ちょっと前の話になるが、WEB拍手でコメント 下さった桃太さんから聞いた「戦国武将分析」を やってみた(ありがとうございますv) 以前から騒がれている成分分析とは、好きな名前を 入れてEnterを押せば勝手にその人の成分分析を出して くれるというもの。成分分析にも色々あるが、その成分の 中にちょっと変り種が入れるところに面白さがあると思う。 原作がある話だったら、そこに出てくるキャラで分析 している。だから「戦国武将分析」と言えば当然、 その成分を戦国武将で出してくれる。早速やってみた。 もちろん自分のじゃなく、密で。 密はなんと
99% 前田慶次 1% 森蘭丸
と出た。一人、大爆笑。 前田慶次とは、戦国時代に織田信長以上の歌舞伎者の 伊達男として知られた男の中の男。以前ジャンプで 「花の慶次」というゴッツい絵のマンガまで掲載 されていたくらい、男らしい男なのだ。密、99% カブキ者の伊達男かぁ…密に男らしさを求める 私としては、まさに願ってもない分析結果だ。 しかも森蘭丸度1%かよ。森蘭丸は知る人ぞ知る 日本史を代表する美少年。清明、義経、敦盛、 天草四郎と並んで美形度ではBLのカッコウの エサだと思う。それが、あの美少年含有率99%の 密が森蘭丸度1%?密の血中前田慶次度高すぎて 美少年らしさが入る余地がなかったのか! あっはははははおかしい〜〜〜! ちなみに密の普通の成分分析では
6割が心の壁 (ごもっとも) 3割が男汁 (あながち違うとも言えない)←超失礼 1%が加齢臭 (そのうち出てくるだろうし)←更に失礼
になっていて、こちらも一人で大ウケ。 他の人は特に面白くもないのに、どうして密だけ こうマッチングがウマくいくんだろう。
公開当日の今日、早速「ダ・ヴィンチ・コード」を 見に行ってきた。しかも今日は朝9:20から歯医者の 予約が入っていたので、券を発売する9時10分前に 発券所へ行って並んでチケットを買ってきたのだ。 複数館で上映しているから何本目か解らないが、 少なくとも5本は後の余裕ある3:55からの回だ。 やはりというか、心配していた程でもなくその回の チケットを取った初めての人間らしかった。 全席指定のどこでもいいですよ、と言われたもの^^; 歯医者の後に友達と会ってお茶をし、雨が降りそう だからと別れてから母と合流した。そう、本日の 連れは母である。私は別に誰とこの映画を見に来ても 良かったのだが、母が「他に一緒に行ってくれそうな 人がいない」と言うものだから私が付き合ったのだ。 母は、家を出た時から雷雨に巻き込まれ、上映5分前に 着いた時には濡れねずみになっていた。そして、 時間がないと言っているのに服屋へ服を買いに行き、 予告を見ずに開演2分後くらいに滑り込んだ。 こうなるともう、中央席に陣取った自分達は迷惑 極まりない。一番にチケット買ったんだから通路側に しておけばよかった、とちらりと後悔した。 で、ともかく映画。私は事前に小説を読んでいて 小説が楽しかったので過剰に期待していたからか、 映画はあまり面白くなかった。つか、ぶっちゃけ
ダ・ヴィンチあんまり関係なかった。
まぁ、あの長編小説を一本の映画に収めようというの だから、話の深みよりも展開を重視せぜるをえまい。 なんとか謎も解きつつ話も進めつつで、けっこう ややこしい内容になっていた。原作読んだ私にも 展開速すぎて付いていけない箇所あったし。 そして見所は、なんといっても狂気の修道僧 シラス役ポール・ベタニーの全裸で自戒シーン。 色白でストイックな色気のあるベタニーが、 恥ずかしげもなく全裸になり腿に苦行のトゲ付き 鉄輪をうなりながら嵌めてみたり、もだえながら 自分の背中にムチ打つシーンがもう、なんと言うか
無駄に色っぽい
のだ。キリスト教2000年の謎に迫る一大超大作なのに こんなシーンに力入れちゃっていいんですか?って くらいそのシーンの長いこと。焦りを覚えつつも トキメいてしまいました。 あとはもぅ、どこまで話を深く理解してるかによって 楽しみ方が変わってくるのではないかってカンジ。 個人的にキリスト教は叩き甲斐があるという意味で 大好きだから、映画でもっとエグってくれても 良かったのに…というのが本音だ。あとはもちろん ベタニーの自戒シーン。腐女子なら必見だろう(笑)
| 2006年05月17日(水) |
ナ〜スカっとするだろ? |
…という、気の滅入るようなポスターを横目に 見つつ、「ナスカの地上絵展」を見に行ってきた。 前評判は上々、休日は大混雑だというその特別展は 平日でもなかなかの盛況ぶりだった。国立科学博物館 初めて行ったが、展示レイアウトがオシャレ過ぎて 展示物がよく見えなかった。さすが都内ってところか。 でもさすが科学館だけあって、巨大スクリーンでナスカの 上空を飛んでるように見せたりゲーム感覚でナスカ上空を 自在に飛んでるように操作できたり、子供に混じって 楽しく見学できた。それにしても古代ナスカの装飾は 色鮮やかで綺麗だなぁ。絵もとぼけた顔が可愛くて どう頑張っても憎めないカンジがたまらない。 常設展と合わせて閉館時間までたっぷり楽しめた。 子供の頃は理科が大の苦手だったが、こうやって 大人になってから見に来るとまた勉強とは違った発見が 出来て面白いと思った。もうちょいサイエンス向きの オツムだったら良かったのになぁ。
