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国際親善大会が終わり、時代が令和になるゴールデンウィークがありで、私の体重もアップダウンはありましたが、今現在は朝87キロ、夜83キロをキープしています。この朝87キロ、夜83キロというのは、夜は稽古から帰って来てお風呂入ったあとに計った体重で、朝87キロは、朝起きて計った体重です。夜ご飯は炭水化物は摂っていないのですが4キロアップしてしまいます。乾燥ワカメみたいな感じですね。8月までには頑張って夜80キロ〜朝84キロにする予定です。頑張りたいと思います。
長男と次男は元気に公園で遊ぶのが好きな子です。それを私はとても嬉しく思いますし、いつも子供達を公園に連れて行っている妻にも感謝しています。小さい頃の人との関わりはとても大切です。人との関わりで自分を知る事が出来ますし、人との関わりで自分を成長させる事が出来ます。だから公園で知っているお友達と遊んだり、知らない子と友達になって遊ぶ事は本当に大切な経験です。私はこの歳になって本当に思う事は自分の人生が楽しくなるのもつまらなくなるのも、人との関わり方だと思います。だから子供達には友達をたくさん作って欲しいと思います。そして友達を大切にして欲しいと思います。自分のそばに好きな人がいてくれたら、自分のそばに友達がいてくれたら、人生はきっと楽しくなります。
私の師匠である廣重師範が「極真空手 城南支部 強さの秘密」という本を出版された時に、私もこの本の撮影に協力させて頂いたので、師範からサイン入りの本を頂きました。そのサインは私の名前と「求道無限」と書かれていました。私の運営する東京城南京浜支部が大会のパンフレットの支部紹介で掲げている言葉は「己れに克つ」ですが、支部の掲げる言葉を考える時にこの二つのどちらにしようかで迷いました。私は考えたすえ「己れに克つ」を選びました。やはり私の生涯の目標は「己れに克つ」事だと思ったからです。しかしこの「求道無限」という言葉も私の中では大切な言葉となっています。自分の命が終わるまで道を切り開いて行きたいと思います。
月曜日から金曜日までの五日間は朝は自分の稽古やトレーニングを行っています。月曜から土曜日の指導も自分も身体を動かして生徒達と一緒に稽古をしています。たぶん空手の指導者として、かなり稽古している方なのではないかなと思います。そして空いている時間には空手の本を読んだり、空手の試合や型や指導法の映像を見たりしています。学ぶ事に終わりはありません。私には出来ない事がたくさんあります。知らない事もたくさんあります。それをこの人生の中でどこまで出来るようになるのか?どこまで知る事が出来るのか?自分はどこまで前に進む事が出来るのか?それを自分で見てみたいと思います。私は20歳で高校を卒業する時の文集に「人より遠回りしたぶん、人より遠くまで行きたい」と書き、そして東京に出て来ました。その思いは今でも変わっていません。この空手道という道を誰よりも遠くまで行きたいと思っています。
空手を始めた頃は、強くなりたい!相手を倒したい!勝ちたい!その一心で稽古していました。今でも強くなりたいという思いは変わりませんが、今は上手になりたい!自分技と心を磨きたい!自分に負けない人間になりたい!そのように変化してきました。この世で1番強くなりたいという自分の我儘を通す為に始めた空手ですが、その空手から学んだ奥義は意外にも、己れに克つという事と、人と調和するという事でした。先ずは、どんな状況の中でも自分に負けない人間を目指したいと思います。そして人は身体も心も千差万別ですが、その全ての人と調和する事が出来る空手を目指したいと思います。そしてどんな人にでも学んでもらえる空手を作りたいと思います。もう少しでそれが出来ると思います。来年までには必ずそれを実現してみせます。
昨日は私の運営する道場の親睦会でした。45名の方にご参加頂き、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。ご参加頂いた道場生、ご父兄様、本当にありがとうございました。皆様と楽しい時間を過ごせた事、とても感謝しております。しかし、あまりに楽しくてかなり飲んでしまい、今日は二日酔いで1日中寝ていて家族とご飯を食べたり出かけたりも出来ないという、自己嫌悪と反省の1日を過ごしました。明日からまた厳しい毎日を過ごしたいと思います。
