日常喜劇

2006年06月28日(水) 実は少年好き?


先週の上海からこっち、日曜の鼠海王国まで休み無しで
遊び続けている。さすがに疲れているだろうとあらかじめ
今日の午後休みを取っておいたのは我ながらエライと
思うのだが、休みなら休みで出かけようとしてしまう
自分まではさすがに見抜けなった。アホや。
…ということで、けっこうへろへろなくせに仕事を半日で
終わらせた午後映画を見に来てしまった。だって今日は
レディースデーだし!上映終わりそうだし!
見に行ったのはずっと気になっていた「はなよりもなほ」
「誰も知らない」で一躍有名になった是枝監督の作品で
ある。是枝監督に関しては、好き過ぎて監督が教授をして
いる専門学校まで行ってしまった友人が居るので、この
作品についてもあれこれ聞いていてちょっと興味があった。
何より私の大好きな江戸時代の貧乏長屋が舞台だし…!
平安時代末期の貴族社会の中で妖怪がどうしたとかいう話を
いい加減書かなきゃならない現実は重々承知しているが(涙)
大好きな江戸時代貧乏長屋は外せない。
あと、私の大好きなタブラトゥーラの音楽が映画のBGMに
使われているので、それも気になっていた。中東あたりの
エキゾチックな音楽だと常々思っていたので、どう江戸時代に
マッチさせるのか興味津々だ。
レディースデーだけど昼間なので全然人の居ない映画館で
ゆったり見れた。話は、父親を殺された武家の長男が仇討ちの
ために貧乏長屋に暮らして仇を探すうち、その長屋の住民達と
仲良くなっていく…と言ったもの。武士と言っても実は剣も
弱いし人も殺したくないで悩む主人公が、長屋の美人未亡人と
ちょっぴりいい仲になっちゃうあたりめ○ん一刻みたいだ。
ちょっとズル賢かったりしたたかだったり、でも基本は善良で
人間が温かい風景に心和むカンジが良かった。…そうそう、
仇討ちってやり遂げれば国では英雄扱いされるけど、果たせる
まで実家帰れないし仕送りする家族も大変なんだよねぇ、と
最近「剣客商売」20冊読破したばかりの私にはタイムリーな
話題満載だった。江戸時代の町人文化ってやっぱたまんない。
タブラトゥーラの音楽も、軽妙なカンジが話をコミカルに
仕上げられててとてもマッチしていた。これを時代映画に
採用出来ちゃうなんてさすがプロだなぁ。
是枝マニアの友達に言わせると、この作品は「是枝監督に
してはコメディにしようと無理しているからイマイチ」な
作品らしいが、私的には江戸時代の仇討ちと貧乏長屋が見れて
満足だった。登場人物達があまり無理をせずとも生きていける
っていう優しさがあって、ほのぼのとあったかかったし。
しかしまぁ、「誰も知らない」のような底力的ガンバリが
見えないのは確か。…普通の人にはあまり印象に残らないかも。
是枝監督という人は、台本を書かないで役者の裁量に任せて
演技をさせる変わったスタイルの監督らしいが、今回は配給元も
しっかりお金出してくれてセットも充実、キッチリ台本を書いて
作った作品らしく、彼女的にはそのへんも気に入らなかった
らしい。商業的過ぎってことかな?
ところで主人公役の岡田君好きの同僚に頼まれてパンフを
買ったので見させてもらったのだが、一つ気になる点があった。
映画の中でヒロインの未亡人の子供がよく出てくるのだが、
パンフの中で是枝監督がその子とすんごい笑顔で演技指導
しているカットがあるのだ。私が腐女子だからかもしれないが
どうもそこだけ尋常じゃないと思った。

そういや「だれも知らない」も子供が主役の作品だったし、
是枝監督ってかなり子供好き…?(結論はソコか)



