…というタイトルの、バカをやって死ぬほど焦った エピソードを集めた本があるが、今日はそれに 匹敵するアホらしい恐怖体験をしてしまった。
夕方になって車で出かけたのだが、ゆっくり 買い物しているうちに帰りが遅くなってしまった。 遅いと言ってもまだ7時、車で出たのだからちっとも 遅くはないのだが、今日は7時から「世界の超常現象」 みたいなオカルトの特番をやる予定で、それを楽しみに していたのでかなり焦って帰った。母も私も、こういう オカルト番組が好きでよく見ている。特に今回のは 今ハヤリのダ・ヴィンチ・コードの他に、世界の オーパーツの特集をやると聞いてかなりワクワクして いた。オーパーツというのは、その時代にあった はずがない古代遺産のことで、たいがいは宇宙人説で 片付けられている(笑)1万年前に絶滅したはずの 恐竜の絵が2千年前に描かれてる不思議とか、 当時の技術では作れたはずがない水晶を加工させた ドクロとか、2千年錆びない鉄柱とか、飛行機が 出来る500年以上前に作られた飛行機の模型みたいな 金細工とかとか。そういうのTVで見るのは久しぶり なので張り切って帰ってきたが、既に30分のロス。 車は電車と違って、急いだ分だけ早く帰れるので 法廷速度もなんのその、かなり飛ばして帰ってきた。 ところで家へ向かう道は、車通りは少ないがカーブが多い。 日頃、せいぜいスピード出しても60キロのところを、 今日の私は勢い余って80キロ以上出していた。ちょうど 対向車が来なかったのでセンターラインを無視する カタチで振りを減らしてひた走っていたら(※とにかく かなり色々違反です。マネしないで下さい)いきなり 視界に対向車が入った。慌ててハンドルを切る私。 が、元からスピード出していたので、急にハンドル 切ったら次の不幸は目に見えていた。
次の瞬間、 カーチェイスみたいに左右に 激しく揺さぶられた のだ。
さすがに悲鳴は上げなかったけど、内心「死ヌ! マジで死ヌかも!」とかなり雄たけびを上げていた。 ハンドル振られるなんて、これまでの駄目車人生で 初めてだよ私!(しかもオーパーツのせいで)
…で、まぁ家まで1キロ切ってたんだけど、あとは 心を入れ替えて安全運転で帰ってまいりました。 たかがオカルト番組見るために事故りかけるなんて、 いつまで子供心を失わないつもりなんだ自分(汗)
GWにシロクマ君と大津んに会った時、 グアム土産のクッキーに合わせて瓶の ハイビスカスティーを買って渡した。 おいしいからではなく、クッキーに 趣旨を合わせた結果だ。 自分の分も買って、瓶だからとすぐ 飲まないでそのまま放置しておいた。 もったいないからではなく、その時 喉が渇いていなかったからだ。 それを今日飲んで驚いた。
目の覚めるようなマズさ
なのだ。 私は味覚オンチというか、マズいモノに対して かなりニブい。マズくてもけっこう食べられて しまうのだ。私が食べられないと言ったものは かなりのマズいランクに位置する。この ハイビスカスティーもソレだった。すっぱくて ものすごく飲みづらい。喉渇いてたからしばらく 黙って飲んでいたものの、ふと気がついたら あまりのしんどさにしばらく考え込んでしまった くらいマズいのだ。名前とイメージで勝手に 想像していたが、思えば花の名前付いた食べ物で 相性が良かったためしがない。桜餅はいいとして 桜ソフトクリームだってかなりマズかったじゃないか。 ハーブティーだって苦手で、以前美術館で出された オシャレなハーブティーを死ヌ気で飲んだのは、 あの強烈な味ゆえに何年経っても忘れていない。 そう、異色な紅茶は私に鬼門だったのだ。 それより何より味も確かめないまま人に差し上げて しまったので慌てて詫びのメールを入れた。 するとシロクマ君から、何気ない思いやりに 溢れた返事がきた。
「他のジュースと一緒にあわせて 飲んだから大丈夫だったよ」
…やっぱりマズかったんじゃないか(汗)
いや、というか大津んもホントにごめんなさい(涙)
