弱Sonファイブ
社に帰ってくるや上司が 「加護くんは今日はどこへ行ってきたの?」 と聞くものだから 「大井町の方で打ち合わせです」 と答えると 「行き先掲示板が秋葉原になってるよ」 と言われよく見ると 確かに秋葉原になってる。 「願望がそうさせたんでしょうか」 と答える。 「で、秋葉原で何買ってきたの?」 と言われて思わず 「ゲームキューブです」 と答えてしまいました。 2004年2月12日。 今年初めて、 自分をいつわりました 加護でございます。 ... ジュンがね、 ううう、 即マン決めてくれました。 出会って数時間でゴール決めたそうです。 ご丁寧に 仕事前に一枚(ラブホで)、 仕事中に一枚(黒ブラ画像)、 仕事後に一枚(女の顔写真セピア色に加工して) リアルタイムに 写メール送ってきました。 ... アホやこいつ! 3枚合わせて ハットトリックだよ! ... 思わず加護さんは 叫んでしまいました。 ふつふつと 母性がこみ上げてまいりました。 ちゃーんとゲットできる ジュンは復活しました。 ついでに 加護69も暫定復活です。
とある子が うつ病で ちょっとたいへんだったらしい。 (ビーバー似はインフルエンザで ちょっとたいへんだったらしい) (ジュンはやっぱり戦国無双を 買ったらしい) (るうさんはメディアに紹介されて たいへんなことになってるらしい↓ http://amds.jp/ar/501/501.mp3) (りょうさんの参謀・ケイさんが さるさるでまた日記始めたらしい↓ http://www4.diary.ne.jp/user/423354/) そこで加護さんは その子のために 何かできることないかなあと ちょっとした合間に考えていた。 うーーーーん。 ... zzz... というわけで寝てばかり。 なんかさー、 鬼のような速さで 客先との打ち合わせを終え、 直帰扱いにして 秋葉原のアダルトショップに 行ってるときと WinMXで アダルト動画交換の交渉をしてるとき以外は 脳波が停止してしまってるんよ。 今日も祝日なので パッケージの女の子にだまされて買った 弥生会計を開いて 仕訳入力とかしてるのだが、 キャバクラで 飲食代として切った領収書を いかにして接待費で落とすのか というところを考えるところで 脳波が停止した。 「加護のきらいなもの」 1.楽しんだ後のあとかたづけ 2.ぎんなん ... というのは前フリで、 テレビの8チャンで 弓道にいそしむ高3女子高生の 青春ドラマ見てたのね。 主人公は、早気(はやけ)にかかってるのね。 早気っていうのは 「矢を引いて法のごとく納まらず、 自分の意に反して離してしまう癖」 っていうこと。 (要は、的に当てたいのに当てられない) 悩んだ挙句 弓道をやめようとした主人公に 主人公のおばあちゃんは、 的に当てることにこだわらない 強い意思を持てばいい、と言う。 でもさあ、 ふつうこだわるよね? 弓道って的に当てる競技なんだからさあ。 主人公もそこでつまづくのね。 そんなとき 主人公に仲間や先輩が現れて 進路の悩みとか、恋心とか、 いろんなことをさらしあって、 高3という1年間を みんなと駆け抜けていくうちに いつの間にか主人公は 早気を克服してしまうのよ。 実は、これがもうひとつの 早気をなおす方法なんだそうだ。 加護さんは うつ病のなんたるかはわからないけど、 うつ病だとカミングアウトしても 許してくれる人に どんどん言っちゃってさ、 悩んでることとか 思ったまんまのことを 思いついたまま ポンポン言っちゃえばいいと思うのよ。 加護さんも もうすぐ三十路なのに 去年の暮れまで無職だったし、 キャバクラ通いで 会社設立するための資金を 半分ぐらい使っちゃったし、 後輩にオナニーグッズ見つかってるし、 側道でベンツにひかれて 足がじんじんするのに 賠償金とか言われたらこわいと思って だまってたし、 だいたいそういうことを 全部あなたに カミングアウトしてるけどさー まあ、なんとかなってる。 