日常喜劇

2005年12月04日(日) 瀬戸内奇岩紀行・3


今朝も7時前に起きて朝食を食べた。食事場所は昨日より混雑している。
今日もさっさと澄ませると、8時過ぎの電車に乗って尾道に向かった。
本当は呉にでも行けば距離も時間の使い方もちょうどいいんだろうけど、
満場一致で尾道に行きたかったのだ。山陽本線の向かい合い席に乗って、
一路ゆったり尾道へ。時刻表に「トイレのある車両とない車両」でマークが
付いていたのは軽いカルチャーショックだった。電車にトイレの有無って
それほど重要な情報か?
10時過ぎには尾道に到着した。ここではネコとラーメンが目的だったのだが、
寺も多いので散策してみることにした。細道と階段が多い情緒溢れる町並みが
素敵。昨日の今日でまだ疲れてるんだけど、頑張って坂を登って山の上の
お寺へ到着した。…腿が痛い。
無心に石段を登って行ったら、上の方からアメリカンクラッカーの音がする。
なんだろう?と最後の石段を登ると、お参りする所に鐘ではなく巨大な
数珠がぶら下げてあった。巨大数珠の片方を引っ張ると、球が落ちて下の
球に当たる。それがちょうどアメリカンクラッカーの音に聞こえたのだ。
スゴイ!こんな楽しいんじゃ煩悩落ちないよ!さてここは千光寺という
お寺だが、ここにも奇岩があって楽しかった。修行のために鎖をつたって
登る三枚岩とかあって、ちょっと登りたかったんだけど、ブーツのつま先が
ひっかからなかったので諦めた。つか、次の足置く場所が50センチ以上上に
あるって絶対危険だこれ。
岩は諦めて、ハナから一緒に登ってくれるつもりがなかった連れに合流。
やたら商売上手のおばちゃんにお守を勧められつつ、帰りはロープウェーで
帰ろうと最後の石段を登り出した。もう笑っちゃうくらい山登りし過ぎ。
絶対ここもブーツで登る道じゃないよ。
頂上は見晴しがよくて寂しい「出会いの広場」になっていたが、こんな所に
出会いを求める人が来んのかね?群馬の高崎観音がナンパのメッカになってる
らしいから有り得ない話じゃないけど、しかし人の絶対数が少ない気がする。
行きの石段はキツかったが、帰りはあっという間にロープウェーで地上に
到着。乗り場のすぐ近くにあった艮神社を詣でた後、また細道へ入ったら
可愛いネコを発見した。「太っちゃって困ってるんですよ」と言いながら
餌をやって写真を撮っているカメラマンが居たが、ネコはいいとして人は
勝手に撮らないで欲しい。ところでまだ尾道来てから3匹くらいしか見て
いない。これじゃ昨日の岩国の方がよっぽどネコ天国だったよ。
さて駅への道を戻り出したところで雨が降ってきたので、傘のある商店街へ
入った。お昼過ぎたのでどこかで尾道ラーメンを食べようと思ったのだが、
そもそも飲食店が見つからない。仕方がないので勇気を出して、福引の
お兄さんに「尾道ラーメンてどこにお店があるんですか?」と聞いてみた。
どうやらラーメン屋の多い道は違うらしい。雨は依然降ってたんだけど、
ラーメン屋のために雨の中を海沿いの通りに出てみた。あった、ラーメン屋が
ぽつりぽつりとある。どこがおいしいか全く解らないので、最初に見つけた
店に入って一番シンプルなラーメンを頼んだ。セオリーが解らないんだもん。
