P-diary
Piccolo,Play,Practice,Pleasure,Process,Pray,…Precious!

2005年03月04日(金) *卒業公演お手伝い*

仕込み4日目。
今日は試験監督もないのでお休みをとって、朝からの参加。
お持ち帰りをして家で作ってきた小物を衣裳に縫いつけたりしているウチに午前中の稽古終わり。
今日は研究科の衣裳関係も請け負って、昼休みを取りにくいほど、ちょっと働き者だった。
夕方がゲネだから、少しでも早く作ってあげないとね。

本科のゲネは衣裳のことが気になって袖と楽屋をウロウロ。
今回の本科の作品は、割と聞き慣れた歌ばかりで、これがまた、ワタシにとって「ツボ」な歌が多くて、袖で聞いてるとちょっとグッときてしまう。
セリフも、かなり身につまされるセリフが多くて、ぐさぐさくる。
また、歌と踊りが多いけど、これが初めて見た時は「だ、大丈夫か!?」って感じだったのに、さすがにこの2日ほどでもメキメキと上手くなってて、なんだかその一生懸命さとかひたむきさに、密かに涙を誘われるのだ。
これは「役者」のための芝居だなぁと思う。一般の人にとっては「ふ〜ん」で終わるかもしれない作品だけど、一度でも舞台に立った人間には、突き刺さる言葉がたくさんです。
ある意味、これに出演しなくてよかった、と思う。

研究科の芝居も、初めて通しでみた。
で、改めて、「ああ、今年の研究科の芝居なんだな」と、また思った。
出たいなぁと思うけど、一緒に歌いたいな、踊りたいなと思うけど、でも、ワタシの入る余地はないという、当たり前の寂しさ。
…ホントに寂しがりだ、ワタシ…

だんだん、することがなくなってきた。
明日、明後日の身の振り方に悩む今日この頃。



2005年03月03日(木) *卒業公演お手伝い*

仕込み3日目。
3時から6時過ぎまでの予定で参加。
基本的に、触ってる大きな衣裳は昨日と替わらない2着。(レースのドレスは完了)
そのウチの1着は、ホントにどうすればいいの?って感じの状態で、一応衣裳のプロ?の妹に相談をしてアドバイスをもらったので、試してみる…がいまいち…。
一体全体、このまま上演まで放っておくつもりだったのかしら?(まぁ、そんなん許されないやろうけど…)って感じ。

ただし、本科が舞台稽古の時は衣裳に触れないので、その間は小道具系の縫い物。

今年は手伝いに来ているOBが少ないのでちょっと淋しいのだけど、顔なじみがいるので、ほっとする。
そして、社交辞令にしても「ふうちゃんが来てくれて助かったわぁ」と言ってもらえると、ちょっと嬉しい。
テスト中で午後が暇やとは言っても、採点はあるし、この時期だからこそ出来る仕事、しなきゃいけない仕事もあるし、実は言うほど暇でもないけど、それでもお手伝いに行きたいなぁと思っていた。
一つは「淋しい」から。3年間、あんな生活をしてて、この時期あんなに忙しかったのに、今さら仕事だけの時間を過ごすのは、ちょっと淋しいというか、もてあますというか。そんな感じ。
もう一つは「恩返し」かな。
ワタシは3年間居たけど、実際に「そこ」にいた時間は他の人よりうんと短かったし、だから自分のことでいっぱいいっぱいのまま終わってしまった。
本科の小品発表会からも、本当にたくさんの先輩たちに助けてもらったけど、同じことを次の人たちにしてあげることができないまま、卒業してしまった、という感じがしている。
なら、少々忙しくても、とりあえず自分が出演しない分「お手伝い」に専念して、恩返しがしたいのだ。
まぁ、じつは、どちらにしても「自己満足」なのかもしれないなぁ、「離れたくない」ってだけかもしれないなぁ、もっと言えば単なる「モノ好き」かもしれないなぁ…なんて思えてしまうので、来てくれて良かった、と言ってもらえると、本当に「来て良かった」と思えて幸せなのです。

てなわけで、気をよくしてあれこれやってたら、あっという間に6時を過ぎてしまって…ええ、帰り損ねました。
ホントはダンスの日だったのですけど。今日から新しい人が入るので是非!と思っていたのですけど…
結局どうにもならないドレスはさらに課題を残したまま、一着は小物を家での宿題にお持ち帰りをして、8時半に退館してダンスへ。
ちょうど帰るところだった先生と出くわすことができて、ダンスの衣裳を返却することができた。めでたしめでたし。



2005年03月02日(水) *卒業公演お手伝い*

仕込み2日目。
5時頃から参加。
裁縫セットは持って行ったものの、必要なモノをいくつか入れ忘れていて、かなり悔やむ。
「しつけ糸」「ボタン・ホック類」「ゴム類」「マジックテープ」は必需品。
ということで、休憩時間にダッシュで買いに行く。

請け負った大物は、まずはワンピースにレースを足してフリフリに。
つい、A型の血が騒いで必要以上に丁寧にやってしまい、予想外に時間がかかった…ので、後半は一気に手抜き縫いになって、途中からお手伝いをしてもらったなっちゃんに笑われた。
そのほか、細々と3着分ほど作業。
とりあえず今日請け負った分は終わったけど、まだ微妙なモノが残っているっぽい。
気にしたらキリがないような感じだけど…ということで、本当は明日は来ないつもりだったけど、来ることを約束してしまう…。


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