弱Sonファイブ
最近銭湯にハマってる。 うちのすぐ近くに 銭湯あるんですよ、 銭湯。 そりゃああんた、 壁にはでっかく 富士山が描かれてあって 絶景かな、 絶景かな。 その横を見ると ドーン、 絶景かな、 絶景かな。 「改源」の カミナリ様みたいなのが 描いてあった。 おっさんの背中に。 あ、アカン。 見たらアカン。 アカンアカン。 うっわー、モノホンや、 スッゲー。 和モノ、 和モノやで。 ウッワー... あ、アカン。 見たらアカン。 アカンアカン。 赤鬼になるんかいな、 酒、 飲んだら赤鬼になるんかいな、 真っ赤っかかいな、 あ、アカン。 見たらアカン。 アカンアカン。 うっわー、 エメロン使うてるで。 和モノやのに エメロンやで。 エメロンごっつ使うてるでー。 あ、アカン。 見たらアカン。 アカンアカン。 なんか軽石で 足の裏こすってるで、 普通そんなトコ ケアしゃあへんで。 よっぽど姐さんの教育が 行き届いてんのかいなあ。 あ、アカン。 見たらアカン。 アカンアカン。 うわっ、 ちょっと赤鬼になってきた、 ちょっとほら 節分いらずやでコレ、 冷水浴びせたら 青鬼になるんかいな。 あ、アカン。 見たらアカン。 アカンアカン。 赤鬼湯船行きよったで。 おっさん首まで使ったら 赤鬼さん息できへんがな。 おっさんそらアカンで。 あ、アカン。 見たらアカン。 アカンアカン。 ... 「あのー、なんかここの湯 熱くねえっすか」 「...」 「ホンマ熱いわー。 これ、何度あるんや、 ゆでダコになるわ、 えー温度計温度計...」 「兄ちゃんココ熱い湯」 「へ!? なんでわかりますの?」 「ソコ見てみ」 「ええと、 あ・つ・い・ゆ・に・ちゅ・う・い」 ... 風呂あがり後、 体重計に乗ったら なぜか体重が 1キロ減っていた。
♪1ばん♪ まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 身体がえむと(ぞくぞくぞくぞ) 近所のおばさんが言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 元気が出ると(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんの師匠が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはみんなの為に生きてきて まぞくんはみんなに忘れられて まぞくんの気持ちも考えて まぞくんズクズク まぞくんニュルニュル まぞくん食べると身体がムクムク まぞくんズクズク まぞくんニュルニュル まぞくん食べると身体がムキムキ まぞくんの気持ちも考えて ―――――― ♪2ばん♪ まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 綺麗になると(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんの美人が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 長生きすると(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんの仙人が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはみんなを守ってくれる まぞくんは平和を願っている まぞくん戦隊まぞレンジャー まぞくんズクズク まぞくんニュルニュル まぞくんたべてもあんまり太らない まぞくんズクズク まぞくんニュルニュル まぞくん食べるとみんながニコニコ ―――――― ♪3ばん♪ まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 渋谷に行くと(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんの美白が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 迷子をなると(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんの飼い主が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはみんなを困らせてくれる まぞくんは捜索願を出されてる まぞくんどこかなまぞフェアーアーユー まぞくんフェアーフェアー まぞくんアーユーアーユー まぞくんフェアーって言いにくい まぞくんどこどこ まぞくんここここ まぞくん3ヶ月後北京にあらわれる ―――――― ♪4ばん♪ まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 北京に行くと(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんのパンダが言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 女を買うと(ぞくぞくぞくぞ) まぞくん本人が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはみんなをあきれさせてくれる