日常喜劇

2006年03月13日(月) まだ真田


帰ってきてからもしょうこりもなく思い出し笑いなどして、
なかなか真田熱が冷めやらない。特に兄弟熱がかなり
沸点に近い。それというのも昨日記念館のシアターで
見て気付いたんだけど、兄が信幸から信之へと改名する
シーン。ま、負将となった真田本家が継いでる「幸」を、
一族郎党を守り抜く決意と徳川への義理も込めて改名する
気持ちは解らなくもないんだけど、それをなぜか父では
なく弟に断っているのだ。2人きりで会った時、兄が弟へ
「頼みがある」と言って、「信之」と書かれた紙を差し出す。
弟はそれを見て「字を、お改めになるのですね…」と答えて
いるが、なぜ父じゃなく弟に言うのか。つまりそれって

「お前とお揃いの"幸"の字を変更しなきゃ
ならなくてなってゴメンね☆」

ってことでしょう兄上!?
腐女子の妄想力をナメたらアカン。絶対そうや。ヤバい、
真田兄弟って作者公認だったのね!(妄想一歩リード)
なんとかしてこの2人をえろに持ち込めないものかと、
仕事しながらもあれこれと思案をめぐらした。
第一次真田合戦後、人質として越後へ行く弟・幸村を
心配した兄が、人質ならお手がつくかもしれないから
自分が弟に手ほどきしようと決意する。
ぶっちゃけ「弟の初モノは自分がいただく」
精神なんだけど(※妄想です)

第一次真田合戦後、本日の功労者である兄は気が高ぶって
眠れずにいる。侍女に夜伽でもさせようか(兄はけっこう
手が早い)と思っていたところに、何も知らない弟が
「こんな夜更けにすみません」とやってくる。普段は
冷静沈着な兄だが今日は死ぬ気で戦った合戦後で、
いまだに高揚気分が抜けきれない。
まさに狼の前のヤギ状態のユキ(あらしのよるに?)
兄ははたと、今日勝ったということはこの弟が人質として
越後に行かなければならないんだということに気付き、
相手をしようと決意。
「まいれ」と男らしく自分の布団へ招き入れる…。
うぉおおお!兄の真面目な「まいれ」カッコいい!
しかもなんて自然な流れ!(本気)
思わず仕事中にガッツポーズ出ちゃったよ。

しかし肝心のえろシーンとなると私の妄想力も途端に
失速する。だいいちビジュアルが確定してないし、
えろよりも話の流れとかキャラの個性を重視した結果、
出来なくなるのだ。それに最近やをい考えたこと
ないからなぁ…。それでも頑張って考えてみた。

「まいれ」と言った後の兄、自分を信じて純真な目で
見上げてくる弟に対し、こちらも生真面目に
「よいか、人にはそれぞれやり方がある」
と言い出す。
…て、あれ?

「ここをこうして…これは一例じゃ」
「はい、兄上」

とか全然えろくないんですけど!(つかおかしい)
講釈するならせめてもうちょっと色気のある

「何をされても決して騒ぎ立ててはならぬ。
何事も殿にお任せするのだ」
「はい、兄上」
「よいか、ここをこうされても…」
「あ…!」

…とかちょっと待ったアホらしいんですけど兄上!
(それで笑っちゃだめだろう腐女子)
なんだか一人で赤くなったり青くなってりして、
忙しいながらも脳内では楽しかった(いや不審だろう)



