日常喜劇

2006年12月02日(土) いざ合コン


いよいよ勝負の日がやってきた。
今までさんざん煮え湯を飲まされ続けてきた
高校時代の同級生が幹事をする合コンがいよいよ
今日だ。ステキなお相手を探すのなんてハナから
期待していない。私は奴と戦いに行くのだ。
合コンじゃない、いざ合戦じゃああ!

ってことで夕方に渋谷集合。
鼻息荒く待っていた私+女3人の前に現れたのは、
いずれも冴えない男達だった。顔は生まれ持ったもの
だからしょうがないにしてもさ、カッコがまず
ヒドイよ。何その「ちょっとレンタルビデオ返却しに
行ってきました」みたいなどうでもいいカッコは!?
ここでまず「ああぁ…ちょっとやる気ないかも」と
感じたのは間違いなかった。
駅近くの飲み屋に連れて行かれてまず席順で悩む。
ここで私は、高校時代の友達Aちゃんに入れ知恵されて
いたので出口付近に陣取った。彼女の話だと、金に
うるさい幹事が女から多めに分捕るかもしれないから
会計の伝票をチェックしろとの通達なのだ。
だものだから、なかなか座ろうとしない皆を、男共を
奥にやって手前に女の子を座らせた。向かい合い
スタイルだね。これで伝票をスルーはさせないわ。

合コン自体は終始楽しく出来た。
幹事はあまり喋らなかったが、他の男性がよく喋って
場を盛り上げてくれたので盛り上がって楽しかったのだ。
が、もちろんいつ何をしかけてくるか解らないので、
トラップを警戒している私に「この人ステキv」みたいな
センサーが動くはずもない。話術が巧みな男性はステキ
だけど、奴の手が回った者だと思うと最初から色眼鏡を
かけてしまってどうも敵扱いになってしまう。
そんなこんなで瞬く間に予約の2時間が過ぎた。
伝票をチェックしたら32,000円で「8人で一人頭4,000円ね、
ヨシふんだくられてない!」と一安心。…つぅか〜、
最初の「5,000円を4,000円にしてもらった」って恩着せ
がましい発言は何よ?大方店で発行してるクーポンに
5,000円を4000円に!って書いてあったんだろうけど、
そんなの言うまでもなく恩着せる類のものじゃないっつーの
アホかこの男。いやアホだ。いやカスだカス。最悪。
とりえあず飲み屋の支払いは無事済んで外に出た。
私は明日休日出勤で朝が早いので、もう帰ろうと思った
のだが、やる気のない幹事が何も言わないままカラオケに
引っ張って行って、心配だからと私も1時間だけ付き合う
ことにした。…つぅか〜、幹事ちゃんとどこ行くか言えよ。

カラオケ自体も終始楽しく過ごせた。
こういう場にふさわしく、誰もが"皆が知ってて楽しめる曲"を
選曲してたので皆楽しそうだったし。それはそれで良かった
んだけど、1時間して私が先に帰った後に不幸が起こった。

心配だなぁと思いつつ帰ってから今日一緒だった友達に
メールを打ったところ、カラオケの代金が一人3,000円だった
というのだ。はぁあああ!? 2時間で3,000円ってどんな
カラオケだコラ!? 私が帰りがけにチェックしたのでは代金は
せいぜい2時間で2,000円程度だったぞ。だから先に帰るの
心配だったんだよこの野郎、いやあの下郎!
怒りを抑えて幹事に「一人2,000円くらいだったんでしょ?」
とメールしたところ「飲み放題になってたらしくて多めに
請求されちゃって驚いたよ〜」とか陽気なレスが帰ってきた。

「オーダーミスしたのはテメェなんだからテメェが余計に
払いやがれ!しかも金取るなら謝れボケ!」

…と、言いたいのをこらえて「ちゃんと説明して誤った?」と
言ったらあのカスナスビから

「でも一次会も二次会も俺らは女の子達より多く払ってるよ」

と来たもんだ。

…よぅし、明日Aちゃんの合コンが終ってからたっぷり
仕返ししてやるから覚えとけ。



2006年11月30日(木) 妖精?


職場の、ヲタクじゃないかと疑っている同僚が最近
ヲタクゲームにハマっているらしい。「戦国バサラ」と
いうやつ。友人ハルカがハマっているので名前は知って
いるが、プレイはしたことないので私はよく判らない。
そのゲームを、彼女と彼女の姉がハマってプレイしている
らしい。仕事中も「昨日も天下統一頑張っちゃって
寝不足なんですよ〜」とか話しててなかなか面白い。
その子から衝撃の話を聞いた。
「姉が織田信長にハマちゃって"のぶにゃんは
妖精なの"とか言ってるんです〜」

…のぶにゃん?

のぶにゃんって誰?
つかその反応は明らかにヲタクだろ!?
それを私に言っちゃう彼女は違うかもしれないけど、
姉は明らかにヲタクだろ!? しかもかなり勘違いした
イタイ系の!つかそもそも信長は妖精じゃないだろ!?!
一瞬にして色々な思いが交錯したが、表面上は
苦笑してごまかしておいた。
それにしても信長を妖精と言い張るイタイ頭の
中身はどうなっているんだろう。
戦場では魔王だけど寝屋では態度が豹変するの?
道山×信長とか利家×信長とか蘭丸×信長とか
濃×信長とかメインの、記憶喪失ネタとか女体ネタとか
幼児後退ネタとか、いやもっといっそ学園モノとか
アイドルモノとかそういう世界…?

