しむちゃんのつれづれ日記
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2003年09月20日(土) 東京近辺は震度4だと

九州で生まれ育った人が地震に敏感だって言ったら疑問を持ちますか?
少なくとも約1名はそう思っているようです。

関東、特に東京やその周辺に住んでいる人は、小さいですが、しょっちゅう
地震を感じているわけで、そのたびに恐怖を感じている人も多いはずです。
地震の規模が大きくなれば災害になってしまうわけで、確かにそうです。

でも、敏感の度合いが違うんじゃないでしょうか。
というのも、しょっちゅう起きているわけですから、こちらの方はそれなりに
慣れてしまっているわけで、生まれてこのかた経験をしていない人が目の前で
地震を感じたらどう思うでしょうか?まるでお化けに出会ったような感じです。

いきなり起こってびっくりするのと、いつも感じている辛さ。
そうそう。関東の人は辛いと感じているんじゃないでしょうか。
驚くだけで済むならその時だけのことですが、しょっちゅう起こっていたら、
今度はもしかしたらなんて思うからね。

ただ、無警戒でいきなり起きてしまうと対応できませんが、普段から警戒
していれば、いざとなった時にはそれなりに対応できるという違いはあります。
災害が大きいのは前者です。通常は起きるとは考えられていない地域で大きな
地震が起きたら警戒している地域よりも災害の規模が大きくなるのは必至です。

聞くところによると、東京は日本で一番地震保険が高いそうです。
恐らく地震の起きる頻度と大地震の起きる可能性の高さから、そのような設定が
なされているのでしょう。

科学的な根拠はありませんが、自分は東京で大地震が起きる可能性は高くないと
思っています。少なくとも自分が生きているうちは。

地球の歴史からいうと人間の命というものはちっぽけで短い命です。
100年が1秒のようなもの。起きても起きなくてもそんなものは誤差です。
今年起きようが来年起きようが誤差の範囲です。10年先でも100年先でも
誤差です。それでもその誤差をいかに小さくするかが現在の研究です。

可能性を言えるのは、過去の史実を収集した結果、その反復性を見出している
からです。でもその反復性は誤差の中での反復性ですから、やっぱりそれも
誤差の範囲です。たった数百年の歴史の中ですから、地球の歴史で言えば数秒
のことでしかありません。

くどくど言いましたが、これは保険屋への批判です。
誤差の範囲であるのに短い情報だけで保険料の設定を高くすることに対してね。
小さな地震も含めればそりゃ東京は回数は多いでしょう。でも災害規模となると
日本のどこの地域でも可能性は同じだと思っています。可能性が高くないという
意味はそういうことです。

まぁ、自分が言うのも今まで生きてきて経験したことから言っている経験側なので
どうでもいいっちゅーたらどうでもいいことなんで軽く流してください。
ただびっくりした、ということを言いたかっただけです。

はい。今日は曇りのち雨。(東京地方)



2003年09月19日(金) 潜在的失業者ってか

ある意味、息抜きかもしれません。3社会議。
あ、これは仕事の話です。

この9月末できれいさっぱり縁を切りたい提携先、引継ぎ先、そして
ウチの会社のそれぞれの責任者で話し合う場です。自分もそのひとり。

この4月からは本体装置の営業をする権利がなくなりましたから、
営業マンは本来の営業をすでにやっていません。自分もそのひとり。
本来の営業とは、いかにして新規の注文を取り付けるかを考えて、
いかにして自社に有利な金額で実現するか。これに尽きます。

目標を与えられると、結構きついものがありますが、それにしても
やりがいという点では仕事をやっている気にはなります。もちろん
やっている気だけでは会社に貢献しませんから、実現することがまず
求められますが、気持ちがなければいい仕事もできません。

放し飼いの状態ですが、のびのびと仕事に取り組めないのが精神的には
よくありません。こういうことを言うと、仕事をしなくても給料を
もらえるんだからいいじゃないか、と言う人もいますが、それは違う。

やりたくてもやれなくて会社に出勤している。
しかも営業の肩書きを持ちながら営業をしていない。
もしこれを給料泥棒と言うのなら、経済的には「潜在的失業」です。
失業が存在することをひた隠しにしてきた社会主義国が、これにより
破滅したことと同じです。こういうことをさせていること自体が会社を
ダメにしてしまいます。だから、早くそういう状態から潜在的失業者を
解放して、合理的に仕事をさせる方向へ向けていかなくてはなりません。

