フォーリアの日記
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2008年02月09日(土) 夫の母手術

夫の母の手術が無事終了しました。
2時間ぐらいといわれたけれど、1時間40分ぐらいで終了しました。

ただし、通常何もなければ人工骨頭に取り替える手術の場合は翌日にも立てるのですが、
予想外に土台になるほうの骨に縦割れがあったので
それがくっつき始めるまで3週間ぐらい力をかけられないそうです。

それまでは、リハビリも車椅子から徐々に練習して歩行器で片足ケンケンができるようになど
予定が変わるので、当初の入院期間2週間という予定も変わって、
入院期間は1ヶ月ぐらいの見込みになるそうです。

人工骨頭の表面には骨となじむようなコーティングがしてあって、
2週間ぐらいでその表面と骨がくっつき始めるのだそうです。
セメントは使わずにすめば使わない方がいいそうで、この手術では使わなかったそうです。

この手術に合わせて夫の弟夫婦も午後から雪の予報の中
昨日の夜スタッドレスに履き替えて車で小田原から出てきています。
夫の姉の娘も来て、待機家族は総勢6人になりました。

手術中、家族は待機室で待っていました。
そこは背もたれのある椅子もあり、奥にはベッドがありました。
流しにポットが用意されてお茶とコーヒーが飲めて、トイレも付属していて、
病院のちょっとした個室並みのいい部屋でした。

1時からという話でしたが、12時30分から開始され、
早めに終りました。
その間何か連絡がある場合のため待機室には誰かいるようにしてほしいと言われたので
交代でお昼を食べに出ました。

手術が早めに終ったので、後からお昼を食べに出た夫の弟夫婦と夫の姉親子が戻ってくる前に
執刀医の先生が来て説明をしてくれました。

リハビリは本人の意欲次第という面があるので、どういう経過になるか予想できませんが
実はまだ長野の方に住民票があるので、こちらに移さないとこちらで介護保険なども受けられません。
なんとか入院中にでも住民票を移しに行ってこないといけないと思っています。


2008年02月08日(金) 手術決定

今日はいいお天気です。

金曜日は仕事に行く日ですが、休みました。
これからのことはわかりませんが、
用意するものや明日の手術のこともあるので少なくとも今日は無理だと思って
昨日のうちに連絡しておきました。

朝からお姉さん(夫の姉)を車に乗せて病院へ行きました。
受付で昨日できなかった入院手続きを済ませ、病室に行きました。

おばあちゃんは今日は心臓のCTの検査があるので、朝食を食べていません。
まもなく、検査のためにおばあちゃんはストレッチャーに乗せられていきました。
お姉さんが入院に必要なものを売店で買ってきたりしたあと
待っている間廊下の椅子に座っていたら、
もう歩行訓練をしている隣のベッドの元気なおばあさんも廊下の椅子にすわって
いろいろ話しかけてくれました。
うちのおばあちゃんと同じ84歳で、やはり大腿骨頚部骨折だそうです。
その方は金属を3本入れてつないであるそうで、3週間目にはいって
歩行器で歩く訓練はしていますが、まだ骨折した方の足をついてはいけないそうです。
うちのおばあちゃんは人工骨頭に取り替えるので、過程はずいぶん違うようです。

おばあちゃんが検査から戻ってきてから、取り置きしてあった朝食が出て
そのあとしばらくしてから、私だけ家に戻りました。

お昼を食べて休んでいると、お姉さんから電話があって
担当の先生から説明があるがあるので聞きたい人は皆来るようにとのことです。
すぐにまた車で病院まで行きました。

先生の説明によると
さっき先生から説明を受けました。
大腿骨頚部骨折 StageIV(完全に折れてずれている状態)
人工骨頭に取り替える手術をします。
手術は明日(9日)午後1時から
リハビリは連休明け(12日?)から(予定)
入院期間は標準で2週間ぐらい。
だそうです。