2006年06月25日(日) 次は鼠海


昨日伊豆から帰ってきたのに、今日は休み無しで朝から
東京ディズニーシーへ行った。通常、舞浜鼠海王国。
9時にエントランス待ち合わせということは、6時半の
電車に乗らなければならない。待ち合わせのために
エントランス前のベンチに腰かけた時には既に目が
うつろになっていた。…ヤバイ、結構な臨界点だ(汗)
やがて本日の連れとめでたく合流した。
東京駅の乗り換えをかっとばして来て下さったあやさん、
北海道からお越しのみゅうさんと、昨日3人一緒にホテルに
泊まっていた冬菊さんとNINAさん。
まずエントランスに入ると、夕食の予約とファストパスを
取りに行くので二手に分かれた。絶叫マニアのNINAさんと
私は去年出来たばかりの「レイジングスピリッツ」へ
ファストパスを取りに。残りの3人は夕食の予約へ。
その後は、誰も朝ごはんを食べていないと言うことで
朝食を食べるためにお店に入った。私とNINAさんが
後になったのでメールで店の名前を知らせてもらったのだが、
場所が解らない。二人で園内マップを見て顔を突き合わせて
いたら、スタッフが「何かお探しですか?」と声をかけて
きた。…親切すぎて怖い(汗)
ともかくも、教えてもらったのでなんとか朝食会場へ。
パンが美味しいお店なんだって。名物のサンドイッチを
食べなかったくせに、充分本当においしかった。さて
ご飯を食べながらお土産をもらったり渡したり。
昨日買った世界一美味しいマンゴージュースも渡した。
鋼好きのNINAさんにはアルフォンソマンゴーを使用した
濃縮マンゴージュースは大層気に入ってもらえた(笑)
食後は、エントランスが近かったので先にお土産を買うことに。
今ならお土産物屋も全然空いてるし、先に買ってロッカーに
入れておけば楽だしね。…が、私は全く何も買う気がなかった
ので荷物番をしていることにした。駄目だ、もう疲れてる(汗)
ところで伊豆旅行の時には触れなかったが、実は伊豆旅行中に
「真田太平記」DVDボックスを入手した。連れに頼んで
買ってもらったのだ。だものだから、一昨日からもう脳内が
太平記一色。というか兄v弟一色。ちょっと気を抜いたり
思考に空白が出来るとそればかり考えてもだえているちょっと
危険な状態に。や〜ん早く見たい〜〜v
ぼんやりしているうちに、エントランス前の巨大地球儀付近では
鼠王国の女王ミニーがやってきて客にもまれて大混乱に。
うは〜スゴイ人気。さすが女王。眺めてるだけならあの騒ぎも
面白いわ。さて皆様の買い物が終わって私のブレイクタイムも
終わり。早速乗り物に乗りに行くことになった。NINAさんと
私はさっき取ってきたファストパスの時間なのでレイジングの
乗り場へ。他の3人は違うアトラクションへ向かった。
レイジングスピリッツ、初めて乗ったがホントに大したこと
なかった。荷物はいちいち乗り場の外にあるロッカーに入れて
身一つで乗りに行ったのに、全然そんな必要ないくらい。
いちお一回転するからの心配なんだろうけど、あれくらいなら
大丈夫でしょ、むしろスピード遅いから危険というか…。
それよりNINAさんと私は相変わらず絶叫系乗りながら下らない
話で盛り上がっていた。NINAさんと絶叫乗る時のネタは
だいたいが、アホな邑輝話だ。注意事項の放送を聞きながら
”妊娠してる方〜”のくだりで「…そういえば最近来て
ないんですよね、と急に不安がる邑輝」「そのまま降りて
検査薬を買いに走る邑輝」「降りた後におもらししたのを
