まで停電と断水が続いた事を想定して水や食料の確保のために自転車で家を出ました。先ずは近くは信号も停電していたので、私の住んでいるアパートだけではなく、私が住んでいる近辺は全て停電している事を確認しコンビニに入りレジが動かないので買物は出来ない事も確認し土手に行きました。土手から見るとどうやら川崎側は電気は点いているようでした。蒲田方面がどうなっているかを知りたかったので、蒲田駅周辺を見てみると電車が止まり、その周辺の信号なども全て停電していました。蒲田駅から蓮沼の方を見たら信号が点いていたので、その辺を探索したらFamily Martが開いていました。しかしお客さんが凄い列を作っていました。でもやはり並んででも水と食料を調達したいので、並んで水と食料を買いました。いつまで停電と断水が続くか分かりませんので、家族みんなで1日ぐらい食いつなげる食料は買い込んでおきました。家に帰宅し深夜の2時には電気も水道も復旧しましたので、調達した水と食料は取り越し苦労となりましたが、それで良かったと思っています。地震の興奮で眠れなかったので「グレイテスト・ショーマン」を見ました。とても感動して思わず号泣してしまいました。この作品を映画館で観なかった事をとても後悔しました。結局眠りについたのは朝の5時ぐらいでした。いろんな事があった長い1日でした。


2022年03月16日(水) あっちもこっちも悪い

腰部脊柱管狭窄症に加え、頚椎のヘルニアのため左手と右手に痺れが出てきてしまいました。左手は30歳ぐらいから痺れが出ることがたびたびあったのですが、34歳で引退して少しした後に気が付くと治っていました。それが昨年の終わりぐらいから左手に痺れが出てきました。それがここ最近、右手の痺れが酷くなり右手の人差し指と中指と親指に酷く痺れが出て来てしまいました。あっちもこっちも悪くて嫌になりそうになりましたが、出来る事を頑張って行こうという事でプールに行き1時間ほど泳ぎました。今日のメニューは、クロールで1000m、私は長く泳ぐときは1ストロークで1回息継ぎをします。私は普通は左側で息継ぎをするのですが、1000m泳ぐ時は、50mまでを右側で息継ぎ、次は100mまでを左側でという感じで50mごとに左側と右側で交互に息継ぎをします。これをやると身体のバランスが良くなるのと泳いだ距離を忘れなくなるので一石二鳥です。そのあとバタ足で200mを2本泳ぎ、息上げでクロール50mを4本泳ぎました。2分設定で行うのですが、私は50mを平均35秒ぐらいで泳ぐので、残りの1分25秒休んで次のスタートとなります。これはなかなかキツイです。次はクロールで25mを4本泳ぎました。25mは1分設定で行うのですが、私は25mを平均18秒ぐらいで泳ぐので、残りの42秒休んで次のスタートとなります。もうこの辺りで心臓がバクバクで息はゼーゼーとなります。最後は平泳ぎで50mを2本ゆっくりと楽に泳いでクールダウンして終わりです。バタ足で顔を上げて息継ぎをする時に少し首が圧迫されて右手の痺れが出ますが、あとは身体に負担を感じる事なく泳ぐ事が出来ました。もう一回鍛え直して悪い所を治して次の夢や目標を実現させたいと思います。


2022年03月15日(火)

稽古という言葉には「古を考える」と言う意味があります。古の先人が前に進めてくれたものを、最先端のものを学ばせて頂くわけです。だからその先人達の大切にした礼儀作法などを大切にして、尊敬、感謝、忍耐の心で学ばせて頂かなくてはならないのです。ですが、いつまで経っても先人はこう言っていた、先生はこう教えたと言っていては、空手をやっている意義が無いと思います。先人達から先生に伝わってきた事に、自分が空手の稽古や試合から学んだ事や経験した事をそこに付け加えたりアレンジしたりして、空手道を前に進めなくては面白くありませんし、空手をやった意義が無いと私は思います。もちろん中途半端ではいけないと思います。物事を学ぶ時に大切なのは「守・破・離」だと言います。守は、始めは疑問を持つ事なく先生の教えを徹底して守る。破は先生の教えを徹底して学んだ後にそれを超える。離は、先生の教えを超えたものを自分で確立させ次の人に伝えていく。という事だと私は思っています。私が空手道を学んでから、34年が経ちました。そろそろ何か集大成的な物を確立させて行かなければ成らないと思っています。空手道を自分なりに前に進めていく作業に取り掛からないと思っています。幸運にも私は極真会館の技術委員会になり、極真会館の型などの技術体系を編集、改定、確立する役の一端を担わせて頂いています。来年は50歳です。今年はしっかりと身体を治して、来年は何か人生の集大成となるような事に取り組みたいなと思っています。そしてそろそろ次の人材を育てなくてはいけません。