2006年03月12日(日) ドキドキ真田・2


朝風呂は大理石の内風呂に入りに行った。
もちろん朝から懲りずに真田ヲタトーク。もうそろそろ一緒に入ってる
女の子グループの目線が痛いのだが、楽しいのでやっぱり語り続けた。
朝ご飯もやっぱりお部屋で。今朝もまたほぼ完食の勢いでよく食べた。
だっておいしいしvいつまでも食べていたので危うくチェックアウトに
間に合わなくなりそうになり、慌てて身支度を整えて外へ出た。今日は
これから、荷物をフロントに預けておいて石風呂へ入りに行くのだ。
ところで今日はあいにくの雨でかなり寒い。石風呂に行く途中、
足湯を見つけたので早速入った。ちょうど人がいなくて寒い中、
足だけ温かいお湯につかってかなり幸せ心地だった。
そして満足のため息をついた後、石湯へ。ここは真田太平記の作者、
池波正太郎が看板を書いた温泉で、作中に何度も出てくる別所温泉の
舞台として扱われているので、こちらとしても思い入れが深い。
何しろ佐平次とユキが始めて出会った場所でもあるし、ユキが
男になった場所でもあるし、ああもう真田太平記万歳!(>□<)
連れのハルカは感激のあまり風呂の岩に抱きついていたが、私も
心境的には感極まっている。こ…こんな狭い風呂であれやこれ!?(何が)
風呂を出た後は旅館へ戻り、身支度をして駅へ向かった。この駅というのが
またレトロで可愛い上、駐車場からホームへの仕切りがないのでそのまま
入っていけるという気安さ。途中の駅も当たり前のように無人だったし、
もやの立ちこめる山々を見ながらのんびり揺られてだいぶいい心地だった。
さて再び上田へ到着。昨日は城へ行ったので、今日は文字通りのお楽しみ
スポット・真田太平記記念館へ。本来なら一日のうちに両方こなせる行程だが、
二人してじっくり派だったので一日ずつ分けてちょうどよかった。さて
聖地の中はまた楽しかった。博物館の中をいちいちこんなじっくり見たのは
始めてだろう。だっていちいち思い入れが深いんだもの!真田太平記に出てくる
城のほとんどは今、城跡になっていて寂しい限りなのだが、その跡地を見る
だけでもモチベーション上がりまくり。むしろ寂しい方が情感そそられると
いうか、とにかく何を取ってもモエなのだ。さらに別の部屋には、京極シリーズに
出てくる目眩坂みたいなホントに平衡感覚を無くさせるじぐざぐ坂を降りると
忍の世界の説明があって、それが人形仕立てになっていて大層面白かった。
なかなか凝ってて、こだわりなくても面白いのだ。アホらしくて楽しい(笑)
土蔵の中はシアターになっていて、靴を脱いで座布団に座って見られるように
なっていた。幸い誰もいなかったので、ハルカと二人前の方に陣取って
熱心に見入った。まず一話目は、真田親子3人が力を合わせて戦った第一次
真田合戦。徳川の大軍を、半分以下の軍と三人の武勇と知謀で退けると言う、
真田さん家にとっては見せ場の一つ。兄がものすごくカッコいいところだ。
若干二十歳なのに、既に精神的には老成している兄は、戦いに臨んで
気負いもせずに「今日は死ぬる日ぞ」とか言っちゃってもうめちゃカッコいい。
それが、綺麗な影絵で描かれているものだからもうハルカと二人で大はしゃぎ。
池波節でありがちな「いかさま」とかセリフで出て来ようものなら
「”いかさま”だよ!」「出た”いかさま”!」「”いかさま”入りました!」とか
うるさいことこの上ない。さらに、小説では解りづらかった戦の様子も、○HKの
歴史特集みたいに図で説明されてて大層解り易かった。あっという間に一話が
終わり、早速二話のボタンを押した。すると今度は、親兄弟がお互いの信念に
従って別れる一番の切ないシーンを取り上げ始めるではないか。この頃の日本男児は
ホント、口数少ないけれど以心伝心しているものがあって最高にカッコいい。
言葉が少ないほどに感情が伝わってきて素晴らしいのだ。特に兄が弟を無駄と
知りつつ説得するシーンも、諦め半分な兄とそれに申し訳ないと思っている
弟の心情が、お互いを思いやってるのが解るだけにもう涙なくして見られない。
見ているうちにまた泣き出してしまった。なんていい兄弟なんだ!ハルカの
友達がこの記念館へ来た時に、このシアターで突然号泣し始めたおじいさんが
居て驚いた、という笑い話を聞いたが、もう人のことは笑えない。何度見たって
たぶん泣けるから。3話目を見ている時は他の人が入ってきたから大人しく
見ていたが、全部見て1時間以上、あっという間の楽しいひとときだった。
ああぁああもう最高だぁあ(>△<)
ミュージアムショップでハルカは六紋銭グッズを、私は江戸時代の参考資料を
買い、隣接している喫茶に流れていた「真田太平記」DVDに釘付けになった。
見たい…いや欲しい。いやんどうしよう!? いつ買おうかしら!?!
すっかり興奮して満足のため息を吐きつつ外へ出た。また来たいなぁ。
特にあのシアターがもう一回見たい。
でも帰りの電車の時間もあるので、和菓子屋へ寄り道して駅へ向かった。
この頃には3時すぎだというのに寒さが堪え難いものになっていた。
昨日はコートが邪魔なくらい暑かったのになんなのさ!? …と思ってら
なんと雪が降り始めてきた。駅の温度計を見るとなんと2度。昨日は
22度だったのに、一日でこんな変化があるの!?
おなかがすいたので、駅に隣接しているラーメン屋に入った。
場所は上田なのになぜか毘沙門マーク(上杉)の幟で武田菱(武田)の
メニュー。…ごちゃまぜ?メニューの中に「あっさり風味の幸村」という
名前のラーメンがあったのでハルカは迷わずそれに。私はあっさりより
こってりの「左近」が食べたかったので、二つの味を楽しめる「勝負」を
頼んだ。そしたらブラみたいに二つくっついたお椀が来て、右と左に
「幸村」と「左近」を両方楽しめた。…へんなの(おいしかったけど)
どうしても雪が寒いので、上田を去るまじかにもう一つ兄弟ネタで
盛り上がった。雪にはしゃぐ弟を見て、兄が「幸村の"ゆき"じゃな…」と
言うと、兄の心情を理解できない弟がはっきりと「兄上、字が違います」と
ツッコみを入れてしまうというオチ。兄としてはもう少しムードというか
詩的な意味で言ったのだが、弟の顔を見て「…そうじゃな」と微笑む。
出来た兄だからこそ返せる返答だ。これを真田節に変換すると…。