仕事が上の空になるくらいあれこれ考えてしまった。
いずれにしろ、イタイタしいこと極まりないな。
一度じっくりお姉さんと話し合ってみたい。



2006年11月28日(火) バトル続行


昨日の
「3000円しか出しません」
メールに返事が来た。


「こちらがその分多く払うから
そちらは3000円でいいよ」




ぜってェエエ後で泣かせる。



2006年11月27日(月) 怒悲こもごも


昨日は帰って来てから気持ちが高ぶってしょうがなかった。
それというのもこの4日間に溜まっていたメールを読んだからだ。
まずは悲しいお知らせから。
学生時代の友人のお母さんが亡くなったらしい。彼女には、
お茶や飲み会の誘いをするたびに「母親に看病があるから」と
断られ続けていて、私はてっきり、母親が入院しているから家の
ことをしなければならなくて忙しいのかと思っていた。私の母も
ガンを煩ったことがあるので、彼女の母親が、まさか死に至る
病を得ているとは思ってもみなかったのだ。だから突然の訃報に
驚いてしまった。同時に、同級生の母親が亡くなった事実に
ショックを受けてしばらくしょんぼりしていた。
もっと気を使っておけばよかった(><)
反面、ものごっつ腹立たしいメールが来た。
今週の土曜日、同じく学生時代の友人つながりで合コンを
やることになっている。それの男性側の幹事からのメールだった。
どうも奴からのメールはいつも気に入らないのだが、
今回はマックス気に入らなかった。
奴と来たら私に内緒で私と他の女友達両方に合コンの
依頼をかけていて、向こうには会費2000円にしたくせに、
こちらには4000円と言ってきやがったのだ。私はあまり
具体的な数字を出したくなかったから「出来るだけ安く」と
お願いしたのに「5000円のところを4000円にしてもらったよ」と
エラソーな態度なのだ。女友達の2000円、という設定が頭に
あったので納得が出来ず「まず5000円て設定が高いでしょ?」と
メールして北京に旅立ったところ、留守中そのレスが来ていた。
「その年齢でそれなりに収入ある人なら
4000円は出せて当たり前でしょ?」

お前何様ァ!!!?

成田で叫びそうになったほど怒りに震えた。
4000円が安いかどうかよりも、その態度に腹が立つ。
何なんだ、そのイチイチ押し付けがましくてエラソーな
態度は!? 第一まず、一旦決めた日付を変更してきたたのは
そちらでしょ?一度キャンセルしてこっちに迷惑かけてんだから
「こないだの迷惑料込みで2000円でいいよ」と言っても
おかしくないところを、何割り勘して当たり前って
顔してンだよ!? 最初に「4000円でいいから当日皆に
謝ってね」と言った時だってレス寄越さなかったくせに。
あああぁあああハラ立つ何なのこの男は!?!

と、いうことで今日はその女友達と会社帰りに会って、
報復メールを打つことにした。北京帰りに休みなく
仕事行った帰りの時間を割いてでも、是非とも言わなきゃ
ならんということになったのだ。
そもそも奴は、元々がエラソーなので不快さを募らせていた。
どうやら彼女も気持ちは同じだったらしい。会ってカフェに
入ると、しばらくは奴に対する文句の応酬になった。
彼女には旦那も子供も居るのに、会社の同僚を紹介してくれと
迫られて迷惑しているらしい。なのに向こうは
「お願いしている」態度じゃないのだ。
だいたい彼女へのお願いの仕方が
「牛良さんが若い子集められなかったから若い子紹介して」
と来たもんだ。

「悪かったねぇえええ若くもなくて若い友達も居なくて!」

そのうえ「その若い子って遊んでる系?」とか聞いてくる
無神経さ。信じられないバカだ。あぁあああ腹立つ!

ともかく、友達に頼んでしまった手前、土曜の合コンだけは
無難に終らせてその後徹底的に攻撃したほうがいい。
今は我慢だ。
とりあえず、会費4000円は納得出来ないので彼女に
添削してもらいつつ攻撃文を作った。
どうも私は相手に不快感を与えないように気を回して
文章を書くクセが付いているので、彼女に
「これじゃダメ!もっと激しく直接的に!」とか
「相手に選択の余地を与えちゃダメ!」とか
指導されながら、書いた内容の趣旨は

「3000円しか出しません」

という、解り易い内容だった。

さ〜て、どんな返事が来るかな〜v(ちょっと楽しみ)



2006年11月26日(日) 北京行き・4


今日はもう帰る日だが、まだ時間があるので朝出かけることにした。
天壇という観光地だ。今朝は時間もないのでタクシーで向かう。まぁ
タクシーと言っても初乗り150円だから日本に比べれば全然安いんだけど。
入り口で入園料を払って入ると、中はものすごい人でごった返していた。
そのほとんどが現地人で、朝も早よから遊んでいる。数人ずつのグループに
分かれて、てんでばらばらの動きをしているのだ。ほとんどはトランプ
ゲームだが、マージャンもいる。太極拳をしているグループやバトミントン、
大きめの羽子板の羽根みたいのを蹴り合っているグループ、縄で出来た輪を
投げ合ったり剣舞している団体もいる。民族の特性を見ているみたいで
とても面白かった。天壇よりも人々の動きを見ている方が興味深い。
残念ながらフライトの時間があるのであまり長居は出来ない。実は敷地
面積が故宮より広い天壇の中を、通過するだけの15分で踏破してしまった。
ああもったいない。もっと見たかった。とりあえず一見した限りでは聖痕の
ジョカっぽかったな(笑)
ホテルに帰ってチェックアウトし、タクシーで空港へ。あっという間の
4日間だったなぁ。
で、無事成田に着いて早速ケータイのメールチェックをしたところ、
悲しいお知らせと腹立だしいお知らせの両方が来ていた。北京でのんびり
していたわけではなかったが、日本の雑事は持ち込んでいなかった分、
忙しい日常へ逆戻りってカンジだ。あの、天壇で朝からカードゲームして
いた人達は楽しそうだったな〜〜


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