まぞくんは大人の汗をかいている まぞくんキモすぎまぞくんのアホ まぞくんキモキモ まぞくんアホアホー まぞくんいきおいとまらない まぞくんズコズコ まぞくんパコパコ まぞくん北京で病気をうつされる ―――――― ♪5ばん♪ まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 病気になると(ぞくぞくぞくぞ) まぞくん本人が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) ケジラミ飼うと(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんの先生が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはみんなに気力をなくさせる まぞくんはケジラミがわいている まぞくんふけつまぞくんの性病 まぞくんポリポリ まぞくんポリポリー まぞくんかゆくてかゆくてたまんない まぞくんポリポリ まぞくんポリポリー まぞくんマツモトキヨシでムヒ万引き ―――――― ♪6ばん♪ まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 万引きしたと(ぞくぞくぞくぞ) まぞくん本人が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 現行犯逮捕(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんの警備員が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはみんなにめいわくをかけている まぞくんは留置所にぶちこまれてる まぞくん刑事くんまぞくんかつどん まぞくんかつどん まぞくんうまうまー まぞくん刑事の言うこと聞いてない まぞくんムシャムシャ まぞくんバクバクー まぞくんごちそうさまを言わず脱獄 ―――――― ♪7ばん♪ まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) 人ころしたとと(ぞくぞくぞくぞ) 話に尾ひれがついていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはね(ぞくぞくぞくぞ) マフィアのボスだ(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんの工場の従業員が言っていた(ぞくぞくぞくぞ) まぞくんはみんなに大麻を配ってる まぞくんはドラッグにまみれてる まぞくん幻覚まぞくん幻聴 まぞくんアッパーダウナー まぞくんダウナーアッパー まぞくん意識がここにない まぞくんこっちの世界 まぞくんあっちの世界 まぞくん新宿の片隅で短く燃え尽きる ![]()
9月からずっと 計画を練っていた。 そして明日、 ついにその計画実行の 最後の日を 厳粛に迎えることになる。 ジョージアのムートンコート プレゼントしめきりの日。 思えば目頭が熱くなる。 会社の朝礼では 皆に協力を呼びかけ、 ジョージアを飲んでいる人がいれば たとえ事業部長クラスの おっさんであっても 容赦なく応募シールを 取り立ててやった。 BOSSやFIREを飲んでいる先輩を 「非国民」とののしり、 うちの部署では 上司が受注の生産効率を上げろと 檄を飛ばす中、 加護さんもうちの部署の 生産効率を上げるため、 部署のメンバーが ひとりあたり飲まなければいけない ジョージアのノルマを設定したら みんなの総スカンを食らった。 ... たいへんだった。 なだめたりすかしたり、 御礼を言ったりキャバクラに行ったり、 カゼをひいたりトルネコをやったり、 トルネコにハマったりトルネコに飽きたり、 トルネコを食べたりトルネコをもどしたり、、 ネコをなぐったりネコをおこったり、 ネコを食べたりネコに飽きたり、 飽きたネコに芸を仕込んだり、 仕込んだネコにフェラチオをさせたり、 そりゃあもう、 がんばったような がんばらなかったような... そしていよいよ おいらは 19口分のシールが貼ってある 応募はがきを持って 自分のデスクを立った。 もちろん郵便ポストに行くためだ。 少し武者震いがする。 ... いよいよだ。 そんなとき例の事業部長に 「加護くん、ちょっと」 と呼ばれた。 「何でしょう」 と言いながらそそくさと行く。 「シール、集めてるんでしょ」 「あ...ええ」 「じゃあこれも持っていきなさい」 と言って事業部長は こんなおいらに シールを何枚かくれた。 だが、 コカコーラのシールが大半だった。 ... 事業部長の役立たずぅ とは言えないサラリーマン加護 27才の冬。
