日常喜劇

2006年03月31日(金) お別れ会


半死半生の体で今週を過ごした。
忙しい上にカゼなんか引いたもんだから
たまったものではない。なかなか治らないので
「グアムのカゼはタチが悪いんじゃないですか?」
とか同僚に言われて本気で信じ込みそうになる。
おのれグアムカゼめ…(日本人だらけだったけど)

そんなこんなでシニソウな金曜、今日は職場の人の
お別れ会があった。最近お別れラッシュだ。
今日の人は、一緒にオペラ座の怪人を見に行って
くれたかの品行方正なお嬢様。愛読書が夏目漱石の
「こころ」とのたまった彼女を、私は一生忘れまい。
女子大時代の部活はコーラスで若くしてお習字の
先生の資格を持ち料理上手、という特徴も私の周囲とは
明らかに一線を画す本物のお嬢様だ。先日私の愛する
マキシムと最近大好きなリベラのCDを貸したら
すっかりハマってくれて、これからぐっと仲良く
なれそうって矢先ののお別れでとっても寂しい。
ので「是非また遊んで下さい!二人きりで!」と
念を押しておいた。私のお上品な部分を総動員して
ようやく彼女と話が合わせられるのだが、なんかこの
感触が修行というか筋トレに似て楽しかったのだ。
またあの感動をもう一度。

こういう時、ケータイあると便利だ。
ぜひまた一緒に観劇なり音楽鑑賞などして、
ほっとくと品性が退化する一方の私にはトンと縁のない

お上品トークをかまして欲しいものである。



2006年03月29日(水) さらば桜


グアム帰りの翌日からの仕事は地獄のようだった。
風邪ひいたまま連日会社行くというのが辛い辛い。今まで、
季節の変わり目も風邪なんか引かずに元気に過ごしてきたのに、
うっかりグアムの冷房と、本来発熱するはずが寒くなった
ヌルいエステのせいで風邪をもらってしまったという経緯が
また憎たらしい。余計なことするんじゃなかった(><;)
今日の帰りに、同僚達は会社から歩いて行ける距離にある
かの桜の名所・千鳥が淵に桜見物に行くそうな。誘われたけど、
仕事だけで余力が残ってない私は泣く泣くお断りした。
さようなら夜桜…うおおぉおお、やはりグアムが恨めしい。