もう弥生も半ばに差し掛かったというのに、雪が降った。
朝から冷え込みが厳しかったが、昼を過ぎて雨が雪に変わったのだ。
幸村は頬を紅潮させ、外に飛び出した。
今年は温かく、年が明けて始めての雪がもの珍しかったと見える。
次から次へと舞い落ちてくる雪のかけらを、飽きずに見上げている。
童子のようなその様を見て、信幸は微笑んだ。
「幸村の"ゆき"じゃな…」
幸村は驚いたように振り向いて、信幸を見た。
ただ、吐く息だけが白い。
幸村はにっこり笑うと、快活に答えた。
「兄上、字が違います」
信幸はわずかに目を見開く。
そうして弟の言にゆっくりと頷くと、微笑み返した。
「…そうじゃな」


どうよ!?
こんなしょーもないネタでも、もっともらしく書けばなんか世界出来てない!?
つか個人的には「幸村の"ゆき"じゃな…」の後はギャグオチじゃなく


「違います、兄上。二人の"ゆき"です」
これにはさすがの信幸も、咄嗟に声が出ない。
そうして弟の言にゆっくりと頷くと、微笑み返した。
「…そうじゃな」


でもいい!
つかイケそうじゃない!?
父・昌幸の”ゆき”は完全に眼中外の兄弟が素敵!(もう完全妄想世界)
…てぇそんなこんなで最後の最後まで楽しいヲタトークをして、
帰路についたのでした。ああもうこんな楽しい旅行は滅多に出来ない。
とても貴重で充実した二日間だったのしたv



