あかねこ日記...あかねこ

 

 

道東の自然に囲まれて - 2005年10月23日(日)




さてさてさてさて。
いよいよ旅もクライマックス。
北海道三日目でございます。


朝目覚めてカーテンを開けると・・・


ガーーーーーーン・・・・( ̄□ ̄;)


雨だ。。。
雨ですか?!
雨なんてぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜!!(T0T)



なんでここまで嘆いているのかと言うと、
本日の第一メイン「摩周湖」が見えない可能性が・・・!
雨で見えないっつーより、”霧”で見えないのよね。。。

しかし、いくら嘆いたところでいきなり晴れるわけもなく、
とりあえず朝ごはんをいただく。
洋食朝ごはん(しつこいようですが、略して朝ゴパン)はやっぱ落ち着くね。
日ごろから朝ゴパン派なので。。。
でもゴハンも好きよ♪


朝食をとったあと、ペンションのお利口さんな方のワンコと一緒に記念撮影をして出発。


一応、屈斜路湖畔に泊まっていたみたいなので、(みたい、って・・・)
来る時には真っ暗闇で何も見えなかった屈斜路湖を、ちょびっとだけ眺めにゆく。
車停めて、ちょっと眺めて、写真撮って、ハイ終了。所要時間約3分。
特に何もないし、寒くて寒くて・・・・
旅行前、某サイトの掲示板で服装についての質問をしたところ
「いくらなんでも、10月のこの時期、ダウンジャケットはやりすぎですよ」
と言われたのだけど、
寒がりなあたしはアドバイスを無視してダウンジャケット持参。
(だったら、最初から質問するなよ・・・−。−;)
いや〜、でも正解だったよ☆
雨も降ってるし、とにかく寒い!つーか息白いし!って冬でしょ〜〜!!
って感じ。
ダウンジャケット着てても寒かったもん。
まぁまぁそれは寒がりすぎかもしれないけどさーぁ。


しかししかし、この時の寒さなんてまだまだ序の口ということを
この時点では知る由もナシ。。。


屈斜路湖をあとにし、目指すは”摩周湖第一展望台”。
展望台というからには、高い場所にあるらしく
クネクネ曲がりくねった道をどんどん登ってゆきまする。
意外と時間はかからず展望台到着。
観光バスも何台も並んでいて、「ザ・観光地!」といった感じの風景。

駐車場に車を停めて、車から降りる。



さ・・・寒い・・・・(°д ゜;)



いや〜、寒かったっすよ。
まだ10月っすよ??
有りえないっすよ。
もう誰だかわかんないキャラ↑になってるけど、いや〜とにかく寒い!!!


おまけに、高いところに来ちゃったもんだから
雨風が激しく、たまに突風のようなものも吹いてくるもんだから、
安物ビニール傘は、一発撃沈。有り得ない方向に開いちゃってるし。。。骨弱ってるし。。。

そんな、氷のような暴風雨の中、
摩周湖なんぞ見えるわけもないだろうと思いつつ、展望スポットへ。




見・見えた・・・・(°∀ °)☆☆☆




運がよくなければ、なかなか摩周湖の姿は拝めない、というウワサを聞いていたので
諦め半分で観に行ったのだけど、
見えたぁ〜〜〜〜♪
この荒れたお天気には似合わず、意外と穏やかに見え、
しかも水の透明度が高いというのも何となくわかった気がしました。
さっきの屈斜路湖に比べたら、青かったもん。(え?!それだけ???)
いや、でも「見えない」と有名なモノが、この悪天候の中で見られたのはうれしかったぞよ。


とりあえず、摩周湖の姿を見た時点で一度ギブ。
これ以上外にいられません!
写真撮影もできないくらい、雨風(っていうより、もう”みぞれ”)激しかったので
土産物屋に避難。
ふぅ〜〜〜♪と、あったかい空気にほっとしたので
”摩周湖名物 摩周ソフト(クリーム)”
を食べる。
冬にコタツでアイスを食べたくなる、アレと同じですな♪(同じか?!)
摩周ソフト、何が普通のソフトクリームと違うって、色が薄いブルーなんですよ。
ソーダのシャーベットっぽい感じ。
ただ、ソーダ味ではなく、食べてみても何の味かわからず。
説明には
”ソフトクリームに、ブルーカクテルを混ぜ合わせた摩周湖オリジナルソフトです”
とあったけど、
ブルーカクテルと言われてもねぇぇぇ。それじゃ味はわかんないねぇぇぇ。。。
青いカクテルなんていくらでもあるだろうに。。。
味が知りたいのにぃぃぃぃ!!!(>。<)/
と思いつつ、結局何の味かわからぬまま完食。まぁおいしかったよ♪