隠すために”破水しました!”と騒ぐ邑輝」「”お客様の
中に医者は居ますか?と聞いた後、自分で”私が医者です”と
フリーパスを見せる邑輝」とか、乗りながらやかましく
楽しい。ジェットコースター自体は、顔の両脇のレバーが
汗臭かったのが印象的で、後は特に意見なし。夢の国で
絶叫を求める方が間違いなんだけどね…。
降りた後は、他の3人と合流して熱帯ジャングル系ミュージカル
「ミスティックリズム」を見るために並ぶ。やっぱ良い席で
見るためには早めに並ばないとね。久しぶりに見たが、やっぱり
面白かった。さっきのノリで邑輝みたいなキャストを探して
いたのだが、ターザンみたいな褐色肌の美丈夫がメガネをかけて
るのを見つけて巽を発見した気分だった。色白じゃないからか。
ショーを見た後は前回見られなかった「アラジンのマジック
ランプショー」を見るためにアラビアンコーストへ。並ぶと
時間があるのでファストパスを取った後、土産物売り場へ。
…入ったんだけどすぐ疲れて外で座っていると、カルーセルの
2階にアラビア衣装のミッキーミニー他ディズニーキャラに
アラジンやジャスミンが乗ってるではないか!スゴイ!
着ぐるみなのにちゃんとまたがれるんだ!(笑)
当然のごとく、周りにはすごい人だかりが。乗り終えた後も
アラジンやジャスミンはバルコニーから手を振っていて、
さながら下民にでもなった気分だった。それを横目で見ながら
私はみゅうさん達を探してみたが、見つからない。そのうち
向こうから探しに来てくれたので、カルーセルまで案内すると
今度はキャラ達が1階に下りてカルーセルに乗り出した。
当然、そっちも人だかり。うは〜大混雑だ〜。
さてそれも堪能した後、足が疲れたのでお茶することに。
サルタンズカフェ、という名前にするにもものすごいちゃちい
カフェで一休み。その頃には雨が降り出したのでしばらく
まったりした。その間、NINAさんやみゅうさんは個人的に
動いていたが、私は疲れきってたので冬菊さんやあやさんに
話相手になってもらう。…話題、なんでしたっけ?(滝汗)
ファストパスの時間が来たのでマジックショー会場へ。
早めに会場に入れたので、早速ベンチに腰かけてまったり
モードに。…ホントさっきからすみません(汗)
ショーは前の方が楽しめるだろう、と張り切って並んだので
最前列に座って見れた。出演者に話しかけられたりして
ちょっと楽しかった。あとは間近で見たら悪役のおっさんが
けっこうカッコ良くてモエた。常に年上好きだよな私…。
楽しかったが、しかし以前見た時よりショーが短い気がした。
…混雑してるからだろうか。前はもっとマジック見せて
くれたのに。でもみゅうさんが満足してたからいいか。
ショーを見た後はだいぶ夕方になっていたが、まだ時間が
あるのでこれまた前回乗れなかったヴェネチアンゴンドラへ。
けっこう混雑していたが、人の回転が早かったのであまり
待った気がしないうちに乗れた。これは私も初めて乗った
のだが面白かった。体育会系なお兄さん二人に挟まれて
トークも楽しい。ゴンドラも快適。ゴンドラを漕ぐ人に
よって話題が違うらしいし、これならもう一度乗りたいわ。
ゴンドラを降りた後は、早めに帰る私に合わせて夕食の時間を
早めに設定してくれていたので、その足で今回の夕食会場へ。
一度入ってみたかった客船風ダイニング「コロンビア号」だ。
内装も凝ってて綺麗だった。夕食はフレンチのフルコースを
頂いたがのだが、なかなか美味しかったv 夕食時はなぜか
年頃の女性な話題で盛り上がって、それはそれで楽しかった。
