包み込まれる安心感
飲み込まれる不安
確かにそこにいたという事実と
確かに心が動いたという現実
そして
もう２度と出てくることはないと思っていた
気持ちが出てきたという本音
これはなんだ？

何かが起こる少し前が好き
例えば晴れる前の雲から少し覗いた太陽
例えば眠りにつく前の安らぎ
例えばライブが始まる前の緊張感
例えば恋をする一歩手前のドキドキ

今日という日をありがとう
余計なものが亡くなって
新しいものが産まれたよ

人は何かと誰かのせいにする
罪を野放しにしない生き物ってことだ
そういった汚い正義感のために
どれだけ傷つけてるかも知らないくせに
誰かのせいにすることで
事を治めようとしてるだけのちっちゃい生き物

人は何かと理由をつけたがる
理由がないとダメな生き物らしい
生まれたての赤ん坊のように
理屈なんてない世界にいってみたい

「騙すほうも悪いが騙される方も悪い」
なんて矛盾してる言葉だ
騙す方が悪いに決まってる
誰かが騙さないかぎり
誰も騙されないのだ
「騙す」という言葉自体
成立しないのだ

相手が全部悪くて
自分が１００％悪くないということは
０％悪いということだよ

あなたがどれだけ辛くても
その辛さはいつか終わるんだよ
絶対に終わるんだよ
その涙なんていらないんだよ

人は嫌いなところを発見してしまったら
それが大きく膨らんで
そこばっかり見てしまおうとする生き物です
まるで蟻地獄のごとく
一度はまったら抜けれません
どんどん嫌な部分を掘り返します
そして気付かない内に
ちっちゃいちっちゃい人間になってしまいます
良い部分を見ようとしても
違和感があり義務的になり
どうしてもまたはまってしまうわけです

恋愛に恋をしてるんだ
きっと

koushin