親しき仲「こそ」、礼儀あり - 2004年03月30日(火) その人の言ってることに異議があるとき、 つい、はねのけて自分の意見を押しつけてしまう。 あなたの言ってる「それ」なんかより、 私の言ってる「これ」の方がずっと、何だ、というのだろう? お得? 正しい? 生存的? 美しい? 楽しい? かっこいい? 高尚? エライ? 価値がある? ためになる? いっぱい努力してる? がんばってる? あなたを思ってる・・・・? 言うこときかせよう、と思う傲慢さ。 自分の正しさを、「なぜわかってくれないのさ?」 正義を楯にした「軽蔑」を、正当化することはできないね。 親と、友達と、同僚と、恋人と、うまくいかない理由がここにあったと気づいた。 最も理性的だ、生存的だ、建設的だ、と主張する、 「結婚式の、死んだ猫」同然の無礼。 マナーの欠けた状態を、大切なあの人との間に、自らつくりだしていました。 そんなことに気づき、言葉で斬りつけ、 視線で痛めつけてしまった恋人に誤った。ごめんね。。 すると彼は、一行きりの、返事をくれた。 大丈夫! 彼の方がずっとずっとでっかい人間に決まってる、って思った。エイメン。 - プロフェッショナルの語源 - 2004年03月15日(月) (私には)知識が技術があります、と公言すること。 - 爪の短い理由 其の弐 - 2004年03月14日(日) ecoこと斎藤淳子のホームページを久々にのぞく。 10日ほど前に電話で、確か3月末にレコ発ライブやるって言ってたっけ。 今回は2バンド出るうちのはじめの出演予定だから、 その日の昼間の用事が何時にどこで終わるかによるわ。 いけそうならあの人もこの人も誘わなきゃ。 近頃、挫折した目的を刺激しないよう、 音楽関連の話題はタブーだったけど、淳ちゃんの姿はOK。 ライブ情報のページの4枚目の後姿はとても素敵だ。 思わずやすりの手を止める。 そう、私は爪を磨いていたの。 左人差し指の爪が他より短いのは、 他の誰でもなくecoのせいだ。 こんなことなら、人のせいにするのもされるのもきっと楽しいはず。 そう穏やかに思えるのが嬉しい今夜だ。 http://members.jcom.home.ne.jp/eco-sing/live/index.html - ロックンロールは白と黒 - 2004年03月13日(土) 私が中学に入った頃、プリンセスプリンセスというバンドが 一世を風靡していた。 ご多分に漏れず、わたしもプリプリが好きでした。 そして、メンバーが書いた本、「たった5つの冴えたやり方」 というのを手に入れて読んでいました。 その中でギタリストは、「私は赤と白がはっきりしてるのが好き、 まざってピンクになっちゃうようなのはイヤ」とか、 そんなようなことを言っていた。 当時の私は、「これだ!」と思い、突っ走っていました。 加奈ちゃん(プリプリのギタリスト)おすすめのカリスマロッカー、 マイケル・モンローを、高校生になっても嫌なことがあると大音量で聴いていました。 ♪Dead, jail or Rock n roll..... 思い切りやるか、全く手を引くか。 白か、黒か。 all or nothing... 物事の始まりには思い切りやる気満々で隅々にまで関心を寄せるけれど 小さな挫折を積み重ねてはどうでもよくなる。 完璧に出来上がらないことに気づくと、仕上げなくてもいい、とさえ思う。 そんな身勝手な振舞いの種が、ロッカー精神にはあるかもしれない。 そんなことに気づくのは、これからの人生において果てしなく大きな収穫だ。 - オンリーワン、の別の意味 - 2004年03月12日(金) オンリーワン、は、某人気グループの大ヒットにより 皆が目指すべくひとつのキーワードとなった。 しかし、オンリーワンは危険でもある、 という物の見方があると思う。 人と違っていていい、個性がいい。 その思想から逸脱すると、 自分のことしか考えず、 何事も自分に影響を与えることはなく、 自分は周りに圧倒的な力を持っている。 そうした独善主義が生まれるかもしれない。 本当の仲間をつくることのない、 苦しいくるしいオンリーワン。 芸術家の中に、 弟子を自分以上の存在にしようと 尽力するものがいるだろうか? その数はとても少なく、 多くは無意識のうちに抑圧的になる。 何かを教える顔をして、 決して後輩が到達できないことばかりを与え、 したり顔でそびえたっている、 そんな「オンリーワン」。 何かを極めようと望めば、 きっと突き当たる抑圧の壁だ。 