提携先とはさっさと縁を切り、余計な仕事を引きずらないで、次の仕事に
人材を移行させる。事業の撤退で難しいのは、いかにして人材を次の
事業に移していくかということです。今まで抱えていた問題をきれい
さっぱりと切り離せませんからね。

そういったことを考えながら事務所で仕事をしていると、自分の今後の
処遇も含めて、イライラするというか、不安になってきます。こういう
状況を、それぞれの会社の責任者たちがどう考えているかを聞ける場が
3社会議です。

本当にオフレコの話は裏で当事者のみで話し合われますが、実務者
レベルの会話は3社会議で話し合われます。話し合うネタ(議題)は
自分が提供しますが、会議の場では発言は控えます。

発言者は複数いてはいけません。
特に1社から複数出席する場合は、発言内容に相違があってはなりま
せんから、発言すべき責任者がことを進めてくれればいいだけです。

役割は曖昧ですが、自分は黒子というわけではありません。
直接交渉することも指導することもアドバイスすることもあります。
役を演じている黒子で、かつ脚本家兼大道具とでも言いましょうか。
何だか変ですけどね。

本来の仕事で活躍できなくなったから、こんなところで自分の役割を
終わらせることに注力しているという。まぁ終わり良ければってことで。
事業終了の期限が近づいてきました。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2003年09月18日(木) 久しぶりの電話

仕事中に、ふと携帯をのぞいたら着信になっていたので留守電を聞いてみると、
大学時代の同級生からメッセージが入っていました。

携帯の番号は教えたつもりはなかったんですが、どうやら実家にいる親から
聞き出した模様。別にそれは構わないんですが、卒業してから一度も会った
ことのない人。なんだろうかと思い、メッセージで言っていた番号に電話を
してみました。

どうやら息子らしき人が出てきたので、「お母さんはいますか?」と言って
みましたら、呼んできましたよ。本人を。

いやぁ、15年ぶりですよ。お話するの。
あれこれと話をしましたが、電話をかけてきたのは、合気道部で同級だった
人間を集めて同期会をしようというものでした。わざわざ連絡先を聞いてくれ
たわけですが、タイミングを逃すとなかなか連絡が疎通になってしまいます。
彼女もそうだと言っていましたが、卒業した後に大阪に越していたけど、九州
に戻ってきたことをいい機会に、みんなに声をかけてみたそうです。

で、集まる時期がねぇ、正月休みの翌週の3連休だと。
一旦東京に戻ってから、翌週にまた帰省することになります。
うーむ。この時期つらいんですが、卒業してから初めての同期会。

とりあえず、今日のところは返事ができなかったので、12月になってから
改めて連絡することにしました。月の上旬はなにかと忙しいし、正月明けは
尚更です。週末だからやりくりはできるとは思いますが、もしかすると1月
には異動になっているかもしれません。そうなるといつもの生活ではなくなり
ます。どこにいるのかも分かりません。不安定な時期なんです。

とにかく今は何とも言えません。
もうしばらくしてから考えてみます。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年09月17日(水) 向かっている方向は間違っていない

今朝の西武池袋線は、いつもの通りの人の混みようで、昨日の脱線事故が
ウソのようです。帰路を絶たれた人も多かったようですが、それにも
関わらず、平静を保っているようで、いささか違和感もあったり。

それはさておき、自民党総裁選が近づいてきました。
選挙好きな小泉さんは、これ幸いに抵抗勢力と裏で手を結んでいるよう。
言い代えれば、うまく自陣に取り込んでいるようです。相手からすると
小泉さんをうまく使おうと考えているのでしょうが、使おうと思って
いた方がうまく使われる結果となりそう。

政治は結果が大事ですから、まずは政権政党であること、次に実行できる
能力、つまり実行力のあることが望まれます。言いっぱなしではダメです。
至るところに既得権益を持った人がいますから、それらの人を動かす必要
があるわけです。仮にそれらの人たちが自分に賛同しない人たちであれば、
何らかの手段を使って自陣に取り込む必要があるわけです。そのひとつの
手段が総裁選挙。相手の動きがよく分かるからね。