今までオフの人とこんな話滅多にしてこなかったので新鮮で
楽しいわ〜v食後もまだ時間があったので、再びNINAさんと
二人で「センターオブジアース」に乗りに行った。去年来た時は
メンテナンス中で乗れなかったのだが今回は大丈夫だった。
そして、6月というシーズンオフ期間だからかわずか10分
待ちで乗れた。早いな〜。ちなみに乗る前の話題で
「ランドに続いてシーも大盛況なら次は鼠王国、何を
作りますかね?」という話になった時「陸海ときたらスカイを
通り越してスペースとかどうでしょう?」「いやスペースも
通り越してインナースペース、というかドリームとかどう
ですか?」「むしろ既にこの中ミッキーの夢ってカンジで
尋常じゃないですよね…」と失礼な話で盛り上がってたのだが、
センターオブジアース乗った途端、NINAさんが隣から
「なんか突起物出てますけど!?」と言ってきたのに思わず
食らいつく。センターオブジアースという乗り物は、文字
通り地球の中心部の地下へ潜っていく調査隊というコンセプトの
乗り物で、NINAさんの言った突起物とは地下鉱脈みたいな
もの(のはず)ものだ。で、食らいついた私が何を言い出した
かというと「大変ですよ、ここミッキーの夢の中ですよ!」
するとNINAさんも「今度は触手ですよ!キノコですよ!
しかも突起の付いたキノコが!ミッキー変態!」と騒ぎ出す。
乗り物は、触手やらキノコやらの脇をすり抜けてどんどん
地下へ下っていく。さらに地底怪物やら出てくるに及んで
「ミッキーの内面の葛藤ですよ!ミニーと上手く行って
ないんです。ホラ火を噴いてる!明らかな欲求不満ですね!」
とかエセ心理学者気分で、乗りながら騒いでるのだから
うるさいことこの上ない。でも乗り物がうるさいんだから
仕方ないとも言える。どうせ他の乗客は乗り物に集中していて
聞いてないんだからこんな不届きな話してても大丈夫だろう。
やがて乗り物は暗い世界から上昇して、一気に滑り落ちて
暗闇の中を急スピードに駆け回る。そのへんさすがに早くて
話す余裕は無かったが、降りた後に
「ふっ切れた後のミッキー男らしかったですね!」
「暗闇を迷走した後、明るい世界に出てきて”やっぱ俺は
ここでミニーとやってくしかないんだ”みたいに悟ってた
あたりが一遍の物語として完成されてますよね」みたいに
したり顔で感想を述べ合う。…ホント腐女子ですみません(汗)
大満足で乗り終わった後は、たばこ休憩してるNINAさんの
脇で無駄毛処理の話で盛り上がってみたり。…なんだか今回は
普通に女の子な話題が多くて意外で楽しい。
その後はさすがに夜になり、そろそろ夜のショーが始まるのに
合わせて並ばなければならない、という時間になったので
潮時かと先に帰らせて頂いた。…さすがにつらい(汗)
ちなみに皆には言わなかったが、帰る時に遺失物取扱所に行って
みた。実は昼間、レイジングスピリッツに乗りに行った時、
荷物をロッカーに預けた前後で、朝買っておいた切符を
無くしたような気がするのだ。気がするというか、気がついた
時にはもう無くなっていた。無くしたならあの辺りだろう。
そう思い、思い切って200円の切符が落ちてないか聞いてみた
のだ。半信半疑、というか8割方ないだろうと思っていた。
だって普通の電車の切符だし。が、夢の国はスゴかった。
ちゃんと拾われていたのだ。場所と時間を言った上でそれだと
言ってくれたのだから間違いないだろう。切符を買った時間も
ほぼ間違いないし。普通拾われてるか!? あったクセに驚く。