ソフトクリームで英気を養ったので(余計に冷えたって話???まぁまぁまぁ♪)
もう一度外へ出て、今度は写真撮影に挑みます。
暴風雨、つーか”みぞれ横殴り”にも怯むことなく、
必死に傘を持ってカメラのシャッターを押す。
あまりに寒いので、アングルとか考えられん。
とりあえず、摩周湖の欠片でも入ってりゃいいよ・・・的気持ちで撮る。
(後に確認したら、意外とよく撮れてたよ♪)
せっかくだから、自分も摩周湖バックに写りたいな〜、と思って友に撮ってもらう。
傘を必死に持って(この期に及んで果たして傘が必要だったのか・・・結構無意味。)
寒くてしかめっ面になりそーなのを、無理矢理笑顔にしてみた変な顔になる。
しかし、もはや撮り直す気力もなくまたもや土産物屋へ避難。


ホント、半端ない寒さでした。。。
実は行く前、「摩周湖はみぞれ横殴りとかだったりするからね。」
という情報を仕入れていたのだけど、
札幌の気温19度や、ドライブ途中の紅葉の絶景などからはとても想像できず、
「まさかねぇぇぇ、みぞれまではねぇぇぇ・・・」
と、友と二人甘く見ていたんですが、
甘すぎました。
ホントにみぞれ降りました。しかも横殴りで。
北海道は恐ろしい。


暖をとってた土産物屋で、今度はとうもろこしやらホタテ醤油焼きなんぞを食べて腹ごしらえ。
別にこれを昼食にするつもりではなかったのだけど、結果的にかなりお腹一杯。
まぁ、知床までの道のりもあるしね。


お腹もいっぱい、ちょこちょことお土産も買ったところで摩周湖をあとにします。


さて、次に目指すは「世界遺産 知床」です。
地図でしか見たことなかったあの知床半島に、まさか自分が足を踏み入れられるなんて!!!
まだ踏み入れてもいないうちから、感動☆☆☆

摩周湖からは約2時間。
途中の道のりは、何の面白味もないひたすらまっすぐな道。
周りはオフシーズンの田園風景。どこもかしこも人っこ一人いやしない。
そんな中、さっき買った「北海道限定じゃがりこ 海の幸味」をポリポリ食べつつ
黙々と知床を目指す。
だから、お腹いっぱいだってば・・・


知床半島に入ると、なんだか景色も知床っぽくなってくる(ナゾ)
いや〜、なんか田園でもなく、森でもなく、何つーか・・・・・知床って感じ(だからナゾだって!)
途中からは海岸線の道を走ることになるのだけど、
見えてきたは荒れ狂うオホーツク海。
荒れてます。荒れまくってます。
知床に入ってからますます悪くなってきた天気の中、荒波のオホーツク海を見ていたら
「北国」に来た実感が湧きました(笑)
青森行って、日本海見たときもそう思ったのよね。
やっぱこれは九州じゃ見られない。


途中、”オシンコシンの滝”という観光名所の横を通り過ぎるが、
ナビをよく見てなかったため、その存在に気付いておらず
通り過ぎる瞬間に、大量の観光バスが停まってるのを見て気付き、
「あぁ〜〜〜〜!オシンコシン!」
と叫んで、車はあっという間にトンネルに入ってしまった。
帰りに見ようね、と言ったものの
結果的に帰りは真っ暗だったので結局断念。
オシンコシン・・・・


そんな感じで、観光名所もすっ飛ばし何やってんだか・・・
とりあえず「知床自然センターへ」。
ここは、要するに”知床何でも110番”って感じのところで(と、勝手に名付けましたが何か??)
知床のすべてがわかるところ(だったと思う。)
まぁ、何のためにそこへ行ったか、ってトイレに行きたかっただけなんだけど(笑)
そこで”うにのり”なる「ごはんですよ、知床バージョン」みたいなものを購入。
いやぁ〜、これ見かけはグロかったけどおいしかったっすよ♪


さてさてそれから知床五湖でございます。
点在している五湖の周囲をゆっくり歩いて回ると、約1時間半かかるらしく、
あまりの寒さと雨でそれは無理だと思ったため、知床二湖にしようということにする。
さてさて出発です♪
道なき道を・・・というのは大げさですが、雨で足元悪い中えっさほっさと進みます。
こんなときに何故にヒールのブーツ履いていたのかとても不思議です。ふしぎふしぎ。。。

