日常喜劇

2007年02月03日(土) また上田・1


記念すべき今年初の旅行先はまたしても上田である。
もういい加減去年から上田ばかりである。でもまだ全然足りない。
今回も朝から出てって10時前には上田駅に到着した。駅はスキー客と
温泉客でいっぱいだ。そりゃそうだろう、信州の山・温泉地だもんね。
しかし温泉にもスキーにも全く興味のない二人連れがここに到着。
今回の目的は「お宿でまったり真田太平記DVD鑑賞」である。
そのためホテルにはチェックインからアウトぎりぎりまで滞在予定だ。
でもまだ3時間近くある。早速改札を出ると豆まきしている団体に遭遇
した。そういや今日は節分だったなぁと眺めていたら、大黒様や狐面の
カッコした人たちと裃の神主が祝詞の後豆まき開始。それと同時に皆に
落花生や餅を配って回ったものだから辺りは大混乱になってしまった。
私と連れのハルカは、最初からまん前で行事を眺めていたにも関わらず
おばちゃんパワーに負けて何ももらえずじまいだった…恐ろしや。
とりあえず気を取り直して上田駅を出発。雪の上田城を見てご飯を
食べようと思ったのだ。上田城は何回も来ているので、前回とは違った
ルートで向かった。途中にある和菓子屋に立ち寄る。すると不思議な
現象が起こっていた。
ここに来る前、同僚の戦国BASALAファン・真田太平記ファンに

