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今日は、私の運営する極真会館東京城南京浜支部の2019年夏季昇級審査会および2019年夏季組手競技支部内交流試合が行われました。スタッフをしてくれた十川先輩、中村、廣田さん、藤原さん、には心から感謝しています。昇級審査会ではかなり厳しい事も言いましたが、自分の苦手な事や、出来ないところや、審査会に向けて出来ない事を出来るようにして来なかった自分のダラシない生きる姿勢や考え方に気付いて、今後はそこを改善したり、今後の教訓にしたり、今後の戒めにして成長して行ってくれたら嬉しいです。何をやってもいいのですが、今自分がやっている事に対して嘘をついたり誤魔化したりズルをしようとせずに誠実に一生懸命に取り組めば必ずそれなりの結果を出し、素晴らしい人間に成長する事が出来ます。審査を通して空手の技術だけではなくそんな事を私は伝えて行きたいと思っています。駿斗と琥白が審査会の手伝いをしてくれました。あまりやる事もないので、2人ともずっと座ってピシッとしていました。だんだん人間の芯が出来てきたように思いました。2人とも小学3年生ですから、1〜2時間座ってピシッとしてるのはなかなか大変な事です。でもこのような我慢はとても大切な事です。そして2人とも審査のお手伝いをしているんだという自覚や、良い意味で自負心が身に付いて来たのではないかなと思います。試合でも生徒達のたくさんの成長した姿を見る事が出来ました。本当に嬉しい事です。その生徒達の成長を見るたびに「やっぱり極真空手って凄いな!やっぱり極真空手って最高だな!」と感動してしまいます。道場生の皆さん、本当にお疲れ様でした。また新たな3ヶ月を目標に向かって頑張りましょう!子供達の成長はご父兄様のご協力なしにはありません。いつも道場にご理解を頂き、子供達を審査会や試合に挑戦させて頂いている事に、尊敬と感謝の念を抱いております。私も自分の全てをかけて空手道に精進して、生徒達が成長出来るようにより良い指導をして行きます。今後ともどうぞよろしくお願いします。押忍
また一つ階段を上りました。途中怪我をしたりとアクシデントはあったものの、今のところ計画通りに前に進んでいます。この勢いでどんどん前に進んで行きたいと思います。
次男が幼稚園のお泊りで家に居ませんでした。長男も喧嘩の相手がいないせいもあり大人しいもんでした。私が長男に「真白がいないとケンカが出来なくてつまんないだろ?」と聞いたら、長男は「真白がいないとつまらない」と答えました。ケンカも遊びのうちなんだなと思います。1人が家に居ないだけで、家の中がいつもより静かで、家の中にポッカリと穴が空いたような感じでした。
「〜しか出来ない」考え方によっては、それも良い事なのではないかなと思います。私が今まで空手を続けてけてこれたのも「空手しか出来ない」からだと思います。空手を続けてくる中で、辛い事も苦しい事もたくさんありました。でも空手しか出来ないから、この世の中で自分を活かす事が出来るのは空手しか無いから、どんなに辛い事があっても、どんなに苦しい事があっても、空手を辞めたいとは思いませんでした。これからもその気持ちは変わりません。だから空手の稽古だけは一生懸命にやりますし、空手の指導だけは一生懸命にやります。私には空手しか取り柄が無いし、空手が出来なかったら、私は普通以下の人間です。でも今はその事に感謝しています。空手しか出来ないから、この道を真っ直ぐ歩んで来る事が出来たのです。これからも空手道というこの道を真っ直ぐに、どこまでも歩んで行きたいと思います。
今の自分に満足していては、自分を進化させる事は出来ません。今の自分では嫌だ。今の自分は嫌いだ。そう言う不快感が自分を本気で頑張ろうとする力を与えてくれるのだと思います。だから私は不快感が自分を変える力になると思っています。本気で今の自分が嫌いで、本気で今の自分を変えたいのなら、どんな苦痛にでも耐えられるはずです。どんな事だって頑張れるはずです。私はそう思います。ひどい虐めを受けて、やり返せない自分が大嫌いだ!これは本当にチャンスです。その人が自分を変える事が出来る最大のキッカケを与えてもらったと言っても過言ではないと私は思います。そこでその子に空手でも柔道でもやらせてあげたら必ず強くなります。でも礼儀を教えてくれる武道なり道場じゃないと、その子が力を得た時に「どうた!俺は強いだろ!ざまあみろ!」と言うような人間になってしまう恐れがあります。そしてその虐めを安易に大人が介入して解決してしまっては、その子のチャンスやキッカケを奪ってしまう事になってしまいます。そして何かが起きた時に自分に原因を求める必要もあります。虐めは悪いんだ。虐める人が悪いんだ。だから虐めた人を叱って、虐めを止めさせるんだ。確かにその通りなのですが、それで終わったら、その人もそれで終わりです。そして自分という最大の原因が変わっていないのですから、いつかまた虐められてしまうかもしれません。でも子供はどこまでも子供です。大人が子供を見守ってあげる事は凄く大切です。アドバイスを与えてあげる事も大切です。でも解決させてしまう事はベストではないと私は思います。
