フォーリアの日記
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2008年02月16日(土) おばあちゃんのメガネ修理と予備注文

昨日は風もなく暖かかったけれど、今日は北風が吹いて寒いです。

午前中、夫がネガフィルムのスキャンに挑戦していろいろやっていました。
昔のフィルムには端の切れた写真など、あまり見ていない写真もあり、
見覚えのあるものでも、そもそもL版印画紙サイズでしか見ていなかったものを
PCのモニター画面いっぱいで見るとイメージが違い、周りの風景までよみがえります。

午後は病院にいきました。珍しく娘も含め、3人で行きました。
病院に着くと、夫の弟夫婦が来ていました。

着いて早々ですが今日予備のメガネを買いに行くことにしていたので
おばあちゃんのメガネを見せてもらいました。
本人が行かないとフレームは合わせられませんが、
レンズの度や瞳孔間距離はメガネを持っていって測ってもらうことができるので
応急用を作るためにちょっと借りていこうと思っていました。

なぜ、応急用の予備のめがねが必要になったかというと、
普段おばあちゃんはかなり度の強い近視用メガネをかけているのですが、
昨日メガネのレンズが落ちて、見えなくて何もかも手探りで困ったそうです。
たまたまお医者さんの知り合い(?)が応急的にくっつけてくれたそうなのですが、
昨日見た時にはどこをつけたかわからず、異常がないように見えました。

ところが今日手にとって見ると、レンズを留めるネジのところがゆるんでいます。
いや、よく見るとネジがゆるんでいるのではなく、ネジが折れて外れているのです。
アロンアルファのようなものでネジで止める部分を貼り付けてあったのがはがれたのです。
幸いまだ枠の弾力でレンズは落ちていませんでしたが、
これは急いでネジだけでも変えてもらわないと困ります。
夫の弟夫婦を残し、私たちは浦和のメガネ屋へ向かいました。

メガネ屋では現物のメガネを調べてもらって、枠を選び、
レンズの種類を決めている間に、現物の修理をしてもらいました。
折れているネジを抜いて新しいネジに変えなくてはならないので、
単にネジを落としたりなくしたりするより手間なのですが、
おばあちゃんのメガネの度が強くて屈折率などを考えレンズ選びに手間取ったので
それほど待たずに修理完了しました。
これで安心して使えます。
予備のめがねのほうはレンズの度の強さが特注レベルなので
できるのは来週になるのだそうです。

病院に戻ったら夫の弟夫婦はもう帰っていました。
夕食を食べるのを待って、私たちは病院を出ました。

3人揃ってきたので、近くの不二家レストランで食事してしまいました。

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帰ってからビリーをやりました。3巻の3回目です。(昨日やらなかったので)


2008年02月15日(金) おばあちゃん手術から6日目

今日は天気がよくて比較的暖かです。

今日は仕事に行ってちょっと早退して直接病院にいきました。
お姉さんが来ると言っていたのでそんなに長居しなくていいと思いあわてずに行きました。

おばあちゃんは今日も普通で、もう大丈夫そうでした。
あとはリハビリが徐々に進んで日に日に自分で動けるようになるのを待てばいいようです。
お姉さんがちょっと何もできない人扱いするので心配でした。

電車で家へ戻ると駅でちょうど夫に会ったので夕食を外で食べていきました。
娘の分は家にある焼きうどんです。


2008年02月14日(木) 美容院へ行った・おばあちゃん手術から5日目

朝は風がなくて、昨日ほど北風が強くないかと思ったのですが、
昼間はかなり強く吹いていました。

久しぶりに美容院へ行ってきました。
1月くらいから長さも半端だし、白髪も目立ってきたので行きたかったのですが、
おばあちゃんの風邪などもあって後回しになっていました。

スタイリストにお任せで切ってもらったら、
後ろの髪の少し長いところがかろうじて前から見えるのでひどく短くは感じませんが
そうでなければショートくらいになりました。
坊やみたいになっていますが、バランスがいいので結構気に入っています。

ただ、シャンプーなどをしてくれたアシスタント(?)の人が結構乱暴な人で
毛だらけのケープを取る時にバサッと取るので、
服や袖口が毛だらけになってしまいました。
シャンプーもあまりにごしごしやるので、痛い・・まではいかないけれど
歯を食いしばってしまいました。