…最後に夢の国のソコ力を見せ付けて頂いた。



2006年06月24日(土) まだ伊豆・2


頑張って朝も早めに起きた。昨日と違うお風呂に入りに行くためだ。7時前に
向かったが、やっぱりけっこう人が居る。昨日は海側の内風呂だったが、
今回は山側の内風呂。露天風呂はあったけど、別に何が見えるという訳でも
ない。それでも違うお風呂に入れたので満足して出てきた。帰り道に休憩所が
あるのだが、そこも充実していてさすが良い旅館、と感動する。なにしろ
マッサージ機完備、新聞複数完備、将棋盤碁盤完備、よく冷えた水とスポーツ
ドリンクと緑茶も完備、もう完璧な布陣だ。しかしスポーツドリンクと緑茶は
マズかった。そのへんがここの限界か。
さて部屋に帰って朝に弱い一人を起こすと、皆でいそいそと朝食会場へ。
朝から元気にバイキングだ。これもバイキングにしてはけっこう品数豊富で
おいしかった。一番の感動はプレーンヨーグルトに干ブルーベリー。ウマイ!
うちでも実践してみよう!…というかヤバイ、食べすぎた(汗)
部屋に帰って一休みすると、また再び風呂に向かった。今度は事前に予約
していた家族風呂だ。チェックアウト直前に予約する人なんか居なかった
ようで、旅館を出ようとしている人の波に逆らって浴衣で浴場へ。
小さくて海が良く見えてみかんが浮いててステキな貸切露天風呂でした。
いいなぁ、うちにも一つ欲しい。貸切は一時間の設定だったが、本当に
一時間入っているとチェックアウトまでに身支度が間に合わないので
30分ほどで出てきた。あ〜いい湯だった〜〜〜vvv
さて身支度を整えるとチェックアウト。再び送迎バスに揺られて駅へ戻った。
これから、駅のロッカーに荷物を預けて熱川バナナワニ園だ。
誰だったか忘れたがバナナワニ園を絶賛していたので、この旅行は旅館と
バナナワニ園メインでとても楽しみにしていた。そのバナナワニ園…!
入り口からしてちょっと胡散臭いのだが、バナナワニ園とても楽しかったv
もっと胡散くさいの想像してたんだけど、想像よりずっとまとも…!熱帯
植物とワニだらけだったが楽しかった。色とりどりの蓮も綺麗だったし
レッサーパンダってば尻尾が太くて毛並みが鮮やかで超らぶりーv
ワニは大から小まで実にさまざま、なんでここまでワニ、と疑問に思うほど
ワニだらけ。皆一様に寝ているのかピクリとも動かない。動かないにしても
ものすごい中途半端な体勢のまま、だるまさんが転んだの最中みたいに
腕上げたままとか水中に体を投げ出したまま動かないので、2メートル以上の
巨体でもなにやら愛嬌がある。目とか怖いんだけど可愛い。代わりと言っては
なんだか巨大ゾウガメがよく動いていた。思った以上に機敏で驚く。レッサー
パンダすらだらけてるのが居るのに、一番動いているのがカメとは…。
土産物売場もやはり胡散臭かった。「世界一おいしいマンゴージュース」と
いう、誰が決めたんだかテキトーな売り文句につられてつい土産を買って
しまう。けっこう満足だ(笑)あと、今回来れなかった連れのためにバナナ型
ワニの癒し系ぬいぐるみを買う。口に腕が入れられるんだけど、ほんとに
もこもこしてて気持ちいいのだ。私も欲しい…!
バナナワニ園、思ったよりまともだったが充分楽しめた。いや〜けっこう
展示がまともだったな。むしろ全然普通で(何狙ってたんだ)
帰りの踊り子号の時間まではまだあるので、駅を移動することにした。
伊東までなら乗り降り自由の切符なのだ。とりあえず大きな駅っぽい
伊豆高原駅で降りてみた。やはり土産物売場が充実していてお店が多い。
とりあえずここでお昼を食べることにした。店を一回りして、一番変な
名前の店に入る。…だって連れ達がそこがいいっていうんだもん。
要は海鮮丼のお店なんだけど、一番よく解らない丼をオーダーした。
海沿いだからウマいだろ、なるようになれ(なんで投げやり)もちろん
普通においしかった。刺身がごま油と相性いいなんて驚きだ。その後
土産物屋を見た後、外で足湯を見つけたので入ろうとする。…が、熱すぎて
無理だった。誰がコレに入れるんだよ!? 頑固じじぃ向けか!?
結局また駅に戻る。まだ時間があったので駅からちょい歩いた場所にある
レトロな喫茶店へ。けっこう看板が出ているのに全く人が居ない。でも
店は大正モダンで統一されてて可愛い。ケーキセットも普通においしかった。
…おかしいな、なんで客来ないんだろ。観光客が老人ばかりだからか?
その喫茶店が思いのほか居心地良かったのですっかりまったりしているうちに
列車の時間が迫ってしまい、思わず全力疾走してしまう…やはりこのメンツの
旅は何かハプニングを起こさないと気がすまないらしい(汗)
走りこんだ踊り子は、行きとは全く違うしょぼ〜い電車だった。同じ代金で
同じ名前を冠してるとは思えないしょぼさだ。つか普通車でしょコレ?
無事東京に到着すると、まだ5時過ぎで時間があるのでデパートで買物へ。
しかしさすがに私は疲れたので荷物番をしていた…ヤバイなぁ。
明日も出かけるのに大丈夫だろうか(汗)
ともかく今回の旅の目的、旅館もバナナワニ園も大満足だった。
年食ったからか、万事ソツなく平和に行って来られて良かった…v