ラーメンは、あっさりしたしょうゆ味でけっこうおいしかった。…全国的に
有名になるレベルとは思えなかったけれど(他の店はどうなんだろう)
お腹も満足になったし雨も引いてきたので、海沿いの道を歩いて駅へ向かった。
すると、対岸に映画「男達のYAMATO」で使われたロケセットが見える。
こちらから所要時間3分料金100円5分置きに運行という船もあって、
いかにも手軽だったので行ってみることにした。実は広島に来る前、職場の
女性が、ダンナがYAMATOの影響で来たいと言っていたと聞いていて、もうじき
封切なのも知っていたが、私自身は特に興味がなかったので見るつもりも
なかった。でも帰りの新幹線まで1時間弱、せっかくだから観に行こうと
いうことになった。対岸の島に着いてから無料バスに乗り換えてロケセットへ。
使われなくなった造船所の跡地の間を通って、戦艦大和の前半分のセットへ
到着。おお、けっこうハリボテチック!まずベストカメラポイントへ案内
される。私は旅先で人物を撮らない主義なので人を避けて撮っていたら、
客の代わりに写真を撮ってくれるスタッフのお兄さんが「行きますよ〜、
はい、ヤマト」と合図を送っていた。さりげない商売根性が面白い(笑)
その後は、見学料を払って大和のセットの中へ。父と祖父に見せようと、
あちこちからセットを撮ってみた。…が、いかんせん寒い。連れを引き
離してけっこうなスピードで見て回った。つか、大和のセットより造船所の
機械の方が興味津々でドックとか巨大クレーンを撮ってみたり。スタッフの
おじちゃんに「そっち撮るの?」みたいなこと言われたが、こっちの方が
はるかに物珍しくて興味をそそられるよ。その後、メイキングビデオを見て
みた。ヤバイ、戦争モノって苦手なのよ泣きそう(><;)
土産物屋で映画のガラが入ったお菓子を買い、またバスに乗って船着場に
戻ってきた。また船に乗って地上に到着。尾道駅から一路、新幹線へ乗る
ために福山へ。本当は広島から乗るチケットなんだけど、尾道からは福山の
方が近いので福山行くことにしたのだ。駅員さんもアバウトで全然平気です
よ〜とか言ってくれたし。ってことで20分ほどで福山駅到着。新幹線の
ホームに上ってみると、すぐ近くに立派な福山城を発見。いいな〜入って
みたいvv そしてちょっと遠くにノートルダム張りの見事な大聖堂が!
えぇええ何アレ!? 見てみたい!後で調べてみたら結婚式場だったんだけど、
遠目にもマジに見事なカテドラルで感動しました。うわ〜中入ってみたいv
しかも福山はバラが有名らしくバラ風呂入浴剤とか売ってた。うわ胡散臭。
しかしホームから覗いただけでも福山楽しげだったので、今度ちょっと
来てみたいなぁと思った。旅行客が福山に目をつけるなんて滅多にない
だろう。福山行きが付いてるプランなんてないかも(涙)
帰りの新幹線はよく寝た。皆、こんな旅になるとは思えないほどよく歩いた
のでへとへとだ。特に尾道は寒かったし。それになんだか奇岩ばっかり見て
回った気がする。特に趣味じゃないんだけど、オカシイな。
さらにこれで明日から普通に仕事ってのがまたキツい。
とりあえず筋肉痛にならないといいんだけど(汗)