手術については内容とそれに伴うリスクも詳しく話していただきましたが
特に個人的に特殊なことではありません。
また、骨折そのものによる出血と手術による出血を合わせて
700-800mlぐらいの出血が見込まれるが、基本的には輸血はしない予定だそうです。

明日はまた雪になりそうですが、夫の弟も車で小田原から出てくるので
手術前(12時ごろ)皆で病院へ行く予定です。


2008年02月07日(木) おばあちゃん、大腿骨頚部骨折

午前中は平和でした。
夫がたのんでいたiPod用ACアダプターが届いたという連絡があったので
買いに行ってきて、マタイ受難曲の振込みをして、
駅前で靴下や手袋を買ってかえってきました。

昼は普通に食べました。

午後、私がビリーを始めて少ししたころ、おばあちゃんが散歩に出かけました。
そのあと2度迷惑電話があり、その後にピンポーンとなったので3度目にDVDを止めました。
インターホンに出ると、中学生が「おばあちゃんが転んで歩けなくなっている」と知らせてくれました。
下へ降りてみると、マンションの出口近くで、おばあちゃんが転んだまま立てません。
助け起こそうとしても、痛がって動けません。

駐車場の出口では危ないので、なんとか少し動かして端のブロックへ座ってもらいました。
自転車で通りかかった小学生を迎えに行くお母さんが手伝ってくれました。

家から足に車輪のついた椅子を持ってきて、その通りがかりの人に手伝ってもらって
なんとか持ち上げながら動かして座らせて、家から娘も呼んできて(たまたまいてよかった)
椅子を転がしてエレベーターで家へ上がりました。

トイレへ行きたいというのですが、転がした椅子は大きくて入らないので
別の椅子をトイレの便座まで並べて徐々におしりを滑らせて移動して
なんとか用を足しました。

同様にまた椅子に戻り、温めた部屋に戻り、医者に見てもらわないと仕方がないので
ちかくの整形外科に電話してみましたが、
来院しないとどうしようもないと言うので119に電話して救急車を呼びました。

タオルなどで患部は冷やし体は毛布などで温めて待つように言われて用意をしている間に
救急車はすぐに来ました。(はしご車まで来て大げさでした。)
救急隊は手分けしておばあちゃんを手際よく搬送用の椅子(?)に移し、
その間に私に必要事項をいろいろ質問していました。
救急隊が連絡を取って空きを確認して、三愛病院という病院にいくことになりました。
私が救急隊員からいろいろ聞かれている間に、夫に電話で連絡するよう娘に頼みました。
私も救急車に同乗して病院にいきました。

病院でレントゲンなどを撮っている間かなり待たされ、
その後の救急隊がかえってから、病院の先生から話があり、
大腿骨頚部骨折で、手術が必要と言うことでした。
ちょうど整形外科の先生が手術中で、他の先生に話を聞いたのですが、
整形外科の先生がレントゲンは確認したそうです。

夫は急いでかえってきて、おばあちゃんが病室に移ってからしばらくして
病院に到着しました。
入院書類を書きながら状況を話したりして、一旦夕食のため家へ戻りました。
夕食はかんたんに食べられるものを買ってきました。

書類を書いて、その書類や入院に必要なものを持って病院へ行きました。
そのあと、一旦帰ってお風呂に入りました。
その頃、お姉さんが到着するので夫が駅まで車で迎えに行きました。

明日検査で、9日に手術だと言うことです。


2008年02月06日(水) ルネ・フレミングを見ていたら

朝からまた雪が降り始めました。
小降りなので、積もりそうではありません。

今日はコーラスでした。

高崎線が人身事故で止まっていたせいかどうかわかりませんが、
いつもはそこそこの混雑ですむ朝遅めの埼京線がやたら混んでいました。
一番人が少なそうな車両に乗っているのに真ん中までギュウギュウでした。

