詩的エッセイ、つづっています。...笑 満ちる

 

 

「もっと力つけてから・・・」は禁句。さぁ、飛び出そう! - 2001年11月23日(金)

夢中になれることを間違うと、大変なことだ。
こんなつもりじゃなかったのに、と。
エナジーフローの向きをしっかりと感知して、
一番自分に向いている仕事をしていこう。
人生長いようで短く、
短いようで退屈して過ごすにはあまりにも長い。

夢中になって時間を忘れてしまえるもの。
それを手にいれたなら、無敵。
でもそれがなかなか見付からないならそれまでは、
今目の前にあることに全力で取り組むしかない。
一生懸命取り組んで無駄になることは本来何もないから、
ギターに賭けた青春も決して無意味なんかじゃない、
と今ごろになってやっと思えた。
「〜せねば…」が苦しかった。

現場へ。最前線へ。
いちばん、大変なところへ。
「もっと力をつけてからがんばる…」は臆病モノと怠惰の得意とする弱音にすぎない。


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結果オーライ? - 2001年11月22日(木)

ある友人がl今年結婚した。
半年ほど前、ケーキを片手にうちへ遊びにきてくれて、
マリッジブルーともいえる心の揺れを話してくれた。
また、家族がその結婚に100%賛成してくれているわけではない、とも。。
でももう日取りは決まっているし、広尾のこじんまりとした式場でやるから
よかったら日にち空けておいてよ、と。ドレスの写真も見せてくれた。
私の部屋はどうやら居心地がいいらしく、寝転がっておしゃべりは熱くヒート。
終電は軽く逃し、タクシーで帰る始末。
楽しい夕べだった。
それから数ヶ月、何の連絡もなく、私の手帳は仕事等の予定で埋まり始めた。
招待状もなく、こちらから「結婚式はその後どうなった?」とも聞けず、
もしかして流れたのかな?なんて、心配していた。
呼ばれていそうな友人にもあたったけれど、何も手がかりはないまま当日を迎えた。
私は別の用事が入ってしまったけれど、正式に呼ばれたわけでもなくて電話もできず。
数週間後、海外にいる共通の友人にさりげなく、「あの子の結婚どうなったかきいてる?」
すると、「いい式だったみたいよ、ここを見ると写真が見られるよ」と、URLが付記されていた。
日本にいる別の友人に転送すると、彼の手元には彼女自身からそのURLが送られていた。
一体何で私は避けられてるんだろう?
長い間、仲の良い仲間だと思っていたのにな。。

日にちまで空けさせておいて、ちょっとひどいと思った。
彼女との「キョリ感」に自信がもてなくなった。

本来何のしがらみもなく新しい人生の門出を祝いたいというのに、小さなすれ違いが溝を深めた。
こんなとき、相手を責めてもしかたない。
彼女が幸せなら結果オーライ。
相手の態度がどうあろうと、私は私で誠実にいきたい。
このわだかまりを乗り越えて、再び一緒に笑える日がくるように。。。



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「てつがくしょ」そして「かがくしょ」として - 2001年11月21日(水)

『地図の読めない女 話のきけない男』を読み進める。
まるで自分たちのことのようで、想像以上に参考になる。
男女平等を説くのがモラルな世の中でこの本は異色だし、出版への勇気に敬意。
これは、単に男と女の問題、というよりも、
自分と異なる考えを持つ人への寛容を学ぶ書、ともいえそうだ。
もともとこの世に生まれてくる時点で人間は皆平等、とは思えない、
ひとりひとり違っている、という観点から物事をみていた私は
この本を、「てつがくしょ」と「かがくしょ」の接点だな、とも思った。
また、文字通り私がかつて恋人とのやりとりで苛立ちを覚えた時を思い出し、
当時の自分の中に明らかに芽生えていた排他性を恥じた。
「どうしてわかってくれないんだ!?」と叫ぶ前に、
一呼吸おける自分になれれば晩万歳、じゃないかな?

頭でわかっているようで、いざとなるとできないことは、
何度でも言い聞かせてあげないとね。。


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千と千尋の・・・・ - 2001年11月20日(火)

千と千尋の神隠しを観る。
物語としての印象に加え、釜じぃのそばで石炭を炉に運ぶ仕事をしていた小さな生き物が忘れられない。
石炭の重みで地面にめり込んでしまったひとりを千がつまみあげたら、
釜じぃに「やるなら最後までやれ」と野次られよろける足取りで炉へ。
その様子をみていた他の仲間も、重みに耐えられないふりをすれば助けてもらえて楽ができる、と
一斉に石炭の下敷きになって地面にめり込みはじめる。その光景には胸がつまった。
こういうことって、私たちの世界でもよくあるんじゃないか、と思い、恥ずかしくなった。


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最高の「きっかけ」に。 - 2001年11月19日(月)

