弱Sonファイブ

■2003年06月26日(木) すごいトコ連れていってやるよ!


先日、

とある人に

「すごいトコ連れていってやるよ!」

と言われた。

この人の「すごいトコ」

っていうのは

すごいわびさびなトコ

という意味だ。

そんなことは

わかっているつもりなのだが

いつもだまされてしまう。

今回もだまされた...

そこに入ると、

その人は手元のコース表も見ずに

Aコースと高らかに告げ、

4000円払って

中に入って行った。

加護さんもマネした。

中に入ると

そのままT字路になっており、

その人はT字路を右に曲がり

すぐのドアに入って行った。

加護さんもマネした。














ただのトイレだった...












そのあとすぐに案内できます

ってお店の人に言われて

「じゃあ加護くん先に行きなさい」

ってその人に言われて

「え?え?」

とか言いながら言った。

中に入ると

上半身ハダカで

ウエイトレスの服着た

おねえさんが第一声、

ズボンを脱いで

おちんちんを前に突き出してください

と言った。

できるか!

って即答してツッコんだら

前の壁に手をゴッチーン

ってぶつけてしまう。

「あ、それマジックミラーですから」

「マジ?おいらのこと見えてない?」

「下半身しか見えないようになってるんですよ」

「おいらの顔、こんなにガクトに似てるのに残念」

「えー、そうかなあ?」

「え、もしかして見えてんの?」

「ヤダなあ、冗談ですよお」









...







おねえちゃんヤリ手だ。







んで、キップの窓口みたいなトコに

チンコを出すと、

タライが出てきて

もれなくおねえさんに

チンコを洗われてしまう。

それが済むと

おねえさんが手コキしてくれる。

おいらはズボンだけ下げて

おねえさんにチンポ握られて

マジックミラー越しに

おねえさんのおっぱいを

見ているだけ。

ああ、たまらん...

「上の棒につかまったら安定しますよ」

と言われて上を見ると

ウンテイの棒みたいなのが

ついている。

それを握る。

そして

おいらはズボンだけ下げて

おねえさんにチンポ握られて

マジックミラー越しに

おねえさんのおっぱいを

見ているだけ。

ああ、たまらん...

「横の小さな扉を開けてください」

「は、はい...」

「そこから手を入れて
 おっぱいをさわってください」

「は、はぁ」

というわけで扉に

左手をつっこんで

おっぱいをさわってみる。

右手は

ウンテイの棒みたいなのを握る。

そして

おいらはズボンだけ下げて

おねえさんにチンポ握られて

マジックミラー越しに

おねえさんのおっぱいを

見ているだけ。

ああ、なんて...










なんて...














バカバカしい
システムなんだ...












帰りに

いっしょに行った人と

「どうだった?」

という話をしているとき

その人は、

「すごいブサイクなメガネが出てきたよ。
 今度はBコースで指名しよう」

と言っていた。

そのBコースのBって

ボンクラのBですか?

って聞こうと思ったけど、

これを聞いたらたぶん

この人は水を得た魚のように

ボケ倒すだろうから、

聞くのをやめておいた。



■2003年06月24日(火) kago69@kuchikomiya.com


加護さんのメルアド、

加護69を始めてすぐから

kago69@anet.ne.jpの

メール転送サービスを

使いつづけていた。

それが今回、anetは

infoseekと合体して

infoseekのサービスの一部となった。

で、

合体に伴って

2003年6月12日までに

infoseekのログイン画面に

ログインしないと

加護さんのメールアドレスを

無警告で停止する

ってinfoseekに脅されたわけさ。

しょうがないから

加護さん

ちゃんとログインした。

にもかかわらず

アドレス停止されちゃって

ちょっとプンスカ中だ。

抗議のメール出したら

あなたは2001年9月7日から

ログイン画面にアクセスしてないから

停止しました、

って言われた。

もちろん

ログイン画面に

アクセスしようが

してなかろうが

なんかレスポンスしたら

再開作業はしてくれるみたいだけど、

いかにも

タダのサービス使ってるんやから

ガタガタ言うな感がしたので、

infoseekはもういいや、

って思った。

そりゃ、

文句言いつづけたい人は

言えばいいと思いますけどね、

加護さんは

金にもならないことには

いろいろ言いたくないですよ。

というわけで

メールアドレス変えました。

「加護69」の新メールアドレスは


kago69@kuchikomiya.com


にします。

加護69@

クチコミ屋.どっとこむ 

と読んでください。

え、ダサい?


















夜道のひとり歩きに気をつけろ.どっとこむ

よりええと思わへんかコラ?