いい加減まだ真田モノから抜け出せていない。 今度は真田太平記の番外編、というか太平記より 先に書いた内容だが番外編のような内容になっている 2冊を読んだ。「真田騒動」と「あばれ狼」二つとも 短編集で、それぞれに真田家にゆかりある話が収め られている。まず「真田騒動」を読んだのだが、 何の心の準備もないまま読み始めたらいきなり 真田兄弟の今生の別れシーンから始まって電車の 中でいきなり呼吸困難になるかと思った。 ヤバイ、兄弟好きがもっともモエるシーン再び! 太平記では割と淡々と書かれていたこの別れの シーンも、番外編では二人の容姿までしっかり 書かれていて余計に風情を誘う。というか二人とも 50歳のおっさんでちゃんとおっさんらしい描写なのだが、 腐女子の妄想パワーで想像上は若いまま。 でも弟が「いやになるほど腹が突き出て参って…」とか 兄が弟を「お前の(髪)は黒いな」とか「小太りの体を 馬に伏せ…」とか言い出すものだから、おっちゃんを 想像したくないあまりトド○ロちゃんが馬に乗ってるけど またがる足の長さが足らない、みたいなファンシーな イメージに逃げてみたり。…人間じゃないからそれ。 ともかく朝の電車で身もだえして読みふけったのは 確かだ。そして更にトキメいたのは兄の描写。 太平記では優秀・美形・自制心も強い・部下思い・ お家第一公正無私・弟大好き・な完全無欠の兄が思いのほか ヘタレなのだ。京都で素晴らしい女性に会ってうっかり 一目惚れしてしまうのだが、これまた完全無欠の嫁が 怖くて側室も置けない兄はこっそりラブレターを 出したりする。向こうもまんざらじゃなくて手織りの 羽織を送ってくれたりするものだから、兄は舞い上がって それをいそいそと着こんで食事をしてたら案の定 早速嫁にバレた(アホや)で、ごまかしたんだけど ごまかしきれず、苦し紛れに仕事の都合で別居してる 嫁に向かって「いつ帰るんだ?」と聞いちゃったりして 見苦しい限り。なんて可愛いんだ兄…! 真田太平記12巻通してこんな駄目兄見たことない!(笑) さて次の「あばれ狼」でもやはり兄が目立つ短編が あるのだが、これがまた更に輪をかけてへたれ。 やっぱり片思いの彼女とのやりとりが書かれてるんだけど 直接やりとりが出来るほど自由な身ではないので 腹心の部下に手紙を届けてもらっている。しかし部下は そんなしょーもない役目が嫌なので「もうヤですよ こんな仲立ち」と言うと「いいじゃん、前にお前の女 譲っただろ。今度は助けろよ」と局地的に情けない 押し切り体勢。ああぁああもうなんてへたれ。 最高だ(爆笑)
本編を読んでイイ男な兄にステキな夢見ていたが、 そんな駄目男な兄にもすっかり参ってしまった。 あばたもえくぼ、というより駄目な方が人間味が あって際立って更に魅力的。いくら駄目男な部分が あっても彼が立派だったことに変わりはないもの。 つか池波先生、なんでこんなに兄を熱く書いて くれるんだ、嬉しすぎる。池田先生をさし置いて、 真田信之書かせたら右に出る者は居ないだろう。
今日は朝から歯医者行ったり図書館行ったり コスメ買いに行ったり慌しく動いた後、ハルカと 遊びに行った。朝よく電車で会って話しながら 通勤しているが、休日に会うのは久しぶり。 車内だと周囲の目と耳が気になるから思う存分 ヲタトークをかませないが、外で遊ぶなら 大丈夫だろうってことで大はしゃぎで会った。 まずお昼を食べにイタ飯屋に入ったのだが、さぁ 話そうと思った時、隣のカップルが「デスノート」の 話をしていて出鼻をくじかれる。なんか隣もヲタクだと 気が引けませんか?私は隣が気になって控えめな話題しか 出せませんでした…。で、隣が去った後に早速ヲタ トークで盛り上がった。ハルカとはいまだに真田太平記 ネタで大賑わいだ。真田の兄×弟ベースのヘタレな 佐平次はオチ扱いで(笑)というか、ハルカの本命は 佐平次×弟(幸村)なのに、なぜかハルカの方こそ 率先して佐平次をオチに使ってるのか不思議。 