日常喜劇

2002年10月25日(金) 最近の男って


私の周りだけだろうか?
最近の男はロマンチストが多い。
そして対照的に女は冷めていることが多い。
今日、久々に仕事帰りに友達とご飯を食べに行った。
彼女は来月結婚するのだが、男の話で盛り上がった。
もうすぐ結婚式だというのに、彼女はけっこう冷めていて
昨日も会社を休んで男友達と動物園に行って来たらしい。
私はそれは浮気〜?とか思うのだが、彼女は「友達」と
主張して譲らない。しかも彼氏も何も言わないらしい。
彼氏さんとは、そういうラフなお付き合いをしているんだって。
そういう彼女の主張。
「なんかさ〜、彼に私だけ見て欲しくないの。
他にもいっぱいあるうちの一つに私を置いて欲しいわけ。
あんま私ばっかり気にされるのってウザイ

…ウザイまで言いますか。
でもまぁ、私もその意見は同意できる。
確かに自分ばっかり気にかけられるのはウザイ。
もっと他にも目を向けて、たまにはこっちも見てくれれば
いいからさ、くらいのお付き合いがちょうどいいと思うのよね。
あんまり情熱的に「"お前だけだ"とか"ずっといっしょだよ"とか
言われると引くよね〜」
「うん、引く引く〜って言うか口先だけでしょソレ」とか
言い合って爆笑する二人。…ヒドイ女共だな。

でもこれと似たような話を別の女友達としたことあるし、
こないだ会社で結婚したっていう男の人は彼女に
エンゲージリングを渡す時目をつぶらせて指にはめた(!)って
言うし!やっぱり最近の男はロマンチストで女は
冷めてるパターンが多いと思う!どう?



2002年10月24日(木) 田舎モノの定義


ある日の友達3人との会話。

「牛良ン家って柿ある?」
「うん、毎日食べる程度には」
「そっか〜、うち毎食食べてもなくならないほどあるんだよー」
「あ、うちもうちも〜」
「あぁそっか。ウチは柿3本しかないからね。
 ●●のウチなんか腐るほどあるでしょ」
「毎年腐らせてるよ(笑)」
「それより私、川向こうのウチのいちじく取りたくってさ〜。
 木が川に突き出してるから誰も取らないみたいで」
「あー、もったいないねそれは」
「でも見つかるとヤバイよね」
「あっという間に噂広まるからね〜」
「次の日には地区の反対側まで、下の名前と経歴付きで
 "いちじく盗んだ"って広まるからね、近所歩けなくなるよ」
「田舎だからね〜」


…以上のような会話をしたことのない方を、
私は田舎モノとは認めません(笑)



2002年10月21日(月) 「2分」小説裏話


今年の密の誕生日、被害者は都筑でした。
去年が密だったのでおあいこでしょう。
てゆーか暴露する前に!
和泉ちゃんにステキな都密イラストもらいまいした!
ホントは3日目をアップする前に皆にお見せ
したかった〜メロ可愛いっす!
密が「待ってくれ」って都筑の腕に抱きつく場面ですな。
…実はけっこうモエシーンだったんだ…。
つーか密、やってること可愛いじゃん!(←気づけよ)
それにしてもありがとう和泉ちゃんっ!(>▽<)

http://www5.tok2.com/home/overtime/2birth.html

えーと、イラ堪能していただけましたか?
じゃあ暴露話をば。
今回の誕生日は何も考えてなくて、でも
しょうゆさしの四コマ描いてもらってるK・K嬢に
「今年はどうするの?楽しみだな〜v」と脅されたから
頑張りました。(身も蓋もないぞ…)
実はこの話、今年の都筑の誕生日にアップしようと
思ってちょろちょろ書いてたネタでした。夜中に密が
呪文呟きながら一編み一編みし、しまいに
「待ってろ都筑!これでお前は俺にイチコロだ。フハハハハ!」
…とか高笑いした辺りで1ページを費やし、そのへんで
飽きて放り出していたのをにわかに思い出し、
「使おう!」と思い立ったのが17日の11時過ぎとかで
かーなーり、へろへろな思いして執筆しました。
普段、小説をパソに直接打ち込むようなマネをしないので、
ぶっつけ本番は自分ですらどう転ぶかわからなくてドキドキでした。
しかし1日目、2日目と珍しくもラブ〜に書いたのに
「密が手編みのマフラーって時点で笑えたんですが
 アレは本気ですか。(By Hん)」とか
「どうしたん牛良ちゃんなにか宗旨換えするほどの
 ことでもあったの!?(By Iちゃん)とか
「一体どこでおとしてくれれるかハラハラ(ByTちゃん)」とか、
Iさんに至っては
「どうか、すんばらしいオチが披露されていますように…!!」とか
かなり切実にラブ路線を恐れていて、
とにかく皆、私がラブ書き貫くと信じてないし!