午後は病院へ行きました。
今日はおばあちゃんはおかしなところはなく、まったく普通でした。
夫の弟からもらった小型ラジオの操作が初めてなのでいろいろやってみて覚えようとしていました。
そのうち慣れてきて自分で収納式のイヤホンを引っ張り出して聞けるようになりました。
手帳にエンピツ、小銭など持ってきてほしいものも頼まれました。

午前中にリハビリに行って車椅子をこいだそうです。
今日は部屋から車椅子に乗って行ったそうです。
ほぼ同時にリハビリ室へ行った隣のおばあちゃんの話では結構上手に動き回っていたそうです。

病室のベッドに寝ているだけではまったく把握できなかった病院の構造も
リハビリ室へ行き来するようになって、少しわかってきたようです。
自分の部屋が建物の端の2階で、真下は入り口のそばだということや、
1階の突き当たりにリハビリ室があることなど話していました。

食事の時に遠くの食器を前へ寄せたりする手つきも今は安定していて、
問題なく1人で食べられるようです。

明日私は仕事を早退して病院へ行くつもりでしたが
早退と言っても都内から戻ると時間がかかるのであまり早く着けないと思っていましたが、
そういう様子ならもし夕食に間に合わなくても大丈夫そうです。

明日はまたお姉さんが来るそうだし、本人は来なくていいよといってくれていますが、
多少遅くても荷物を届けるつもりで寄ってみようかと思います。

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関係ないのですが、昨日の朝どうも顔を洗う時しみると思ったら、
頬に引っかき傷のようなものがあります。
たいした傷ではないので何日かすれば治るでしょうが
どこでどうしたかまったく覚えがないのに、けっこう目立ちます。

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ところで、全国各自治体恒例、年度末の工事ラッシュ始まっていますか?
あちこち道路工事ありすぎ。


2008年02月13日(水) おばあちゃん手術後4日目

今日は猛烈な冬型で、強い北風が吹いて大変寒い一日でした。
この冬一番の寒さではないでしょうか。
朝は道路の水溜りはすべて凍っていました。

病院の面会時間が午後なので、午前中にコーラスへ行って来ました。
お化粧してパンプスを履いて電車に乗って出かけたのはずいぶん久しぶりな気がします。
おばあちゃんが骨折したのが先週の木曜日ですから
一週間前にはこうして出かけていたのですが。

午後、一旦家に帰って用意をしてから病院にいきました。
病院に着くとお姉さん(夫の姉)が来ていました。
日帰りの予定で長野から出てきて、1時半ぐらいに着いたそうです。

隣のベッドの人によると、おばあちゃんは昨夜は静かに眠ったそうです。
午前中は部屋から検査などに行ったそうで、
特に縛られたりナースステーションに連れて行かれたりしていなかったようです。
朝もお昼も、食事は1人で食べられたようです。

ただ、お姉さんが来た時には「どなたですか」と言ったそうで、
昼食後少しうとうとしたら夢の中になっていたのかもしれません。
私が着いた時には昨日よりずいぶんまともでした。
これなら大丈夫と思えるくらいでした。

その後リハビリに行ったそうで、お姉さんも行って車椅子への移動など手伝ったそうです。
(お姉さんは整形外科に長くいた看護婦です。)
車椅子に乗って自分で進んだり、トイレに移ったりする練習をしたそうです。
つかまり立ちで片足ケンケンもしてみたそうです。

行った時は、担当の整形外科の先生やリハビリの先生の名前を
お姉さんが復唱させていました。
お姉さんのマシンガントークに圧倒されながらしばらくそこで過ごしました。

昨日は食事を運んできた方がするするとベッドを起こしても平気で、
そのまま普通に座る姿勢でご飯を食べられたのですが、
今日はお姉さんが遠慮して少し角度をゆるく起こして背中に枕を当てたので
姿勢はかえってちょっと苦しそうでしたが、
本人が昨日よりしっかりしているので、
少々姿勢が不自由でも自力でご飯を食べるのには困らないようで
ほとんど問題なく食べました。