踏み絵を踏ませて、味方か敵かを明確にするんです。
(「踏み絵」というのは、キリスト教信者にキリストの絵とかマリアの絵
とかを踏めるかどうかを試したものですが、本来のキリスト教は偶像宗教
ではありませんから、キリストの絵に拘るものではないんですけどね。
ある意味、日本には間違ったキリスト教が輸入されたのかもしれません。)

政策を実行するために自分をかなぐり捨てるのはいいことだと思います。
自分の利益を獲得するために走り回っているぶざまな政治家に比べれば、
月とすっぽん。決めたことは必ず実行するなんて古い習慣は捨ててしまい、
何が大事なのかを時勢に応じて変化させることが大事だと思います。

政治家はよく「大局観」という言葉を使うくせに、少々の変化にも対応を
拒む習性があります。自身の信頼が失われるから。選挙民から約束を破った
と思われるから。それが怖いから、いい変化であっても阻止しようとする。
大局観を持てば阻止なんかはもってのほかのはず。

従来通りではいけないんです。従来通りでは。
特に政治は従来通りに長年浸かりすぎていましたからおかしくなりました。
それを壊そうとしているのが小泉政治。既得権益を許してしまうシステムを
改善し、然るべきところへ利益が流れていく仕組みを作り直そうとして
いるわけですから、お金を使わなくてもお金が回っていくようにしようと
しているわけです。お金が回るようにお金を使うのではなくて、お金が回る
ような仕組みに変えるのが趣旨です。官が握っていたお金を民へ移して
しまおう、中央が握っていたお金を地方に回そうというのがその手段です。

要するにお金の循環を重視した政策なのです。
お金を投入すれば景気が良くなると主張する人とは対極をなすものです。
資金がジャブジャブでもお金の還流がなければ不景気と言えます。
低金利も限度を過ぎれば日銀の金融政策(金融緩和)も無意味。
これを流動性の罠といいます。借りる人もいないような不景気だけども、
だからといって低すぎる金利はそれ以上引き下げられなくなっていますから
日銀の手がなくなってしまうことです。

よどんだ雰囲気に活力を入れようとする政治を目指しているのが小泉内閣
であり、その本人ですから、不信感を抱かなくてもお金を使える社会に
してもらえれば、景気もきっと良くなると信じています。

向かっている方向は間違っていないと思っています。
個々の問題はあるにしてもね。

はい。今日は晴れのち曇り。(東京地方)



2003年09月16日(火) 西武池袋線の脱線事故

なんで疲れて帰ろうとする時に限って交通機関が止まるんだろう。
今日は西武池袋線で、大泉学園−保谷間でトラックが踏み切りで電車と
衝突して脱線事故を起こしました。おかげで夕方から池袋−所沢間は
全面運休です。死傷者が出なかったのが唯一の救い。

ちょっと遅めの帰宅準備をしようとしていたら、となりのシマの
オジサンが西武線が止まっていると言っているから、西武のどちらかを
尋ねると池袋線だと。ビンゴじゃないですか。

ネットで見てみると、確かに見覚えのある踏み切りの写真が掲載されて
いるじゃないですか。これでは池袋に行っても乗れる電車がないから
どうしようかと考えました。というか、事前に知らせてくれたから考える
ことができたので感謝しないとね。

西武だから池袋から臨時バスでも出ているのかなと思いましたが、これは
池袋に行ってからでないと確認できません。JRの車内では、新宿から
西武新宿線および営団地下鉄に振替え輸送と言っておりますから、これが
正規のルートでしょうが、そうすると池袋線の乗客がごった返して、
バスに乗り換えることすら難しくなるだろうと踏んで、遠回りにはなり
ますが、埼京線で武蔵浦和に行って、そこで武蔵野線に乗り換えて新秋津
まで行って、そこから歩きとしました。新秋津と西武池袋線の秋津駅は
歩いてすぐのところ。自分が使う駅はそこからひとつ池袋よりの清瀬。

秋津−清瀬間のバスはありませんので歩きです。
秋津から歩いたことはないのでルートが不安でしたが、線路沿いの道を
選びつつ、見覚えのある道を歩いて、ウチにたどり着くまでおよそ1時間。
タクシーだと恐らく10分もかからない距離でしょう。だからタクシーを
使いたい気持ちをぐっと抑えて歩きました。新秋津ってタクシーの数が
少ないから、乗客の列を見て萎えたというのもありますけどね。