イージー☆ライダーのラストを見て 泣きそうになった。 いや、泣きそうという種類にも いろいろあって、 例えば 「鉄道員」という映画を見て 胸にこみ上げてくる せつなさを抑えられなくて 泣くという感情につながる行為は わりと気持ちいい気がする。 でも イージー☆ライダーのラストでは、 イカちいバイクに乗る 主人公格の男が 通りすがりの男に ショットガンで撃たれて死ぬわけだ。 そして自分は その映像の示すとおり、 何かに撃たれて その衝撃で涙が出てくる という感じだった。 ラストの少し前、 主人公格の男ふたりが 野宿しながら話し合う。 ひとりは言う。 ヤクを売って 一生遊んで暮らせる金を手にした。 ついにおれは 本当の自由を手に入れた、と。 もうひとりは言う。 それはちがう、と。 さらにその少し前、 主人公格ふたりと ふたりにくっついてきた男が 野宿していると、 3人は突然 暴漢たちに襲われる。 その結果、 くっついてきた男が殴死してしまうのだが、 そのときひとりが言う。 なんで何もしてないのに こんなことされないといけない、と。 もうひとりが言う。 みんな怖れているからさ、 お前を怖れているわけじゃない、 お前の背後に見え隠れする 自由というものが怖いのさ、と。 ... 例えば遊んで暮らせる環境がある。 それは親が金持ちで 働く必要がない、とか 宝くじで50億当てた、とか すごい発明をした、とか 出版した本が ミリオンセラーになった、 とかかもしれない。 ... もしあなたがそんな環境を 手に入れたとするなら、 好きな髪の色で 好きな服装で 好きなアクセサリーを身にまとい、 好きな場所に好きな家を建て、 好きな車に乗って 誰の言いなりにもならずに 好き放題を繰り返す。 それでもあなたは 何の負い目も感じずに 生きられるだろうか? 恋人とパジャマ姿でベッドに横たわり、 みんなもさ、 こうやって好きな人と 一週間ベッドにいれば 戦争なんかなくなるよー とか言いながら 何の疑いも持たずに 全世界を回ったりできるだろうか? ... 実際にそれをやった ジョンレノンは どのような最期を 遂げたのだろうか? ... 金の支配から逃れるということは 本当に何もかもから 逃れることになるのだろうか? ... そもそも 何もかもから逃れることって 自由なのか? もしかして自分は何か たいへんな思いちがいを しているだけではないだろうか。 そして自分は ショットガンの引き金を 決して引かないと 無心に誓えるのだろうか。
親友のジュンとは 接点というものが まるでない。 まるで性格が正反対なのだ。 唯一共通点があるとすれば、 回転寿司が好きなところと 黒人を見ると 異様に反応することだ。 ところで昨日、 いい加減に アイスベールを買おうと思い 渋谷のLOFTに行った。 んでキッチンコーナーで ラッパグラスもいいよなぁ とか考えていると 黒檀みたいな肌の女が 土瓶蒸しを持って ウロウロしていた。 おいおい、 肉なんかいくら蒸しても グリイシィにはならないぜ。 27年日本人やってる 加護さんの家にも 土瓶蒸しなんていう ハイカラな容器は ありまへんがな。 とか考えていると クロンボ女は おいらの目の前を通りすぎ、 フロアの中央に 大股で歩いていった。 ... ふぅ。 そのワンコーナー後ろで クロンボ女をそっと見つめる 加護がいた。 そしたらクロンボは マグカップを見ていた。 するとどうだろう、 マグカップを 見ているだけでは あきたらなくなったのか、 なにやらクロンボ女は マグカップに向かって 歌い出した。 たぶん セロニアスモンクだろう。 そのうちにクロンボ、 カラダを揺らすようになる。 ああ... サビの部分だ... クロンボがノッている! クロンボがグルーブしてる! クロンボがスウィングしてる! クロンボのラストシャウトだ! クロンボが笑顔だ! クロンボが大股で歩き出した! クロンボがカウンターに向かう! クロンボが土瓶蒸しを持って カウンターに向かう! クロンボはヤル気だ! クロンボはお勘定をやる気だ! オーレー、オレオレオレー、 クロンボー。 クロンボー。 おおっとクロンボが クロンボが クロンボが 店員さんと 目を合わしたぁぁぁぁぁぁ! さあ、店員さんはどう出る! 出てくるのか? 出てくるのか? 攻める姿勢を見せるのか、店員!? しかーし、 攻めていいのか、 攻めて、 いーいーのーかぁぁぁぁぁ! ゴール前には アクシデントという名の 魔物が! 魔物が! 魔物が住んでいるぅぅぅぅぅ!! はたして、 はたして、 はたしてぇ! キーパーはせり出してくるのかぁ! 日本は忘れたわけではないぞ、 ドォォォォーーーハの悲劇ィィィィィィィ!! クロンボが! ドリブル! ドリブル! ドリブル! ... ああーーーーっっとここで スルーパスゥゥゥゥゥゥゥゥ!! クロンボスルーパスゥゥゥ! 目にもとまらぬ早ワザに 場内騒然。 誰もが、 誰もがぁ、 予想だにしませんでしたぁ! まさにサッカーの申し子、 ドリブルの神様、 ペレを彷彿とさせます、 いやあ、鮮やかです、 クロンボ、 せまる! せまる! どこまでもドリブル! もはや誰もとめることはできない、 野獣のようだ、 まさに狙いはずさず、 さあ、一点を見据えて クロンボが突き進む、 いくッ! いくッ! クロンボ、 土瓶蒸しを返品してしまったぁぁぁぁ!! ゴーーーーーーーーーール!!! クロンボ、 返品してしまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! まさに、 まさに、 ゴールは魔物。 誰がこの結果を 予測できたでしょう。 すごいとしかいいようが ありません。 ではヒーローインタビューです。 一旦、 マイクをそちらに返します。 解説はこの、 興奮して何を買いに行ったのか わからなくなったまま 家に帰ってしまった 加護がお届けしました。 シーユーネクストウイーク、 ハッハァ!