くそ〜くやし〜っ(><)
どうして誰も、あのままラブに行くと騙されないんだ。
とりあえず掲示板でKさんが「ラブですね!!」とモエて
下さったので路線変更は踏み留まりましたが、後楽園で姪ッ子と
ジェットコースター乗りながら本気でラブ路線への変更を
検討してました。結局あまりヒネったラブが思いつかなかったので
諦めましたが(っつーかラブにひねりを求めるな)2日目の時点で
誰もラブモエしてくれなかったらあのままラブで
終わっていたかもしれません…(うぉおおおこわっ…!)

それにしても都筑さんは何プレゼント用意してたんでしょうね??
私、そこらへんはなーんも考えてませんでした(←そういう奴です)



2002年10月19日(土) 「2分前に戻れたら」


(昨日と一昨日の日記の続き小説です。未読の方は「2分前のためらい」と
「2分後の…」を読んでからお読みください。)


…どのくらい口付けしていただろう。
その柔らかい感触が唇から去っても、まだ都筑のそれには
暖かさの余韻が残っていた。しびれのような甘さが全身を満たす。
嬉しくて、胸が痛い。
都筑はゆっくりと目を開いた。
それさえ唇に触れそうな長い睫毛がすぐ近くにある。
都筑は陶然と目を細めて、その睫毛の下に隠された瞳と視線が合うのを待った。
しかしやっぱり恥かしいのか、視線を伏せたまま密が身を引いた。
「…都筑」
「なに?」
「その…マフラー…」
そこでぶつりと言葉が途切れる。
何を言いためらったのか解らない都筑は、マフラーの裾を掴んで見てみた。
「うん。これがどうした?すごく綺麗に編めてるよね。密って器用だねぇ。
…、…あれ?」
そこで都筑の動きが止まった。
よく見ると、そのマフラーは黒一色ではなかった。
毛糸の模様かと思っていた白黒のまだらは、何かの細かい文字だったのだ。
「…こ、これなぁに?」
密はまだ俯いたまま答えた。
「古代キリル文字」
「…。」
今までほのかに満たされていたものが消え、都筑は一瞬で外気が冷えたのを感じた。
まさか、マフラーにA・Tとかイニシャルを編み込むのと同じ要領で、この文字を
職人芸顔負けの細かさでびっしりとマフラー全体に編み込んでいったのか?
「…まさかこれ、編み込んだの?」
「秘密の呪文唱えながら一串ずつ編んだからけっこう時間かかったけど…」
そりゃーそうだろう。この細かさなら。…ってゆーか秘密の呪文?!
聞き捨てならない一言に、都筑は声にならない悲鳴を上げた。
J・U・S・O−?
焦燥のあまり、頭がとある漢字2文字の変換を拒絶する。
冷えた上に、氷塊が背中を滑り落ちるような悪寒が走る。
「…ちなみにこれ、なんて書いてあるの?」
「古代キリル文字の神聖魔法で"セ・クンフト"。意味は"首ったけ"」
「そ、そっかぁ…」
だったら、日本語で「首ったけ」って編み込んでもいいような…いや、
デザイン上あまりよくないかも。都筑はどこにツッコんでいいのか解らなかった。
−しばしの沈黙。
密が下からおそるおそるといった表情で見上げてきた。
「…気に入らないか?」
「え、いやっそんなことないし!てゆーかいいよねウン。
古代キリル文字なんて変わっててサイコー」
我ながら寒いと思える空々しい声で弁解したら、密がちょっと笑った。
「…自分でもやりすぎかと思ったんだけど…これ。ちょっと広げてみてくれ」
言われるままに都筑は、首に巻いたまま伸ばした裾を広げてみる。
そのままさらにフリーズした。
「うっそ…」
都筑は絶句する。
目が痛くなるような古代キリル文字の上に、それとは違う図案が見えた。
都筑が絶句した理由を勘違いしたのだろう。密がはにかみながら告白した。
「…古代キリル文字の上に愛染明王の曼荼羅を組み込んでみたんだ…」
夜空に透かして見れば、確かに護符で使うような梵字が描かれている。
そして、その梵字を囲む円と名前のわりにゴツイ愛染明王の姿。
J・U・S・O−?
またしても、漢字を拒絶したとある単語のスペルが頭をかすめる。
古代キリル文字の上に愛染明王の曼荼羅を編み込んだマフラー。
愛が深すぎて、なんだか息苦しい。ってゆーか
もしかしてこのマフラー、一度首に巻いたら二度と外れないんじゃ…?
元々迷信深く、気の弱い都筑は一瞬で青ざめた。
動物愛護協会が眉をしかめる首輪より、数段恐ろしい凶器を
首に巻いてしまった気分だ。
そして更に都筑は、重大な問題に気付いて目眩を起こしかけた。

…俺、密へのプレゼント…!