2006年03月11日(土) ドキドキ上田・1


ついに、真田の聖地・上田に来る日がやってきた。
昨日まで気合入れて真田太平記を読破したため、私の真田好きは最高潮に
達している。個人的に今が真田まっさかり!いざ上田!(>▽<)
…と言っても実はうち、長野が超・近い。毎日片道2時間かけて通勤してる
というのに、上田まで1時間半で行ってしまうのだ。なんと会社より近い。
でも上田は行ったことないし(観光地じゃないと思ってたからだけど)
真田好きならたまらないはず!今回の連れは一緒に真田太平記を愛読して
いる古馴染みのハルカ。地元のローカル線に乗り込んだ時点で既にお互い
ハイテンションで大盛り上がり。箸が転がっただけで笑う年頃は既に遠い
昔なのになんだこのもぅ真田万歳!(※今回終始こんな調子です)
ってことで、9時近くに出発したのに10時半過ぎにはあっさり上田到着。
まず駅のトイレに真田家の家紋、六文銭が描かれている時点で大はしゃぎ。
さらに駅前の真田幸村像に歓喜して、一緒に写真を撮ってみたり。つか、
幟が時計になっててさりげなくオシャレなオブジェだ。
そんなこんなで駅前で30分以上も動かず、ようやく一軒の土産物屋に入って
また動かなくなってしまった。六文銭グッズがいっぱい!さすが聖地!
上田といえばおやき、その店でおやきを買い食いし、そばマップに従って
池波正太郎も好んだというそば屋に行ってみた。そしたらなんと満員御礼。
外のひかけの下でしばらく待った後、中に入ったら今度は「真田そば」と
いう名前に惹かれて二人で注文。真田の名前をつけるだけあって、男らしい
味でした。カタいというか大味というか…。いやこの素朴さがウマイんだ
けどさ。さらに壁にかけてあった「真田太平記手ぬぐい」をハルカと二人で
凝視する始末。ああ、隣の大学生の女の子二人連れはサークルの悩み相談
なんかしてるのに、うちらと来たら太平記の話しかしてねぇよ。でも楽しい
からいいや。旅の恥はかき捨てるのが私のいつもの旅だもの!(迷惑だ)
おなかいっぱいになったところで、今度はついに憧れの真田城へ。
と言っても城壁しか残ってないんだけど、ここに父や兄や弟が居たと思うと
モエもひとしおというもの。ところどころの案内を見て「あ、これ本に
書いてあった!」とかいちいちきゃーきゃー言いながら中に入った。
…ホント、お城としては見るものないんだけど真田モエだから楽しい。
上田城は、真田さん一家の後、二つのおうちが継いでいるのでグッズなんて
無きに等しい。真田櫓の中の展示室ではマネキンの父と弟と弟の子供、とか
よく解らない見世物が置いてあったりしたが、勝手に世界を捏造してたので
楽しいことに変わりなかった。「やんちゃなユキ(※幸村)は、この櫓に
登ったに違いないわ!佐平次を引っ張りまわしてあちこちで遊んでたのよ!」
「やだそれ可愛い!」「兄は遊んでくれなそうだよね〜」「だから佐平次を
引っ張りまわすのよ!」…等々、腐女子脳内大暴走。連れのハルカはどちら
かというとヘタレ攻主従・佐平次v幸村を推していたが、私は断然、知性派
攻・兄v可愛い弟を推していたので、ユキとのひとときを捏造するのについ
戦いになってしまう。例えばこんなシチュエーション。
上田で遊んでいた子供時代、佐平次とケンカしたユキが、兄の所へ行って
読書している兄の本を取り上げて「源二郎(ユキの幼少名)と遊んで下さい」
とか言って誘う。すると兄「仕方のない奴め、また佐平次を困らせたのか」
とか言って弟に手ほどきするのですよ、余裕シャクシャクに!