…の、小説を読んだ。 大河ドラマであんなに騒がれているのに、 近所の図書館ユーザーはマイペース人間ばかり なのか誰も借りていなかったのだ。で、 読んでみたらあまりにもドラマと違うので驚いた。 主人公、千代のダンナ山内一豊は本当にヘタレ。 功名のために一番槍で打って出ることばかり考える、 とてもじゃないが大将の器じゃないタイプ。でも 賢い妻の千代が、あれこれと助言を与えてせっせと 夫を昇進させていくのだ。まず第一印象からして もっと面構えのいい男かと思ったのにガッカリ、とか 言われている時点でこの夫婦の位置関係がはっきり しているだろう。千代は、男というのはいつまで 経っても子供のようなものだから子供を育てるように あやしていけばいい、とか考えてせっせとおだて上げる。 夫も「千代は何もわかってない」と操作されている ことに気付かないまませっせと昇進していく。 信長も秀吉も、ダンナより妻の方が上手だとすぐ 気付いて、一豊の真面目一本ぶりしか評価しない。 …かなり、かなりドラマと違うだろう。 あの初々しく甲斐甲斐しいヒロインが実はそんなに したたかで打算的だったなんてすごいギャップだ。 あげくラストは、実力に見合わぬ栄転で土佐22万石の 国主となった一豊が、土民の反乱を恐れて(というか 抑えきれずに)千代の反対を押し切って男達を皆殺しに してしまう。それを知らされていなかった千代はため息を つき、一豊に「わしがあんまりバカだから呆れてるのか」と 言われてあっさりと「まぁそんなものです」と答えてしまう。
「終わりかよ!?」
思わず小説に向かってツッコんでしまった。 …いやー、これなら真田太平記の中で、幸村が兄を評して 「天下を納むるに足る人物」と言った気持ちが解るわー。 これであの誠実で聡明な優等生のくせに頑張り屋で国民 第一な兄が13万石なんて納得いかないわー(作者違うけど)
約一年ぶりに友人に会った。 前回は群馬の友達と横浜だったが、今回は新宿。 なぜかというと、私がもはや新宿と銀座でしか上映して いない終了間近の映画「トム・ヤム・クン」を見たいと ゴリ押ししたからだ。ありがたくも快諾してくれた彼女と 新宿で待ち合わせて、映画館へ。今日はあいにくの 雨だったけれど、劇場はなかなか混雑していた。 もちろん、というか男性客ばかり。 格闘技好きなんだろうな〜。 映画は、「マッハ!!!!!!!!」で一躍スターになった トニー・ジャー主演第二作。前回は村の守り本尊の首が 盗まれたんだけど、今回は家族同然に育った象が盗まれて その捜索へ。展開はほぼ同じように見えて、前回はせいぜい 国内だったのに今回は海外まで捜索に出たあげく、敵が複数 いてなかなか込み入った話になっていた。さすが第二弾! しかし私の脳内では、一作目は国内でうまくまとまっていた のに第二段で海外へ行ってしまってかなり荒唐無稽な内容に なってしまった初期ファミコンソフト「水戸黄門」が 思い出されていたのでした…象を追ってアメリカか…。 ともかく面白かった。アクション重視のそのアクションが またスゴイし、話だって今回少しひねってあってなかなか 話がまとまってて楽しかった。 ラストは「29人連続関節キメ」とかすごい大技繰り広げてて 思わずこっちが「痛っ」とか騒いでしまったが、それも 楽しかったし。最後の最後まで息の止まるようなスゴイ アクションの連続で、見ているだけでだいぶカロリー消費 できた気分だった。…あれ絶対何人か骨折してるだろ。
大満足とともに、出てきた後ようやくご飯食べながら 近況報告をした。お互いの仕事のこととか、趣味のこととか。 ちなみに彼女、どうもヲタクくさいのだが単なる読書好き かもしれなくて、その見極めがなかなかつかないでいた。 顔を見て声を聞けばだいだいヲタクといふものは解るので カンで判断しただけだけど、どうも違う。ヲタクだったと してもヤヲイ好きではなさそうだからだろうか。向こうも 詮索してこないし、私もどうしてもカミングアウトしたい 訳ではなかったので、今まであやふやなままにしておいた。 その状態で最近ハマっているモノの話になった時。 私が「友達に銀魂勧められて、暇な時漫喫行って 読もうかと思ってるんだ〜」と言ったところ、 彼女がごくさりげなくこう返してきた。
「夏に向けて?」
…。 その時は咄嗟に気付かずスルーしてしまったが、 3秒後くらいに胸中で思わず握りこぶしを握っていた。
「ビンゴォオオオオオオオ!!!!!!」
別にその後も蒸し返したりしないで他の話題に移ったが、 ボロを見つけてちょっぴり嬉しかった。
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