日常喜劇

2006年07月29日(土) スゴイ鍾乳洞


今更だが秩父の奥にある鍾乳洞に行ってきた。
何が今更なのかというと、今更「秩父」という点だ。
でも行ったことなかったしすンごいしょぼいって
聞いてたから、どのくらいしょぼいのか
C級マニアとしてとても気になっていたのだ。
で、実際行ってみた。なんと公式HPが無くて、名前で
検索しても出て来ず、WEBで地図を見ながらその区域を
見たら「鍾乳洞」とだけ書いてあったのでようやく場所を
特定できた。ホント、ハンパじゃなくしょぼそうだ。
そしていざ当日。友人達と車で出発した。今回の
目的はその鍾乳洞と、3月に同僚と行った自然食品の
レストランに行くこと。ちょうどその2つが近所なのだ。
秩父街道は観光地への道が一本しかないため、休日は
よく混雑するので有名なのだが、今日は事故があった
らしくピクリとも動かない大混雑になっていた。
何度途中で迂回しようと思ったか解らない。
やっとの思いでレストランに着いらランチも危うい時間に
なっていた。通常の2倍かかったよ…(−−
ちょうど団体客が出てった後で、ゆっくりまったり
食事することが出来た。リュック背負ったいかにも
ハイキングっぽい団体客は、レストランの外のなんでもない
草むらまで一心に写真を撮っていた。よく解らない団体だ。
レストランは、先日はケーキと紅茶のセットしか
食べられなかったのだが、今回はランチも食べられて
しかも美味しくて大満足だった。通常は苦手なフレーバー
ティが相変わらずおいしいv レストランでしばらく
まったりした後、そこから歩いてすぐの所で開催されて
いる「世界のひまわり展」を見に行った。見に行く予定では
なかったんだけど、100メートル置きに設置されていた
クドい看板を見て行ってみる気になったからだ。
世界のひまわり…コルドバのようなひまわり畑を想像しては
いけないと思いつつも、けっこうしょぼくて驚いた。
というか、あまり咲いてなくて植え付けがまばらなんだもん。
物悲しいカンジでした…でも色々な種類のひまわりが植えて
あってよくよく観察したらけっこう楽しめた。ひまわりって
黄色い花弁を想像しがちなんだけど、紅色の花びらの
ひまわりとかけっこうシックでステキだった。あとレモン色の
花びらの奴も可愛かったv ひまわりも奥が深いなぁ。
さてひまわりが見終わったらいよいよ鍾乳洞へ。
確か人様のHPで寺の奥にあると書いてあったからとりあえず
近場の寺に行ってみたがハズレで、そこに居た人に聞いて
コンビニで聞いてようやく鍾乳洞がある寺までたどり着いた。
そこのコンビニにはご丁寧にお手製の地図が貼ってあって、
その地図を示しながら説明してくれたのだ。このへん観光客
多いからだろう。…鍾乳洞目当ては少ないだろうけど。
鍾乳洞の近くまで来ると、なんと駐車料金を払う駐車場に
着いた。土地が有り余ってるのに全くがめつい商売だ。
車を置いて、後は徒歩で鍾乳洞へ。というかまず寺へ。
ここ秩父は昔から霊場巡りで有名で、この寺も31番あたりに
数えられる由緒正しいお寺だ。で、九十九折の石段を登って
行ってまず驚いた。絶壁の下にお堂が建っているのだ。
こんな切り立った崖の下にお堂!? まずそこで意表を突かれる。
で、お寺じゃなく鍾乳洞の入場料200円を(またシケた金額)
払って中へ。いよいよ鍾乳洞へ潜入だ。
入り口は絶壁を回りこんだ階段の下に設置されていて、
入るのがちょっとためらわれるほど狭くて真っ暗だった。
でも冷気が流れ出ていて気持ちいいv
なぜかためらう連れに促されて一番に入る。うわホント狭い!
中は想像以上に狭かった。一歩もまっすぐ立って歩けないし
まっすぐ前にも歩けない。入り組んでいて暗くて滑る。上から
水滴は落ちてくるし全体的に湿っているので滑る滑る。でも
階段は緊急脱出用みたいに急で手すりを持たないと危うい。
全体的にかなりの危険地帯だ。またしてもスカートに
ヒールサンダルとか履いてきてしまった私は細心の注意を
払って歩き出した。でも楽しい。洞窟探検ごっこを素で
やってる気分でめっちゃ楽しかった。後ろで連れが
「足元見るのが精一杯で何も見る余裕がない」と泣いて
いたが、私はかなり興奮して楽しかった。一度なんか
本気で先の道が見つからなくて困ったのだが、入り組んだ
奥に小さく通り道を見つけて嬉しくなったものだ。
いやんリアル洞窟!(>▽<)
もちろん鍾乳洞と言うだけあってちゃんとそれらしく
石筍とか見立てオブジェもあったが、洞窟加減の方が
素晴らしくて鍾乳洞としてはけっこうどうでも良かった。
何度も急な階段を登り、せっかく冷気が流れているのに
すっかり暑くなった頃ようやく地上に戻ってきた。
随分登ったらしく、かなり高い部分がゴールだった。
…コレ、アレだな。お笑い番組とかで、入り口で質問して
出口で答えさせるクイズがあったとして、頑張って
ゴールまでたどり着く様を笑いものにしたとしても、
着くまでに答えはおろか質問されていたことさえ
忘れてしまう険しい道だな。けっこうすがすがしい。
すっかり満足して再び地上に戻り、改めて絶壁を仰ぎ見た。
ホント、ハンパない切り立ち具合だ。よくもこの中に
鍾乳洞が隠れてたもんだ。