やっぱ笑えることに笑って (相手に失礼なことほどおもしろい) きれいなものを見て感動して (オレンジレンジのボーカルとか ロードオブザリングの弓使いのやつとか。 加護さんの場合は、野原りんのAV) 眠いときには寝る。 (冬は冬ごもり、春眠暁を覚えず、 夏は上海ハニー、秋はわかんねえ) ぜんぜんがんばんなくていいからさ、 一歩ずつ歩いて行こうよ。 そして体調が良くなった暁には ぜひ一発やらせてください。 もうすぐ29才になる 加護さんのお願いです。
「アンデスメロンって知ってる?」 「ええ」 「...」 「...」 「なんでアンデスメロンは アンデスっていうか知ってる?」 「...」 「...」 「アンデスで作ったメロンだからでしょ?」 「それがちがうんだな」 「そうですか」 「...」 「...」 「メロンて高いでしょ? でもアンデスメロンはお手ごろ価格だから 簡単に買えて安心です っていう意味なんだよ。 つまり略してアンデス」 「それってカタカナで書くから ややこしいことになるんじゃないですか? ひらがなでアンデス書けばいい、 っていうか漢字がいいんじゃないんですか?」 「漢字ってどう書くの?」 「...」 「...」 「安死」
職場の直属上司はかなりのSだ。 加護さんは めちゃめちゃMというわけではないので ときどきそれがムショーにムカつく。 今日もくしゃみをしていると、 「加護くん、大丈夫?」 って言うので、 「誰かがうわさしてる」 ってつぶやくと、 「なんかのウイルスに感染してんじゃない?鳥とか」 と言われる。 「それは鳥インフルエンザということですか?」 って言うと、 「うつすなよ」 とか言われる。 それは何だ、 おいらが致命的なばい菌を 持ってるということですか? ここは小学校か!? こういうことから社内いじめが流行るのです。 そして加護さんは いじめを苦に自殺を図るのです。 ... 待てよ、 もし自殺したとして そのまま誰もおいらのことに気づかず ついに近隣の人が 異臭で騒いで110番したとしよう。 死体解剖の結果 死体から細菌でも発見されたら... ... これはみんなに(特に上司に) 注意を呼びかけないといけない! 取り急ぎ 部署の入り口に 鳥インフルエンザ感染区域 という張り紙を貼っておきました。 これで感染は 最小限にとどまるはずです! ... 誰もはがさない... チラッと見ても 見て見ぬフリをする東京... でも誰かがせきをすると 誰かがが振り向く... 仕事とはまたちがったスリルが 午後の部署内に駆けめぐった気がします。 確実に。 やっぱ、 リストラされないサラリーマンとは かくあるべきだなあと 改めて確信を持ちました。 ただ 一点残念なところもあります。 外出→直帰で帰ってきたので その張り紙が 今ごろどういう騒ぎになっているのか 確認できないのです。 だから明日、 会社に行くのが楽しみです。
「お願い!同伴する人がいないから同伴して」 「はいよ」 「じゃあ8時50分にお店の前で」 「ええ」 ... 今、7時だ。 なのに待ち合わせが8時50分なの なんだろう... 同伴してないのに同伴料金取られるの なんでだろう... 年末年始北海道に帰ると言ってたのに お土産が泡盛 なんでだろう... 包み紙シ〜ザ〜 ガオ〜〜ン! 飲めないって何回も言ってるのに 泡盛そそぐの なんでだろう... ケイタイ見てたら となりのホステスと しゃべらせようとするの なんでだろう... となりの席のお客さん 表社会のにおいがしないの なんでだろう... お金を払って 仕事より気を使ってしまうの なんでだろう... ランさん、 いつの間にか 金を出すときしかかまってくれないの なんでだろう... なんでかよくわからないことに 10万以上使ったの なんでだろう... なんでだろうなんでだろーう な、な、な、な、なんでだろう...