食事を片付けてから横になって、ラジオを操作してみていました。
ラジオは自分のものがイヤホン端子が不調でイヤホンで聞けないので、
夫の弟が来たときに使っていたものをもらったのです。
お姉さんが操作を教えたら聞くことができたようですが、
すぐ置いて眠くなってしまったようです。

この辺で私たちは帰ってきました。
お姉さんは長野まで帰ります。
お姉さんを武蔵浦和まで送るのがいいかどうしようかと思いましたが、
割と道路が混む時間で電車の方が早そうだし、夜の運転は自信がないしで、
電車で行ってもらいました。


2008年02月12日(火) おばあちゃん手術後3日目

今日は雨です。

午後病院へ行くと、着いたとたん隣の元気なおばあちゃんが
うちのおばあちゃんが昨日の夜騒いだことを話してくれました。

昨日の夕食時から夕食後の様子はどうもおかしかったので
危ないとは思っていたのです。
大声を出したり動き回ってベッドから降りようとしたそうです。

元気な人が寝ぼけて歩き回るなら多少放っておいてもいいかもしれませんが、
まだ片方の足に体重をかけてはいけないので、勝手にベッドから降りると困るのです。
動けないように一時縛られていたようです。

午前中は1階のリハビリ室へ行ってリハビリをしてきたようです。
車椅子に移動する訓練のような話でした。

リハビリへいったきり昼食にも帰ってこないので
同室の人たちは、どうしたのかなと思っていたそうです。

実はリハビリ後、手押し用の車椅子に乗せられて、
そのままナースステーションに座らされていたようです。
ナースステーションの前の病室に空きがないので、
見張りが必要な座れる患者はそこに座らせて見ているようです。
昼食は突き当たりのテーブルのある部屋(本人談)で食べたそうです。

私が行くと手を振って、看護婦さんに車椅子を押されて病室に連れてきてもらいました。
病室に戻ったばかりはまだ状況が把握できていないようでしたが、
話すうちに多少まともになってきました。

夢か現かわからなかったようですが、やくざのようなものに追われている夢を見たそうです。
助けを呼んでも誰も来なくて必死で逃げようとしたとか。
夜中に「おとうさん、助けて」と叫んで激しく動いてベッドから降りようとしたという隣のおばあちゃんの話と符合します。

まだ何か夢のようなものが見えるのか、時々わからない話もしていましたが、
話すうちに目が覚めたのか、それもだんだん減ってきて少しずつまともになってきました。
一日座っていたせいか体もかなりしっかりして、背中を起こすのも苦しそうではありません。
さすがにずっと車椅子では疲れたのか、そのうち休みたいと言うので
看護婦さんを呼んでベッドに寝かしてもらいました。

夕食の時にはベッドの頭をほぼ垂直に立てても平気で、しっかり座っていましたので、
食事用のテーブルにも届きやすく、昨日のように食べる手順も混乱せず、
遠いものは少し背をベッドから離して取ることもでき、かなり安心してみていられました。
お椀を持つ手がまだ震えるので、長く持っていると味噌汁をこぼしそうで心配で
私はいつでも助けられるように構えていましたが、なんとか無事味噌汁も全部飲みました。
ご飯は多いので半分ですが、他のおかずはほとんど食べ、久しぶりにちゃんと食べたところを見ました。
これで、昨日より落ち着いて眠れるかもしれません。

身体能力は日に日によくなっている感じはします。


2008年02月11日(月) おばあちゃん手術後2日目

今日もよい天気で比較的暖かです。

入院翌朝や手術日には午前中から行っても何も言われませんでしたが
昨日、昼前に病院に行ったら面会時間に来るようにと言われたので、
やっぱり午後からの方がいいかと、今日は午後から行きました。
夫が1時から床屋へ行ったので、戻ってきてから車で行きました。