2005年12月03日(土) 瀬戸内奇岩紀行・2


今日のスケジュールはけっこう立て込んでいるので早起きした。私は
朝風呂に入りたかったので6時に起き、一人で最上階の展望浴場へ向かう。
海が一望出来ることがウリの展望だったが、6時ではまだ朝が明け切って
おらず、昨晩と同じ暗いままだった…。
7時からという朝食バイキングにきっかり7時に向かうと、やはりまだ
早いらしくて人がまばらだった。30分で食事を終えると、部屋に戻って
身支度を調え、8時過ぎにはホテルを出ていた。そのまま海沿いに
厳島神社へ向かって歩き出す。海が綺麗、鳥居が見えるのでもう有頂天。
朝も早よからシカもうろうろしていて可愛い。大鳥居の前まで来ると、
狛犬も鳥居もさすがの圧巻で感動した。しかも朝なので人気もない。
無人の所をばっちり撮ろうとしたら、鳥居の前に若い男が二人、なかなか
写真を撮ろうとしない。撮る方が上手くカメラを操れないのか、もたもた
しているのだ(いちゃいちゃだったかも)。彼等がどいたら撮ろうとして
いた私は内心「なんだこのホモ、早くどけ」と殺気立った。「早朝から男
二人で厳島かよ、何考えてんだ?」とか。日頃、彼等のような人種を楽しく
見物しているクセに、今日に限って心が狭くなった。だって本当に邪魔
なんだもん。しかも彼等がどくのを待っているうちに向かいから人も来て
しまうし、ホントホモカップルって迷惑よねぇ、といったカンジだ。
いやそれはいいとして厳島神社。
社殿に来るとその偉容にますます感動。やはりまだ朝が早いので人も
まばらだし、絶好の撮影日和だ。朝4時半に干潮をむかえた後なので、
水も少なくて人が復旧工事のために歩いている。
回廊を歩きながら写真を撮った。社殿の朱色と紅葉が綺麗だ。しかもまた
狛犬の立派なこと。この堂々とした姿かたちは狛犬マニアをうならせる
はずだ。ところで能舞台の近くで海面を覗き込んだところ、小さなフグが
たくさん泳いでいた。可愛い!山育ちには海面のフグ見るだけでも感動
ひとしおだ。
神社を出た後、なんとなく弥山ロープウェー乗り場へ向かった。その
途中で、今年最後の紅葉を見物する。散った紅葉のはが地面で錦絵に
なっていて、すごい綺麗だ。
乗り場まで来たので、なんとなく上がってみることにした。変わった岩とか
消えない火とかあるらしいし。ロープウェーは8人乗りの小型な物がどん
どんやってくるタイプだった。一人客なら一人で乗せてくれていたので、
友人達と気兼ねなく乗り込む。ロープウェーからの景色も素晴らしかった。
山々の紅葉と、その向こうに見える瀬戸内海がまた素敵。10分ほどかけて
昇った後、また乗り換えた。今度は大人数用だ。そこに押し込められ
て山頂到着。猿が居るので荷物はロッカーに預けて下さいというので、
ロッカーに荷物を預けてデジカメだけ持って外に出た。
シカサル天国。岩天国。
岩場の間をシカとサルがうろうろしているからだが、その岩がまた変わった
形をしているものばかりで、岩マニアもうならせる逸品ばかり。たまに岩場の
影に大きな牡鹿が潜んでいたりしてドキドキしながら山頂目指して歩き始めた。
標識では徒歩30分。どうして途中で誰も止めようと言わなかったのか不思議
だが、とにかく30分以上かけて山頂へ着いた。私はといえばスカートに
ブーツで、途中行き交う人々は皆ハイキングスタイルなのに明らかに浮いて
いる。それよりも岩々の間が歩きづらい。これまでの山で、荷物を担いで
つづら折りを昇ったり(in 富良野)ヒールで山の斜面を滑り降りたり
(in 伊勢&白骨)ミュールで鍾乳洞を昇ったり(in 秋吉銅)したことは
あったが、また戦歴を重ねてしまった気分だ。ブーツで岩山ハイキング。
言うまでもなく、オシャレブーツは足首の自由度が低いので岩山向きでは
ない。こんなことなら先日スカート買うんじゃなかったと後悔したり
山育ちで良かったと安堵したりしつつ、とにかく昇り切った。もちろん
道中、奇岩を撮るのも忘れない。絶対明日筋肉痛だ。山頂にはまたシカが
のんびりしていて可愛いことこの上なかったが、私達は困っていた。
水分補給したいのに、さっきロッカーに荷物を預けてきてしまったので
お金がないのだ。水もない。
しょうがないので早めに切り上げて元来た道を戻った。私は皆と別れ、
違うコースを行くことにする。どうやら弥山7不思議の一つの奇岩がある
らしい。干満岩、という名の岩だった。大きな岩の手前に穴の空いた小さな
岩があって、そこに海の満ち欠けに合わせて水が溜まるらしい。スゴイ
大自然の神秘だ。
全く案内がないのでドキドキしながら一人で山を下りてくると、途中に
あったお寺に合流した。それにしてもブーツは登りより下りがキツイ。
やっぱりどうしても足首があまり曲がらないので、斜面で体を支えられない
のだ。結果、ほとんど小走りで斜面を掛け下りて来るはめになった。嗚呼、
軍隊の訓練ってこんなものなのかしらとか思いながら息荒く山頂の液に到着。