まぁとにかく無事にたどり着きました。
そしてどうやら0時前に復旧したようです。
ということは、明日の朝は通常通り出勤できるということね。
西武は災害や事故に強いので復旧も早いとは思っていましたが、本当に
早かった。身動き取れずにじっと我慢して待っていた人、お疲れさま。
復旧に尽力した関係者の方々、お疲れさま。明日からもまたよろしく。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2003年09月15日(月) 阪神優勝(登録商標)

すみません。
阪神が勝とうがどうしようが、自分は個別の球団の勝負ごとには熱くなれない人
なので、テレビで取り上げられて特番のように扱われるのは、少々困惑気味です。
でも、阪神のためにあれだけ熱くなれる人たちは一方では羨ましい面もあります。

これで関西方面の経済が上向いてくれればいいと思います。
18年間の鬱憤が道頓堀の飛びこみに表われていると思います。
道頓堀の水は最悪の水質なので、決していいことではありませんが、積もり
積もった思いを晴らす行動としては、止めることはできません。病気になろうが
どうなろうが、飛びこみたいという衝動に勝るものはありません。

景気は気分や雰囲気によるところが大きいもんです。
関東の人はある意味マイペースですから、阪神が優勝しようがしまいが、購買
意欲のレベルは変わりません。関西地区の購買意欲が持ちあがることが日本全体
の景気を持ち上げるためには重要です。

冷めた関東に比べ、熱い関西ですから、こういった雰囲気を持ち上げる出来事
そのこと自身が、景気を上向かせる呼び水になると思います。

効果としとしては巨人が優勝する方が日本全体では大きいのですが、落ち込みが
より大きい関西地区の痛みが緩和する方が、底上げという観点では、小泉内閣に
とってはいい兆候です。

景気に関しては政策だけではどうにもならないこともあるってことですね。
政治以外のところでこういった出来事(事件といってもいい?)が起きることが
何よりも雰囲気作りには大事です。小泉首相には追い風です。

はい。今日は晴れところにより一時雨。(東京地方)



2003年09月14日(日) 軽々しく借金のことを口にしないでくれ

小泉首相以外の候補者は、言い方の違いはあれ、経済政策に対する考えは同じ。
どの候補も経済が逼迫した状況では政府がカネを突っ込めと言う。

そんな中でも、特に亀井さんの考えには間違いがある。
記憶に残ったことからかいつまんでいうと、

1.(日本)国債は国内の景気が良くなれば返済できる。

2.税収が50兆円から40兆円になったのは小泉内閣の失政である。

間違っている点をかいつまんで言うと、

1に関しては、日本国債市場は国内の投資家だけが買っているわけではない。
 景気が良くなる時期を考えずにやみくもに国債発行していると臨界点を超えて
 日本経済は景気回復を待たずして破滅してしまう。少なくともそう感じた投資家は
 一気に大量の国債を投売りする行動に走る。発展途上国的経済破綻の道を辿る。
2に関しては、平成2年(バブルの崩壊年)の60兆円を最高に右下がりになっている。

東大経済学部卒にしては、人には現実を見ていないと言っておきながら、自分の方が
よっぽど現実が分かっていないとお見受けします。1に関しては意図的な発言で
誘導しているかのように思えるし、2に関しては小泉内閣の年度(平成13,14年度)
だけで見た場合のことで、平成2年からずっと右肩下がりです。

いずれにしても、小泉降ろしのために都合のいい言い回しをしているだけです。
2に関しては、少なくとも小泉首相は当初から厳しくなる現実を考えて、国民に
我慢してくれと言って当選しましたから、消費や投資が落ち込んで税収が下がる
ことは分かりきっていたことで、それが数字になって表われたんです。

細かい分析はいろんな人がなさっているでしょうからこの場では差し控えますが、
他候補の批判をするならば、少なくとも間違った見方を展開してあたかもそれが
正しいかのように主張することはして欲しくない。ここで主張したことは、その
発言責任を取られませんから、余計にいい加減なことを言って欲しくない。
政策を重視すると言うのなら尚更です。