2022年03月14日(月) 先生に言われた最後の言葉

約4年前、私の先生が亡くなる3日前に15年ぶりにお会いした時に、先生から最後に言われた「菅野は何でチャンピオンになれなかったんだろうな?」という言葉が心に残っています。それは私がチャンピオンになれるぐらいの素質や才能は持っていたと言う事でもありますが、チャンピオンになる素質や才能がありながら、それを無駄にしてチャンスを掴み損ねたと言う事でもあると思います。この年齢になりとても心に響く言葉です。今日は正直な気持ちを書きたいと思います。22歳に全日本ウエイト制、23歳に全日本大会にデビューして、引退した34歳の6月の全日本ウエイト制大会までを振り返り思い出すと、身体がボロボロになるまでやり切ったと言う気持ちこそあれ、あの時もっとこうしていれば、あの時もっとああしていればと言う反省だらけ、後悔だらけです。それは自分でも惜しかったなと思うからです。試合でも世界大会の代表選手や全日本ウエイト制で入賞する選手や他流派のチャンピオンなどを何人も勝った事があるし後にチャンピオンになる勢いのある若手選手を何人も壁になって跳ね返す力は持っていたのに、全日本と冠のつく大会では1度も表彰台に上がる事なく引退となってしまいました。本当に少年老いやすくです。青春は一回です。勝利の女神に後ろ髪はありません。でも自分を指導者として考えた時に、自分はたくさんの情報や経験や稽古方法や技術を持っているとは思っています。1番はチャンピオンになれなかったその反省点は指導者として最高の指導材料となります。私は決して生徒に頑張ってチャンピオンになれなどと強要はしません。何故ならその人の人生はその人のためにあると私は思っているからです。私の支部長としての時間は残り15年です。その間に頑張ってチャンピオンになろうと言う生徒がいれば、一緒に頑張りたいなと思います。


2022年03月13日(日) 友とするにわろき者

中学生の頃に国語の授業で「徒然草(第177段)友とするにわろき者」という和歌を習いました。「友とするにわろき者、七つあり」とあり、「一つには、身分の隔たりがある人(身分の隔たりが交友を妨げる)」「二つには、若き人(思考、趣味、体力、などで理解し合うのに無理が生じる)」「三つには、病なき身強き人(身体の強い人は、老病弱者への思いやりに欠ける)「四つには、酒を好む人(酔っ払いは面倒を起こす、酔っ払いは口説い、酔っ払いは面倒臭い) 」「五つには、猛く勇める兵(強くて勇気のある人は喧嘩をするから一緒にいると戦いに巻き込まれる?)」「六つには、虚言する人(嘘をつく人は信用が出来ない)」「七つには、欲深き人(欲張りな人は人の物を奪おうとする、欲張欲張りな人はケチだから)」とあります。私なりに解釈してみました。確かに確かにと思う事もありますが、そのまま納得は出来ない事もあります。まあこれは兼好法師が鎌倉時代の末期に書いた事なので、その時代背景や兼好法師の置かれた立場からしかわからない事があるのだと思います。逆に、「よい友と三つある。第一には、物をくれる友、第二には、医師。第三には、知恵のある友」とあります。よい友の三つは分かるけど、それは自分に都合よすぎじゃないか?それは友達か?という気もしてしまいます。


