学生時代の部活の見学に行ってきた。毎週、妙に テンションの高い部活のメーリングリストが ケータイに送られて来て、見るともなしに見ていて ちょっと気になっていたのだ。それで当時の友人とだいぶ 前に話し合って今日行くことになっていた。それをすっかり 忘れて、ぽっかり空いた夕方に、8月にキャンセルしたまま 行かず仕舞だった歯医者の予約を入れてしまった。だから 途中で抜け出すことになっちゃったんだけど(汗)
練習を眺めながら、友人と近況報告をしていた時のこと。 もう冬なので「雪見風呂行きたいね〜」などと話していて 向こうが「寒いから動きたくないね」と言うので 「こたつでじっとしてればいいよ」と言ったらかなり 疑わしそうな目つきで「ホント?」と言われて 咄嗟に返事が出来なくなった。 確かに、彼女も含めたメンツで行った 伊豆稲取…(無駄に駅まで散歩したらけっこう遠かった) 那須…(道を間違えて雪の中を彷徨) 富良野…(気の遠くなるような坂道を踏破) 小樽…(腹痛を押しての強行軍でついに深夜に) 川治…(湯巡りで血豆を作って走り回る) 伊香保…(山の上の遊園地まで道無き道を登り詰め) 水戸…(泣きそうに寒い吹雪の中をホテルまで) 勝浦…(本数の少ない電車に合わせて駅までダッシュ) …随分行ったけどどれもこれもホントによく歩いている。 むしろイヤと言うほど歩いた記憶ばかりが思い出される。 だから、彼女がすかさず返した 「ホント?」 の一言は、私と一緒に旅をしたことのある人間なら聞き 返さずにはいられない、過酷なウォーキングへの恐怖なのだ。
あはー、さすがに友人関係長いよな。 念を押して来る場所が違う。 そう解ったからこそ、思わず笑ってしまったのでした(汗)
以前、テレビドラマでリメイクされていた松本清張の 「けもの道」の小説を読んだ。普段、あまり昔の小説を 読まないので、ところどころのギャップに面食らいつつ 読み進めた。住み込みの女中の給料が月1万でチップを 合わせても月3万…って月給よりチップの方がもらってる ってこと?そしてその3万を「他にこんな割のいい仕事は ない」と言ってるってことは、現在に換算するとおよそ どれくらいだ?「財布から素早く100円札を出して握らせた」 って一体どれくらい握らせたことになるの?レートが解らん。 ちなみにこの話を母にぼやいたら「私が働いてた時分だ」と 言っていたが、だからと言って解るはずもなく。 他にも色々疑問は出てくる。「連れ込み宿」って今のラブホと どう違うんですか。トラックの荷台に寝たまま移動してるのが 珍しくないって一体どういう光景ですか。満州国帰りって どんな威力があるのかよくわからないんですが…等々 色々ギャップを受けた。そして何より、リメイク版では主役の 「米子」が一人勝ちを収めたカッコいいラストだったのに (最後の男を騙すシーンなんてたまらなくステキだった) 小説の米子は単なるアホ女で、最後はロクでもない死に方で 冴えない男の一人勝ちっぽい無情さに泣けました。 …ここまで読ませといてコレか。なんて後味の悪い。
今も昔も、古い小説はわからないことが多い。
ゆうべの夕飯で、久しぶりにめんたいこを食べた。 賞味期限が昨日いっぱいだったので、念のために トースターで焼いて食べた。が、風呂から出て来たら どうにも腹が痛い。寝れば治るかと根拠のない自信で 寝てみたが、痛くて2時間置きくらいに目が覚めてしまう。 これはヤバイ。さすが海産物の威力(なんの)は違う。 6時前に起きて今日は病院に行くと決め、8時に目覚ましを セットし直してさっさと寝た。そして起きて水分だけ取ると 病院へ向かった。診察券には9時からと書いてあったので、 10分前に着くように到着。開いていなかったら10分くらい 外で待てばいいやと早めに行ったのに、既に普通にご老人が 来ていて診察を始めていて、ショックを受けた。…だって 9時って書いてあるのに(汗) 9時前に行ったのに11番で、30分以上待たされてようやく 診察してもらった。先生の背後にインターンらしい若造が 居て、私に断りもなく先生の後から私の脈を取ったりして ムッとする。「失礼します」くらい言いやがれ。