小泉内閣のやることなすことが全て正しいとは言いません。
でも、やはり経済的な自立をするためには、過去の遺物を後世に残さないこと、これを
「先送り」することで不安材料を残さないことです。個人貯蓄が大きいのは、お金が
余って余って仕方がないからではなくて、将来の不安により消費を減らしているから
だと思います。

消費が減れば投資も減る。税収も減る。その中で政府がお金をばら撒いても、また
一時的に消費を増やしたとしても、ばら撒きが無くなれば元の行動に戻ります。将来の
不安が解消されない限り。ということは、いつまでも政府がお金をばら撒き続けない
限り景気は良くならない(現状維持できない)わけで、その借金を返す設計がいつまで
たってもできないということです。そうではなくて、なんでこうなるのかという原因を
分析して、それに対策を打つことが将来への不安解消に繋がると考えるのは当たり前の
ことではないでしょうか。

今の不安を将来に先送りし、同時に将来の不安に手を打たないことこそ、景気に打撃を
与える一番の悪だと思います。

ですから、例え一時的にでも、国債を増やした景気回復を主張している候補には
信用を置かないわけです。過去の反省をせずに、目の前の現実だけを見て、バブル
崩壊後に行なった政策を繰り返すという、政治的にも経済政策的にも学習効果を
知らないとしかいいようがありません。理屈はよく分からないけど、とにかく
カネを突っ込んでみようという、一見ケインズ政策ですが、カネを注ぎ込んできた
バブル後のやり方を、更に推し進めようというわけですから、さぞかしケインズも
嘆いていると思います。もしかしたら、新ケインズ理論とでも言いたいのだろうか。

2000年に一時回復基調になりましたが、また元に戻りました。
ケインズ政策って、そういうもんです。一時的なカンフル剤です。
そこで効かなければ、ケインズ政策では景気は救えないわけです。
今の日本の状態でケインズ政策をやり続ければ、まちがいなく経済崩壊します。
それも近い将来。(数年のうちに) 国債の残高もそろそろ臨界地点です。

この臨界地点を越えれば、経済実態がどうであれ、経済は崩壊します。国債の発行
残高があまりに大き過ぎて、政府・日銀も支えきれません。国債発行の恐ろしい
ところは、ここにあるのです。政府の借金も限界があるんです。国債を買っている
人は日本だけではありませんから、政府がコントロールできる領域も限られている
わけです。大口保有者である国内の金融機関がまず最初に破綻しますから、国債発行
の臨界地点を越えた時点で経済は大混乱になります。発展途上国であれば、その金額
の大きさが大したことないので、世界銀行だけでも対処できましたが、日本となると
その莫大な金額から、世界銀行では手に負えません。となると、どこも手に負えなく
なるわけで、国家破綻になるしかありません。

日本にいるどんな金持ちでも破綻してしまいます。救われる人はいません。
なぜなら日本にある金融機関が破綻しますから、預けていた金融資産が全てゼロに
なってしまいますし、いくら土地を持っていても買ってくれる人がいませんから、
なんの価値にもなりません。全ての資産が無価値になってしまうんです。これでは
戦後よりもひどい状態です。

国債の危険性はこんなところにあるわけです。
いつまでも借金をしているわけにはいかないんです。誰かが借金を減らす行動を
しなければなりません。そのタネを植えていかなければなりません。

生活が苦しくなれば借金をすればいいなんてことを軽々しく言う人に、信頼置ける
人はいません。個人も国も同じことです。身近な人を考えると、ますますそのように
思ってしまいます。さて・・・。

はい。今日は晴れところにより一時雨。(東京地方)



2003年09月13日(土) 3連休初日は渋滞で始まる、か

いやぁ朝から大変です。
今日は9:15現地集合でゴルフコンペがあったのですが、それに間に合うよう
6:30前に自宅を出たのですが、これが甘かった。(-_-;)

場所は大野原ICと大月ICの中間あたりにある大月CC。
都内からだと上野原ICを降りて30分ぐらいのところにありますので、使う
道は中央道。この週末は3連休だから車が混むのは毎度のこと。去年も同じ
時期にコンペがあって、その時も渋滞で集合時間に遅れました。いい季節だし。