途中で行き会った外人カップルなんか、一人小走りでふもとへ向かう
ハイキングルックじゃない普通のカッコした女をさぞ奇妙に思っただろう。
先に出た私が後から戻って来たので、連れが随分と心配していた。駆けたのに、
途中獣道に入り込んで引き返した時間が余計だったらしい(当たり前)
ロープウェーで再び山のふもとに戻ってきた。今度は違うルートを辿って
ホテルへ戻ることにした。途中で、昨日宿で会った可愛い親子連れとすれ
違うも挨拶しそこなう。私は人の顔を覚えるのが苦手なので、連れに確認を
取っているうちにすれ違ってしまったのだ。私は赤ちゃんの顔しか覚えて
いなかったのだが、連れが「いや、あの父親の頭の寂しさは間違いないよ」
と細かい部分を指摘していた。だったら間違いないだろう。
今度は五重塔へ行ってみた。逆光にもめげず物陰から撮影しているアマ
カメラマンの隣に陣取って私も撮影する。その後は土産物街をぶらぶら
探索してホテルへ向かった。オシャレなデザインの醤油屋があって、連れ
達は配送手配までしてその醤油を買っていたが、果たしておいしいのやら。
だって宮島の醤油がおいしいなんて聞いたことないし。ちなみにお昼は
カキと並ぶ宮島名物アナゴ、の入ったアナゴうどんを食べた。薄味で
おいしかったv
今度こそホテルに戻り、預かっていてもらった荷物を持って船着き場へ。
案内所で色々特典がもらえるというのをすっかり忘れていて、帰る今に
なって特典をもらったのだがこれまた凄かった。紅葉の種と、広島ハンド
ブック。この本が小型のハードカバーで邪魔臭いのなんの。中は有名作家が
広島を書いた小説やエッセイで、それなりに面白い内容なのだろうけれど
いかんせん邪魔だった。広島は今「ええじゃん広島デスティネーション
キャンペーン」という、広島県民もほとんど知らない意味不明の町おこしを
しているので、それの関連なのだろう。努力は認めるけど邪魔だってば。
お船に乗って本州へ戻った。さらば宮島。昨日は夜に着いたので全く
見えなかったが、昼間なのでカモメも沢山いて景色もよくて風も心地
よかった。
さてお次は山口の錦帯橋である。他県と言っても宮島口からわずか20分
ほどで到着した。海沿いの線路も景色がよくて楽しかったし。岩国駅を
降りると、とりあえず観光案内所へ行ってみた。案内所では錦帯橋行の
バスと通行料をパックで売っていて、お得だったのでそれを購入した。
岩国城へのロープウェーとお城も巡れるセット券もあったが、さっき
ロープウェー乗ってきたばかりだし時間も押していたので、とりあえず
橋を渡りに行くだけにした。
バスに揺られること15分。錦帯橋は、姿は有名なクセに名前はあまり
知られていない変な橋だ。ホラよくサスペンスドラマか三陽地方の
ポスターによく出てくる太鼓橋あるじゃん、あれあれ。橋の入り口で
通行券を見せ、橋を渡り始めた。川の上流も下流も、近所の田舎そっくり
だったが、橋の見事さは到底かなわない。渡った後は川岸に下りて下から
見上げてみたりと、色んな角度から見たがとにかく立派だった。
橋を渡った後はなぜかソフトクリームのお店が幅を利かせていた。
寒いんだから食べる人も少ないだろうに、いつまでコレで売るつもり
なんだろう。ここでも紅葉を見たり、水を抜いた寂しいだけの公園を
見たり神社へ行ってみたりふらふらした。山の上に岩国城が見えたが
ロープウェーを降りて「徒歩5分」の案内ではとても辿り着けない距離に
見えた。さっき弥山でだまされてるので疑り深くなっている。岩国は
そこかしこにネコが居て可愛かった。しかも逃げないんだものv
暗くなる前にもう一度橋を渡ろうと来た道を戻った。帰りだって橋に
大した違いはないのだが、橋の太鼓具合を撮っているうちにまたホモ
カップルの邪魔が入った。若い男同士がゆっくり歩いて来る。彼等が
視界に入らなくなったら撮ろうと構えていた私は、そののんびりさにまた
殺気を募らせてしまった。案の定、奴らが退くのを待っていたらまた人が
来てしまってタイミングを逃す。なんなの山陽!? ホモは山陽の観光地に
遊びに来るものなの!?思いがけず一日で2組もカップルを見たので、
そういう扱いにさせて頂きました。
駅へ戻るとすっかり暗くなっていて、1時間ちょいかけて広島へ戻った。
今日は広島市内に泊まるのだ。岩国にあまり居なかったので、幸い7時前に
ホテルに到着。さすがに朝から動いて疲れたので、少し休んでから夕食を
食べに外に出た。これがまた寒い!市街にある「お好み共和国」という、
お好み焼き屋が乱立する場所へ行こうかという話にもなったんだけど、
寒いから駅中のお店で澄ませることにした。
繁盛しているお店に入ったら、カウンターでおばちゃんが目の前で焼いて
くれた。うどん入りがおいしかったv
腹もふくれて部屋に戻ると、明日もあるので早々に寝ることにした。
連れもだいぶお疲れだったし。やだなぁ明日は寒いらしい。