2022年03月12日(土) 幸せを掴む

少し乱暴な言い方になってしまうかもしれませんが、私が常々思う事は、結局は自分の人生は自分だけのためにあると言う事です。人間は生まれてきて、生きる為に食べる為に必死に頑張って仕事してお金を稼いで、でも死ぬ時には残した財産は、全部この世に置き捨てて、この世から去って行くだけです。でも考えてみれば動物なんて食べる為に必死にその日その日を頑張って生きています。私はお金を稼ぐ為だけに何かを必死に頑張るのは嫌です。自分の人生を楽しみたい!自分の好きな事をやっていたい!本当なら自分の好きな事だけをやっていたいのです。でもその好きな事のためなら、どんな嫌な事でも頑張ってやります。結局は好きな事のために、好きな事より嫌いな事の方がたくさんやる事になっていたと思います。嫌な事を頑張るという事で言えば一緒なのですが、自分の好きな事を自分で選択して頑張っているという事が大切なのではと思います。そして自分の身の丈にあった幸せを掴んで生きていけば良いと私は思います。人間最後は死んでしまうのだから、この与えられた素晴らしい人生を自分の本当にやりたい事をやって自分の人生を思いっきり楽しんで幸せに生きるべきだと思います。息子達にも自分のやりたい事をやって自分の人生を思いっきり楽しんで、自分の幸せを掴んで欲しいと思います。


2022年03月11日(金) 映画

私が両親にとても感謝している事は、私に映画を見せてくれた事です。私の家には私が小学校1年生の時ぐらいにはビデオデッキがありました。結構早い段階でVHSに押され無くなってしまったβのビデオデッキでした。周りにビデオデッキが持ち始めるのは私が中学生ぐらいになってからだと思いますので、これはかなりはやい段階でビデオデッキが家にあったと思います。そして映画のビデオテープが100本以上揃っていました。母に見せてもらった作品で覚えているのは「ベンハー」「サウンドオブ・ミュージック」「シェーン」「チャンプ」「荒野の1ドル銀貨」「風と共に去りぬ」「ゴッドファーザー」「「ロミオとジュリエット」「夕日の用心棒」「アラビアのロレンス」「がんばれベアーズ」「スティング」「クレイマー・クレイマー」です。映画館にもたくさん連れて行ってもらいました。覚えているのは「死亡遊戯」「キングコング」「スターウォーズ」「奇跡の人」です。この辺は小学校1年生ぐらいまでに見た作品だと思います。映画を見る中で感動したり、感じたり、思ったり、して感化され、自分がインスパイアされていったように思います。映画を見たあと母にいろいろな事を質問したりもしました。「なぜ、あの人は正しい事をしたのに死ななけらばならなかったのか?」など映画の中で起こる理不尽さや悲しさなど、自分の中で消化できない、いろいろな事を質問しました。私の中にある正義や、守らなければならない事や、カッコイイ事や、カッコ悪い事などと言う、倫理や道徳と言うものの土台が出来たように思います。だから私も子供達に映画を見せるようにしています。子供達に見せたい映画は「ライフ・イズ・ビューティフル」「今を生きる」「ベンハー」「サウンド・オブ・ミュージック」「ショーシャンクの空に」「シェーン」「風と共に去りぬ」「チャンプ」「IT」「スタンド・バイ・ミー」「シンドラーのリスト」「ウエスト・サイド・ストーリー」「ナイロビの蜂」「JSA」「学校」「鉄道員」「幸せの黄色いハンカチ」「生きる」「七人の侍」「椿三十郎」などです。


2022年03月10日(木) 最近の私の状況

少し前から腰部脊柱管狭窄症の左臀部から脹脛の痺れが酷くなってしまい、柔軟が出来ない、ウエイトトレーニングが出来ない、空手の稽古も出来ないと、やりたい事が出来ないので、何に対してもヤル気も出ない感じもありますが、ここで頑張らないと、と思い、プールに行ったり、ジムでエアロバイクをやったり、型を忘れないように動きだけを稽古したりしています。取り敢えず今の目標はダイエットする事です。ここで1度、体重を落として身体の悪い所を治して行こうと思います。火曜日はオンラインの型競技審判講習会があり、今日は確定申告を終わらせてと、自分の稽古以外の仕事で結構忙しくしはています。全日本大会と極真祭の仕事や、技術委員会の仕事などもあるので、それらの仕事の責任をしっかり果たしたいと思います。


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