というわけで ありえない子がきた。 きたけれども 今となってはどうしようもない。 もうひとりは あとで来るということなので 先に3人で居酒屋に行く。 そして テキトウに話にアタリつけながら 今日のジュンの真意を探る。 女の子がお手洗いに行ったとき 直球投げる。 「ジュン、あの女かわいいと思うの?」 「おれ、最初見たとき スゲーかわいいと思ったよ。 目鼻立ち整ってるし。 まあ、ちょっとフェロモンはないけどな。 付き合うには十分でしょう?」 「そうか」 「あの女好きにしていいよ」 ... そりゃあ、 女の子とアポ取り付けて そのまま人にゆずるやつが一番レベル高い。 やっぱりジュンは男前だ。 しかし 加護さん的には あのクラスの女はありえない。 ありえない子を前にして 好きにしていいと言うのは そりゃああんた、 キャシー塚本のように 振る舞ってもかまわない ということでしょうか? ジュンの真意が読めない。 もしかして何かを試されてるんだろうか... とりあえず ゆっくりとジュンの様子を見る。 すると ジュンは女の子と会話したあと 必ず 「○○ちゃんはそういうことある?」 って話を振ってる。 ... ジュン、 スト4なんかに気を使うな! 男がすたる。 そうだ、 ジュンに気を使わせてはいけない... ジュンに気なんか使わせない! どんな手を使ってでも ジュンに気なんか使わせない!! 全力でジュンをつぶす。 ジュンを? っていうか、 優雅に! 典雅に! ぜんぶつぶすので ございまーす!! ... 女「映画ってひとりで見に行ける?」 加「ぜんぜんひとりで映画見るよ。 座頭市とか仕事のスケジュール 後回しにして見にいったよ」 ジ「○○ちゃんは映画見るの?」 加「ファインディングニモも ひとりで見に行ったかな。 何でもひとりでやるのが好きなんだ」 女「...」 加「何でもひとりで、フフッ」 女「...」 加「あ、そういえば今度、 真三国無双の新作でるよね」 ジ「○○ちゃんはゲームするの?」 女「私ゲーム持ってないの」 加「もう秋葉原で予約受け付けてたよ。 これでまたおいらたちもゲーム三昧だな。 2月は忙しくなるなあ ジュンも買うだろ?」 ジ「おれはゲームやんねえよ」 加「週末はいつもおいらの家で ウイニングイレブン6やってるじゃねえか。 負けたらもう一試合しようって 懇願するのは誰だっけ?」 ジ「おれの方が勝ってるって」 加「勝ってるかもしれないけど 買ってるだろ2月には」 女「ふたりとも仲いいのね」 加「女といるより楽しいもん。 だからおいらたち よくホモとまちがわれるんだ」 ジ「○○ちゃんは新宿2丁目とか行く?」 女「どんなとこ?」 ジ「男同士が出会いを求めて集まるとこよ」 加「新宿2丁目のバーに行ったとき、 もうすごかったよ」 女「何がすごかったの?」 加「このほっけおいしいね」 ジ「言っていいから!」 女「言っていいから!」 加「お手洗いに行ったら 男数人に囲まれて チンコ見られたよチンコ。 チンコを見ながら 愛をささやかれた、チンコに。 あいつらチンコばっかりだよ」 ジ「○○ちゃんはどんな男が好み?」 女「頭のいい人かな。 この人すごい頭の回転速いって思うと 尊敬しちゃってハマるパターン多いかな、 今までの経験上」 加「マッチョは好き?」 女「ソフトなのは好き」 加「ジュンはマッチョだよ。 ジム行きまくってるし勉強もしてる。 しかもどっちかいうとハードなマッチョ」 ジ「うるせえよ」 加「ハードでもソフトでも変わらんよ。 コンタクトじゃあるまいし」 ジ「頭がいい男は(ゲットするの)難しいよ。 だいたい彼女いるって!」 加「でもそれって学歴じゃないでしょ?」 女「そう、ぜんぜんちがう。 おもしろいこと言う人とか」 加「さんまみたいな人?」 女「さんまさんはちょっと疲れそう」 ジ「さんまはプライベートでもああらしいよ」 加「自分、さんまさんと同じ出身地なんだよね。 だからある意味ライバルかなあ」 女「...」 加「というわけで、 そろそろお開きということで」 帰り。 ジュンに 「余計なことばっかり言うなバカ」 っておこられた。 ごめんなさい。 反省してません...