加護さんサイドの忘年会、 締めきりました。 結局、参加人数は18名 (途中参加者も合わせると23名)です。 うち女の子が8名です。 某飲み処にて予約完了済。 参加者には 加護さんの密書が飛んでおります。 あえて 参加者の名前は出しませんが、 西は中部から 北は東北まで、 かなりの豪華ラインナップの 参加とあいなりました。 なんでかわからんですけど。 これも加護さんの 人徳のなせるワザ。 と言いたいところですが、 実はウラで さいたまのりょうさんと akiraちんに 集合かけてもらってました。 おかげでこんなに たくさんの人が 集まる約束をしてくれました。 まあ毎度ながら 当日は何が起こるか わかりませんが、 イノキ祭より盛り下がることは まちがいありませんねー。 今年も思いきって ズッコケましょう〜。 1、2、3、 ドゥーン! 感謝: さいたまのりょうさん akiraちん
ブルース パワーオブブルース ブルースパーフェクト ゴ−ジャスブルース デリシャスブルース イタリアンブルース アルデンテブルース ブルースクレープ店 ブルース原宿店 ブルース新装開店 行列のできるブルース がんこブルース お代はいらねえブルース おとうちゃんやめてブルース 点滴ブルース ブルースうちの娘はやらんぞ ブルース土下座 ブルース土下座原宿店 原宿店放火ブルース!? ブルース取調べ室 かつどんブルース かつどんブルースレボリューション かつどんネゴシエーション かつどんネゴシエーター ネゴシエーター売却人 124円になりまーす♪ おい、なんか足らへんぞ な、 しらばっくれてもあかんぞ、 言うたろか、 はっきり言うたる。 お前なんかなあ、 不足だらけじゃあ! ... 不足不足不満足ー ほら泣けよなあ、泣けよ! なんか言えよ、なあ ホンマ気分わるいわあ ツッコめよなあ 一言くらいしゃべってもへらへんやろ なあ、 なあ、 なんか言えよ、 お前、オシか、 オシやろ、 んまんまーって言うてみい なあ、よう言わんのか ... イワンのバカ。 ... お前今笑たやろ、 なあお前今クスッとしたやろ なあわかってんねんで なあ、 そんなムッツリしてて楽しいか 楽しいねんやろ なあ、 くすぐったろか、 なあ、 犯すどオラァ! お前なんかヒィヒィ言わせて ボロクズのようにポイじゃ、 なあ、 いらんやろ それはいらんやろ、 ほんならなんか言えや、 な、 こっちもなんか言わんと わからへんやろ、 な、 前向きに話しせんと、 な、 ええように考えようや、 な、 な、 な、 しゃべれやクソボケが! 脳みそカチ割ってドテにいっしょに埋めてまうど! おかあちゃん泣くわ、 な、 あかあちゃん泣きよるで お前の変わり果てた姿を見て、 そらもう泣くわ、 泣きわめきよるわ、 な、 もう遅いわ、 泣いてももう遅いわ、 最悪やなお前。 もうええわ もう行ったらええわ 好きにせい好きに 今日からもう赤の他人な、 もうこの線から入ってくんな 空中もあかん、 死ね、 死にさらせ。 どっかほっつき歩いてのたれ死ね、 な、 死んで無縁仏になりや、 残念やったな、 な、 もう遅いねんで、 何もかももう遅いねんで、 な、 わしは今からグルメ旅行行くから 忙しいねん、 せやからお前もはよ出て行きや 出ていって二度と帰ってきたらあかんで ええか、 ほんならお前もわしの顔見んですむやろ ホラええことだらけや、 なあ、 万事解決やがな よかったな、 わしもやっと肩の荷が下りたわ な、
不倫の恋で苦しむ女たち という本を読んでいる。 別に今、 加護さんが 不倫で苦しんでいるわけでは ないんだけど なんで手にとって しまったのだろうか、 自分でもよくわからない。 不倫というものが 良いとか悪いとか そういうのは そんなに興味がない。 でも不倫の絶対的な法則を 加護さんは知っている。 それは、 不倫の当事者であるかぎり、 不倫の恋自体は その当事者自身には見えない ということだ。 つまりこういうことだ。 不倫をしている男。 不倫をしている女。 その男女を形作っている 不倫という存在。 