駄目男がお好きらしい(笑) その後、カラオケへ行ってヲタ好きしそうな歌を 重点的に熱唱。日頃のうっぷんも晴らして二人して 大盛り上がりになった。森山直太○の「風花」って エロいと思いませんか?タイトルからして腐女子向きv いや大好きですごめんなさい(笑) カラオケが2時間と時間を指定されてしまったので、 そこを出た後はふらふらと買い物をして歩き回った。 で、駅ビルでお互いにバッグを購入。 帰りにお気に入りの中華屋へ入って3時間篭城して、 またしても真田トークで大盛り上がりした。大人気の 中華屋なのに、夕飯時に3時間はさぞ迷惑な客だったろう…。 戦国時代の真田兄弟でリーマン編、コンビニ店長編、 ファーストフード店長編、学園モノ編等々…。一番 盛り上がったのはリーマン編で、戦国時代のお家を 守り立てるのは会社を守り立てるのと通じる部分が ある。完全無欠のデキる男真田・兄は○山の2着 3万円のスーツだってピシリとキメる(おうちがあまり 裕福じゃないから)イイ男で、アル○ーニにだって 負けてない。営業1課の敏腕課長で御曹司なのに 部下思いの懐の大きい人物。一方弟は、兄が継ぐからと バイト感覚でお供の佐平次と営業4課を作り、たまに 大きな仕事を取ってきたりする。会社は中小企業で 無駄が出せないので、女性職員は朝40分前に来て PC(もちろん98)を起動させなくてはならない… とかなんとか細部まで決めて大笑い。ああもうホントに 余人にはわからない話でこんなに盛り上がれるって なんて楽しい!(><)久しぶりに来た行きつけの 中華屋は、いつの間にか韓流スターみたいな好青年が ウェイターをしていておばちゃんにモテていた。 いや、中華だから華流か。ともかく、初対面にして 印象最悪なのは間違いないだろう…。
最近ソレしか更新してない陰陽師シリーズがいよいよ ハンパじゃなく煮詰まってしまったので、陰陽師の 相棒透夜ちゃんに泣きついて相談に乗ってもらった。 運よく休みが合ったので平日昼間から密談状態だ。 都会ほどファミレスというものが見つからないものらしい。 しばらく歩いた後、小さなファミレスを見つけて中へ。 既に篭城の構えで4人掛けの席を2人で陣取った。 3時近くに二人ともまだ昼食を取ってなかったので、 コナンの話で盛り上がりながらランチをし、無駄紙を 取り出して早速陰陽師の話し合いを始めた。 陰陽師シリーズでは今、密が正体不明の敵に襲われて ピンチ、というシーンだが、このバレバレのくせに 正体不明と言っている敵についてまだ決めていない。 読んだらすぐ解るクセに、私が一人であがいているのだ。 どれくらい往生際が悪いかというと「男って言ったけど 近寄ったら実は女だった、だって霧でよく前が見えなかった んだもん」という言い訳してもいいからまだ未定、という 見苦しさだ。だって解りきってる展開って口惜しい じゃないですか?アっと言わせる展開にしたい。 てか突き詰めると私なんてそれしかない。そこで ずっと悩んでも決まらず、泣く泣く透夜ちゃんに相談を 持ちかけたのだが、人間のデキた彼女は辛抱強く私の 相手をしてくれて、どんどん設定が出来上がった。 登場人物の特殊能力に関してとか、戦力分布とか。 そういうのを考えるのはとっても楽しくて大好きで とても楽しく話し合いが進んだが、肝心の敵に関しては けっこう曖昧なまま片付けて終わらせてしまった。 周りが華やかに決まったからまぁ、目前の敵は しょぼくてもいいか、という具合に。(…最悪や) 番外編の話とかも出たが、透夜ちゃんと私の意見は
「都筑の80%はへたれで出来ています」と 「邑輝の80%もへたれで出来ています」で
一致した。二人ともフォローしてくれる人が居ないと なんも出来ないタイプよね…邑輝なんてカッコ良かった 時代が思い出せないよ。本気でテロ師みたいな邑輝が スタンダードになったらどうしよう。そして、 陰陽師でもそんなカンジになりそうで怖い(汗)
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