2006年06月23日(金) また伊豆・1


いい加減止めなよ、と自分が一番ツッコみたい所…また伊豆に行ってきた。
一昨年から何度行ったか解らない。常々「太平洋より日本海だ」と聞かれも
しないのに主張を繰り返しているクセに、また来てしまった。…アホか。
ともかくまたやってきた。でも今回はちゃんと目的がある。伊豆の、一度は
行ってみたいと持っていた熱川の名旅館「つるや吉祥亭」が物凄い低価格で
泊まれるプランを見つけたからだ。行きたい…!通常一泊2万はくらだない
つるやさんが交通費込15000円を切っている。とはいえそんな低価格だから
案の定、平日に限る。土日は含まれないので、今日の午後から仕事を休んで
飛び出してきた。文字通り、本気で飛び出してきたのだ。
今日は割合忙しい日で、本来なら午後休は1時半から取れるのにきっちり
仕事をして3時に全てを投げ打って出てきたのだ。特急の時刻は3時半。
いくら東京駅が近くてもこれは忙しい。途中の乗換が3時13分発、の文字を
見た時はさすがにホームでたそがれてしまった…バカか自分(涙)
なんとか5分前にホームに到着。本日の連れと列車の前でめでたく合流できた。
本日の電車はスーパービュー踊り子号。窓が広くて大層乗り心地の良い特急で
ある。メンツは3人なので、早々に座席を向かい合せにしてまったり座った。
熱川までは約2時間だ。久しぶりに会った今日の連れは、昔からしょっちゅう
危険な旅に出ているいわば同志。でも最近お互い忙しくてけっこう疎遠だった。
切符は郵送で送ったので久々の現地集合再会。そしてもう一人の連れは
熱海からの合流だった。こちらも2月以来の再会で、元気そう。本来なら
もう一人仲間がいるのだが、彼女はどうしても参加できなかったのでこの
3人で熱川へ。…そういや2月にもこの3人で伊豆来たよな。やだなぁ
ホントに伊豆ばかりだ。しかし最近は伊豆もそう悪くない。だって今何より
熱い「真田太平記の」兄、信之は役職が「伊豆守」なんだもの!もう伊豆って
聞いただけでトキメいてしまうわ…!(注:ほっといて下さい病です)
で、電車の中で楽しいひとときの後、無事5時半過ぎに熱川到着。伊豆の
玄関口・熱海に比べてけっこうな寂しい駅なのでちょっと驚いた。いやでも
駅出てすぐ足湯あったし、そこかしこから蒸気が吹き出てたし、けっこう
温泉地っぽいかも?
温泉地も国際化が進んだのか、外人親子も一緒の送迎バスに揺られてホテルへ。
フロントでチェックインを済ませるとお部屋へ案内された。このホテルは
なかなか変わっていて、3階しかない代わりに横が長い。その2階の海側の
部屋へ通された。まさに海沿い。海に面した建物の2階なので海しか見えない
海好きにはたまらない部屋だ。しかも広かった。応接間に支度部屋に窓に
面した掘りごたつ。3人で使うにはもったいない。部屋へ入ったら6時
過ぎていたので、しばらくまったりした後、浴衣に着替えて7時から
