スバ・ル・クルーゼの日記。


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Date 2002年12月05日(木)
なんかとんでもないことしたー。
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 僕の魂は叫ばない

 何の抵抗もなくやわらかい腹部に埋まって行くナイフ、苦しげに宙をもがいて力を失って行く腕、一面に広がる黒っぽい液体は生暖かく、動かなくなったかたまりから引き抜いたナイフを握る手が粘ついた。
 異常なほど鼓膜に響く自分の鼓動は、胸の内側に閉じ込めた誰かが、外へ出ようと必死にドアを叩いているようだ。まるで自分が二人いるように、頭とからだは別の角度から一部始終を見ている。ただのプログラムのように相手の内蔵を抉った自分のものとちぐはぐに、激しい動悸は休むことなく胸を叩く。そこに閉じ込めた誰かを外へ出すことは出来なくても、非情に立ち尽くす自分に、必死で不吉なことを伝えようとしているのだけはなぜかはっきりとわかった。
 今自分が誰を刺したのか確かめようとして、不自然な格好で転がった死人の肩に手をかける。見るなと叫ぶように動悸だけがいっそう強くからだを叩いていた。
「……!!」
 警告を無視して仰向けた冷たいからだ、血の気を失ったその顔は親友のものだ。機械のようにキラを仕留めたアスランの手から、握り締めていた血まみれのナイフが落ちる。同時に震える両膝を、キラの血で染まった赤黒い床に落として、濡れた両手で自分の頭を抱えた。きれいな人形のように青白いキラの顔、薄く開かれたままの紫の瞳は、無表情な視線をどこか遠くに向けている。アスランは自分が何か叫んだ気がした。叫びながらきつく目を閉じ、次に見たものは、見慣れたヴェサリウスの天井だった。
 もう何日も、同じような悪夢を見ている。


「また寝不足ですか?アスラン」
 毎日のように続く不快な夢のせいで、アスランが不調になっていることは誰にでもひと目でわかるほどになっていた。毎朝顔を合わせるたびに、ニコルは心配そうに駆け寄ってアスランにいたわりの言葉をかける。
「気にしないでくれ。大丈夫だから」
 ただの夢だと気にしないように努めても、記憶の断面にうっすらと残るキラの血の匂いや、突き立てたナイフが肉を裂き沈んで行く感覚、必ず最後に叫ぶ自分の声が頭から離れることはなかった。少しでも意識に隙間があれば、それらの記憶ばかりが蘇る。
「大丈夫なわけないでしょう。すごく顔色が悪い」
 何度言っても理由を話そうとしないアスランに苛立ちを覚えながら、それでもニコルはアスランを気遣って世話を焼いた。



 時間がないよ。日記に垂れ流すなって感じですか。だって時間がないよ…。
 パソコンのこと全然わからないくせにローカルをいじりすぎて、さっきちょっとえらいことに。
 自サイトのリンク先が全部ローカルに変わっていた…。
 すぐ気が付いて直したけど、あれじゃあまるで生まれて初めてホームページ作りました。ありがちな失敗しています!みたいじゃないの。何年このサイトやってるの!(一年以上です)
 まだどっかおかしかったらこっそり教えてあげて下さい。

 上のは昨日書いてタイムアップしたところ(死)。まとまったらちゃんとページを作る。(まとまっていたとしても怖くて新しいページを作る気になれない)
 SEED初の not ホモなのですが、もしかして気持ち悪い?キラアスとかそんなんでなく、アスランの物語です。
 仮面隊は全員出て来る予定だけど、今の心配は盛った仮面がセクハラを働いてしまわないかと言うこと。今回は断固阻止せねばならない。そんな感じ。

 昨日のヒートガイジェイにちょっとご立腹です。
 私には絵のことはさっぱりわからないけど、もしかして結城さんの絵ってちょっとでも作画が崩れると悲劇なのでは。それだけ難しいってことでしょうか。
 線が足りないと言うのだけはわかった。効果のつもりかも知れないけど、手抜きにしか見えない。
 あんな気持ち悪いダイスケはじめて見た。ジェイもあれじゃあまるでロボットです。(ロボットだけどな)
 シナリオもなー…。あの話、角度を変えるなりもうちょっと掘るなりすればすごく良い話だったのに!
「送り火だね」(うろ覚え)
 がなきゃ救いようがない仕上がり。しりあがり寿。
 あんなんでキョウコのじいちゃんの「漢」が伝わるとでもお思いか?先週はこれでもかってほど良かっただけに残念でした。
 そして私は馬車馬のように働いています。どかすかと。

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Date 2002年12月03日(火)
男のくせに泣いてくれた。
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 ウフフ…。牡蠣にあたってみるもんだね、ウフフ…。
 さっき帰ってメールを見たら、仮面さまがお見舞いしてくれていた。
(この子また向こう側に行ってるよなんて思っちゃイヤ。)
 フリフリ着てワイングラス持ってたよ!すてきぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。
 からだはいたわれよって言われちゃったけど(照れるぜ)、そのあとが大問題だ。

「それともお前の亡骸を抱えて私に号泣しろとでも言うのか?」

 ぎゃー!!!!是が非でもお願いしたい(レボ)。
 それは私がしもべ妖精として仕えている女王からのありがたいメールでありました。
 女王、おかげさまで肉類はなんとなく食べられるようになりました!!(ここで言うな)
 いたわりのお言葉を下さったみなさま、ご心配お掛け致しました(泣)。
 くれぐれも牡蠣には気を付けて下さいましよ。むしろ食うなと伝えたい。

 点滴の跡があまりにアレなので、元看護婦さんと元C型肝炎に聞いてみた。
 返って来た答えそのいち:「ありえない」
 そのに:「すげぇもらされたじゃん、痛かったでしょ?」
 あらあらまぁまぁ。