2006年03月27日(月) なんかグアム・3


今日はいとこの結婚式、そして私が一人で先に帰国する日だ。
だって今日は月曜日、どうしても一日しか休みが取れなかったので、明日
帰る家族と別れて仕方なしの独自帰国なのだ。でも式には出られるから嬉しい。
朝は11時半にロビー集合で、午前中時間があったのでグアム限定キティが
欲しいという姪に連れられて昨日行ったコンビニへ。私もご当地キティを
集めている友達のことを思い出して一つ買ったが、これがまた1000円相当
して驚いた。逆輸入だからか?明らかに日本より高いよ。
部屋へ帰って身支度を調える。持っていた安いワンピースとショールと髪
飾りで荷物は最小限に留めたが、身支度には時間がかかった。普段髪の
セットにこんな時間かけないからな。ところで父が、明らかにネクタイが
太すぎておかしかったのだが、誰も直せないので「元がおかしいんだから
おかしいままでいいよ」と放置しておいた。…それにしてもおかしい。
11時半にロビーで待ち合わせてホテル内のチャペルへ向かった。こちらは
ざっとふっとすぐ止むスコールがよく降るのだが、今日もスコールに降られて
大変だった。いとこのお母さん、つまりおばさんなんか和服だったし。
チャペルは小さくてこ綺麗で海がよく見えて素敵だった。が、大きな窓の
外はスコールなので曇ってよく見えない。せっかくの式なのに〜。
挙式は両方の親族合わせて15名程だった。そりゃそうだろう、どんなに仲の
良い友達でも、自腹でグアムくんだりまで来て祝う気にはならない。列席者の
中では血が薄い方なので、姪と後ろの方の席で大人しく式に参加した。
まさか外国なんだから「あなたハー神ヲー信時しマスカー?」とか言っちゃう
胡散臭い日本語牧師じゃないだろうな、と心配していたが、そこは大丈夫だった。
終始流暢な英語で祈ったり宣誓してくれて、それはそれでおごそかで
良かったのだが、逆にバイブルなんて英語で言われてもサッパリで、
今何をしてるんだかよく解らないまま式は進行していった。列席者はおろか、
主役達だってよく解ってなさそうだった。
それでも誓いのキスの時の、見つめ合ったはにかみなんかすごく素敵で、
ああもう世界は2人のためにあるって感じだ。最後はオルガンの生演奏に
黒人女性の美声生ゴスペルという贅沢な式で感動的だった。…これで
スコールが止んでればなぁ、真っ青な空と海が映えてさぞ綺麗だった
だろうに。もったいない(><)
式が終わった後は段取りの悪い写真撮影大会が延々1時間くらい進められた。
それ、列席者も巻き込まれなきゃならんのですか。
それでようやく式も終わり、ワゴンに乗ってスコールの中ホテルに戻った。
私はここで皆と別れ、着替えて日本へ帰るのだ。ホテルのレストランで昼食を
食べてから行こうと思ったのだが、思いの外時間がなかったので初日に買った
ポテトチップの残りを食べて小腹を満たし、ホテルを後にした。フロントに
迎えのバスが来るのだ。
バスで30分ほど走って空港へ到着。まさかこれが思ったコピーみたいな
ペラペラの搭乗券を渡され、それを持って出国手続きへ。…日本以上に
適当だった。
あとは乗るだけの段階になり、ようやく落ち着いたので空港内の飲食店で
ハンバーガーを食べた。高いクセに目の覚めるようなマズさで驚く。
…スゴイなぁ、どう料理すればここまで適当な味になるんだか。
行きの飛行機では3人席の窓際だったが、帰りの飛行機は3人席の通路側だった。
大人しく通路側に座って読書していたのだが、搭乗時間が終わってもついに
隣の2人が来なかったので、これ幸い窓際に移動してしまった。わ〜い
離陸が見られる♪
3人席に一人なので、かなり悠々自適に足伸ばしたりしながらまったり日本に
帰ってこられた。ああマズイ機内食はおいといておおむね満足だ。
7時前に日本到着。さっそくケータイを取り出してメールのチェックをし、
同僚からのメールがなくて一安心。それでも安心しきれないので飛行機を
出てから直接電話をして安否を確かめた。…私がいない間に何か問題が
あったかどうかだ。
それも大丈夫そうだったので、ようやく一息ついてさっさと空港を出た。
荷物が少ないので預けないで持ってたから本当にさっさと出られた。
さてここから京成線に乗って都内へ戻る。今日は誰も居ないうえに遠い自宅に
戻らず、都内に一泊して明日そこから出社するのだ。池袋に予約したホテルは、
高い割にかなりチンケなビジネスホテルだった。いや娘と母の親子連れとかも
いたけど、基本的にビジネスマンが使うホテルっぽい。フロント行ったら
予約されてないとか言われたが、行きの不手際を考えればそれもアリかと
焦らず強気の対応。シングルに空きがないとかでダブルを手配してくれた。
…ダブルなのに狭い!さすが安ホテル!
ちなみにこのホテルには別棟に大浴場があると言われたが、一人で行くのは
恐いので自室のユニットバスで用を済ませた。貴重品もあるし。
で、ホテル着いたのが10時近かったのでそれほど余裕があるわけでもなく、
早々に寝ようとしていたらなんだか外でガチャガチャとドアをいじる音が!
ひぃいいいい恐い!オートロックだから開かないとは解っているけれど恐っ!
隣の部屋の音かもしれないけど、妙に近くで聞こえて本当に恐い。思えば
私は旅先で一人ホテルに泊まったことはあっても都内で一人ホテルに入った
ことはない。やはり東京は恐ろしい、と再認識しつつ眠りについたのでした
(それでももちろん寝る)