女性専用になる露天風呂へ向かった。一度ホテルの外へ出てから、下駄を
履いて海沿いに歩き、守衛小屋に挨拶して防波堤の下へ。そこは海岸かと
思いきや、砂浜ではなく岩場の中に露天風呂があった。開放感あり過ぎる!
あり過ぎて見ようと思えば丸見えなので、どうやら守衛小屋があるらしい。
そして、あり過ぎだからか客が私達しかいない。やったねー。よくテレビの
旅番組でやってるように、一応つつしみ深くバスタオルを巻いて風呂へ入る。
が、熱い。ほとんど人が入ってないんだから当たり前がが、頑固オヤジしか
好んで入らないような熱さだ。さすがに耐え切れなくなって、3つある
露天風呂の一番熱くない風呂に出たり入ったりしてまったり過ごした。
いいねぇ、残念ながら夕日は見えないけどだんだん暗くなっていく海を
見ながら風呂に入るなんてオツじゃないか♪
風呂から出て来た後、連れの一人が思い切り湯当りしてダウンしてしまった
のでフロントで少し休んだ。さすが良い旅館、連れの私達が何も手を出せない
くらい、仲居さんがすごい親身だ。…そういや学生時代、オリエンテーション
旅行の温泉で湯当りしてガラスに頭突っ込んで救急車で運ばれてた女の子が
居たなぁ、危ない危ない…。夕食の時間を遅らせてもらい、何とか部屋に
帰ってからしばらく休んで、8時過ぎに夕食会場に向かった。これがまた
おいしかった。普通に魚介類もある懐石なんだけど、総じて食べやすい
献立で揚げ立て天ぷらは食べ放題だった。たまらん、おいしい!(><)
遅れて入って来たのにいつまでも食べているものだから、かなり最後の方の
客になってようやく部屋に戻った。部屋を出る時に布団敷きに来てくれたの
(しかも若いお兄さんだった)見たからお布団が敷いてあることは知っている。
先週の上海からこっち、かなり疲れが溜まっている私は早速横になった。
…いいんだもん、牛だから食べてすぐ横になっても平気だもん(−−;
そうして少しお腹を休めた後、遊戯室へ遊びに行った。タダで遊べる
クーポン券をもらったからだ。遊戯室は大正レトロな部屋で、昔遊びが出来る
ようになっていた。食べ物も売っていたが、今は満腹なので遊ぶことにする。
射的を初めてやってみたが難しかった。だって弾の軌跡が解らないんだもん。
でも弓矢は面白かった。あの引き絞る時の感覚いいなぁ…これから習おうかな。
余ったクーポン券でコーヒー牛乳をもらって来、ホテル内の内風呂へ入りに
行った。お風呂も横に長い面白い作りだった。それほど深夜でもないのに、
ほとんど客もいない。そこで3人久々にゆったり風呂に入って語り合った。
私達はほっとくと1〜2時間動かない超・長風呂人間なのだ。
12時過ぎると掃除が入るというので、仕方なく風呂から出て部屋に戻った。
そしてもらってきたコーヒー牛乳を飲む。
疲れたのは私だけじゃないようで、その後はさっさと寝てしまった。