 これがありえない腕。実際はもっとかなりグロイの。
 心なしか牡蠣に似ているところがまた呪いを思い出させる。
 お二人の言うところ、へたくそで液が血管以外にもだだ漏れになっていたであろうと。だだ漏れ!?
 結構痛かったらしいけど、私それどころじゃないほど気持ち悪かったんだぁ(遠い目)。
 点滴は初めてじゃないけど、前は寝ていたからわからない。しかし確かにこんな激しい跡にはならなかった。

 悲しいときは仮面さま。

 よい子のみなさんは点滴が痛かったら痛いってちゃんと申告しようネ!でないとあらぬ疑いを持たれるよ…(泣)。
 元看護婦さん曰く、点滴が痛いってことはそもそもちゃんとしてればありえないのだそうです。
 痛いのは針刺すときだけで、あとは痛くないんだって!

 今日は夜のおはスタ番長です(ヒートガイジェイだと言いたいらしい)。

 ごっちゃごちゃなのはとても疲れているからです…。今月は馬車馬の如く働きます。明日は更新、できたら…、いいな…。

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No._ _ _ _ _ _ _ _ _
Date 2002年12月01日(日)
恐怖のオイスター。
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 9話をリアルタイムで見られませんでした。こんな悲しいことは2回目です。
 昨日は飲みに行くはずだったのに、それにも行かれませんでした。
 なにをしてたかと言うと、金曜の晩飯に呪われて病院におりました。ひどい話です。
 去年の今頃あたって以来の恐怖のオイスター再び。オイスターの逆襲、もしくは逆オイ。
 あれからフライは何度か食べたけど、さすがに生は怖いので、皿に盛られた生オイスターたちを見て母に何度もあたらない?あたらない?と聞いたのに。
 なにか根拠があるかのように自信に満ちた様子で「あたらないわよ!」と答えた母を多分一生忘れません。
 半分ずつ食べたよ。4つくらい。それなのに約9時間後、救急車の中で苦しんでいたのは私だけでした…(遠い目)。
 生まれてはじめて乗った救急車には、アン○ンマンのチーズがぶら下がっていたよ。緊張感なかったよ。
 「おぇ」が来るのがちょっと遅くて、4時間後くらいから地獄にいました。そのときも日曜の朝まで帰れないほど激しい呪いを受けるとは思わなかった。本当にすごかったー。
 前述したとおりオイスターの呪いは2度目なので、蜂と一緒で2度目の方がひどいんじゃないのなんて他人事の母は言った。そんな母を信用すると生死に関わると言うことで、ずーっと刺されていた点滴で無残になった腕の画像を兄に送ったら、一番心配してくれたのは義理の姉でした…。兄にはちょっとバカにされたよ。(多分2度目だから)
 吐くものなんてとっくの昔になくなってるのに止まらない嘔吐のため、ガンダニウム合金に負けない丈夫さを誇るはずの私の胃も荒れに荒れ、うかつに重いものを食べるとまだ受け付けてくれません。(おなかがすいてしょうがなく、調子に乗ってマックを食べたらまた吐いた。あと、魚介類のことを思っただけでいつでも吐けそうです。)
 ずっと寝てただけなのに、この疲労感はなんだろう。病院に運ばれたのが土曜の早朝だったため、よもや日曜まで帰れないとは思わないながらも、吐き気の合間に「ガンダム録画しろ」と血走った目で伝えました。ちゃんと撮れてたよ!ラクスが人質になるのはフレイが発端だとは考えてもみなかった。『フレイはキラのせいで死ぬ』、絶賛切望中☆

 そう言えば秘密の部屋、マルフォイの父ちゃんかっこいいらしいです。CMで見たロックハート先生にがっかりしたけど、期待していいのかしら。
 病院の胃薬が効かないから、市販の胃薬飲んでもいいかしら。あ!最近本当についてないなと思いながら汚い格好で帰宅したら、居間のテレビの上に前の日記で風呂に流したと書いたピアスが乗っていました(><)アタイのピンクトルマリンちゃん!!どうやらオイスターの呪いを気に病んだ母が、パイプを外して探してくれたようです。うわーんもう二度と会えないと思ったよ(泣)。ペリドット注文しなくてよかった…。

 なんかやっぱり私の日記は「この子大丈夫かな…」と心配されているようですが(頭が)、もういいんだ…。これからまた変なこと書いてたりアレな画像を上げてたりしても、牡蠣のせいだと言い張るよ。毒が脳に回ったのだと。
 ついでに言うと(公言すると真面目にやるかと思って)1月は12日にミゲル×アスランでミゲル追悼本にしようと思います。毒が回ってから書く話だけど、考えたのは毒を盛られる前だから、あんまり気持ち悪い本にならないといいな…。
 今脳内ディアイザ祭りなので(あのお人形さんたちは関係ない)そっちにもかなり心惹かれたのですが、ネタは新鮮なうちじゃないとあたりますから。なんて言ってもとっくの前に死んでるけれど。
 (そんなこと言いつつ13日だったかに発売のゼルダの伝説に怯えています。あれ大好きなの。元々ゲームはほとんどやらないけど、あれだけは特別。本当に楽しいもの!うちの64はあれだけのために存在してますよ。ゲームキューブ買わな!きっと引きこもりになってしまう…。本が無事終わるまで封印した方がいいかな/泣)

 本日の締めくくりに、この日記をお読みのみなさんに最近の私の発見を伝えておきたい。
 そのいち:仮面は存在そのものがアスランに対するセクハラである。
 そのに:実は牡蠣は食べ物ではない。あれはただの生き物です。
 くれぐれもその辺に気を付けて人生を送っていただきたい。

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