2005年12月02日(金) 瀬戸内奇岩紀行・1


どうしても休めなかったので午前中会社に行き、1時半に終わらせて10分で
会社を飛び出した。そのままJRに乗って東京駅に到着、14:13発ののぞみに
乗り込む。座席には既に本日の連れが二人とも座っていた。去年、山陰へ
一緒に旅行に行った二人組みと、今回は山陽地方へ旅行へ行くのだ。
山陽は、6月に岡山へ行ったので半年ぶり。つか、半年の間に2回とは
我ながら凄い山陽好きっぽい。そういう訳でもないんだけど、ちょうどこの
二人と遊んでいた時に「宮島行きたいよね」という話になり、前回山陰に
行った時、岩国行けなかったので「どうせなら岩国にも行きたいし」という
話になり「それなら尾道で猫とラーメンも外せまい」と結局山陽地方ぶらり
旅という話になった。本当はもっと早めに行きたかったんだけど、秋は
ベストシーズンで混雑している上、値段も高いのでじっくり安くなるのを
待っていたら12月になってしまった。寒くなきゃいいけど…。
さて広島は遠い。2時過ぎの電車に乗り、のんびりまったりしていても
約4時間かかるのだ。連れが最新版るるぶを買ってきてくれていたので
それを見ながら浜名湖を通り過ぎ、更にキオスクで買ったというデスノと
ブリーチの新刊も読んでいたら京都を過ぎたがまだ着かない。…つかさ、
旅先でマンガ買うなよ(読ませてもらったけど)しかもブリーチはいいんだ
けど、デスノは文字が細かいのでじっと読んでいたら気持ち悪くなって
しまった。今日ののぞみはちょっと揺れが激しいぞ。
マンガも読み終わり、うたた寝をしてもまだ広島は遠い。辺りを暗くなって
きて、もう夜じゃんという時間にようやくのぞみは広島へ到着した。さて
ここからまた在来線に乗って宮島口まで向かう。6時過ぎて帰宅ラッシュに
巻き込まれながら快速に乗り、宮島口で降りた。暗いから海が近いかどうか
解んないや。そのままJR汽船に乗り込んだ。出発までまだ時間があるので
新幹線の中でチョイスしておいた宴会場所へ電話して予約を入れることに
した。…繋がらない。おのれFO○Aめ、広島の海の上じゃ東京へは繋げ
ならないというのか。何度かトライしているうちにようやく居酒屋へ繋がり
年末の忘年会の予約を入れることに成功した。…しかし広島くんだりまで
来て都内の飲み屋に電話せにゃならんとは…(−−;
本当に暗いのでどこをどう走っているのか解らないまま船に乗り、桟橋に
到着。どうやらここが宮島らしい。初めて来る場所なので地理も解らないし
暗すぎるし、宿が桟橋から徒歩1分の旅館で良かった。
7時半にようやく宿到着。入った途端に名前を呼ばれたから、どうやら
私達が本日最後の客らしい。「夕食は8時からでいいですね」と選択肢の
ない確認をされ「ウェルカムドリンクをどうぞ」と無人のバーカウンターへ
案内され、勝手にお茶を飲んで部屋に入った。…おお、ナイス海側の部屋!
…が、暗くて海なんだか解らないよ(涙)
荷物を降ろし旅装を解いて、足を伸ばしてちょっとしてから夕食会場へ
向かった。夕食はくどいくらいのかき尽くしだった。私はカキフライなら
食べられるけど生ガキは苦手なのだ。あの生臭さが耐えられない(><;)
だが、勇気を出してカキの炊き込みご飯を食べたらなんか食べられた。
カキ鍋もカキの潜んだ茶碗蒸しも頑張って食べた。だがまだ次から次へと