コーラスの練習はぼちぼち新しい曲に入るつもりが入っていません。
それでも徐々にできてきた曲もあります。

昨日YouTubeでルネ・フレミングがモーツァルトのアレルヤを歌っていたのをたまたま見たのですが、
細かい音符を動かす時の声の出し方(体の使い方)が、見ていたらわかるように感じました。
そんな感じで今日歌ってみると「私にもできる!」
細かい動きがらくらくできそうで、ちょっと開眼した感じです。
もちろん、「たまたまできた」→「何度かやり直すとできる」→「気をつければできる」→「いつでもできる」
ぐらいの段階があるので、練習しなければできると言えるようにはなりませんが。


2008年02月05日(火) 旧浦和市街へ・ビリーズブートキャンプ2巻

今日はいいお天気でしたが、昨日より寒かったような。

バッハコレギウムジャパンのマタイ受難曲の空いている座席を実際に見て決めたいと、埼玉会館まで行ってきました。
埼玉会館は旧浦和市街地にあって家からはバス1本では行けないので微妙な位置ですが、
自転車なら20分ぐらいでいけます。
坂があるので元気が出ないときにはちょっと覚悟が必要です。

昨日は道が凍っていて危なくて自転車で出かける気にはなりませんでしたが
今日はわざと日陰へ行かない限り乾いています。

埼玉会館まで行って座席を見せてもらうと、もうバラ(1人ずつ)でもいい席はなく、
結局、昨日電話で頼んだ席が一番いいくらいでしたので、そのまま予約を解約せずに帰って来ました。

帰りに市役所近くの交差点の角にある和菓子屋でお団子を買いました。

その足でケーズデンキへ寄り、昨日のiPod電源アダプターを返品できるか聞いてみました。
幸いにも返品でき、新たにFireWire(IEEE1394)接続タイプの物を注文して来ました。
カセットコンロなどもたくさん売っているなあと思いながら、ついでに珍しく家電など眺めて、
かえってきたら昼をすぎていました。

昼食後一休みしてから、ビリーズブートキャンプ2巻目に突入しました。
1巻目を3回やって、ついていけると言えるほどではないのですがだいたい動きも覚えてきたので
そろそろ気分転換に2巻をやってみてもいいかな、と思ったのです。

2巻は「応用編」なのですが、なんとなく1巻の1回目よりついていけます。
1巻は、だんだん回を重ねるごとについていける度合いが増しているので
2巻も、1巻の3回目ぐらいのペースでついていこうとしてしまいます。

上体起こしのような動きの大きな腹筋運動はあまりついていけないので
そういうところはかなり飛ばしていますが
1つの動作は大きくなくても続けると効いてくる運動はある程度ついていけるので
(ビリーバンドを使っていないので負荷が小さいせいもあります)
結構頑張ってついていこうとしてしまいました。

しかし、終ったあとの疲れが1巻とかなり違い、さすがに疲れたと思いました。
やはり2巻の方がきつい運動になっているようです。
しかし、ついそれまでのペースで頑張ってしまえるくらいの差というところが微妙です。

さてもう何回か2巻をやりますが、続けると少しは楽になるでしょうか。


2008年02月04日(月) いろいろ用事未完了

昨日の雪も夜には止み、今日はいいお天気になりました。
風もないので日向は暖かです。
南側の雪の解けていたところは昼間のうちに乾きましたが、
北側は朝は凍っていて、午後になってもかなり濡れていました。

今日はおばあちゃんが病院へ行ったのですが、
いつも診てもらっている先生が雪の影響で渋滞に巻き込まれて到着せず、
1時間ぐらい待っても着かないので、薬だけもらってきました。

夫がiPod充電用のACアダプターを買うように頼まれていたのですが、
買ったUSB接続のアダプターでは夫の第三世代iPodは充電できないことがわかりました。
だめもとで明日返品or交換に行ってみます。