どうよこの綿密で破綻のない自然な流れは!?(本気で満足の行く流れ)
こんなショートストーリーを幾つも捏造しつつ、上田城跡をあっち行ったり
こっち行ったりして瞬く間に時間が過ぎた。今日は本当にいい天気で暑い
くらいだ。それでも、3時過ぎにいい加減足が疲れたので宿に向かうことに
した。どうせ明日も上田だもの!明日の分もとっとかなきゃ。
上田駅から上田電鉄に乗って別所温泉へ。別所温泉もまた、真田太平記に
何度も出てくる湯治場。佐平次と幸村が風呂場で始めて会って、お互い
一目で「この人と一緒に死ぬ気がする」と感じてしまった運命の地だ。
今回はちょっと奮発して、レトロな高級旅館に泊まった。可愛い仲居さんが
靴の出し入れをしてくれて、建物は木造で可愛らしいことこの上ない。
私達は2階の部屋番号「2」の部屋へ案内された。そこでまた再熱。
「やだわもう、源二郎の2よ!」と大はしゃぎし、早速兄v弟ネタを捻出。
兄と二人でこの旅館に来たとして、兄が部屋番号を見、わずかに笑って
「源二郎の"二"じゃな…」と言う。すると幸村、にっこり笑ってかぶりを
振り「違います、兄上。二人の"二"です」…てどうよ!?(大モエ)
ひとしきり笑った後、夕ご飯まで時間があったので歩いて行けるお寺を見に
行った。北向観音で有名なお寺があって、そこに行って「慈覚大師の湯」の
文字を見、今更ながらに数年前、善光寺に行ったついでにここに来たことを
思い出した。ああぁああ嘘懐かしい!…とくればこっちに国宝の三重の塔が
あったはず。時間は5時に近くなり、人もまばらな中を山門に向かって
行くと、そのあまりにも山っぽい風景にハルカが感激。確かに、いかにも
ここで佐助も修行してましたっぽい山寺がステキ。更に石段を登って三重の
塔まで。その塔へ登る行程もユキネタでモエつつ、のんびり歩いて見てきた。
5時を過ぎて寒くなってきたので、旅館に帰ってご飯までのひとときを
まったり過ごした。よく動いたからおなかすいたよ〜。
夕食は部屋食で、可愛い仲居さんがかいがいしく世話してくれるものだから
余計おいしく食べられた。ご飯がおいしいものだからつい食べ過ぎてしまい、
仲居さんに「おかわりいかがですか?」と言われたとき、当然のように
「お願いします」と言ったら仲居さんはよそってくれる気でおひつを開け、
「…あ。」と表情に困ってしまった。なぜなら女二人でおひつを空にして
いたからだ。私は「(おひつのおかわり)お願いします」と言ったつもり
だったのだが、仲居さんは「…ちょっと意外でした」とあくまで謙虚な
可愛いリアクションを通してくれた。プロだなぁ。
ゆっくりご飯を食べた後は、ゆっくり休んでお風呂に入りに行った。
硫黄の臭いがする本物の良質の温泉で、湯船の中でも真田ネタで盛り上がり
つつ楽しくお風呂に入った。もうずっと一日中真田ネタばかり話している
ので、二人はすっかり日本語が池波節の古めかしい言葉になってしまって
いる。だからネタだってすっかり古めかしい。池波作品ではよく
「このことである」とか「いかさま」とか「なかなかに」とか出てくるの
だが、訳解らないなりにこれらを使用しては笑い合っているのだから、
こちらこそなかなかどうしてオカシイ客だ。でも本人達はとても楽しんで
いるので周囲が全く気にならない。恥はかき捨てだからね!
泉質はいいんだけど、あまりにも短い入浴タイムだったのでさっさと部屋に
戻り、その後は「いつも11時に寝ている」というハルカの言に従って早めに
布団に入った。布団に入ってからもしばらく兄v弟ネタで盛り上がった。