2006年03月26日(日) なんかグアム・2


朝は昨日よりはすがすがしく目覚められた…はず。
相変わらずホテルってどこでも乾燥激しいよな。
宿泊プランに朝食が付いていないので、父と姉と子供と一緒に、ホテルの
外にあるセブンイレブンに朝食を買いに行くことにした。父と母が「昨日
バスから見たコンビ二は近かった」と言うので信じて歩いて行ったらけっこう
遠い。まずホテルの敷地を出るのに5分以上歩いたくらい、遠かった。
ようやくセブン到着。海外に来るとコンビ二は途端にセルフサービスが
増える。よく解らないけど焼いてるクッキーをバラ売りしてたり、セブンの
ロゴが入ったTシャツ売ってたり。朝は和食派な両親にはおにぎりを、あと
適当にサンドイッチを買ってホテルへ戻った。帰りに花ごと落ちていた
ハイビスカスを拾って、留守番している下の姪っこにプレゼントだ。
部屋へ戻って皆で朝食を食べた。部屋がコネクティングルームになっている
ので、二つの部屋は行き来自由なのだ。ちなみにテレビはNHKを放送していて、
おにぎりなんか食べていたらここがどこなんだか解らないカンジ。そのおにぎりは
マズかった。なんだか値段にケチをつけてばかりだが、300円もするクセに
米がまずかった。100円サンドイッチの方がまだマシ。
さて今日の予定だが、観光地巡りは前日までに予約を入れなきゃならないって
ことなので、諦めてDFS廻りをすることにした。これならホテルから無料循環
バスが出てるからすぐ行けるし。でもお店は10時からなので、まずホテルの
プライベートビーチに泳ぎに行くことにした。海だわ海!姉と子供達と水着に
着替えて浜辺へ。遠浅でずっと歩いて行けるのだが楽しいのだが、足は痛いし
イマイチ水が冷たくて早々に断念、ホテル付のプールへ行った。日本と違って
監視員がいないので、いつでもどうとでも危険に滑れるスライダーが面白かった。
9時過ぎに部屋に戻って着替え、DFSへ。父が親戚にグッチのキーホルダーを
頼まれていると言っていたので、忘れないうちにまずそれを買いに行くことに
した。まずグッチのお店へ。色々商品を出してもらってようやく買えたが、
しかし父、それはキーホルダーじゃなくてキーケースだ。
姉と私がちょっとブランド物を買ったが、特に安くもなかった。日本に比べて
せいぜい5000円引きくらいだろうか。わざわざグアムで買う意義はあまりない。
その後、たまたま父が見つけてしまった中華屋へ。だってどうしても
ラーメンが食べたいって騒ぐんだもの…。
私と姉と子供達はあまりおなかがすいていなかったので、チャーハンと焼そばで
皆でつついて終わりにした。グアムだが、案外おいしかった(また偏見)
その後、子供達のために水族館へ。海底トンネルが思いの他楽しくて、子供と
一緒にはしゃいでしまった。ここで、おなかもいっぱいになったし疲れたから
帰って昼寝がしたいという我が儘な父が一人リタイヤしてホテルへ帰る
ことになった。あくまでマイペースだ。そんな父をバス停まで見送る。
