裏方当番。 舞台進行担当。 とにかく、今日は「あ!」とか「え?」とか「えっと…」とか、「さあ〜…」とか そんなことばかりだった。 自分でも歯がゆいが、周りはもっと歯がゆい…どころじゃないだろうなぁ。 自分で割り振りながら、ちょっと後悔。
違うな。 自分で割り振ったんだから、もっと責任持って、自覚して動かないとあかん。
前に立つことは苦手だし、できれば避けて通りたい。 人に言われて動く方が、好き。 だけど。 どうせやらないといけないのなら、気持ちよくやりたいし、 どうせなら信頼される人になりたい。 あてにしてもらえる人でありたい。
2005年11月11日(金) |
【部活日記?】気もそぞろ |
学校にいても落ち着かない。 ホールが気になる…
放課後、我慢できず会議をキャンセルしてホールへ行く。 いやぁ、行って良かった。本当に用事があった。 色んな人に助けられてます。
大会初日。上演当日でもある
上演前の落ち着きなさに加えて、というかそれ以上に、開会式のことやら運営全般のことやら、何から考えていいのかわからなくて、やはりウロウロとさまようワタシ。 ホントに器が小さいのです。(見た目はでかいのに…)
ホワイエでちょっと稽古ができたのがラッキー…だけど、この期に及んで小道具が未完成で、ちょっと切れかける。 セリフも飛びまくる。 …あかん。不安材料が増えてくる…
上演前の楽屋では、鏡前をめぐる紛争が起きかけたり、自分のことにいっぱいいっぱいで周りが見えてなかったり、緊張感が漂う。 まだセリフあわせをしている。 …重い、重すぎる空気…
準備万端? 緞帳が上がるのを見届け、OPの写真を撮りに客席へ。 し、しかし。 ループするセリフ、乱れる足並み、かみ合わない会話… 慌てて袖に戻り、祈るような気持ちで、正座をして、ゴールを待つ。
けどまあ、みんなよく最後まで頑張ったと思う。 ワタシは為すすべなく、祈るしかなかったけど、大部分が初舞台にもかかわらず、ループしかけたセリフをしっかり軌道修正し、慌てずにやるべきことをやりきった。 本当の意味で舞台が止まることはなかった。(ほとんど瀕死の状態ではあったけど) フルマラソンにいきなり挑戦して、完全に時間切れのなかでゴールしたようなもんだ。 ゴールできただけで、良しとしよう。
学校に荷物を戻し、ヨロヨロと帰ってくると、すでに講評は終わっていた。 まあ、厳しいことを言われるのは覚悟の舞台だったと思うので、予測はしてたが、 あまりのみんなのへこみように、ちょっとたじろぐ。
でも、ホントに、あの涙はなんの涙だったんだろう。
高校時代、先輩に1対1で稽古を付けられていたときに、泣いたことがある。 その時、先輩に言われた。 何で泣いてるのか。 できること、全てやりきってそれでも上手くできないなら、悔しくて泣いてもいい。 だけど、そこまで、やったのか。まだやってないでしょ。もっとできるでしょ。 泣くほどの努力をしたのか。
校内リハの反省会で泣いたときも、終わってから泣いて後悔するような芝居をするなと怒られた。 (思えば、部活中、よく泣いてたなぁ、ワタシ…)
そんなことを思い出した、大会初日だった。
帰り道、さすがに色々考え思う。悔しさやら寂しさやら、まあ、いろいろ。 本当はダンスの日で、終わってから行きます!って宣言してたけど、 疲れ果てて、休む決心をした。 が、時間が経てば経つほどモヤッと感がたまりたまってきたので、途中でえいやっと思い切って、 レッスンに行く。 残り30分足らずだったけど、滑り込み。 無理矢理、身体を起こして、とりあえず先週の振りのおさらいだけ。 ちょっとスッキリ。
とりあえず、明日からは落ち着いた日々が戻るはず、かなあ?
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