2006年06月21日(水) コピー版


大きな声では言えないが、とても楽しかったので勇気を
出して言いたい。上海土産のアニメCDのコピー版がそれだ。
今は懐かしスラムダンクのCDなんだけど、ほとんどウケ
狙いで買ってきた。とは言えスラダンは今でも大好きだ。
1枚目はスラダンで、2枚目には全く関係のないアニメ曲が
寄せ集めで入っている。その2枚目が特に楽しかった。
1枚目のスラダンも、ちゃんとOP、EDの他に各キャラの
テーマソングが入った普通のアニメCDになっている。
ZARDとかBAADとか大黒摩季とかWANDSとか、
聞いてるだけで当時のトキメキがよみがえってくるようだ。
なつかし〜な〜当時は中学生だっただろうか、土曜の夜、
熱心にテレビに向かっていた。あの頃はまだ腐ってなかった
のでカプとかヤヲイとか興味なかったから真剣にバスケする
姿を見て熱くなったものだ。
で、面白いのはこのコピー版の間違い翻訳。
「マイフレンド」を「マイフレントノ」にしたのはまだ解る。
「君が好きたと叫ぴたい」「せつたぃに誰も」あたりまで
来ると、どうも濁点が苦手らしいと気付くがだいたい何が
言いたいのかは解る。…解るが、誰か気付かないのかな。
「タンタッュートを決めてセるぜ」とかさ、何キメてくれんだか
知んないがとりあえずジャンプ系じゃないでしょソレ(汗)
2枚目はもっとスゴイ。いきなり一曲目が千と千尋〜の
主題歌っぽい名前なのだが、何か沖縄っぽいサントラで
まるで違う。「ぃつも何度も」ってタイトルも思い切り
間違えてるクセに曲もカスってないのかよ!
さらに日本の古いの新しいののアニメがごちゃまぜで
入っているのだが、さて解るだろうか。

「クしまざ」「女子ぜザぎほし」「まぐぇどそぅ」

…いやホントに解りませんて。
中を聞いてみてやっと理解したくらい、文字列だけじゃ
意味不明。いちお正解は左から名探偵コナンの初期主題歌、
セーラームーン主題歌、どらえもん主題歌…って
ホント解らないから!(滝汗)「まぐぇどそぅ」のドコが
「ぼくドラ○もん」なんだよ、チラリともカスってない
じゃないか!笑えたのはクレしんの「オラばたんきもの」
「オラば」って既に方言めいてていい、しかも短気なのか!
さらにちびまるこちゃんの「日本国語」…
「踊るポンポ○リン」というこの上なく意味深長な日本語を、
お粗末な翻訳機能で中国語に訳すのは限界があったらしい。
そして「とちソのトトロ」惜しい!この中では解り易い!
「最終幻」…ファイナル…ファンタジーかぁ!(納得)
そして最後のトドメは日本で一番有名な、あの体重が
りんご3個分のリボン付けた猫の主題歌(あったんか)。

「HELL KITTY」

怖いから!(大爆笑)

中国では日本ブランドだと上質だから売れるらしく、
日本製品のまがいものが多いらしい。で、日本語に多い
「の」という助詞を入れると漢字交じりでもちゃんと
日本語と区別が付くそうで、「の」を入れたデタラメな
偽ブランドが良く売られているらしい。そんな話を
滞在中に聞いたけど…なんかそれ以上にものスゴイ
間違いだらけだ。そういや「ヨルノチュウ」という
カタカナのルビが入った「夜の蝶」という看板を見かけたが、
それよりはるかにスゴイ。ともかくこのCD、誰か
笑いたい方いらっしゃたらこれケースごと貸しますよ〜
1枚目はスラダンの絵だけど2枚目は神社に注連縄っぽい
怖い画像のCDです。ジャケットだけじゃなくCDも楽しい。


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