…ま、おい剥がれて困るようなものは持ってないから大丈夫だろう。
近くの土産物屋でお土産を買った。親達は手荷物が増えるのを嫌ってチョコを
自宅配送していたが、それがまた驚くほど高いので私は手で持って帰ることに
してここで買い込んだ。だって自宅配送はチョコ一箱1000円以上だよ!?
現地で買えば500円前後なのに有り得ない。足が疲れたので近くのマックで
休んだのだが、姪っこは念願のグアムマックでハンバーガーを食べて
満足げだった。
さて姉と下の子も疲れたというので、ここでホテルへ帰ることになった。
しかし母が明日の結婚式で履く靴が欲しいというので私がお付き会いして
買いに行くことに。確かこのまま歩いていけばまたショッピングモールが
あったはず。
途中のコンビ二?でまた土産物を買った後、明らかに流行っていない
ショッピングモールへ行ってみたが安い靴は売っていなかった。諦めて近くの
値札がない胡散臭い店で買う。だから持ってくればいいのにー。ビーチサンダルや
水着を売る店はあるけど、露天商っぽい安物店があまりないなぁ。
ホテルへ帰って少し休む。今日はこれからサンセットクルージングへ行くのだ。
ちょっと昼寝をした後、集合時刻の4時半になったのでフロントへ向かった。
そしたら既に出迎えのバスは来ていたので、慌ててそれに乗り込む。途中、
さまざまなホテルに寄って人を集め、一時間くらいかけてクルージングの
船着き場へ向かった。バスでの長時間ドライブもなかなか楽しかった。
運転手のすぐ後ろに座っていたので、運転手との話もなかなか楽しかったし。
運転手さんは通りにあったグアムに始めて宣教に来たカトリック僧の像、と
いうのを説明してくれた。ふんふんなるほどと思ったが、まさかいとこの
結婚式は新教だよね?カトリックはどこ行った。
そこで突然閃いた。「シスター・密ネタ」修道院前で行き倒れてるところを
拾われて「男だったら中には入れられないところでした。あなたが女性で
良かったわ」と言われ、仕方なく修道女生活を余儀なくされる密。しかも
意に染まぬ結婚を押し付けられて逃避、とか勝手に勘違いまでされる始末。
都筑がちょうど神父の真似後としてたから珍しくお似合いだわ。…あ、
ちょっと楽しそう。
もう一体、途中で銅像を見つけた。ふんどしちょんまげの日本人が刀を
持って歩いてるっぽいさりげない像で、一人で過剰反応してしまった。
バスからちらっと見ただけだから勘違いかなぁ。いやでも気になる!真田
太平記ブームだから気になる!あんなマイナーそうな像を運転手さんに聞く
のも恥ずかしいし、帰ったら調べてみようっと。
船着き場から船に乗り込み、クルージング開始。また、まず食事が出てきて
家族で歓談しながら食べた。海外へ来ると途端に野菜がおいしい。肉ばかり
出されているからだろうか。
船の中央で歌歌ってるのそっちのけで夕食を食べ、落ち着いていると、一席
一席来てオモチャ風船の芸(あの細長い風船をねじってプードルとか作る
やつ)をやってくれた。子供達が案外大喜び。しかし昨日のマジックショー