■2003年06月22日(日) ティモテな秋葉原。


Linuxサーバ保守の本(ヌレスケフェチ本ではない)と

CPU用の静音化ファン(おかんのシミーズではない)を

買いに秋葉原へ行った。

秋葉原はもうこわくない。

わからないことはみんな

店の人に聞くことに決めた。

そのお店に商品がなかっても

秋葉原って

2号店とか5号店とか

いっぱい系列店があるので、

そっちに行って

「5号店の木村っちに
 ここに行けばいいって言われた」

と言うと、

ちゃんと望みのものを探してくれる。

ソフマップカードも作った。

ソフマップワランティも理解した。

マクドナルドの

スマイルみたいなもんや。

だいたい平日は人が少なくて良い。

くさくない。

それどころか

マスカラ・バッツーン☆やけど

きれい目系の女の子が

おしりをプリプリさせて歩いている。

前に回るとかわいかったわ〜。

せっかくやったけど

身のほどをわきまえよ!

という天の声が聞こえてきて、

っていうか

緊張して声かけられなかった。

ヨワヨワです。

そのまま歩調を落とすと

もうひとり歩いてきた。

浜松町の平日夜10時半ごろに

よくたむろってる集団に

いそうなレベルだ。

よし!

...

しかしそれとは裏腹に

そのまま立ち止まってしまう。

浜松町女は

目の前を過ぎ去る。










...









ふわっ














テイモテー

ティモテー

マイルドー

ティモテ、ティモテ、ティモテ〜












ティモテのにおいがした。











「あのー、すいません」

「はい?」

「カサ忘れました」

「...」

「ホント忘れました。
 すんません。
 それはそうと、いいにおいですね」

「え?」

「通りすぎるとき、ふわって...」

「においます?」

「ええ。おなか空いてるからかなあ」

「おなか空いてるんですか?」

「出てくる前にドンベエ食べようと
 思ったんですけど、
 お湯わいてなくて、
 わかしてたら(忘れて)そのまま
 出てきちゃって...」

「ハハハ」

「自分、加護って言います。
 よかったらお茶でもどうですか?」

というわけでお茶ゲット。

誘っておいてなんだが

加護さんはどこで

お茶を飲んだらいいか

さっぱりわからない。

わからないので、

女の子にミツドに

連れて行ってもらった。

途中で雨がパラついた。

「カサさします?」

と言われたが

「男はちょっと滴ってるくらいが
 ちょうどいいんですよ」

と教えてあげた。

でもアーケードを見つけたら

すかさず移動してたので

なんかおいら

かなりカッコわるいって思った。

ミツドに着いて、

鏡みたいな壁で自分の頭を見ると

ペッチャンコになっていた。

でも












ズラはズレてなかったから

ホッとした☆



■2003年06月20日(金) おランパブ。


おランパブに行くというのは

加護さんにとって

小さな冒険だった。

しばらく待つと

セクシーなおねえさんが

あらわれた。

おねえさんは

ドラゴンのレースブラジャーを

身につけていた。

勇者のTバックすらも

身につけていた。

おねえさんは

いきなり池袋西口公園ネタを

振ってきた。

「あそこに出てくる果物屋って
 なんて名前だっけ?」

「果物マサル」

ちがう、あってるで

時間をムダに過ごした。

結局果物屋はツブれたことに

しておいた。

加護は折り合いがついて

ホッとした。

セクシーなおねえさんは

ただのお笑い好きだった。

買えるものはマスターカードで。

ただしおランパブは

ニコニコ現金払いで。



■2003年06月18日(水) 金閣寺銀閣寺トーク。


RIZEのCD出てきたんで

聴いてたら、

ウザくて最高ソコがいい

って言ってたんですよ。

これには加護さん

ピンと来て

それだ!と思った友達って。

...