カキが出てくる。ようやくカキフライが出た時にはほっとして食べたが
何しろ量が多いので全部カキを食べる必要がどこにある、とにわかに
正気づいて途中からカキだけ残すようになってしまった。ごめんよカキ。
実はこの後、9:15からクルージングに繰り出すので、けっこう急いで
食べていたのだが、何しろ量が多い。その上、斜め向かいの親子連れの
子供がこっちへハイハイして来るのをムゲにも出来ず、かまっていたら
更に忙しいことになってしまった。確かに子供は可愛い。愛らしい笑みを
浮かべてこっちへ突進して来たら無視するわけにもいかないじゃないか。
ってことで、とりあえずお膳にぶつからないように見守りつつも、頭は
食事を食べ終わることに集中という、なんとも落ち着かない食事になって
しまった。最後の方は赤ちゃんのお母さんが、ハイハイして行こうとする
子供の両足を引っ張って「はい戻っておいで〜」とずりずりと引き戻すという
可愛いことをしていて助かったが、それさえも笑顔で見守り「可愛いですね」
などと相づちを打っていたのですっかり味も解らなくなってしまった。
さてなんとか食事も完食し、部屋に戻ってバックを持つと外に出た。
さっきの桟橋から10歩程離れた所からクルージングが出ると聞き、場所は
よく解らないけれどとりあえず歩いてきてみると小型バスから降りてくる
客がずらり。どうやら他のホテルがクルージングのために小型バスで客を
運んで来たらしい。桟橋へ向かうとまた最後の客だったらしく「牛良様
ですね」と言われて中に乗り込んだ。…すみませんねいつも最後で。
遊覧船に乗り込むとすぐに出発した。これからかの有名な宮島の鳥居を
観に行くのだ。この時間はちょうど満潮で、クルージングには最適らしい。
満潮だから水が多くて大揺れするという意味で最適なら大好物だ。
船内を暗くして船頭さんの説明を聞きながら鳥居までやってきた。そこで
止まり、船内でお参りをしてから鳥居をくぐった。いっせいにシャッターが
切られる。私も頑張って撮ってみたが、ナイトモードにしてもどうも上手く
撮れないので目で見て楽しむことにした。海上にライトアップされた鳥居、
綺麗だな〜v だいたい海の中に鳥居を作るという行為がスゴイ。海面が
上がれば浮力が働くし、海水では劣化も激しいだろう。絶対に、地面に作る
以上に難しいに違いない。昔の匠はスゴイなぁ。しばらく鳥居付近で停泊
した後、ゆっくりと桟橋に戻ってきた。は〜いいもの見せてもらったわv
宿が近所なのを幸い、ゆっくり歩いて宿に戻った。今になって気付いたが、
夜なのにシカがのんびり歩いていてちょっとビックリ。奈良のシカは凶暴
らしいので、どうも気後れしてしまう。
部屋に戻ると布団が敷いてあった。宿に着いてからちっともゆっくりして
いないので、しばらく布団の上でまったりする。その後、あまり遅くならない
うちに最上階の大浴場へ行った。私は、久しぶりに体重計に乗ったらいまだ
かつて見たこともない体重になっていたのに焦り、長風呂することにした。
お風呂からは海がよく見えるようだが、やはりここでも暗くて何も見えなかった。
一時間ほど風呂に浸かり、外で冷水を飲んで水分補給し、部屋に戻って
ごろごろした後、眠りについた。何しろ夜の行事が多かったので、特に
無駄な時間は過ごしていなくても12時過ぎていた。明日も早起きする予定
なので早く寝なきゃ(><)



