2002年11月17日(日) |
アメリカ生活もお終い |
とうとうアメリカ生活も終わり。2年半。あっと言う間だったな。 火曜日のフライトで帰国。。。 また窮屈な日本での生活が待っていると思うと嫌だな。 ここ3ヶ月はNJでの生活だったので、 週末はいつもマンハッタンに繰り出していた。3ヶ月間の活動。 以下は、見た物などの記録。 これだけ見たり、行ったりすれば十分だろう。
ミュージカル(8本、9回) 42nd street(最前列。これぞブロードウェイ), AIDA(最前列), Cabaret(舞台がキャバレーになっている。) Les Miserables(後ろの方の席でイマイチだった) Mamma Mia(アバの曲がとても良い), Beauty and the Beast(美女と野獣、ベルが本当に可愛い。), AIDA(二回目、最前列), Chicago(最前列。アメリカ的ギャグが多い), The Lion King(舞台装置、超感動)
オペラ(5本): Metropolitan Opera: Turandot(演出が豪華) NY City Opera: La Traviata(椿姫、「乾杯の歌」が良い), Rigoletto(歌が超上手い。シンプルな演出なのに感動) Figaroの結婚(長すぎ。ドタバタしすぎ) セビリアの理髪師(アリアが上手い。感動)
オーケストラ: NY フィルハーモニックオーケストラ(観客がよくない) フィラデルフィアオーケストラ(上手い) ボストンシンフォニーオーケストラ (内田光子 モーツアルトピアノコンチェルト No 21。 感動で演奏中も涙物だった。演奏後、即座に観客全員総立ちのスタンディングオベーション。本当にすごかった。)
美術館: メトロポリタン美術館(2回、印象派 モネなどが充実) フィラデルフィア美術館 (穴場。印象派が結構多い) ボストン美術館 (モネの絵「La Japonaise」 巨大で威光を放っていた。7年待ってやっと見れた。この絵だけを見にわざわざ行く価値がある。) ワシントンナショナル美術館(無料。ここもルノワールなどの印象派が充実) MOMA美術館(イマイチ。小さい。)
MLB メジャーリーグ観戦: NYヤンキース ヤンキースタジアム (一度は行っておくべき。が、なにもかも高過ぎ。もう行きたくない。) NYメッツ シェイスタジアム (2回行った。お薦め。途中で前の席にこっそり移動できる。) ボルティモア オリオールズ カムデンヤード (超超お薦め。MLBで最も美しいスタジアムの一つ。また雰囲気も最高。客も素晴らしい。飲み物も上手い。レモネードがある。さらに入場料も安い。また行きたい) ボストンレッドソックス(球場を外から観ただけ。試合を見たかった。)
NFL アメリカンフットボール観戦: フィラデルフィア イーグルス (イーグルス勝利。イーグルスは強いので切符が取りにくい。熱狂的なファンばかり。)
NHL(アイスホッケー)観戦: コンチネンタルアリーナ(NJデビルス。迫力満点。)
USオープンテニス観戦: スタジアムに行ったが雨で試合は見れず。。クソ。 天気なら サンプラス、ヒンギス、セレスなどが見れたのに。
旅行など: ボルティモア(野球、名物カニを食べた) ワシントンDC(アーリントン墓地 JFK, RFK) ボストン(美術館、オーケストラ) アトランティックシティ(カジノで100ドルの負け。カニも食べる) フェニックス 1週間 (アリゾナ、砂漠のサボテンなど、マウンテンバイク挑戦したがリタイア)
来週から日本か。。アメリカを後にするのは寂しいな。日本に帰ってもロクな事がないだろう。また、上記のようにいろいろ見たりする事もできないな。 少なくとも、オペラ、世界トップクラスのオーケストラ、ミュージカルは日本では そう簡単に見れないし。 美術館などは、人気の作品が来ると超混んでいるようだし。 毎日通勤電車に乗るのはかなり嫌だな。
2002年09月22日(日) |
ミュージカル 「キャバレー」を観に行く |
今日はミュージカル「Cabaret」を観に行った。 事前にネットで良い席を取っていた。 100ドルしたが、オーケストラ席のかなり前。 このミュージカルは非常に特殊で観客席が本当のキャバレーの様になっている。 オーケストラ席は丸テーブルに4人で座る。 ショーが始まる前には、本当のキャバレーの様にテーブルで アルコールなどドリンクを頼める。 私はおとなしくオレンジジュースを頼んだ。4ドルした。やはり高い。 ショーがいつのまにか始まった。観客席とステージは正に一体感がある。 花道から役者が出たり入ったり。 客をステージに上げて踊ったりと、とても盛り上がる。 臨場感を味合うために高いけど良い席を取ったのは、大正解だった。
ステージは少し低いのでやや見にくいが、一体感を強める。 役者が私の席の横に下りてきて電話を掛けるシーンがあったり。 本当に、ステージと観客席が一体となる。
ストーリー的には、キャバレーのお姉さんたちが、 少々妖しい衣装で、セクシーに踊ったり、観ていてとても楽しめる。 セットは大掛かりではないが、お姉さん達が、 上手い具合にセット替えを行い観ていて、気持ちが良い。 ミュージカルだが、地のセリフが多いので聞きやすい。 芝居を観ている感じがして、入り込める。 キャバレーの司会者Emceeという役が、これまた癖があり 変わっている。 とても妖しいが非常に大事な役柄。上手くやっている。 日本の劇団でもやったみたいだけど、 きっと、こういう癖のある役は、日本人にはうまく出来ないな。
時代設定は、1930年、ベルリンのキャバレー。時代的にも独特の雰囲気。 主演女優はイギリス人キャバレー嬢という設定なので、英語も アメリカ英語ではなくて、イギリス的ななまりでちゃんとセリフを言う。 さすがだな。 このミュージカルは、独特の雰囲気、臨場感ある芝居、キャバレーのようになった観客席、セクシーな踊り、と本当に楽しめる。 100ドルしたけど、大満足。観てよかった。
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