この前ジュンに電話かけたら ジュンのやつ 思いっきり寝ぼけてやんの。 それでも「寝てた?」って聞くと 「うん」とか答えんのよ。 ... かわいすぎる! で、 先週ジュンから電話かかってきたとき 思いっきり寝ぼけてたのよ。 「寝てた?」って聞かれたから思わず 「うん」って言っちゃったよ。 「今週末コンパね」と言われて さらに「うん」って言っちゃったよ... 「お前が以前付き合ってた子より ぜんぜんかわいい子がくるから」 って言うから 「うわー、ありえねー」 と思いながらも寝てしまったよ。 ... というわけで週末。 秋葉原のアダルトショップで 新発売のオナニーホールを買ったあと、 ノコノコ横浜近くまで行ったわけよ。 ジュンとはすんなり合流できたんだけど 女の子がまだ。 しかも ジュンのケイタイのバッテリーは 残り1メモリ。 マズい、 ジュンがキレキレモードになってる。 おいおい、 おこってなくても 顔がモーフィアスなんだから おこるのはやめなさい って思った。 「待ってればそのうちかかってくるから」 って言っておいたよ。 そのうち 番長みたいなエリを立てて ロングな髪の毛を うまく格納している銀座系が シャナリシャナリと歩いてくる。 「あ、あれじゃない?」 って言うと 「あれじゃない」 って言われた。 えー、 あれがいいじゃない... その後待つこと5分。 その子があらわれた。 ... 「うわー、ありえねー」
最近の加護さんの 唯一の楽しみは メール交換ですよビーバー似と。 そんなもん めちゃくちゃ地味ですよ。 彼女のお仕事 医療関係で すんごく忙しいんですよ。 朝メールしても 返事来るのが夜の1時とかですよ。 昨日も 「はよ!」とか打ってるのに 「こんばんは!」とかで返ってくる。 すげ〜〜! でもなぁ、 返事がめちゃくちゃ一生懸命なんだよ。 一生懸命なうえに長い。 季節の話とか織り交ぜたりしてさ、 そんなことするから ぜんぜん1画面におさまってない。 しかも顔文字は 携帯の設定で 最初から入ってる定型ばっかだし... でもとにかく 加護さんは好きなんよ。 がんばってる子が。 まんこがよくしまってる子の 次くらいに好き。 そんなわけで ちゃんと返事を返してる。 と言っても 2行くらいだけど(笑) ... というわけで 今夜も2行。 ... 恋の下には下心。 下にあるから下ごころ。
そもそも なぜサーバーのハードディスクが 動かなくなったのか? それは ハードディスクに住んでいる小人が 一斉にグレたからである。 ハードディスクの中には ハードな小人が住んでいて ひとり1ギガのことを 覚えている。 とはいうものの、 できる小人もいれば 半グレの小人もいる。 おれは1ギガのことを覚えるためだけに 今まで生きてきたんじゃねーんだよ と言って 盗んだバイクで走り出す小人もいる。 そう、 そのとき加護さんは確かに聞いたのだ。 いつもの音ではない音を。 暴走が始まっていたのだ。 大人をなめんじゃねえ! だから加護さんは ハードディスクをサーバーからはずして 一晩中ベランダに放り出しておいた。 ガキが反省するのは 暗いベランダ以外に他はないわいな。 そして一晩明けて もう一度ハードディスクを サーバーにつなげたんよ。 そしたらあんた、 ウンともスンとも言わなかったね。 ... アイラ〜ビュ〜〜 全員凍死したようだ。
メールありがとうです。 全部読みました。 おかげさまで力づけられました。 今度は クラッシュしない、 仮にしても すぐに復旧できるような サーバーを作らないかんと 肝に銘じておりますです。 今日も週末なのに シコシコと サーバーのセットアップとか やってます。 だからしばらくは加護69 このままでいかせてね。 もちろん 復旧作業と平行して 一生懸命 キャバクラに行ったり 即席コンパに参加したりは しております。 でもキャバクラはね、 読者の人に 「キャバクラ初めてなんで 連れて行ってください」 って言われたから ついて行っただけです。 ですから 指名しない、 同伴しない、 セクハラしないで、 ガンジーのように3ない主義で やっておりました。 加護さん2004年は 素人をがんばります。 キャバクラのおねえちゃんの前でも 宣言してまいりました。 なぜ素人なのかと言いますと、 素人の方が チンコ立つことがわかったからです。 この前の即席コンパでは Aちゃんがオスまる出しで 向かいの子(小動物系YOU似・20代前半)と となりの子(小動物系ビーバー似・20代前半)に セクハラかましまくってました。 結局Aちゃんは ひとりで全部 おいしいとこ持っていきました(いろんな意味で)。 でも女の子つかまえてきたのは Aちゃんなので それも仕方のないこと。 加護さんは Aちゃんの引き立て役になってました。 もちろん3ない主義してました。 ビーバー似は Aちゃんからセクハラされるたびに 「やーん!」 と言いながら 加護さんにピトッって くっついてきました。 イヤイヤ言いながら ホントはされんの好きなんだろ? と思いました。 そしたら思わず チンコ立ってました。 立ってはいましたが 「チンコ立ちました」 とは宣言しませんでした。 連絡先聞いたら 「私こういうの 誰にも教えたことないの」 って言いながら教えてくれました。 いっちょ前に お決まりのメッセージ唱えやがって このメスブタが、 ブタというかビーバーじゃねえか と思いました。 やっぱ今年は素人だな としみじみ思いました。 家に帰ってこわれたサーバーを見て 一気に酔いが覚めました。 おわり。 |