ちなみに食あたりではありませんでした。
会社に「明太子っぽいです」とも言えず「腹痛」と曖昧に 済ませて居たのだが、どうやら腹から来るカゼだったらしい。 (又はカゼから来る腹痛か)確かに、診察を待っている間に 熱くなってきたしだるくなってきたしすっかりカゼモードだ。 しかし事前にカゼっぽくなかったしさっきまでは腹痛以外の 症状がなかったのでちっともカゼとは気付かなかった。 いや驚き。こんなカゼもあるのか。 ところで、家に誰も居ないので最寄り駅からふらふらと 30分歩いて帰ったら更にヒドくなってしまった。 当然会社は休んだのだが、以前の会社の先輩に言われた
「病気になっても会社に行くのは貧乏人だけだ」
の主張をしみじみとかみ締めた。 貧乏人じゃなくて忙しいんだけど、まぁいいや休みで。 だって遠いし(涙)
昼過ぎに買い物に出かけるので電車に乗った。 休日出かける場合はいつも、もっと早い電車に 乗るので、昼間のこの時間に乗るのも珍しい。 車内も人がまばらだ。 その中で、たまたま前に乗っていた若い男性が ケータイを取り出して話し始めた。 乗り継ぎでまだ電車が止まっている状態だし 人も少ないのでなんとなく聞こえてしまったのだが、 ちょっと驚いた。
「○○町ってトコに居るんだけど、ばあちゃんが 病気でさ。今、見舞いに行ってきたところ。 これから行くから待ってて」
話のカンジからして多分、彼女への電話だろう。 が、これほど嘘くさい言い訳があるだろうか。 イイ若いモンが、土曜の昼間にカノジョをほっぽり 出してばあちゃんの見舞いに田舎までやってくるか!? 普通寝坊とかして遅刻した場合の嘘だろ? が、その○○町というのは間違いなく今電車が 止まってるここのことだし、事実彼もそこにいる。 「今、新宿で」とか嘘ついてる訳じゃない。 …としたら、そこまでホントならこんな田舎に来る理由も 案外ばあちゃんの見舞いで嘘じゃないかもしれない。
が、こんなに嘘クサイホントは初めて聞いたと思った。
いまだに元祖ファミコンで遊んでいる。 今はちょうど、アドバンスだかPSPだかでリメイク されたFF3を敢えて元祖でやっていたのだが、 とにかく難しいのなんの。だってヒントが極端に 少ないうえ、アドバイスを無視しようものならソッコー 全滅する。普通、だいたいRPGってものはある程度 レベルを上げておけばどんな状態だろうとイベントクリア 出来るはずなのに、全員魔法使いにしろと言われたら その通りにしないとホントにイベントクリア出来ない シビアさの前に唖然としてしまった。…厳し過ぎる。 そしていよいよラストダンジョンに突入した。 ちょうどネットに繋げない時期だったのでWEBの 攻略サイトも見られないまま飛び込んでみたのだが、 ラストダンジョンがとにかく深くて驚いた。 一回入ってみて、ラスボスを倒したと思ったら 「本当の敵はまだ居る」とか言われてセーブも出来ない まま新しいダンジョンに送り込まれて泣きそうになって しまった。そこまでだって30分以上かけてやってきた のに、更にまたニューダンジョン!? 精根尽き果てて一回リセット押したのだが、今日は 明日休みだから多少の無理は出来る。夜、満を持して 始めた。そしたら案の定、最後のセーブポイントから 本当にクリア出来るまで賞味2時間かかってしまった。 長ッ! しかも真のラストダンジョンは中ボス4匹倒した後に 真のラスボス登場。途中で何度も全滅しそうになって 諦めて先にリセット押しかけた事が何度あったことか。 だってその中ボスに行く途中だってザコ敵に遭って うっとうしいのなんの。エンカウント率高すぎる。 なんというか、昔はクリアの困難さがウリで最近の 物語重視の傾向とは違ったようだ。これを小学生が クリアしてたんだからスゴイの一言に尽きる。
で、とにかくクリアしたんだけど最後は宇宙をバックに ヘンな(失礼)ポエムが流れて来てよく解らなかった。 一つ言えることはコレ。
もうやんない。
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