獅子座流星群。
昔の教え子(当時小学生、今中1と中3の姉妹)とメール。
「先生!今日はしし座流星群の日だよ。その時間までがんばって勉強して見るつもりなんだ〜先生見る?」
『見るつもりだよ!ギフは晴れてる?東京はいまいち、曇りかな。流れ星☆にどんな祈りを込めようか?』
「晴れてるよ。え〜っとあたしのお願いは・・・どうしよう。先生なんか決まってる?」
『いつどこにいても幸せを感じられる自分になりたい、って祈るよ。』
「いつどこにいても幸せを。かぁ〜(^-^)どんな人でもどんなときでも自分で幸せだって思えることが幸せなんだよね☆」
『そういう事!幸せは、モノをたくさん持ってるとか他の人がどうかじゃなくて自分が納得できなくちゃ、ね!一緒に目指そ!』
「よし!じゃ〜一緒にしし座君にお願いだ!ほんとは自分で実現するものだけど、ちょっとだけ力を借りて。」
『うん、何事も「きっかけ」が大事だから、さ(^-^)!頑張る決意のきっかけに流れ星、なんて、ステキだよね☆ウフフ☆』
「この今生きててよかったね(^-^)最高のきっかけだよ!!はやく見たいな〜!」
『うん、うん!』
「もし流れ星が見え始めたらメールしてくださいね〜。一応頑張って勉強してるから(^-^)」
『うん。わくわくするね〜☆!』
「(☆-^)(^-☆)(☆-^)(^-☆)(☆-^)(^-☆)こんな感じ?(☆-^)(^-☆)(☆-^)(^-☆)(☆-^)(^-☆)」
「もうちょっとずつ流れ始めてるよ!おねぇが一個発見しました!」
『見えたよ!』
「こっち100個以上見えてる!めっちゃキレイ☆!」

・・・私にとって、生まれて初めての流れ星体験でした。ステキだった。

いろんな「しこり」がふぅっ、と解けた一昼夜。
やはり、対話しかない。
意義ある11.18を目指して夢中で祈ってきたことが、
今ある一番望ましい形で結実していることを知り、歓喜した。


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シークレット・カレー - 2001年11月18日(日)

愉快な仲間が集まって、斎藤淳子宅でカレーパーティー。
遅ればせながら駆けつける。
まさか、パラック・パニール(ほうれん草カレー)にありつけるとは思っていなかった。
チーズまで手作り、とは恐れ入りました。フルーツがたっぷり溶け込んだ甘口カレーも絶品。
誰ともなくピアノをたたき、打楽器を携え合奏が始まる。
Desafinadoにはガットギターで参加。あまりにも久々にギターを抱えた。
楽譜は1枚きりしかなくて、グランドピアノを囲むようにして譜面を覗き込んでの合奏。
その後、ビートルズやスティービーワンダー、キャロルキングなどを合わせてみた。
あたりまえに知っている曲ばかりだというのに、ちゃんと歌詞まで覚えてる曲があまりにも少なくて。。。
今度みんなで集まる時までに何かひとつでも二つでも、みんなで楽しめる曲を覚えてこようっと。

今夜未明は獅子座流星群。
流星に何を祈ろうか??



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おまえは無理だよ - 2001年11月17日(土)

「おまえは無理だよ」と言う人の言うことをきいてはいけない。
もし自分で何かを成し遂げたかったら、出来なかった時に
他人のせいにしないで自分のせいにしなさい。
多くの人が、僕にもおまえにも無理だよ、と言った。
なぜなら、彼らは成功できなかったから、だから
君にもその夢をあきらめてほしいんだ。
不幸な人は不幸な人を友だちにしたいんだ。
決してあきらめては駄目だ。
自分の周りをエネルギーにあふれ、プラス思考の人でかためなさい。
近くに誰か憧れる人がいたら、そのひとにアドヴァイスを求めなさい。
君の人生を考えることが出来るのは君だけだ。
君の夢が何であれ、それに向かっていくんだ。
〜NBAのマジック・ジョンソンから黒人の子供たちへの手紙より


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対話は生命の芸術。 - 2001年11月14日(水)

今日もまた、人の懐へ。
明日もまた、心を開く旅路へ。


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殻が破れる音がした。 - 2001年11月13日(火)

革命的な日だった。
自分の「殻」が破れる音がした。
自分の「壁」が崩れる音がした。

他の誰かがどう、ではない。
まず自分がどうか、だ。

明日からは「行動」するんだ、と決めた。

今までバラバラだった物事の認識が
磁石に吸い寄せられる砂鉄のごとく、
集まりつながりひとつになっていく。

確実に、「人間力」をつけていると今日もまた実感するんだ。


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深い海のまなざし - 2001年11月12日(月)

姉として慕う友人からのメールがうれしかった。
私の苦しみや痛みやさみしさを、
みんなわかってくれている。

実際には知り合ってから長いブランクもあり、
ふたりきりでは数度会って話している位なのに、
どうしてこんなにも私のことを知っているんだろう、
わかってくれているんだろう。

私の両肩に、いつのまにか重くのしかかっていたものが
ふぅわりと氷解していった。

彼女のうたには、海を感じる。
彼女のまなざしは、おおきくゆるやかな波のよう。
今日、なぜそう感じるかがわかった。

海よりも深い、愛の大海原の物語。
自分の、他人の、だめな部分も愛せる自信が少し、生まれた。
生まれたてだから、この気持ち、やさしく育ててあげたい。



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