距離は自宅から70km弱なので高速で渋滞しなければ1時間半程度で到着する
距離なのですが、土曜日の朝は一般道路もトラックが多いし、高速は観光に
出掛ける車が多い。だからそれを見越して1時間ほど多めに考えていたのですが、
八王子あたりの渋滞はその予想を上回るもの。しかも、八王子料金所を過ぎた
あたりでバンパーを擦られたので、その車を止めて免許証の住所と電話番号を
控えるために時間を費やした。この時間が痛かった。こういうこともあることを
含んでいなければならなかった。車だと何が起こるか分からないから。

いつもそう思って早めに出ようとはしているんですが、なかなかそれが・・・。

なんとかスタート時刻には間に合いまして、皆様方にご心配をかけてしまい
ましたが、冷ややかなのか暖かくなのかは分かりませんが、皆さんは笑顔で
迎えてくれました。それが逆に恐縮で恐縮で。途中で何が起こったかは遅刻の
理由にはならないから。次回も同じスタート時間だったら、6時前には出発
しなきゃ。

それはさておき、コースに出てみると、心配していた首・背中・左手の調子は
なかなか良くて(たまたまその時に痛みが出てこなかっただけかも)、クラブを
握れないほどにはならなかった。ならなかったんですが、終盤にはいると逆に
体の調子がいいもんだから、腰の回りが良すぎてスライスの連発。

通常、スライスとは腰が「引けた」結果出てくるものです。
そういう振りをしている人はいつもそれが出ます。でも自分の場合は体に不安が
あるから、腰の回りを腕の引き付け力に合わせられるように抑えなければなりま
せんでした。だからいつもの通りの振りのイメージでやってしまってはならない
頭がありました。腕の引き付けが弱いとヘッドが返る前にボールにヒットして
しまいますから、これもスライスの要因です。要するに腰の回りと腕の引き付けは
バランスしていなければなりません。バランスが崩れると右へ左へ曲がることに
なります。曲がらなくても飛んでいく方向が変わってしまいます。

そんなことを考えながらコースを回っていましたが、やっぱり脳も体も覚えていた
動きをしてしまうもんで、いざコースに出てしばらくすると忘れていました。
腕と体のバランスよりも、振り抜きの良さの方を考えるようになりました。

いつぞやの雑誌アルバでジャンボが息子に教える際にいっていた言葉に、
練習中にスライスが出るのは悪いことじゃない。それだけ腰の回りがいいからだ、
と言っていた記事を思い出していました。本番になるとスコアメーキングが気に
なって体の動きが鈍るから同じ振りをしているつもりでも自ずと球筋が変わって
くる、ということです。プロと自分を同一視するのはおこがましいことですが、
その言葉に賛同しているから強く記憶に残っている。記憶に残っているから
そういう意識になってくる。そんなもんです。あれこれ始めには考えているけど、
いざやり始めると、その中のどれかに集中しないといけなくなります。あれこれ
修正している余裕も時間もないですから。

まぁ、結果は回りが良かろうが悪かろうが関係なく、いつもの通り。
今回は大叩きはありませんでしたから、平均して悪かった。
悪かった理由は、ここでは言いませんが、良く分かっています。
悪いなら悪いなりに、同じ組みで今回お初のプレーをさせていただいた方々に
記憶に残ることをできていたと思います。こういうプレイスタイルをするヤツ
であると。今回はそれだけで充分です。(会社のコンペだからね)

大事なのは、良すぎても悪すぎてもいけないこと。つまり次回の幹事になるような
スコアを出してはいけないということ。悪い方で言うと、ブービーになるような
スコアを出してはいけないということ。あいにく自分の場合は大崩れしても、
そこそこしか崩れませんから(笑)、悪い方から5本指には入りません。
今回も幸い中途半端なスコアでしたから、中途半端な順位で終わりました。

当日は天気もよく、日焼け対策をしていませんでしたから、腕がヒリヒリです。
しばらく恥ずかしい日焼けを晒さなければならないでしょう・・・。

お疲れさまでした。


はい。今日は晴れ。(山梨県東部)



2003年09月12日(金) 小泉継続支持

どうやら自民党総裁選は経済対策が焦点になりそう。

◆小泉        − 従来路線(つまり緊縮財政)で財政健全化

◆亀井・藤井・高村 − 積極財政(政府が関与しろ)で景気回復

どう思いますか?
やろうとしていることは全く対立していると思いますか?