私が「この人は強いな」と思う人は、自分に負けない人です。己の弱さに打ち克つ人です。自分の生まれた環境に不満があったり、自分が持って生まれたコンプレックスに打ち克って、自分の人生を自分の力で良くしていく事が出来る人です。自分のコンプレックスを笑いに出来てしまう人は凄いと思います。そう言う強さを持っている人は、どんな場所でも人に好かれて力強く生きていく事が出来るのではないかなと思います。だから小さい頃にコンプレックスを克服する方法を身に付けて欲しいなと思います。そう考えると虐められることも必要と言えば必要なのだと思います。もちろん無ければ無い方が良いのかもしれませんが、虐められるという事は自分を見つめ直すチャンスかもしれません。自分を変えるチャンスかもしれません。人と上手に付き合う方法を学ぶチャンスかもしれません。だから私は子供達のケンカや虐めが起きた時に、安易に大人が介入して解決させてしまう事には、あまり賛成出来ません。子供達には、子供達の社会があります。それは未熟な人間がやる事ですから、大人から見たら社会とは呼び難いのかも知れませんが、そこにトラブルが起きても、まずは大人はドップリと介入せず、アドバイスを与えたりしながら、子供達の状況を見てあげる必要があると思います。出来れば子供達に解決させる事が良いと思います。それが出来ない時にはもちろん大人が介入して解決させなければならないと思います。そしてよくよくの時には、親が体を張ってでも子供を守ってあげなければならないと思いますし、誰が何と言おうと世界中の全ての人間が自分の子供を否定しようと、自分は子供を愛している事を伝えてあげなければならないのだと思います。毎日、子供達と一緒にご飯を食べてテレビを見てバカな話をする事もとても大切だと思います。私は夜が仕事なので毎日は子供達と夕食を共にする事は出来ませんが、土日は必ず家族でお疲れ様と乾杯をして食事をしていろんな話をするようにしています。
雑色道場がある雑色商店街コミュニティーセンターに七夕の短冊にお願いが書いてありました。長男は「将来、空手で世界一になりたい。」次男は「将来、ウルトラセブンになりたい。空手のチャンピオンになりたい。」と書いていました。一瞬でも親子三人が同じ夢を持った事に血の繋がりを感じました。私は残念ながら自分の夢を叶える事は出来ませんでしたが、息子達には是非頑張って行けるところまで行って欲しいと思います。夢を持って頑張る事は素晴らしいです。夢を持って頑張れば、いろんな事を経験する事が出来ます。自分が思い描いてそれに向かって努力をすれば必ずそれなりに形になるはずです。自分の人生は、自分が望んだようになって行きます。どこまで本気か分かりませんが、息子達が夢を追い掛ける手助けはしてあげたいと思います。
家族で「名探偵コナン」を観に行きました。京極真強いですね!あれだけ強ければ1人でシンガポールまで行って試合して、また1人で帰れるよなと思いました。急に試合に出れないとなっても、急に試合に出れるとなっても同様しないで試合に出れるって凄いなと思いました。私も1度だけロシアに試合で行った事がありました。とても良い経験でした。言葉が分からないから、ずっと舞台のそでで試合順を敏感に見ていました。お昼ご飯も食べれず、水も炭酸水を少ししか飲めずでした。初日は、朝の9時に集合して第1試合がお昼頃、第2試合が17時ごろ、最後の試合が21時という感じでした。対戦相手は全て外国人なので、その選手の情報もないので試合の中で相手を見て考えて戦いました。言葉が通じない事と肉体的に自分より大きくて強そうな事と相手の表情が読めない事に怖さを感じました。でも戦ってみて思った事は、みんな同じ人間なんだなという事でした。日本人選手という事で敵意むき出しの選手や観客もいてアウェイの怖さも感じました。逆に空手母国という事で、日本人は凄く注目されているという事も感じましたし、リスペクトされている事も感じました。私の前にサインを求める人の列が出来たのは、後にも先にもあの時だけだったので嬉しかったです。サインにマンガを描いたのが人気だったようです。息子達にもこの様な機会が訪れるよう人生を頑張って欲しいと思います。
土曜日は、長男と次男と銭湯に行くのが恒例になっています。2人とももう自分達でお風呂に入ってくれるので、私も大好きなサウナに入れて嬉しいです。長男と次男と三人で「気持ちいいねー」なんて言いながらお風呂に入っている時間をとても幸せに思います。次男は露天風呂ではいつも「抱っこしてー」と言って、抱っこしてくるので本当に可愛いです。
もしかしたらこの事は、菅野日記に書いた事があるかも知れませんが、この前の菅野日記に、次男のイメチェンの事を書いたついでに、私のコンプレックスについてもう少し書いてみたいと思います。私は自分の顔にコンプレックスを持っていました。特に目でした。小さい頃、細目とかキツネと言われた事がありましたし、自分がカッコイイと思う顔と自分の顔があまりに違うので、大きくなったら整形手術をしようと本気で考えていました。従姉妹で看護師をしていたお姉さんに「大人になったら整形手術をしたい」と相談した事がありました。そのお姉さんは「秀行くんの顔が好きだという人も必ずいるから整形手術しなくても良いと思うよ」と言いました。そして中学生になってからは、運動が出来てケンカも強かったしかなり目立っていたので、けっこう女の子にモテるようになったので、顔にはコンプレックスがあるものの、人に好かれるのは顔だけではないと思うようになりました。そしてこの前、菅野日記に書いたように妻と結婚した事で、今は自分の顔にコンプレックスはなくなりました。ですが、私は整形手術をする事に悪い印象はありませんし、その人が本気でやりたいのなら是非やるべきだと思います。自分の人生は自分の物だと思いますし、軽はずみではいけませんが、よくよく考えて自分が本気で望む事ならそれはやるべきだと思います。人生を振り返った時に、やらなかった為に後悔するぐらいなら、やって納得したうえで生きて行った方が絶対に幸せだと思います。子供達に対してもその思いは同じです。
kanno
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