3月20日のマタイ受難曲のチケットも予約したのですが(支払いまだ)
夫が席が気に入らないというので変えてもらえないか聞いてみます。


2008年02月03日(日) 雪・Cittavino歌劇団の公演

昨日の夜から降り始めた雪は今日も一日降っていました。
午前中このあたりでは、北風の吹き通る道ではシャーベット上の雪が降り積もっていましたが、
風の当たらない東西の道の雪は溶けていました。

今日は文京区民参加オペラCittadino歌劇団の公演へ行ってきました。
会場の文京シビックホールは夫の勤め先の近くなので、
夫がシビックホールで券を買ってきたのです。

夫が私に勤務先のオフィスを見せて、そのあと樋口一葉の旧宅を見てから行くというので、早めに出ました。

後楽園駅からシビックホール内へ直接行くなら濡れずにいけるのですが、
樋口一葉旧宅へ行くのに少し雪の中を歩きました。
人が歩くようなところは新しい雪が少ししゃぶしゃぶする程度で
積もっていると言うほどではなく放っておいても消えそうな程度ですが、
古い住宅の間の細い路地はきれいに雪かきされていました。
しかし傘から落ちた雪の塊がくるぶし丈のブーツの口から中に入って足が濡れてしまいました。
ホールで席についてから足を乾かすために靴を脱いでいました。(見えないからいいか)
コートもあり傘もあるこういう日は席に着くのはなかなか大変です。

さてこの公演、区民の合唱にプロのソリストでやるのだと思っていましたが
プログラムを見ると「アンダースタディ」という欄があり、
今日のソリストのほかにキャストが書いてあります。
文京区の区民講座の一環らしいので、区民のソリストもあるのかなと思ったけれど、よくわかりません。
途中でキャストが変わるようなこともなかったので、ダブルキャストのような意味ではなかったようです。

演目は先日ビデオ(映画版)を見た「カヴァレリア・スルティカーナ」と「道化師」
それぞれが短いので、この2つのオペラあわせても休憩を挟んで3時間で終わってしまいます。

まず最初に、全体的なことを言うと、なかなかいい公演でした。
ソリストもそれぞれよかったし、オケもうまいです。
日本人でもこれだけ正統派でいいソロを歌え演じることが人たちがいるのに、
なぜお正月にTVに出てくる人たちは変な人ばっかりなのかよくわかりません。

もちろん、細かいことを言うとアラはあります。
合唱は素人なので特に男声は声質的につらいものがあったし、一時はリズムも乱れてどうしようかと思いました。
ハープ代わりの電子鍵盤楽器はアルペジオが機械的で早めに行ってしまうのでオケの雰囲気に合いません。
出だしの低音にはもっと溜めが必要です。
しかしもともと区民参加の公演だと思っているし、それらが全体をぶち壊すようなこともなく進んたので
特にそれがマイナス要因というほどのことはありません。

客層は不思議な感じです。
区民の家族で普段音楽に関わらない人ばかりという風でもないし(そういう人もいたみたいです)
普通のクラシックコンサートともちょっと違う感じです。
やっぱりオペラファンが多いのかもしれません。
終った途端に真っ先にかかった声がブラボーならぬ「Bravi」でした。
女性にBrava、複数形でBraviとは「通」がいるようです。

カヴァレリア・ルスティカーナのほうは進行もわかりやすく、
ソリストの歌も皆うまくて、かなり入り込んで聞けました。
強いて言えば、トゥリッドーの母親ルチアは歌も少ないのに
大変な話を聞いて心乱れているのを歌っていない時に同表現するかが難しいのだろうと思いました。

道化師の方もソリストはかなり皆うまいのです。
カニオ役の東小野修さん、一見舛添厚生労働大臣みたいに見えるのですが、
カニオとして出てくると手振りも本当に外国の旅一座の座長のようで日本人のようではありません。
ネッダもプログラムの顔写真はやたら日本人顔ですが、
舞台では(化粧もあるでしょうが)大変軽やかで魅力的に見えました。(もうちょっと声がでたらよかったのですが)

終ったのは5時でした。2時からの公演なのでちょうど3時間です。


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