「兄は果物に例えるといちごだと思うんです!」

と力説されて首をひねっていた。彼女の姉は信長を「のぶにゃん」と呼び
信長は妖精だと言い張る剛の者。その姉妹が唱える「兄いちご説」は、
連れに話してもなかなか理解されなかったが、上田に来たら恐ろしいことに
和菓子屋も果物屋も「いちごフェア一色」。
なぜに?
同僚には、上田に行くと行ったら「果物屋2件見かけたから、どっちかで
いちご買って宿で食べて下さい」とムチャな要求を出されていたが、
この分では実現しそうで怖い。…どうした上田。
さていちごは置いといて上田城。シーズンオフらしく人もほとんどおらず、
雪がちょっと残る中をのんびり歩いて神社でお参りしてほくほくして帰って
来た。ふはーやっぱ物語の舞台はいいねぇv
お城を出ると「柳町通り」という古い町並みに向かった。こちらも同僚に
勧められてやってきた場所。確か今日は土曜だったはずが、ここもほとんど
人が居なくて寂しい限りだった。古い町並みもやや中途半端だったし…
でも老舗酒屋とか老舗蕎麦屋とか見てるだけでも楽しかった。酒屋なのに
飲む水あめ買っちゃったし〜v さて蕎麦屋はこの界隈では有名なところ。
ここに来るのが目的でやってきたのだが、店に入って驚いた。さっき駅で
豆まきをしていた団体が居るではないか。一度外に出てって周辺の豆まきを
したが、帰って来たら蕎麦屋で慰労会を始めてしまった。スゴイ、大黒様や
狐様や裃つけた人たちが食事してる。神様の食卓だ…。
興味深いものを見たとおいしいそばを食べながら眺めていたら、なんと
私たちにも宴会のおすそ分けがあった。米の代わりにそばで作った恵方巻を
一人一本ずつプレゼントしてくれたのだ。すごいラッキーv
でもそばを食べたばかりでお腹一杯なので、袋をもらって帰ってきた。
さて時間も頃合、駅に戻って送迎バスでホテルに向かわなければ。
時間ギリギリに駅に着いたら、もうバスは止まっていて他の客は乗車して
待っていた。あやや…遅れたわけじゃないけど申し訳ない(汗)
今回行くのは鹿教湯温泉という、上田からバスで40分ほど行った山奥の温泉。
正真正銘のド田舎だ。しかも別所温泉と違って特に見るものもない。
ここを選んだ理由は、1時に送迎バスが来て帰りも11時に送迎バスが上田
駅まで送ってくれるという点。部屋でDVD鑑賞して帰って来るのが主体の
旅なら長居出来るホテル大歓迎である。2時前にホテルに到着したが、
ウェルカムドリンクなんか飲んでたらいつの間にか2時過ぎにチェックイン。
入った瞬間スタッフに「おかえりなさい」と言われて焦ったが、どうやら
長期滞在客の多い湯治場らしい。そういや杖付いた老人の多いこと。
部屋も、マンションみたいな造りになっててキッチンが付いていた。素泊り
出来るようになのかもしれないけど、買い物する場所がないぞ(汗)
その部屋に入ってしばらくのんびりしていたのだが、3時半から近くの寺で
また豆まきがあると聞いて観光がてら行くことにした。昼間でも溶けない
氷燈篭と木橋があって、石段を登った上にある寺で豆まき開始。今回も、
老人が多いのに勢いに負けてほとんど何も取れなかった。だって皆の迫力が
怖いんだもの。皆してビニール袋持参で、投げられたミカンとか器用に
キャッチしている。ミカンは危険じゃねぇ?
ホテルに帰ってから夕食の時間までは早速DVD鑑賞開始。
前回、11月に松代・川中島に来た時は5話まで見たが今回はどこまで
見られるか。続きから見始めたのだが、原作を読んでないと話がよく
判らないくらいよくはしょってあった。上田攻めとか一番の見所のはず
なのに、図説とかしないからサッパリ何が起こってるのか判らなかったよ!
ところで夕食は5時半から。その前に、さっきの氷燈篭に明かりが入ると
いうので見に行った。氷の中にろうそくが入った燈篭が連なっててなかなか
ステキだった。いや〜風情あるなぁ。
ホテルに戻ってレストランへ向かった。5時半前から待ちきれない客達が
スタンバイし、ドアが開いた瞬間客が大挙して5時半に詰め掛けたので、
レストランは大層混雑してしまった。ちなみにバイキング形式で、私たちは
2時間以上まったり食べ続けた。老人向けで和食が多いのだが、なかなか
美味しかった。特にデザートのティラミスとパウンドケーキが絶品だった
なぁ、バイキングとは思えない味の良さだv
苦しい腹を抱えて部屋に戻り、敷いてもらってあった布団に横になって
再びDVD鑑賞開始。それにしてもこの作品の兄弟はホント逞しい。肉体
だけでなく、性格も男らしいの一言に尽きる。妄想逞しく頼りになる兄×
愛らしい弟をイメージしていた私達だったが、爽やかにクルミの殻を片手で
握り潰す弟のシーンを見てさすがに夢打ち砕かれた。…ダメだ、ゴツ過ぎる。
真田太平記といえば、頼りになるステキな兄×兄を慕う愛らしい弟が基本で
それを取り巻くよく出来た兄嫁と兄に心服する白兎のような可愛い家臣・
右近の三つ巴がヲタク的ドリームなんだけど、そう邪推して見るDVDは
なかなか楽しかった。
久し振りに兄弟二人で酒を酌み交わすシーンで、父でさえ「たまには兄弟
水入らずで」と言われて遠慮したのに、ちょっと私的なことを話し始めた
途端、すかさず入って来る兄嫁!腐女子達は「邪魔しに来たよ!」と
大盛り上がりになってしまった。さらに右近も、なぜかねぎらいの言葉を
かけた父ではなく兄の胸にすがりついてくる始末。「右近まで勝負かけてきた!」
と二人ではしゃぎながら見入ってしまった。で、ある程度満腹感も収まって
きたので風呂に入りに行くことにした。この時間なら老人達は入ってない
だろう。案の定、12時前だったが客はほとんどおらず、というかスタッフが
入りに来ているだけで、彼女達が出てった後は私達の独壇場で長々と湯に
浸かって太平記ヲタ話に花を咲かせた。露天風呂は時たますごく冷たい風が
吹いて来るけど、湯が温かいので気持ち良かった。1時間以上風呂に入って
まったりした後、部屋に戻って再びDVD鑑賞開始。
ハルカがギブアップしたので1時過ぎに寝たが、だいぶ話も進んで満足の
まま眠りに付いたのでした。



