日常喜劇

2004年04月07日(水) 手術当日


母がとなる重病で入院していて、今日が手術日だった。
朝8時までに病院集合ということで、朝5時に起きて
父と病院へ向う。途中で叔母にも会って、三人で病院へ。
手術は9時半から始まって、それまで家族は待合室でずっと
待機との話、3時間半の予定なので、待合室にあった本を
読んでいた。確かに手術は一大事だけど、この叔母も似たような
手術をして今元気にしているし、遺伝的にうちの血族はこうなって
しまうので私も20年後は危ういし、仕方ないって見方もあって、
3時間半祈り続けるってほど深刻ではなかった。だから3時間半は
読書タイムにあてた。待合室の本はハードカバーの経済論から
少女小説やマンガまでいろんな種類があって、ジャンルバラバラ。
その中で、私は読みやすそうなハードカバー本を手にとった。
「スパゲティ・ジャンクション」というタイトルで、全く予断なく
読んでみたのだが、中身は私の趣味に激しく反していた。
イギリスに単身絵の勉強に行った妻子持ちの男が、現地でイギリス人と
不倫してしまい、うじうじと苦悩した末彼女と別れるまでの話。
うっわ一番苦手でどうでもいいジャンルだよ!(滝汗)
ただ内容があまりないので読みやすくて疲れはしなかったけど、
後に「ああ、読んじゃったーーー…」と、よく解らない感慨しか
残らない内容スカスカの本。こんなんで1400円もぼったくるなんて
デフレでも許せない。ああ紙がもったいない…。
で、やっぱりガッカリしたので反動で次に手に取った本は
「日本経済の黒幕の歴史」とかいう重暗い経済本。渋沢翁から
始まった黒幕の系図がずーっと連なってて、不本意に不倫小説を
読んでしまった後味の悪さを払拭するのにちょうど良いテイストだった。
そんなことしてるうちに手術が無事終了して、医者に呼ばれて
摘出した部分を見せられて説明されて、でもよく理解できなくて
「レバーっぽい」とはさすがに不謹慎なので誰にも言えないまま、
病室で落ち着いた母と面会してきた。無事で良かった。
帰り道に姉にケータイで連絡したんだけど、なんだかお互い
ものすごく内容のないやりとりなのに長々と話し合ってて、
なぜかお互い切ろうとしないのにちょっと胸がしびれた。
こういう時、血が繋がってるってこういうことなのかな、と思う。



2004年04月06日(火) 寄り道万歳


今まで田舎から田舎へ通勤していたので、寄り道というと
帰り道にあるデパートのようなスーパーのような微妙な
建物一つで、そこも9時に閉店してしまうので滅多に
寄ることが出来なかった。つーか寄っても買うものないし。
しかし今は違う。首都圏を通ってるのでその気になれば寄り道
したい放題だ。だから今日、初めてまともに寄り道してみた。
新宿高島屋で開催している「大海洋堂展」を見て来たのだ。
仕事帰りに展示会を見て帰るなんて、なんてカッコいい…!
我ながらそのシチュエーションに酔ってみたりしながら
新宿で途中下車し、待ち合わせていた友達と高島屋へ向った。
そもそも私は別にフィギュアを集める趣味はないのだが、
そんな私でも海洋堂のスゴさは伝え聞いているのでちょっと
見てみたかったのと、帰り道だったのが何よりの勝因だな。
ちなみに連れは妖怪フィギュアマニア(笑)
平日の6時過ぎなので人もまばらでゆっくり見られた。
興味ないと言っても、精巧な造りの人形(←マニアに
殺されそうな表現だな…)は見ていて楽しかった。
エヴァとかFSSのマシンは本気でスゴかった…!
なんだかんだで満足し、帰りにおじゃる丸のフィギュア
カプセルを買って帰ってきて満足いっぱい。その後ご飯を
食べる時間もあったし、都心で定時に帰れる職業っていいなぁ、と
しみじみ感じたのでしたv(収入少ないけど)



2004年04月05日(月) ささやかに情熱的な言葉


実は4/1日から母が入院している。
その間約一ヶ月は私と父で家をキリモリしていなければで、
2日から新たな仕事を始めてしまった私はけっこう忙しい。
でもマメな父が家事一切をやってくれていて、私としては
ありがたい限りである。
ところで母は入院したその日から、夜8時過ぎに家に
電話をすることを約束した。しかし、一昨日忘れ、昨日は
私のケータイに直接電話してきたりで、父とはニ日話を
していない。父は、トシゴロの娘が午前様で帰って来ても
行き先不明瞭のまま出かけてもけっこう気にしないが、
母だけは異様に心配する。「もう10時過ぎたのにお母さんから
電話はないのか?」とか「行き先言わないでどこ行ったんだ?」とか
ハコイリ女子高生並の心配しようだ。そんな父は、
二日自分に連絡をよこさない母についにプチギレした。
「昨日は私のケータイに電話あったよ」と言う私に