「…こうして兄上と枕を並べるのは久しぶりですね」
「そうだな」
「…そちらに行ってもいいですか」
「源二郎は甘えん坊だな」

…で、弟の肩を抱いて "もう少しかな" と成長ぶりを確かめる兄。
もちろん成長したアカツキには真っ先に手ほどきするつもりで。
だって弟は人質で越後行かなきゃいけないから心得を教えとかなきゃだし。

とか!とかどうよ!? ありがちで今更だけど、モエてるから楽しい!
…で、本日最後まで盛り上がったが私も元が寝不足だったので早々に
眠りについたのでした。



2006年03月10日(金) 真田太平記


明日から旅行で長野の上田・別所温泉に行くのだが、
それに先立って池波正太郎の「真田太平記」を読んだ。
ここ2週間ばかり、仕事が忙しいうえ行き帰りは太平記を
読んでいたものだから、もうほとんど仕事と真田太平記の
記憶しかない。文庫サイズで全12巻の大長編。
真田昌幸と二人の子供、信幸と幸村の人生を主軸に、
戦国時代の終焉を描く池波を代表する一大傑作だ。
10〜12巻あたりは、盛り上がり過ぎて仕事そっちのけで
電車に乗るのが待ち遠しいと感じるほど楽しかった。
そして今日ようやく読み終わったのだが、なんというか、
登場人物といっしょに

年食ったなぁ…

という感慨でいっぱいだ。
19才の佐平次が出てくる場面から始まり、その佐平次が
52才で死んで、幸村49才も死んで、生き残った兄の
信之は90才以上まで生きるんだけどそこもさらりと
説明があって…なんかもうこちらまで「長生きしたな」と
思えてならない。すっかり老成してしまった気分だ。
皆のことを、いちいち詳しく書いている訳じゃない。
描写を、軽く2〜3年すっとばすことだってあったのに、
すごい親密さを感じるのはさすがに池波。
特に最後の10〜12巻あたりは涙無くして読めない内容で、
何度電車の中でハンカチ出したか解らないくらいだ。
ああもうなんてイイ男共ばかりなんだ!
私は特に信之v幸村兄弟を推したい。
長身美形で冷静沈着な兄と、天衣無縫で人に慕われる
魅力を持った弟、なんてステキなやをいの餌!(をい)
兄なんて、知性派なのに武将としても立派で強いし実は熱い男。
弟は天真爛漫なくせに智謀も持ち合わせてて、戦にも強い。
彼らはお互いのことを一番理解していて、互いに対しては
ものすごい巨大評価だ。弟は兄の智謀を「兄上は天下を治めるに
相応しい資質の持ち主」と堂々と言っちゃうし、兄は最後まで
徳川に抵抗する弟を「幸村ほどの男を一万石で召抱えようなど
とは…」とか呆れてるし、なんかもうアチチのご馳走様だ。
元々、幼い頃から仲良く一緒に暮らしていた兄弟。兄は父親に
あまり好かれてなかったけど、好かれまくってる弟にヒネる
様子もなく、弟も兄を慕いまくり。そんな兄弟が、互いの
信念によって敵味方に分かれて、滅多に会えなくなって
しまうんだけど、会った時がまた涙々に素晴らしい。
何しろ15年ぶりの再会とかでも、ものすごく口数少ないのだ。
でもお互いにじっと見詰め合って、それだけで意思が通じて
しまってるものだから言うこと無くても大丈夫。
現代の男には考えられない男らしさだ。

世間では、弟・幸村ばかりクローズアップされていろんな
戦国ものゲームで美少年扱いされているが、個人的には
兄・信之を大河ドラマの主人公にしてもおかしくないほどの
偉人だと思う。ああぁあ、なんてステキな兄弟…vvv



2006年03月09日(木) 風呂が…


どうでもいいことだが、先月行った西伊豆の
土肥金山で買ってきた入浴剤、その名も「黄金の湯」
金箔が入っているのは豪華でスゴいと思うのだが、
なぜに湯が 紫色 なのか納得がいかない。

アヤシイお風呂みたいじゃん。


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