2007年01月31日(水) カットの功名


代休で一日家に居たのだが、夕方から
眼科に行くことにした。先日の健康診断で
かなり視力が落ちていたからだ。
あとメガネ屋からの年賀状に一言

今年こそ定期健診に来て下さい

と書いてあったのがひっかかっていたのもある。
ともかく平日昼間だったら病院もやってるしって
ことで、終る前ギリギリに入った。

コンタクトの汚れもあったけど案の定視力も
落ちていて、随分見えなくなっていた。
眼科の先生には

「次は3年じゃなくて3ヶ月置きに来て下さいね」

と念を押されたが、そんなちょくちょく来られる程
余裕があるとは思えなかったので「努力します」と
答えて帰ってきた。その帰り。

結局1月も今日で終るというのに髪を切った功名は
ないなぁと思いながら車を運転していたら、
前輪の前に猫が飛び出してきた。
たまたまスピードも出していなかったし、視界の端に
ダッシュしている猫の姿を見つけていたので
「まさか飛び出して来ないだろうな」と思ってたのが
ホントに飛び出してきて、間一髪で轢かずに済んだ。
急ブレーキかけたから後続車の玉突きも咄嗟に
心配したけどそれも大丈夫で、猫も事なきを得て
走り去って行った。
家の近所だから普段ならもっとスピードを出している
はずなのに、今日に限って減速していて充分止まれる
スピードだったのが幸いした。

髪を切った功名が「猫を轢かずに済んだこと」なら
ものごっつ有難い(−。−



2007年01月30日(火) 信憑性


髪を切るといいことがあります。

という1月の占いを真に受けて日曜日に
髪を切ったのだが、昨日・今日とまるで
いいことがなかった。むしろいつもに比べて
仕事運とか悪すぎる。1月の占いなんだから、
もうすぐ終る数日間くらいいいことあっても
いいじゃないか。おかしいなぁと思って
もう一度占いを読み返してみたら

ヘアスタイルを変えると周囲にソフトな印象を
与えることが出来るでしょう

と書いてあった。私の勝手な解釈と
けっこう違う(汗)



2007年01月28日(日) まだ硬い


肩が凝りまくっている。
昨日はエステで、顔面だけだったのにお情けで
肩まで揉んでもらった。デコルテラインをいじってて
心配されたらしい。特別なんですよ〜と言われ、
店長に揉んでもらったんだけど独特で、初めてやって
もらったがズレを矯正する整体に近かった。しかし
骨がもうちょっとで外される、という瀬戸際まで
腕をねじ上げられ「痛くないの?」と感心された程
痛かった。顔に出さなかっただけですっごい痛かった
んですよ…なんの技かと思いました(涙)
今日は美容院でシャンプーの後にマッサージして
もらった。昨日かなり矯正してもらったはずなのに
相変わらず硬い、そして痛い。
やはり美容師さんに「痛くないんですか」と感心されて
しまうほどツボに指圧を受けてもだえそうだった。

…やはり私には行きつけのマッサージしかないのか。
でも遠いんだもん〜(>_<)



2007年01月24日(水) 台場発


お台場に泊まったんだから当然お台場から
出勤した。ホテルの近くにあったコンビニで
朝食を買って来て部屋で食べ、母より一足早く
部屋を出た。こっちから行くの初めてだから
ちょっと心配して早めに出たのだ。
有明から乗ったゆりかもめは、朝だというのに
ガラガラに空いていて人がまばらだった。
乗り換えた有楽町線も大して人が居ない。
更に乗り換えた半蔵門線はそれなりに人が居た
けれど、毎朝乗ってる電車よりはよっぽど人が
少なかった。総じてスムーズに出社することが
出来たのだが、こっちに住んでる人いいな〜と
思った。こんなに混雑と無縁だなんて羨ましい。
私も豊洲あたりに住みたい…ビッグサイトに
めっちゃ近い以外にもあちこち繋がってて便利だ。


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