でもやっていたから、グアムでは最近はやりなのか。その芸も終わり、
涼しい風に吹かれてまったりしていたら、人の可愛い男の子が視界に
入った。さっきから姉が「あの子可愛い」と騒いでいるのでよく見たら本当に
可愛いのだ。お持ち帰りしたいくらい可愛い。天使っぽい。風船で作って
もらった剣を振り回して意味不明なこと叫んでるところがまた男の子らしくって
可愛い。やがて舞台は全員参加でダンス大会になったが、その子の踊りが
またキュートで、自分参加しないでつい少年見物してしまった。いやん欲しい。
父も恥ずかしげもなく踊りに参加していたが、曲のリズムを全く無視した
独自のおかめ踊りでけっこう楽しそうだった。…けっこう強者。
食後に歌って踊ってけっこう楽しいひとときを過ごし、あっという間に船
着き場に到着。割と食事は出ないし演奏もいい加減だし、それでも楽しませてる
んだからホントいい商売だ(褒めてます)。さてまたバスに乗ってホテルへ。
途中でバスに乗ったまま夜景を見せてくれたが、木立に遮られてほとんど
解らなかった。あーでも湾の形に暗くなってる夜景、札幌思い出すなぁ。
私達の泊まっているホテルは送迎の一番最後なので、ホテルへ着いたのは
随分遅かった。ここから私は家族と別れ、予約していたホテルのエステへ。
思いきって贅沢しようと15000円コース頼んじゃったv
エステのお部屋へ行き、パンツ一枚にローブを羽織ってまずは足首から下を
マッサージ。温かくて気持ちいいわ。次は寝台でうつ伏せになって体の
マッサージ。…しかし揉みが弱くてつまらないな。仰向けになってからも
マッサージしたが、まだ物足りない。器用に胸だけ避けられたが「胸も肉の
一部」のごとき力強いアカスリに比べたら寝ぼけているようなヌルいマッサージ
だった。エステ、マッサージ慣れしてる私にとってはガッカリな内容だ。
しかも、エステが終わったら、薄寒い部屋のせいでいつの間にか喉が痛く
なってるし!エステティシャンは動くからこのくらいの温度でちょうどいい
かもしんないけど、あんなヌルい揉みじゃこっちの体は温かくならんのだよ、
満足出来なかったうえに風邪まで引くのか私!? あまつ「チップを入れて
下さい」と封筒を渡され、ちょうど紙幣が財布になかったので1ドルも
入れられなかった。…まぁいいや、逆に払って欲しいくらいだし。
一人でロビーに戻ると、椅子の所にネコがいた。おおぉおお初・グアム
ネコ!なんか顔立ちも彫が深くて洋風っぽい!しばらく椅子に座ってネコを
かまって、心地よい風に吹かれていた。ここって朝も夜もずっと風吹いてて
気持ちがいいや。
部屋へ帰ると明日結婚式のいとこが挨拶に来たというので、今度はこちら
から挨拶へ行くことにした。うわ〜久しぶりだ何年ぶり?お嫁さんも始めて
見る。5分ほど歓談してさっさと部屋に戻った。今日はもう、だいぶ一日
動き詰めだったから早く寝なきゃ。
それにしても父、ユニットバスも3日目なのにどうして床を濡らすかな。