メンターの偉大さは、 弟子の活躍で測ることができる というのもこうした理由だと納得した。 - やっぱりジャズが好き! - 2004年02月27日(金) 職場でよく似た趣味の人をみつけた。 何かいいCDない?といわれて 久しぶりにCDラックをのぞいて手にした3枚。 いずれも大好きな人たち。 斎藤淳子率いるecoと、 フリューゲルホルンの土濃塚隆一郎、 ギターの和田雄二郎。 彼らの作品を改めて手に取り、ライナーノーツを指でたどる。 そこには数年前買った当時には大した注意をおかなかったデータがあった。 誇れる友人がいるという、新鮮な事実。 楽しい楽しいジャズのある日常を取り戻そうと、 新たな時間の中で今、鼓膜を揺らすこの音にしばらく身をまかせようと思う。 - 働くことや、役割を担うことへの憧れ - 2004年02月15日(日) 労働基準法がどう、だとか、 「余暇」を楽しみましょう、とか、 「自由な」時間がある、とかないとか、 そんなことはどうでもよいのである。 こどもの頃を思えば、どんな遊びが好きだった? お店屋さんや駅員さん、おままごとにお医者さん。 社会、というグループの一員として、 役割をもつことに強い興味を持っていたな、と思う。 忙しく働くことにどんなに憧れたことか。 大人になって、「働くこと」がとても重くて切なくて、 できるだけ働かなくていい方法を考えてハッと気づくと夜になる そんな暮らしを惨めに思い、不労所得に憧れる そこにゆがみがあるだろう。 最近ごく個人的によく感じること、 それは、だるくて何もやる気が起きなくなる時には そのままブスッ、と寝てしまうよりずっと、 自分の役割をまっとうした方がさわやかになる、ということ。 働く、ということに関する嫌悪感や社会通念、そしてさらには蔑視。 それらが、活気ある未来を阻むようにも思える。 - 神聖なコミュニケーション - 2004年01月28日(水) 古い友人に電話をかけ、陽気な声をあげた。 話をつづけ、距離を縮めるたびに、喜びがこだまする。 それはそれは神聖なアウトフローです。 - 職業選択の自由〜ラララ♪ - 2004年01月16日(金) 今日は結構忙しかったけど、それなりに楽しんだ。 11月から外資系IT企業でアドミンの仕事をしています。 秘書と庶務のあいのこのポジションです。 いろんなところから電話やらメッセンジャーやらメールやら ファックスやらが舞い込み、時折誰かが目の前にボディごとやってきて、 お願いごとをされます。 一気にくると、かなりてんやわんやとなったりします。 同じ姿勢でずっとずっと同じ作業を続けているのは苦痛! いわゆるルーティンワークは向いてないなぁ。 きっと、私の家族や友人や周りの人ならとっくに気づいているような 自分自身の特性や向き不向きに、ようやく気がついてきたみたい。 あれやこれや、思いもよらない出来事が振ってくる、 そういうのが性に会っているようで、今の仕事はとても楽しいです。 人々も理解があり、よかったなぁ。 ウェブ作成とか、書類作成とか、根を詰める作業はものすごく楽しいけど、 ずっとやっていると注意が一箇所に固定されて窒息しそうになるんだよね。 うまくその過度に集中してしまった注意をうまく分散させれば大丈夫なんだけど、 どうもはまり込んで抜け出せなくなることもしばしば。 そうすると、眠いのにむりやり起きてるときみたいに機嫌が悪くなるので 人につらくあたってしまうかも、と思いました。 仕事の向き、不向きというのは興味深い主題です。 - ツール。 - 2004年01月12日(月) 人は、思いがけない反応を示す時がある。 それを、こちらから話しかけるとき、 こんなことを言われたらどうしよう? もう口をきいてくれなくなったらどうしよう? 取り乱したらどうしよう? 耐えられるかしら、私?なんて、あれこれ考えているうちに、 新鮮な、ホットな話題を配り損ねる。 そんなのやだな、と思った私は、 トーンスケール、というのを手に入れた。 人の表す感情に、振り回されずに済む、ツール。 10年ほど前、個人的に「泣く」という感情を研究していたけれど、 それを見事に解決する、ツール。 怒り狂う人にも、おびえて引き下がる人にも、 「いいです、いいですぅ、わたしは関係ないですぅ」と、 差し出す手を握ろうとしない人にも、 保守的に腕を組む人にも、媚を売る人にも、 全く話をきかない関心のない人にも、 穏やかに楽に、向き合える、そんなのっていいな。 -
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