この遊歩道に入る前に、注意書きとして
「まわりには、普通にヒグマが生息しています。
人の気配がすると近寄って来ないので
なるべく大きな声で話したり、クマよけの鈴を持って歩きましょう」
と書いてあった。


ひえぇぇぇ〜〜〜。


こんなとこでクマに襲われて死ぬなんてイヤだ〜!!!
と、怖がりのあたしは友と歌を歌いながら行くことにした。
息も切れ切れで、なぜかミスチルやらスピッツの歌を歌っていると、
うしろからオバサン・オジサンの団体が来て、ちょっぴり恥ずかしかった。
あたしの美声が・・・・


そして歩くこと約10分。
やっと”一湖”に到着。
湖っつーより、沼である。
周りに何もないし、雨のせいで水も汚いし、写真撮ってもあんまキレイじゃないし・・・
意気揚々と来たのに、なんだかしょぼん。
おまけに摩周湖に負けないくらい寒いし、手ぇ真っ赤っかだし、
またもや無理矢理笑顔で写真を撮ったあとは、
結局”二湖”を目指すこともないまま引き返してしまった。
だってなんかあんまキレイじゃないんだもん。
お天気がいい日に来たかったなぁぁぁ。


帰りも順調に、歌を歌い続けながら帰っていたが
もうちょっとでスタート地点に帰り着くという直前、こんな時にピッタリな歌を思い出してしまった。
ミスチルとかスピッツを歌ってる場合じゃないっすよ。





「ある〜日、森の中、クマさんに、出会〜った♪」


出会ってもらっちゃ困るんだけど、この上ないピッタリなシチュエーションだったのに
歌わなかったことが悔やまれます。。。


そんなこんなで、知床一湖で終了。



さてさて、車で引き返しましょうか♪

と、もと来た山道(といっても、道路はすごくキレイに舗装されています☆)を戻ってました。
いや〜、周りは木々ばっかり。道路以外に、人が手を加えたものが全く目に入らないね〜。
知床ってすごいわ〜〜〜、と思ってた瞬間、目の前に






ぴょんっ♪








うぉ!何か出た!クマか?!?!?!

慌てて友が急ブレーキを踏む。

そこで、あたしたちとパチッと目があったものは・・・・・





エゾシカちゃんでした♪






エゾシカちゃんもビックリしてきょとん??とコチラを見ていました。

いや〜〜ん、カワイイ(≧∀≦)♪♪♪
生でエゾシカ見ちゃったよ〜。

感激していると、隣の友が
「カメラカメラ!!」
と叫ぶ。
あ、そーだったそーだった。感激のあまり見とれていました。

慌ててカメラを取り出すものの、慌てているとスイッチもちゃんと入れられない。
なんなんだ、このドキマギしようは・・・
そうこうしているうちに、
ピョンピョン♪
と、上の方に上って行ってしまった。
追いかけるがごとく、車を少し上まで走らせてもらい、
なんとかカメラに収めてみましたが、イマイチな写真しか撮れませんでした。
でも、自分の目に焼き付けたからいーの。
いやぁ、アフリカンサファリと高崎山のサル以外で、道路で動く動物見た気がします。


そんなこんなで小腹も減ってきたので、夕方4時ごろという変な時間だったけど
ゴハンを食べに行くことに・・・・



って、この日記、
実はもう4日ぐらいかけて、空いた時間に書いてるんだけど
なかなかアップできないので、
とりあえずここで三日目日記中断^。^;
読んでる人も疲れるっしょ、ってことで。


続・三日目&最終日はお楽しみに☆





-

北海道の道は果てしなく・・・ - 2005年10月22日(土)



さてさて二日目。

あいにく、朝からシトシト雨(;。;)
午前中は札幌観光から始まります。


この雨では、キレイな大通り公園の写真は撮れないね〜、ってことで素通り。
その後北海道庁旧庁舎や時計台の前に行って、写真のみ撮影。
やる気な〜い人たち。
つーか、時計台行ったことある人なら誰もがそう思うだろうけど、
あれってイメージより随分ショボイよね(失礼。笑)
なんか写真のイメージでは、広々としたところにのびのびとそびえ立ってるのを想像するのに、
せせこましいオフィス街の中にひっそりと。。。
しかも、なんか木が鬱蒼としてるし・・・・
前に行ったときもそう思ったけど、やっぱり今回も思ったので、うん、間違いない。