ジュンから連絡。

なんかイヤなこと

あってムシャクシャしてる。

それに対して加護さんは

日々生きてて

別にストレスとかなくて、

強いて言えば

これからどうやって

食っていこうか

ぐらいなもんだが、

それはともかく

好き好き六本木キャバクラに

行ったわけさ。

加護さんはね、

キャバクラのねえちゃんは

めったにブサイクいないし、

会話も手馴れたモンやと

思っているので、

いちいちチェンジせずに

だいたいひとり目の子と

ずーとしゃべっているのだが、


「お前はすぐにのぼせあがって
 ひとり目で指名するだろ?
 よく吟味しろ」


とジュンに言われて、

じゃあいいよ、今日は指名しない

って思った。

だもんで

チェンジの時間になったら

必ずチェンジした。

でもさ、

チェンジしたらまた

話を最初に戻す必要があるわけで、

名前と年齢と住んでるトコと

どんな仕事してるのかと

休日は何してるのかとどんな女の子が好き

彼女はいるかと

いないならなぜ別れたか

をダイジェスト版で

何回もしゃべることになってくる。

そしたら

どうしてもアレンジしたい病に

かかっちゃうので

加護さんには苦痛だ。

でもアレンジすると

加護さんは楽しいけど

新しく席につく女の子は

よくわからないだろうからね、

ガマンして同じことをしゃべる。

これを繰り返しまくってるナンパ師の

精神的タフさって

ホントすごいなって

思うんよ。

でもそれ以外は

これはこれでおもしろい。

30分の持ち時間で

いかにおねえちゃんに

女の子の顔をさせるか

っていうゲームみたいなもんだよ。

ただしけっこう難しいよ。

相手はとりわけ

女の子のプロみたいなもんだから。

ひとつでもミスると

仕事の顔に戻る。

例えばジュンが

今まで彼女と付き合ってきた

期間のことで

最長4年!とか言っちゃったために

いつからいつまで?と

すばやく切りかえされて

現在進行形とは言えずに

しどろもどろになってるうち、

ねえちゃんがおいらに

「キャバクラ行くとき彼女に言う?」

とか言うわけよ。

そうするとねえちゃんの顔が

女の子の顔じゃ

なくなっちゃうんよね。

そんで

昨日加護さんが編み出したのは

金閣寺銀閣寺トーク。

流れとしては...


加護さん田舎モン、

だって出身が奈良、

修学旅行でも

京都・奈良だったら

京都ばっかり注目される。

それがくやしくて

夜泣きすることもしばしば。

だけど奈良には

ホテル法隆寺という


ラブホテル


がある。

でも中に入ると


なぜか洋風


そころがフロは


総ヒノキ張り


でもさー、

ホテル金閣寺にはかなわないよ。






「なんで?」













「チェンジの時間だからまた今度ね」



■2003年06月16日(月) 悪魔の医者の話とミュージシャンの恋の物語。


最近の加護は

テレビくんです。

のんびりした時間が

自分にとっては今

すごくすごくうれしいです。

で、

ビートたけしさんの

アンビリーバブルで、

悪魔の医者の話と

ミュージシャンの

恋の物語をやっていたのよ。

見てた人もいるかもしれないね。

加護さんこのふたつを見て

おもしろいなあと思った。

悪魔の医者の話は

医師の地位の高さと

病院の閉鎖性を盾に

次々と患者を

砒素で毒殺した疑いのある

医者の紹介だ。

彼は付き合ってた子にすら

砒素を混入する。

ひどい話だ。

ひどい話だがおもしろい。

時は1980〜90年代、

舞台はアメリカ〜アフリカ、

彼はたぶん

30〜50人くらい

殺ってるだろう。

つまり彼は

人を毒殺することに

生涯を懸けたわけだ。

彼を1000の言葉で

裁ける人はいるだろう。

でも「すごい」って気持ちは

消せないはずだよ。

じゃないと

付き合ってた子が

砒素中毒にかかって

自殺する際の遺書の中で書いた

「Love,K.K」

という言葉が浮かばれない。

...

ミュージシャンの恋の物語も

すごくおもしろい。

ミュージシャンがある日

脳梗塞で倒れて

半身不随と聴覚喪失、言語マヒに

なって絶望する日々の中、

見舞いに来てくれた

離婚直後で子持ちの女と出会う。

このふたりが気持ちを育んでいく様を

描いているんだけど、

なんか悲劇を盾にして

ふたりして

エロいことやってんなあ

と思った。

加護さんに言わせると

選択肢がね、

多すぎるのよ五体満足では。

ゴテゴテあると

本質にせまりにくいと

思うのよね。

だから本質が

そこにあるのに見失うこともある。

これって健常者の悲劇だよ。

...

ふたつを見てさ、

人は、

どんな人でも、

どんな境遇に置かれても、

幸せになりたいって思っても

かまわないはずや

って思ったよ。

あなたにもそうなってほしい。

それに比べてほら、

ウンコしたあと

流すとか流さないとか、

そんなことどうでもいいと

思わないか?



■2003年06月14日(土) あなたにだけ打ち明ける話。


先月会社を退社したとき、

送別会を結局4回も

開いてもらったのよね。

1回目は内輪で

2回目は大々的に、

3回目は

2回目の送別会は

実はフェイクだったんだと

幹事に打ち明けられて、

「真・送別会」と名打って

開いてもらった。

これは

極秘の送別会だったんだけど、

どういうわけか

女子も来やがった。


加護さんの送別会に
女子が来ても
本領発揮できへんやろが!