今日は身体の調子が良かったので、飛び後ろ回し蹴りで190cmのボールを蹴って見ました。3回やって3回とも命中させる事が出来ました。60歳まではバリバリに身体を動かせる空手の先生でいたいと思います。
夜寝る時に、自分は前進したと思えるような1日を過ごしたいと思っています。そう思って稽古していますし、そう思って生活しています。今日は手応えを感じる稽古が出来ました。この数年で私は今までの自分に出来なかった事をたくさん出来るようなりました。新しい事をたくさん覚えました。それは新しい事に挑戦したからです。今年中にもっともっと頑張り、来年までに今思い描いて入り事を全て実現させたいと思います。
私は自分の人生を振り返った時に、あの時に自分は変われたなと思った出来事があります。その中で自分が本当の意味で大人になったなと思う出来事は、自分で道場を出し、自分の先生から離れて1人で道場を運営するようになった事です。それまでは先生の指導を受け、道場の運営もしてもらい、トラブルがあれば相談しアドバイスを頂きという感じでした。ある意味で自分に後ろ盾があるようなものでした。それが先生から離れた瞬間から、いろいろな事を全て自分で考えてやらなくてはいけなくなりました。道場の全ての事において自分で責任を取らなくてはならないという状況が自分を本当の意味で大人にしてくれたと思います。そして私が道場を出してから10年は本当に苦労をしました。私の不徳が招いた事ではありますが、さまざまなトラブルを経験しました。そのおかげで自分も成長し、今こうして自分でも良いと思える道場を運営する事が出来ています。私はその頃に自分の信念としていた事があります。それはどんな思いもよらぬ理不尽な事を言われたり、どんな思いもよらぬ理不尽な事が起ころうと、必ずその場で考えて、その言われた事やその事に対処をすること、そしてその日の夜に、もう一度その事を自分で飲み込んで、真摯に受け止め、その原因を自分に向けて、そこから何かを得て前に進むようにしよう。という事でした。その信念は今も変わってはいません。でも私もその頃は若く、聖人君子とはとても言えない人間でしたので、その理不尽な事を言ってきた人や理不尽な事を起こした人を好きになる事は出来ませんでしたが、それでも言われた事や起きた事に対しては真摯に受け止め全力で誠実に対処したと思っています。それから時が経ち私もずいぶん歳をとりました。今でも聖人君子には程遠い人間ではありますが、今ではその人達やその出来事に心から感謝しています。その人達やその出来事があったおかげで今の自分が存在していると感じています。もちろんこれからもたくさんいろんな事が起こる事だと思います。どんな事が起ころうと誠実に全力で対処し、真摯に受け止め前に進んで行きたいと思います。
5月1日、時代が令和になる瞬間は、妻と串カツ田中で飲みながらカウントダウンをしてビールで乾杯して迎えました。考えてみると時代が変わる瞬間にカウントダウンをして乾杯したのは初めての事でした。私は、空手を始めた15歳の時から年を越す時は、稽古をして過ごして来ました。だからもちろん2000年になる時も稽古をしていました。なので当然年を越す時にカウントダウンは出来ません。今回は年を越すわけではないので、妻とお酒を飲みながらカウントダウンを出来たわけです。だから一生の思い出になりました。私は現役時代に1度お酒を止めました。約10年ほどお酒を止めました。でも妻と出会い、妻と一緒に飲みたいために、またお酒を飲むようになりました。もし妻と出会わなければ、妻とカウントダウンをして乾杯をして新しい時代を迎えるという素晴らしい瞬間を体験する事は出来なかったと思います。だから妻にはとても感謝しています。妻と出会ってから私の人生はとても幸せになりました。妻と出会ってからの私の人生はボーナスステージのように感じています。その大切な人を失わないよう私は日々精進して自分を高めて行きたいと思っています。
kanno
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