「俺に連絡しなくてどうするんだ」

だって。
…うわー。
うわーーー!
なんて傲慢で俺様なセリフ!
実際父はそんな情熱的な意味合いは込めてなかったけど、
聞いた私は瞬時に頭の中で色んなキャラに当てはめてみたりして
ちょっとトキメいてしまった。いいね、誰かに言わせてみたい!
都筑が密に
「俺に無事を知らせなきゃ意味ないでしょ?」
て言うのもいいし、
咲貴が密に(咲密強力プッシュ中vv)
「君の無事は僕にだけ知らせればいいんだよ」
とか言うのも可愛い!
ああ、お父さんネタをありがとう!(笑)



2004年04月04日(日) 桜を食う


春になると途端に桜関係の食べ物が出てくる。主にお菓子
関係だけど、桜餅だけじゃなくてケーキもゼリーもチョコも
アイスもヌガーもまんじゅうもキャラメルもコースのデザートも!
どれもこれも甘味は桜一色。デパ地下見ると桜菓子ばっかりで、
デザインは淡い桃色の桜の花をかたどっててとても可愛い。
が、ちょっと待ってくれ。

桜は食べ物じゃないだろう。

桜が綺麗で花見と日本の花の代表であるのは認めるが、
食べ物とまで認めた覚えはない。綺麗で大好きなら食って
いいと言うなら世の中性犯罪だらけだ(そうかな)
だいたい桜味のお菓子って総じてマズイ。口に入れた瞬間、
後悔にも似た罪の意識が一瞬脳裏をよぎり、自分の生まれてきた
意味を星空に問いかけたくなる時に似た、な〜〜んか深くて
イヤな気持ちのまま飲み下すまでが本当にしんどい。
だから私は桜味のお菓子が嫌いだ。花びらとか入ってて
可愛いかもしれないが、食欲はそそられない。むしろ引く。
だからやっぱり好き=食べるという図式が間違ってるんだと思う。
好きだから眺めるとか触るとか頬ずりするとか話し掛けるとか、
密受だっていっぱいパターンあるし、桜だって本来花なんだから
別に食うことないじゃん!好きならなおさら。
落ち込んでたら言葉で慰めるだけで我慢して、
雪山で遭難したら肌を温めあうだけの方がむしろ愛!
ってことで、桜は食べるべきではない。見て愛でるべき。
だって桜、食べ物じゃないんだもん。



2004年04月02日(金) 新生活


約2週間の怠惰な日々を越えて、今日からようやく初出社だ。
しっかし今まで朝4〜5時に寝て昼の1〜2時に起きるような
生活してたから眠いのなんの。6時に起きなきゃだからだ。
この生活の逆転に早く慣れなければ。
ところで新しい職場は遠い。都内の、某巨大な博物館でうちから
ざっと2時間半はかかる。それってもう通勤圏外なんじゃと皆に
言われるが、大丈夫。このへんの子達で自宅から通ってる子は
似たようなモンだ。しかも都内まで行く電車が始発だから、
座って寝て行けるしね。ってことで今朝は6時起床、6:48分発に
乗って勤務先へ向った。しかし混むね。今まで田舎→田舎へ通って
いたから混むなんてありえなかったのに、この混み様はハンパ
じゃない。立錐の余地無しとはこのことだろう。でも座ってる
からあんま関係ないんだけどね。山手線内は幸いそれほど
混んでなかった。ちょっとピークが過ぎてるからだろう。
そんなこんなで、9時半出勤なのに9時前には目的地に無事到着。
一通り説明を受けて仕事開始。残業代がつかないからきっちり
定時で帰って欲しいとのこと、趣味の充実しすぎた人間には
ありがたい配慮である。今日は、明日から周辺地域で春祭りが
あるので、それの手伝いにあっちこっち走り回った。ま、初日だから
訳も解らず雑用いっぱいってカンジだろうな。ホントにいっぱい
やったな。マックがあって、バージョンの高いアプリが入ってて
スゴイなぁと感心してたら、イラレに必要なフォントが全然入って
なかったり、出力するプリンターがあれこれ調子悪かったりして
なかなかうまく行かない。…ま、出力専門会社じゃないしな。
ところで私は前の会社が技術職だったので、基本的なOLの業務が
出来ない。お茶汲みであるとか、コピーとかファックスとか。
いやね?コピーくらいとれるかと思ったら、両面でホチキス留め
自動でやるようにとか言われて解らないのよ!そもそもこの
写すだけのコピー機君に、一度に両面刷ってホチキスで留める
頭脳があるとはつゆ思わず、ひたすら感動してしまった。
これを機に、ここで基本的な雑用一式できるようにならないと。
あと人の顔覚えるのが苦手だから、早くそれも覚えきゃ(汗)


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