とも言えず、

おとなしくしていたわけだが、

午前様になって

みんなで終電に急ぐとき

数人だけではぐれたフリをして

その足で川崎まで行き、

内輪だけで

「送別会・ファイナル」を

開いたわけさ。








サラリーマンが
送別会と言えば、
十中八九
キャバクラか風俗
行くんだよ。
気の利かない
ボンクラ女ども、
よく覚えておきやがれ。










んで、2時に

キャバクラ追い出されて

カラオケ行くべ

って話になって、

ヒップホップから

演歌まで幅広く熱唱し、

そろそろ終了時間ってとき

先輩に

「加護ちゃん、最期に1曲」

と言われたのでおもむろに

長渕さんの「乾杯」を

歌ったんよ。

...

歌い終わってマイクを置く。

これにてすべて終了だな

と思ったとき、

おっさんふたりの

きったねえアカペラの歌が

聞こえてきたわけさ。










乾杯

今君は人生の

大きな 

大きな舞台に立ち

遥か長い道のりを

歩き始めた 

君に幸せあれ

君に幸せあれ...












今日もトイレで

ウンコしながら

思い出しちゃって、

泣きながらウンコしてたよ。

ウンコ拭いた紙で

目頭を押さえそうになったよ。

...

決して

忘れることができない思い。

流すことができるものと

できないもの。

そういうものが確かにあると

思いませんか?

万が一あなたが

加護さんの家に遊びに来て

トイレを借りるときは

いつもこの話を思い出してください。

そして

いちいち目くじらを立てずに

流せるものは

あなたが流してください。



■2003年06月12日(木) 犬のジョンイルの話。


犬のジョンイルは

ウチの近所の顔だ。

例えば

程よく冷えた

アスファルトは

彼の昼寝のために存在する。

ジョンイルは今日も

通りの真ん中に

寝そべっている。

すると前から原チャリが

やってきた。

時速40キロくらい?

ジョンイルは

少し首を上げて

また元の態勢に戻った。

そりゃそうだ。

だって

犬のジョンイルは

ウチの近所の顔だから。












ガコ(キキッ!)ッ!

キャインッ!!

キャインッ!














...


そりゃそうだ。

だって

オスの衝動は

原チャリの顔を

たぶんそうさせる。



■2003年06月10日(火) 暗黒ジューンブライド。


泣き叫べ!

うろたえよ!

時が満ちた今、

もはやお前らに

かける言葉はない。

グシャ!

ドバッ!

血が飛び散る音が

聞こえるだろう?

残念だったな!

さあ!

祝うがいい!

お前らの儀式を!

契るがいい!

そして

焦がれるがいい!

悪魔の申し子の

誕生を!!












...

知り合いに送る

結婚式のメッセージを

考えているのだが、

いまいちインパクトが

足らない気がする。













やっぱり

「暗黒ジューンブライド」

はやめて、

「虐殺ジューンブライド」

にしよう...



■2003年06月08日(日) クラシックにはなれない夕暮れ時の情景の交差。


夕暮れ時、

勉強の本を買った帰りに

ふと思い出して

その近くのラーメン屋に

行ってみた。

すると張り紙がしてあって、

・今年1月上旬に

 店長が出勤時に事故に遭い、

 入院しているため

 しばらく従業員だけで

 店を開けていたこと

・しかし

 それを続けるのも限界で

 しばらく休業すること

・店長が戻り次第、

 すぐ開店すること



今年2月上旬付けで

書かれてあった。

このラーメン屋は

加護が東京に来た間なしのときに

これまた近くにあるバーミヤンに

ガマンならなくなった

おいらとジュンが

散策の末に

見つけたものである。

関西風の味付けで

ごはんを銀シャリと称し、

従業員さんは

徹底して「おおきに!」って

方々で叫んでいた。

ラーメン食いながら

ジュンと

将来何をしたい?

って話もした。

ジュンは年収1000万超えしたい

って言ってたし、

加護さんは毎日定時で

仕事終わって

渋谷でどうしようもないことをしたい

って言ってた気がする。

...

引き返しながら

先日見た「GO」の

ワンシーンを思い出す。

窪塚と柴咲が

初めて結ばれるシーンだ。

男女が結ばれるときって

なんだかせつないね。

人が闇にまぎれて

セックスするのは

せつないからだろうか。

そんなことを思いながら

わざと知らない道を

ゆっくり選んで帰った。

...

家の近所のラーメン屋の

カウンターに座り

目の前を見ると

キリンの広告が

張ってあった。

キャッチコピーはこうだ。

「確かなものだけが
 クラシックになる」

...

そうか。

だったらこの

クラシックにはなれない

夕暮れ時の情景の交差は

淡いまま

群青色の闇に

まぎれていくだけや。




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