いやー、それが違いまして、目指すところは同じなんです。
時間の捉え方が違うんです。とどのつまり。

短期的にはアプローチの仕方が違うと言ってもいいですね。
しかしながら、積極財政に対しては、バブルの発生と崩壊の原因について
なんら解明を求めません。潜在成長率は変わらないけど実需が落ち込んで
いるから、政府が肩代わりしてカネを突っ込んで需要を喚起する政策。
政府が積極的に経済に関与して、経済の体力を取り戻そうとするもので、
一見ケインズ政策にも見えますが、この期に及んでは時間が長すぎます。
ケインズ政策は短時間に行なうのが基本でありケインズも警告しています。
長期に渡るケインズ政策は副作用が大きいとケインズは警告しているんです。
それを勘違いして、今は経済が落ち込んでいるからカネを突っ込めと言う。
しかも合理的にと言うもんだから論理破壊しています。聞くに及ばず。

一方、緊縮財政に対しては、その内容には一貫した主張が乏しい。
政治的には一貫性を持たせることが大事ですが、それを貫くことが必ずしも
国民の幸福につながるとも限りません。実際に、苦しんでいる人がたくさん
出ているわけですから。だから問題を指摘されることが多い。ですけども、
それらの問題をひとつひとつ解決していこうというのが小泉内閣の方針。
人類が経験したことのない未曾有のデフレを解決していこうとしているの
ですから、明確な答えは誰も知りません。当初の政策を変更してでも問題を
解決していく姿勢が大事だと思います。公約が大事なのではなくて、いかに
して問題を解決するかが大事です。手を替え品を替えでオッケーです。

ただひとつだけ言えるのは、かつて経験をしたことのない経済不況を打破
するためには、経験側でものごとを考えても答えは出ないということ。
別の観点からアプローチしないといけないということです。だからこそ、
今まで聖域としていたところへ手を入れていることは評価できます。国民が
明らかに嫌がることを政治家として実行していく姿にも感銘を受けています。
このこと自体が政治家ができなかったこと。これもひとつの改革です。

小泉純一郎という人はかなりのやり手ですから、彼の考えを推し測ることが
難しい人です。まるで楽しんで政治を行なっているようです。政治闘争も
結構好きなようです。つまり派閥争いね。好きなことをやっている人の顔は
晴れ晴れとしています。だからくらーいイメージがありませんよね。

彼は着々と自民党を変えていっていますよ。きっと。
野中さんを追い出したのもそのひとつの表れでしょう。次は亀井さんかな。
石原都知事は地方自治の枠に収まっていてくれればいいです。国政は危ない。

いずれにしても、かつての従来路線を主張する人に信頼は置けません。
すっかりオオカミ少年になってしまっているからね。彼らの主張はすでに
失政であったことを感じ取るべきです。失政の繰り返しを主張していることを
国民も政治家も理解すべきです。日本の将来を考えるならばなおさらです。
辛いですが、甘い言葉に騙されてはいけません。

まぁ、そういったわけで、小泉首相にはまだまだがんばってもらわなければ。

この手の話になると、もっともっと語りたいのですが、いかんせん明日は
ゴルフコンペで朝が早いので、このへんで切り上げます。

とか言っていると会社の先輩が池袋に出て来れないかと電話して来ました。
奥様が待っているでしょ?と丁重にお断りしました。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2003年09月11日(木) あきれました

やっぱりダメでしたね。
意味を取り違えているんじゃないかと指摘したら、「もういいや」だって。
向こうがもういいのなら、こっちももういいです。嫌気が差しました。

こいつすっかり甘えちゃっています。
自分があんまり強いことを言わなかったから、すっかり言いたい放題です。
地球は自分を中心に回っているとでも言いたいのか。
親しい中にも礼儀はあるっちゅーの。

切っても切れない親族でもなければ、こういうことはやっちゃいけないと
思っています。間違いを犯すのは構いません。その間違いに気がつかない
となると指摘をしてあげるわけですが、それを無視されたらどうですか?
腹が立つというよりも呆れます。だからその時点で終わりです。

そうこう思っているところに、コトウさんからの呼びかけがあって、少し
ばかり救われました。別にこのことをしゃべったわけではありませんが、
娘のことを好きなんだなーと思わせる会話にほのぼのしたりして。

お風呂に入れてきます、なんて。
独身男は妄想してしまいます。(笑)

今日も暑い一日でした。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)


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