2時半ごろ行くと、食事の時結構大変だったようで
隣のベッドの元気なおばあちゃんが朝食昼食の様子を話してくれました。

朝食はメガネをかけていなかったのと、姿勢が自由にならないことに慣れず、
うまく食器なども持てずに味噌汁をひっくり返したとのこと。
隣のベッドのおばあちゃんがナースコールをしてくれて、
昨日パーキンソン病で入院したという部屋で唯一歩ける斜め向かいのベッドの方が
めがねを取ってくれたそうです。
昼食もベッドをあまり起こせなかったのでテーブルが遠く
食べ物を取るのに苦労してほとんど食べられなかったようだとのこと。
看護婦さんが少し食べさせてくれたようです。

そんなわけで、今日は夕食の時にいて欲しいということで
夕食を食べ終わるまで病院にいました。

リハビリは祝日もやるのかどうかわからないと言っていましたが、
そのうち今日は車椅子に乗せてみるといって来てくれました。
しかし、ベッドを起こし座らせてみると血圧が下がってしまい、
今日はマッサージと足を動かす運動だけになってしまいました。
普段から自分でも足先などを動かしているように言われていました。

おばあちゃんは横になっていると眠っていることが多く、
そのために血圧が下がっているのかもしれません。

リハビリ後、姪っ子が来たので、私たちは病院から徒歩圏のスーパーへ買い物に行きました。
夕食までには戻ってきました。

夕食の時にはベッドを徐々に起こしたらかなり起こすことができ、
座る姿勢までいったので、自分で食べ物に届きました。
おばあちゃんは普段箸を持つのは右ですが、本来左利きなので、
スプーンは左で持たないとうまく使えません。
でも姿勢が不自由なので勝手が違い、混乱して右手でいろいろやろうとしたり、
なかなかまだ危なっかしいことがあります。

夕食後しばらく起き上がった姿勢でうとうとしたり喋ったりしていましたが
そのうち、「あのカレンダーのところへいく」とか言い出しました。
ちょっと夢の世界へ入ってしまったようなのですが、そのあとがすごいというかりっぱというか。
起きると言い出して、かなり力を振り絞って少しずつベッドサイドへ座る姿勢に移動して行ったのです。
とうとう頑張ってベッドサイドへ自力で座ることができました。
(昨日は自力ではなく起こしてもらったのです。)
しばらくそのまま話をして、看護婦さんが回ってきたりしてそろそろ寝た方がいいかと思った頃、
「帰らなくちゃ」と立ちたがりました。
病衣の裾から足がでているのを見て「ズボンをはかなくちゃ。」とも言っています。
「まだ体重をかけたらいけないので立てないんだよ。お医者さんの許可がでるまでだめなんだよ。」
「ここは病院だから、ここで寝ていいんだよ。」
など、いろいろ言ってちょっとは納得したかどうか。

怪我していると思うと急に動くのを怖がってしまうのに、
怪我していることを忘れてしまうと力がでるものでしょうか。
向かいのおばあちゃんは今日は落ち着いていて、会話もまともですが、
最初の日には帰ろうとして自力でベッドから降りようとして落ちたそうです。
うちのおばあちゃんはまだ入院生活に慣れていないし、夢の世界はそのうち落ち着くと思います。

明日も夕食時に病院にいるようにしたほうがいいようなので、
そのころ病院にいこうと思っています。


2008年02月10日(日) ベッドサイドに座る

今朝はよく晴れていますが、昨日の雪がまだ残っていました。
道路はほぼ解けていましたが、日陰の路地には残っていました。
マンションでは、日曜日なのに朝管理人さんが来て雪かきをしてくれていました。

昼前ごろ夫と夫の姉と3人で病院へ向かいました。
病院へ顔を出してから近所の不二家レストランへ昼食を食べに出ました。
またもどると、1時半ごろからリハビリが始まると言うので
それを確認してから帰ることにしました。
予定は遅れたらしく、2時半ごろ来ました。

リハビリと言ってもまだそんなに動くわけではありませんが、
もう車椅子に乗せてみるのだと言っています。
実際には少し熱があったので起き上がらして、ベッドサイドに座らすところまででした。

意外としっかり座れたので、今日の様子次第で今日帰るか明日帰るかと言っていた夫の姉は
今日長野へ帰ることにしました。(どちらでもいいように荷物を持ってきていました。)
リハビリ後は私たちは先に帰りました。

疲れがたまっていたので、その後一眠りしました。
夕食後になってから、お掃除しました。


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