鍾乳洞にはかなり満足して帰ってきた。
だが、こんなに楽しい鍾乳洞がどうして知名度が低いのか
納得出来ないと思った。狭いなりに充実度濃いのに!
でもきっと日本の鍾乳洞マニアには知れ渡った存在で、
ツウなら絶対一度は行ってるに違いないくらいには
ステキな鍾乳洞扱いされているに違いない。
全然しょぼくないよ、こんなスリリングで洞窟チックな
鍾乳洞はそうそうないって。自信持ってもっと
る○ぶとかでアピールして欲しいと思った。



2006年07月28日(金) 若いってイイナ


職場にいらっしゃるお客さんのほとんどは中年以上の
おっさん・おばさん・おじいちゃん・おばあちゃん
ばかりだ。若くてもせいぜい主婦止まり。
その中で、今日の夕方、夏休みに入ったからか
中学生の男の子が来た。まず若いので驚く。
親に支払いを頼まれてやってきたのだが、自分も
始めたいからその分の支払いもしたいらしい。
入会するに当たり、わが社では個人個人でバーコードを
作ってもらう(営業みたいになってきた…)
当然その子にも申込用紙を渡し、名前や住所などを
書いてもらった後に、好きな文字2文字を決めてもらった。
これは同姓同名の方を区別するようなものであまり深い
意味はない。ただだいたいおばちゃん達は住んでる土地の
名前や高名な先生の弟子ってことで先生の名前をつける
場合が多い。文字と言っても漢字だけじゃなく、ひらがなでも
カタカナでも英語でも数字でも構わない。1文字でもいいので
ともかく好きな2文字を書いて下さい、と言って申込用紙を
渡してしばらく放っておいた。しばらくして書けたからと
もらった用紙を見て、驚いた。
好きな2文字と言った部分に一言

「夢」

「夢」かよ…!
なんでもいいと言われて「夢」と一言書ける人間は
なかなかいまい。若さのなせるワザかと感心してしまった。



2006年07月25日(火) けっこう絶叫マニア


先週になっていきなり、今月いっぱいの遊園地
乗り物一回ダタ券をもらった。遊園地と言っても
帰り道にある後楽園なので、仕事帰りに寄れば
いいんだけどそこはそれ、面倒だ(あっさり)
もう今日を逃したら行けまい、と思い極めて
仕事帰りに同僚と行ってきた。券をくれた
先生にも二人で土産話しなきゃだしね。
夕方の遊園地は、夏休みということもあって
けっこう混雑していた。その中を、小中学生に
混じって列に並び、一番人気のジェットコースターに
乗った。観覧車の真ん中をくぐる後楽園の名物
ジェットコースターだ。実は以前も乗ったことが
あるのだが、絶叫の聖地・富士急ハイランドの
キングオブコースターFUJIY○MAに比べると
落下も低い、カーブもあまい、スピードもゆるいの
三拍子で、絶叫マニアには不満タラタラな内容だった。
もっともFUJIYA○Aと比べるから悪いのであって、
都内のジェットコースターとして見ればけっこう立派な
部類に入るだろう。何しろかつての後楽園のジェット
コースターときたら、あんまりにもゆるいものだから
昔からやってた戦隊モノヒーローショーのレッドが、
先頭にポーズキメて立ってても大丈夫なくらいのお子様
仕様だったのだ。その後、そのジェットコースターも
ゆるさを解消するためにコースターを反対向きに設置して
終始後ろを見ながら乗るという、ある意味奇抜な提案を
していたが、後ろ向きというのは怖いようでいて何も
見えないために怖いというより訳が解らない。
特に絶叫マニアにとっては不満な内容にならざるをえない。
根本的に変えなくてはならない、といつから思い極めたのか
知らないが、新しいジェットコースターが出来たのは
けっこう最近のことだった(いつの間にか後楽園史に…)