2005年11月30日(水) 洋服買い


先週のワンクリック騒動の精神的負担が大きかったからか、
いきなりオンナノコの日が来てしまい、それが重いの
なんので今週はふらふらしながら青い顔して出勤した。
今日も本当はまっすぐ帰って寝たかったのだが、週末に
旅行を控えているので頑張って寄り道して服を買うことに
した。折りしも月末バーゲン中だったし、社内の子達が
週末に連れ立ってドームで行われるバーゲンに行くと
話していたのがうらやましかったのもある。
ともかくへろへろになりながら行きつけのお店に
行った。スカートを買うかパンツを買うかによって、
今度行く旅の靴も変わる。スカートならブーツだし
パンツなら歩きやすいペタンコシューズがいいかな。
とりあえず服を見て考えようとあれこれ店を回っている
うちに可愛いベロアのスカートに一目惚れ、それに合う
上を選んで一緒に買ってきた。
よーし、今回の旅はスカートにブーツだ。
前回はパンツだったけど、鍾乳洞のワクワク探検コースを
ミュールで登り降りして滑り落ちかけた。しかし今回は
足首の曲げが不自由なブーツで余計に危険だ。そんな
スリルコール行かないように気をつけなきゃ(自業自得)
さて今回の旅はどうなることやら。



2005年11月29日(火) 久々の名文


父が、町の広報に載せる文章を直して欲しいと
草稿を持って来た。文章を読むのも書くのも苦手な
父が、いちおう書いたのだからまずそれだけですごい。
とりあえず読んでみた。
まず、文字が汚くて読めない。
そして案の定、文章が繋がっていない。
それくらいなら仕方がないが、語尾が統一されて
なくて、書いてる途中で何が言いたかったのか
忘れてしまったのが丸解りの文章。
そして何よりおかしな単語がずらり勢ぞろい。
「重める」とか(たぶん「重ねる」と言いたい)
「楽こび」とか(たぶん「喜び」と言いたい)
「足んで」とか(たぶん「歩んで」と言いたい)
とかとか。カタカナに至っては
「ヘッシバル」とか「ボランテア」とか
書いていて、これはおそらく書き間違えではなく

耳で聞いたままを文字にしている結果なのだろう

と思った。だって父、カタカナ語の発音がおかしいもの。
今なら私も大きくなって「全くしょうがないな」と笑えるが、
これが小学生で「お父さんといっしょに作文を書きましょう」
なんて課題が出ようものならいじめられっ子決定だ。
「全く文を書くのは難しいよなぁ」とか照れていたが、
この文章力は笑い事じゃなくお粗末過ぎる。

もう少し人として真剣に悩んで欲しい(イヤマジ)


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