…なのですが、今回もお休み。 今日は遅刻してでも行くつもりで、テキストも持って、今日提出の鑑賞授業の感想文を仕事の合間に清書して行く気満々だったのにぃ。 会議は何とか5時過ぎに終わり、こりゃ間に合うかも、と思いきや、職員室に戻ると演劇部員I君が情けない顔でやってきて、部活でもめていると…。 演劇部改造計画が早くも頓挫した模様。 とりあえず次回の部会で巻き返す事を決意しI君帰宅。 ため息ばかりが出てくる。 すっかり意気消沈…
そうこうしているうちに、文化祭で生じた諸問題、これから進めていく修学旅行関係での諸問題に関して同僚と愚痴りはじめ、止まらなくなったところに、諸問題の元凶が登場、予定外の話し合いが始まり、その後も元凶抜きで話し合いが続き、気付けば8時過ぎ。 …もう間に合わない。 どっと疲れの増した身体を引きずり帰宅いたしました。
はぅ、稽古日記じゃない…。(ま、いっか) さて、次の授業は来週。久しぶりに劇表現もある。楽しみ楽しみ。
…なのですが、残念ながら、文化祭前日のためお休み。
| 2001年06月13日(水) |
「狂言の発声(1)」 |
<まずは、狂言について。> 室町から江戸時代にかけて完成した。なので、使われている言葉は、その頃の言葉。 元々、能舞台は屋外にあるもの。 今は屋内でやることも多いが、基本は野外。 なので、普通以上に大きな声を出す必要がある。
<能舞台> 舞台自体は、約9m四方。 舞台の後方には「後座(あとざ)」…能の場合は、お囃子とかが控えている。 舞台の下手に「橋がかり」…廊下のように伸びている。その脇には、松が3本。 客席=見所(けんじょ)
<発声練習> 伸ばす音。ア、イ、ウ、エ、オをお腹から、大きな声で。 最後に力を入れる。なので、“アーーーーーーーーーーアアッ”って感じ。
短い音。同じく、ア、イ、ウ、エ、オ。 今度は、一押しする感じ。“アアアッ”って感じ?
<今回の教材『以呂波』とは> 180ある狂言の演目のうち、一番初めにやるもの。 先生も、6才の時に初めてされたのが、この作品だとか。
シテ(仕手:主役)弟/アド(挨答:脇役)兄 ※ただし、演者の年齢によっては、“子と親”の設定で演じることも。
内容;兄が弟に読み書きを教えようとするが、なかなか上手くいかない…
<いよいよ『以呂波』> まずは、全てを、先生の後について読んでいく。 独特のイントネーションであったり、テンポがあったりで、ついていくのに必死。
次に、全体を二つに分け、兄と弟に分ける。私は、弟。 全体が向き合って、まずは練習。 掛け合いながら行くので、段々雰囲気が出てきて、面白くなってくる。
ちょっと休憩をはさんで、動きをつける。 …説明は省略。とにかく、ややこしい。動き自体は少ないのだが… とにかく「お約束事」的な動きが多い。
※歩くときは、すり足。足の動きは、左右交互になるように。 向きを変えたときでも、どっちの足を動かしたかによって、次の歩き出しの足が決まる。
※掛け合いであっても、特に長いのとかは途中両者とも正面を向いて、最初と最後は向き合うとか。
※最後は、幕に入ってしまうまで「勝ったぞ勝ったぞ」「やるまいぞやるまいぞ」を言い続ける。
====================================
本来は、当然一対一、二人で行うものだが、今回はそういうわけには行かず、40名ほどが、一斉に演じる。 不思議な光景。 特に、後半、兄が弟に腹を立てて突き倒す・弟が仕返しをする、というこの演目一番のアクションシーンでは、ものすごいことに。 まず、20対20の言い合い、ちょっぴりウエストサイドストーリーみたい? ついで、兄が弟につかみかかるのだが、その間弟は身構えて兄を待つ。 が、セットになってくれる兄が来るのを待つのは、ちょっとドキドキ。…誰か来てって感じで。 そして、引き回され、突き倒されるのだが、くどいようだが、20組の兄弟喧嘩。固まって動くから、何が何だか分からずグルグルしている。 最後、弟も兄に同じ事を仕返し、「勝ったぞ勝ったぞ」と去っていくのだが、後から兄たちが「やるまいぞやるまいぞ」と追ってくる。 幕の中から見ていると、むちゃくちゃおかしい。 変な迫力がある。 今日は、なんだか狂言の面白さなのか、集団演技の面白さなのか、よく分からなかったが、でも楽しかった。
最終的には、全3回の授業で、この作品を完成させる。 最後は、テキストを見ずに、演じる。…出来るかな?
久しぶりに大きな声を出して、「演じる」ということをして、ものすごく楽しかった。
|