なんか、どんなスペシャルなプレゼント用意していたとしても
このマフラーには敵うはずがない。断言できるがムリ、絶対ムリ。
こんな呪詛がかった(ような)愛に満ちたプレゼントに敵うはずがない。
ってゆーかむしろ敵いたいと思わない。
どうしよう…。
密がためらいがちにこちらを向いている。
恐らく都筑がプレゼントを渡すのを待っているのだろう。
本来ならばこちらが本番、誕生日の人に当日誕生日プレゼントを渡す、
至極まともなシチュエーション。しかし、渡せないのは決定的だった。
お手製でもないし、時間もかかってないただのモノだし。
何より愛の深さからして敵わない。
ってゆーかむしろやっぱり敵いたいと思わない。
「…都筑?」
小首をかしげて自分を見上げる密は相変わらず可愛い。しかし、わずか2分前だったら
確実にメロっていただろう姿が、都筑にはとてつもなく恐ろしいものに見えていた。



オワリ



2002年10月18日(金) 「2分後の…」


(昨日の日記の続きです。未読の方は昨日の日記「2分前のためらい」からお読み下さい)


「…密」
柔らかい髪に頬をうずめて、都筑は大好きな人の名前を囁いた。
それだけで心が震える。胸の奥が痛い。
どうしようもなく、愛しい。
「密」
何度呼んだら、何度囁いたら気持ちは届くのだろう。
もどかしい気持ちのまま、都筑は密を抱きしめ直した。
「…都筑」
密が名前を呼んでくれる、その声が好きだ。
小さいくせに、胸の奥深いところまで響く。
一番、心地よい場所で感情をくすぐる。
いつまでもその声を聞いていたくなる。
これがきっと、好きってことなんだろう。

手に、毛糸の柔らかい感触が触れた。
それでふと、我に返る。
「…あぁゴメン」
密が身をこわばらせている。都筑は苦笑いして身を離した。
急に強く抱きしめたからだろう、密はほっとした顔をした。
都筑は話題を変えた。
「これ、してみていい?」
マフラーを目の高さに掲げてみせる。
首に巻いてみていいか聞いたのだ。
「うん」
と、声は聞こえなかったけれど密が小さく頷いた。
その顔が嬉しそうに微笑んだのを見て、都筑も笑みがこぼれた。
「じゃあ、早速させてもらお♪」
首に、さっきと同じ柔らかい毛糸の感触。
毛糸に包まれた辺りだけ、冷たい風が止んだ。
「…あったかい」
たったそれだけなのに、すごく驚いた。
ただマフラーを巻いただけなのに、一瞬ですごく
暖かくなった。体の芯まで満たされたカンジだ。
都筑は素直に感動していた。
ただのマフラーだ。なのに、密にもらったものはこんなにも違う。
好きな人にもらったものは、こんなにも心が暖かくなるものなんだ。
…気持ちってすごい。
都筑は正直に、思ったままの感想を言った。
「…ありがとう密」
こんなに嬉しいなんて思わなかった−。
なんだか泣きたくなってきて、都筑はつい大きな声を出した。
「どう?似合う?」
大げさにポーズをとってみせる。
そうしたら密が、小さく手招きをした。
その手につられて密に近寄った都筑は、ぐいと
首に巻かれたマフラーを引かれた。
近すぎてドキドキする。つい、小声で尋ねた。
「なに?」
心臓の音まで聞こえそうだ。
顔が赤くなってないだろうか。
ぎこちなくないだろうか。
そんなウブな心配をよそに、密は小さく笑って言った。
「…曲がってる」
マフラーの位置を少しずらす指先が、すぐ近くになる。
息がかかりそうな場所に、密の笑い顔がある。
「あ、ありがと」
なんだかちょっと、肩透かしを食らった気分がしたけれど都筑は
笑って感謝した。今だってこれだけで十分ドキドキしてるのに、
早々急に、いろいろ発展するわけがない。
そして、気まずい気分を変えるように話題も変えた。
「なんだかあべこべになっちゃったね。ホントは今日は密の誕生日で、
俺が密にプレゼントしようとしてたのに」
こんなステキなものをもらっておいて今さら、
自分のプレゼントなんかチープすぎて渡せない−。
都筑が俯いた理由が分かったのだろう。密が小さく笑った。
「プレゼントなら、今もらうから平気だ」
「…え?」
密の言った意味が解らず、首を傾げた向こうに、
ちょうど反対側に首を傾けた密と、唇が重なった。


(ぎゃふ…限界です、まだ続く。でもその前に後楽園遊びに行って来まっす!)


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