で、以前一度乗ったことがあるので余裕シャクシャクで
乗り込んだ。まず最初の上り坂は、連れと「風強いですね〜」
とかおしゃべりする。だんだん高みへ登って行って視界が
開けてきたので「サンシャインどこですかね!?」とうっかり
乗っていることも忘れてはしゃいでしまった。絶叫マニアで
あると同時に私は高い所も大好きなのだ。隣はさすがに
余裕を無くしたのかナマ返事だったが、一人で「あれが
新宿のビル群で〜」などと言っていたらいきなり落下が来た。
暗いし、やや後方に乗り込んでいたので落下が始まったことに
全く気付かなかったのだ。いきなり突き落とされて、
首を横に向けたままだったので危うく

ムチウチになるかと思った。

その後は、まさに「機先を制される」じゃないけど最初の
インパクトですっかり驚いてしまってけっこう楽しい
一時を過ごせた。やっぱりカーブもスピードも傾斜も
甘いけど、それなりに楽しい!(失礼)

いや〜、富士急にも新しくステキな絶叫マシン出来たし、
それに合わせてだろう、西の双璧・ナガシマスパーランドの
名物ジェットコースターも運転再開するらしい。やはり
東西両巨頭には敵わないけど、都内のジェットコースターも
なかなか捨てたモンじゃない。後楽園けっこう楽しい!
(ホントに失礼)



2006年07月23日(日) 極楽エステ


先日予約したエステに行ってきた。
今まで旅先や地元であれこれエステにはトライして
きたが、こんな大型店チェーン店のエステは初めてだ。
中に入ってみると早速色々と質問シートを書かされる。
その後、たかの○梨のビデオを見せられる。…まぁ
大型店だからしょうがないか。ビデオを見ている間に
恐らく私の質問表を見ていたのだろう、スタッフが
戻ってきてどのコースがいいか聞いてくる。
今回のタダ券は顔エステコースだったのだが、私が
体の問題ばかりあげつらねていたからだろう。
顔じゃなく体コースに変更してくれることになった。
やった〜親切v
親切といえばここは信じられないくらい気配りが
行き届いているエステだった。カップが空くと
すかさずお代わりを淹れようとするし、コンタクト
外すのにちょっとお手洗いに入っている間にいつの間に
来たのかスタッフがスリッパの向きを変えている。
着替えて、まず体重と体脂肪を計った後に軽くシャワーを
浴びた。体をエステすることになったからかすっ裸に
紙パンツで勝負に臨んだ。…しかしこのパンツ履く
くらいなら履かない方がマシのようなスゴイTだった。
さていざマッサージルームへ。
全身本格エステはグアムぶりだが、グアムとは比べ物に
ならない素晴らしいエステだった。いや〜こういうのを
望んでたんだよ私は!(><)
夢見心地で終わった後、再び体重と体脂肪率を計ったら
見事に脂肪燃焼率が1%以上落ちていた。スゴイ…!
その後は当然入らないかと勧誘されたが、他のしょぼい
エステ店が首を縦に振るまで帰さないと言わんばかりの
ものすごくしつこいのに比べて、あくまで紳士的な
範囲内での勧誘だったのが好感持てた。まぁ
放っといても客の方から来るくらいの技術あるからね。
一流エステってこんなものなのなぁ、と
しみじみ感心して帰ってきた。
ちなみにもちろん入会してはない。
だって一番安いトコで10万円からどうですか?とか
言うんだもん。入会金だけで31500円ってハナから
貧乏人相手にしてないの丸出しじゃない?
出せる出せないの問題じゃなく、エステにそこまで
かけられる人生歩んでないのよ残念ながら(−−;



2006年07月22日(土) 飲食店での発見


昼間に会った友達と昼食を食べに居酒屋に入った。
夜は普通の居酒屋なんだけど、昼間はランチも出して
いるという最近よくあるスタイルの店。和食が
食べたかったから入ったんだけど、鮮魚がウリの
そのお店のマグロ漬丼とマグロステーキ丼のセットは
とても美味しかった。量も多いし言うことなしv
お客もけっこう入っていて繁盛していた。こういう
お店が出てきたことで、ファミレスは規模縮小を
余儀なくされているらしい。世のニーズの移り変わり
という奴だろう。
夜は違う友達と会ったのだが、彼女とはコーヒーと
デザートが美味しい喫茶店に行った。ここは主食が
驚くほど不味くて、それを踏まえた上でケーキを
食べに行ったんだけど、メニューのカレーがあまりにも
美味しそうだったのでついオーダーしてしまった。
ここではスパゲティーとグラタンで2回騙されている。
緊張しながら食べたのだが、なんとカレーが美味しい
ではないか。
やはり、主食もメニューに載せるならマズイままでは
いられないと思ったのか、何はともあれ良い進歩だ。

外食も多様化してきてるなぁと感じた一日だった。


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