お昼にラーメンを食べてから、道央方面へ出発しようとしていたので
お昼ごはんまで微妙な時間が。。。
そこで、駅ビルへ行ってお茶して、ついでにJRタワーとかのぼっちゃってみました。
札幌は、京都と同じく”碁盤の目”のような街と言うけれど
高いところから見るとホント一目瞭然。
道がまっすぐ!なのね。
まぁ、その道に一通が多かったりするから厄介だったんだけど・・・(ー。−;)
ついでに、大きさ的にパリと同じぐらいなのか、
パリ市内の地図とも重ねてあったのだけど、
そこに昔懐かしき”パンタン”(住んでたところ)も載っててちょっとうれしかったり。
でも”パンタン”だけにビミョー。(わかる人にしかわからんね。。。)


そうこうしているうちに、札幌ラーメンのお時間。
どこの店に行くか相当迷った挙句、
まぁまぁ場所が近そうだったところをガイド本からセレクトして行ってみる。
お店は、カウンターに十何人かしか座れないようなお店なんだけど
さすがガイド本に載ってるだけあってビミョーに行列。(注:長蛇の列ではない。)
お客に地元民はいないのか?!
ってぐらい、修学旅行生と、一目で観光客・出張で来てるサラリーマンとわかる出で立ち、
な感じの顔ぶればかり。
まぁ仕方ないか。
札幌といえば味噌ラーメン。
あたし、結構味噌ラーメン好き。
まぁとんこつももちろん好きだし、塩も醤油も好きだけどね。
(じゃ、全部好きなんじゃん。。。−_−;)
このお店の味噌ラーメンは、ちょっと洋風な味だったかも。
バターが効いてたのかな?
最初はおいひぃ〜〜♪って感じで食べてたのだけど、最後の方はちょっと飽きてきてしまいました。
脂がきつかったばい。麺も太くておなかいっぱいになってきたし。。。
でも、札幌で味噌ラーメンを食べたことに意味アリ。

腹ごしらえもできたところで、いざロングドライブへ出発!
目指すは屈斜路湖!

12時半頃出発して、夕方6時半頃には着く予定で計画を立てていた。
しかし、目的地をナビで設定したところ、
到着時間は
21:30!!
えぇぇぇぇぇ?!?!?!9時間もかかるの〜〜???
ペンションでの晩御飯は7時からと決まっているのに、
それにも間に合わないじゃん。。。
途中で様子見て、無理そうだったら「ゴハンはもぅいいです」って電話しなきゃだね〜・・・・
と、友と二人いきなりしょんぼりした気分に。。。(;。;)

しかししかし、ここは前に進むのみ。
気持ちも新たに出発しました。

旭川までは意外とスムーズにいき、すでに30分近く到着予定時刻が短縮。
いい感じいい感じ〜♪


ところで、北海道ってなんか”雪虫”とかいうフワフワした変な虫が飛んでる??
街の中でもみかけたんだけど、それが車の窓にブチ当たって、
しかも高速なもんだからスゴイ衝撃でぶつかってるらしく、
”ベチャッ!”
と、何とも汚く窓にこびりついてしまうのであります。
おまけに、レンタカーのワイパーも汚れていて、
その虫の汚れをワイパーで拭おうもんなら、あらららら。
キレイになるどころか、雪虫がつぶれたあとが広がってしまって前が見えなくなる始末。

あまりにひどくなったので、途中のPAでタオル買って窓拭きしました。
あぁ〜、もぅ時間ないのにぃぃぃ!雪虫のバカバカバカ!!!


窓もキレイになったところで、心機一転またゴールを目指します。

旭川を過ぎた頃からお天気もよくなってきました。
そして、周りに広がるは素晴らしき紅葉の山々!
去年もおととしも、紅葉目指して旅行行ったりドライブ行ったりしたんだけど、
なかなか出会えなかったんだよね。
でもさすがここは北海道!
この暖かい今年の気候でも、もう十分見頃を迎えてらっしゃる。

旭川を過ぎたあたりで、
比布というところを通る。こう書いて「ぴっぷ」と読むらしく、
”もしやピップエレキバン発祥の地?!?!”
と思ってみたりしたが、
ピップフジモト製薬は大阪本社らしい。なぁ〜んだ。
それにしても、北海道は「ぴっぷ」やら「まっぷ」やらその他も色々変な名前がいっぱい。
とりあえず、漢字からは想像もしない読み方が出てくるよね。