2006年03月25日(土) なんかグアム・1


8時半発の飛行機に乗るために、6時前に起きて朝食ブッフェへ向かった。
眠いんだけど、それ以上に疲れが取れていなくてしんどい。あんなに狭い
エキストラベッドがあるものなのだろうか…寝返りうてなかったよ(涙)
これからは洋食尽くしになるからってことで今朝は和食を中心に頂いた。
思えば家族とバイキング来たことないからちょっと新鮮。うちの家族は
だいたい早い父と遅い母のどちらかに動きが割れるので、私は遅い母と
のんびり食事を食べた。
で、部屋に戻って身支度を調えて7時チェックアウト。そのままホテルの
リムジンバスで空港へ向かうのだが、ここで第一ターミナルか第二ターミナル
かでもめる。私は第二しか使ったことないから第二かと思い込んでいたのだが、
実は第一だったらしい。第一というのがまた斬新だ。中国やアメリカしか
行かないイメージで…と言ったらグアム、アメリカ領だった。「ああそっか!」と
当日になって納得してみたり。…だいたいいとこの結婚式で家族同伴だから
行くようなものの、グアム自体にはあまり魅力を感じない。観光地化され
過ぎてて、物価もさほど安くないし、なんか楽しくなさそう。例えて言うなら
「見せてくれるなら見るけど?」的都筑のシャワーシーンみたいなもので、
「すっごい見たい」密のシャワーシーン的、東南アジアへ向けるような
欲求がないのだ。でもまぁ今回は親と子供の引率だと思えばいいや。
バスで空港へ入る際のチェックというのも始めて受けた。一時停止したバスに
職員が乗り込んで来て全員のパスポートをチェック。全員分の荷物までチェックを
してようやく空港の中に入れてもらえた。厳しいなぁ。
さてここからが私の引率の役目だろう。指定されたゲートへ行って、日程表を
見せて搭乗券をもらう。ところで最近よく思うのだが、明らかに美人揃いの
フライトアテンダントに比べて地上勤務のグランドホステスはかなり容姿に
ばらつきがある。こう言っては失礼だが、顔を審査基準とするなら明らかに
無理だろうっぽい容姿の人をよく見かけるのだ。グランドホステスって花形で
倍率高そうなのに、顔は審査基準に入らないのだろうか。仕事が出来れば
いいのかな。
そんなことよりトラブルがあった。先週から「調子に乗って予約を沢山
取っちゃったので飛行機に空がない。こちらが負担するから前日に広島へ
飛んでグアムに入ってもらえないだろうか」とか無茶な要求を突き付けて
くるしょうもない会社だったが、姪の一人が誤って「男」と登録されていて
いたのだ。「下手をしたら入国できないかも」とさんざん脅した後に「よく
あることなんです」と自社のミスをさわやかに語る駄目スタッフに背中を
押されて、ようやく入国審査までこぎつけることが出来た。
もう既に疲れている。手荷物検査のチェックでは、並んだ列の前のおばちゃんへ
父が「どこ行くんですか?」とか聞き始めて母に怒られていた。前泊まで
して成田くんだりまで、まだこの父は近所に花見にでも行く感覚なのか。
ようやく出国手続きも終わり、まだ時間があるので搭乗口近くの売店を
ぶらぶら眺めて時間を潰した。どうも店が少ないと思ったら、そうだここは
第一ターミナルなんだった、と改めて気付く。搭乗口で待っていたら、
いとこの家族がやってきた。同じ便でグアムへ向かうのだ。しかし、ホテルも
一緒だけど旅行会社のプランが違うので別行動だ。うちは、年が近い割に
あまりいとことおつきあいがないので、本当に数年ぶりにいとこ達を見た。
あはー相変わらず小柄な人達ばかりだ。昔から偏食だったもんな。
飛行機の中は私一人が離れた席だったので、一人で別の席に座って読書を
していたが、そのうち眠くなって寝てしまった。が、乗る予定の人が来ない
らしくてなかなか出発しない。寝て起きて、もう一度うたた寝に入っても
まだ出発しない。グアムに着いてから一時間待っていたと知ったが、たかが
2人遅れているからってこんなに待つものなのだろうか?
ところで、空の旅というものはたいがい快適ではない。エコノミーなら
当たり前。更に日系企業ではなかったので尚更だった。アメリカへ入国する
には3枚くらい書くものがあるらしいのだが、それについて全然説明をしない
うえ、スタッフが私に渡しもしない。仕方がないので自力でもらいに行った
ところ「あそこのスタッフにもらって下さい」と指をさされる始末。ちょっと
こらえてその人の所へもらいに行けば「書き損じたの?」とか英語で
言われるしもう最悪。これだから気配りに欠ける外人スタッフで嫌よ、