そうこうしていると、車は層雲峡へ。
いや〜〜〜〜〜、紅葉すばらしすぎ!!!
ビュンビュン走る車の中から、がんばって写真を撮りまくる。
動いているのでピンボケしまくり。
それでも「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」と、何枚も撮りまくった甲斐あって、
何枚かはマシな写真が撮れました。
ぜひアップしたいところですが、以前とPCを変えたら
photoのページを作るソフトがなくなってしまって、アップの仕方がわからなくなりました。
お勉強してできるようになったら頑張ります。


層雲峡をすぎると、
「銀河トンネル」
という、なんともカッコイイ(?)お名前のトンネルへ。
だって、「銀河」っすよ???
あとで調べてみたところ、北海道で3番目に長いトンネルらしく、
確かに長かった・・・・
んで、長いだけなら何でもないんだけど。。。
なんと長いトンネルを抜けるとそこは・・・・
雪国・・・・・・・・
では残念ながらなく、

でした。

トンネルの前までは、キレイな紅葉の景色が広がっていたのに、
銀河トンネルを抜けた途端、
葉っぱが全部落ちてしまった、カラカラの木に断崖絶壁のような岩壁。
さっきまでの景色がウソのように、冬の冷たい殺風景な景色に変わってしまいました。
恐るべし銀河トンネル。


そんな殺風景な中進んでいると、今度は濃い霧。
どうやら”石北峠”という峠にさしかかったらしい。
ホント、前の車のランプ見るのがやっと、ってくらい。
この峠に限らず、屈斜路湖に着くまで他にも幾つも峠を越えて、
霧が出たところが他にもあったのだけど、
この時の石北峠の霧はちょっと怖かったな〜、実は。


しかしそれも、峠を下っていくと自然解消、
「留辺蕊」なんつー、絶対読めない地名の場所を通り過ぎ
(答えは”るべしべ”)
北見市へ。
ひさしぶりに見る街の風景にちょっとひと安心。
久々にコンビに見たぜい、みたいな。
でも比較的、オフシーズンだったからか、
北見に限らないんだけど、どこの町に行ってもちょっと”ゴーストタウン化”してたかも^。^;
なんか、人っ子一人いないのよね。まだ夕方なのに。。。摩訶不思議。。。

さてさて、北見まで来るとラストスパート!
あとは、美幌峠を越えれば屈斜路湖です。

美幌峠を越える頃にはあたりはすっかり薄暗く・・・
つーか、冬の北海道、日が暮れるのが早いです。
早くに日が暮れた山道を往く車などほとんどなく、ほぼ単独ドライブ。イェ〜!
でも、右を見ても左を見ても真っ暗な森、外灯もほとんどなく前も真っ暗。。。
な、道はちょっぴり不気味でした。
暗くて寂しいところがキライなもので。。。


真っ暗で全く見えない屈斜路湖の横を通り過ぎ、目的地のペンション付近。
カーナビが示した場所とはちょっぴり違う場所にペンションはあったらしく、
真っ暗闇の中しばし彷徨い、無事到着。
時間は午後7時ちょっと前。
迷った時間を除けば、ちゃんと午後6時半ごろには着いてたかも。
ってことは、
カーナビより、ウチラの計画の勝利!!!\(°∀°)/

無事、ペンションのゴハンにもありつける。
こちらのペンション、ゴハンがおいしくて有名なとこらしく、
出てきたお料理はフレンチのコース。
サーモントラウトやら仔羊のステーキ、ジャガイモソースのパスタなどなど美味しかった〜〜。
中でも、アペリティフについてきたスモークチーズは、ちょっぴりあったかくてトロ〜ッとしてて
超美味でした。お土産に買ってきちゃった♪


ゴハンのあとちょっとゆっくりして、お風呂。
ガーデンバスという名の、プチ露天風呂があったのでそこへ入りにゆく。
温泉ではないらしいんだけど、外の空気に触れてお風呂に入れるのは気持ちがいいもんですな。
ペンションでゆっくりお風呂につかれるとは思ってもなかったので。


ゆっくりお風呂にも入って、
ペンションで飼われてるワンコにも物凄い剣幕で吠えられ、
それでもぐっすり眠れた二日目なのでありました。
スヤスヤスヤスヤ・・・・・・


三日目に続く・・・。




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