接客のプロとは思えない!
そんなこんなでようやくグアム到着。入国審査で先程の用紙を見せた。
解らないなりに必死に書いたのに、けっこう適当にスルーされる。…ま、
そんなもんだよねアメリカ(もう偏見だらけ)
ようやく空港の外に出ることが出来た。同じ団体のツアー客に混じり、
バスに乗ってホテルへ。ホテルでは自力でチェックインするわけではなく、
どこから来てるんだか解らないスタッフに、帰りの集合時間が書かれた袋と
部屋の鍵を渡される。手続きやら手配を全て家族に任せてしまった私もアレ
だけど、どういう流れになってるのか全く解らん。
ともかくようやく部屋に入れた。ようやく一心地だ。朝から動き回っていた
ので、大して動いてないのに本当に疲労困憊だった。部屋は海が見える
綺麗なお部屋だったが、しばらく疲れてごろごろしていた。…私より
元気な連れがいなくて何よりだ。
さてこれからの日程が何も決まっていない。私は機内でグアム本を見ながら
検討しようと思ったのに、わざわざ私に本を買って来させた母が「だって
荷物になるんだもん」とか言ってその本を持ってこなかったために何も
出来なかったのだ。ありえねぇって。
しょうがないから色々もらったパンフ見て検討。とりあえずホテルでディナー
ショーがあるというのでそれを見に行くことにした。日系ホテルなので日本人
スタッフがいるから、そこへ行って予約した。よし、夜の予定は埋まったぞ。
ホテルの免税店でふらふらしているところにばったりいとこの家族と会えた。
空港で別れてしまったので、部屋番号とか確認できずじまいで会えないかと
半分諦めていたのでラッキーだ。
ディナーショーまでまだ時間があるので、ホテル内のコンビ二に行った。
そこで見たこともないお菓子を見つけて、子供と一緒に親にお菓子を買って
もらった。…ちょっと新鮮(笑)皆で食べようと思って、ぎっしり詰まった
ポテトチップを買ってもらったのだが、5ドルもしたので驚いた。単純計算
でも500円。日本のポテトチップの5倍詰まってるとは思えないだけに、
その高さに目を見張った。やだなぁ日本より物価が高い国って。海外来た
意味ないじゃん。
部屋でごろごろした後、ホテル内のディナーショーを向かった。ショーと
いうかマジックショー。満員御礼で、座席は指定されていたけどだいぶ
後ろの方だった。本日予約したからかな。
まず食事を食べたのだが、ショーはなかなか始まらなかった。父は昨日に
引き続き瓶ビールを注文し、あまりの高さに家族から非難を受けた。だって
瓶ビール1本9ドル!? 昨日もホテルでそのくらいの高額ビール+おしんこ
930円を食べたのに!とか母に怒られている。いつもが質素な父にしては
ものすごい贅沢だ。…しかしホテルって恐ろしいな、おしんこ930円かよ。
父はそんな非難が気になったのか、さほど飲めないくせに1本注文したのに
気がとがめたのか、ビールの残りを別に席で見にきていたいとこのおじさんの
所へ注ぎに行っていた。…だから止めようよ、そういう近所の宴会みたいな真似は。
「いつになったら始まるんだろうねぇ」といぶかしんだところでようやく
ショーが始まった。そのマジックがなかなかダイナミックで本格的で、
すっかり食べる余裕を無くして見入ってしまった。なるほど、これは確かに
食事なんかしてるヒマないから食事時に来られても困る。暗いし。…しかし
なんでマジックといえば鳩なんだろう。
食事もおいしく食べ終え、マジックも楽しく見終わって満足とともにそのまま
海へ散策へ出た。ホテルのプライベートビーチだから、ちょっと歩けば
すぐ着くのだ。海は綺麗だった。白い砂浜に、引き潮で波が随分と遠くに
見える。白い砂浜とマリンブルーの海、南国っていいなぁ、日本海と
絶壁にはかなわないけれど(笑)
いい加減、部屋へ戻った。あとはもう、ごろごろして寝るだけ。ところで
最後に面白い発見が合った。好みのタイプに関して、一度として意見の
あった事のない姉と母とほぼ始めて意見が合ったのだ。マジックショーの
最後に軌跡の脱出をしたマジシャンがステキだったので「あのマジシャン
カッコいい!」と言ったところ、なんと二人とも同意してくれたので逆に
驚いてしまった。3人とも、他の人が「好き」という顔に対して理解を
示さないタイプなのでかなりビックリ。元々あまりお喋りしない3人だし、
グアムくんだりまで来た甲斐があるくらいの収穫だと思った。


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