この3つがあったとして、 それぞれが どうしようもなく黒い布に 覆われていて、 当事者が覗き込もうと すればするほど、 ますます布で覆われる面積が 大きくなっていき、 結果的に 当事者が見えている 面積が目減りしていく。 ひどいもんだね。 でももし自分が 神になれるなら たちどころに黒い布を振り払い これらすべてを 瞬時に見ることができるんだと 強く信じている。 強く強く信じている。 それを想像すると 身震いがする。 ... 男でもあり、 女でもあり、 不倫という存在自体でもある、 という視点とは どのように構築されるのだろうか。 それぞれを2次元で足し込んで 差分を引けばいいのだろうか。 それとも3つの2次元世界を ねじれの関係に配置すれば いいのだろうか。 それとも空間に点をばらまいて その点に 男は青、 女は赤、 不倫という存在は緑、 みたいに色をつければ いいんだろうか。 そんなことを考えながら 快楽の鎖につながれて やせ細っていく味を 自分は知っている。 その味が 甘いのか苦いのか、 それを司る 「絶対的な」さじ加減は、 いったいどんな分量なのか、 そんなものとかも 残念ながら 加護さんにはわからない。 だからぜひ 神様に聞いてみたい。 そしてついでに 報告しておきたい。 あなたの創った 「感じる」という気持ちが、 結婚という 人の作った英知の歯車に 締め上げられたとき、 やせ細った体は 声にならない痛みに 小さく泣いていたよ、と。
加護さんが普段から 敬愛してやまない πきちさんが 声かけ引退後 飲み会をやるというので さっそく飲み会参加希望の メールを出した。 こんにちは、πきちさん。 加護といいます。 πきちさんの大ファンです。 π吉さんが引退すると聞いたとき もう悲しくて壁をドンドンたたきながら 泣いていたら隣の中川さんに 「やかましい!金属バットでブチ殺すぞっ!」 と怒鳴りこまれました。 もちろんその夜、中川さんに 30回以上にわたって 無言電話をかけてやりました。 ところで飲み会参加希望です。 詳細等教えていただけたらと 思います。 するとπきちさん おいらみたいなよくわからない人にも きちんとメールをくださいました。 メールありがとうございます。 飲み会の件なんですけど、 もうお店を取ってしまって 人数変更が利かない為 今回は誠にすいませんが... ご遠慮 願いますか? ... お返事を書く。 やや、さっそくのメール ありがとうございます。 えー、 人数変更が利かないんですかー。 じゃあ待ち伏せしてますんで 5分だけ 合流さしてくださーい。 ... 返事なし。 やい、πきちさん! だってπがモミたいんだもん! のπきちさん! そんなにπがモミたいのなら 加護さんの豊満なバデーで 手を打ちませんか... 感度は良いよっ! さて加護さんサイドの 忘年会の参加状況ですが、 11月27日現在、 16名(うち女の子5名) となっております。 まだまだ参加受け付けております。 イベント盛りたくさんです! 三十路を越えてても大丈夫です! マギー司朗も参加します! 0次会から計画済みです! 2次会は小じゃれたバーで 「おっぱいがいっぱい」を みんなで大合唱します! 3次会は ツタヤのエロビデオコーナーです! 4次会は開園前の ディズニーランドに行って ナチュラルハイなまま ミッキーマウスを ふくろ叩きにします!! 12月14日(土) 夜19時から 場所は都内某所です! 参加希望な人は 名前とケイタイメルアド 加護になんか一言書いて ここからメール ちょうだいな♪ あー、 おっπがいっπ。
返事なしかよ って思っていたら ダウンタウンマニアの キャバねえちゃんから メールの返事が 返ってきた。 ねーねー加護ちん 村上ショージごっこしようよー 天才やで〜!? え! い! ぎょ! う! メー! ル! せ! い! や! カニはチョキでも味はグー! で、何曜出動なんよ? 答えなさいよー 返事。 あ、それ 明石家マンションで 使ってたネタだよね ドゥーン♪ ドゥーン... ○○いくつのときのネタやねん イヤーンバカーン おとーちゃんやめてあげて! 返事 あー、なつかし〜 おれたちひょうきん族だよね えいっ、ブラックデビル〜(*`皿´*)ノ ... ここまで来て やっとわかった。 加護さんはただ単に 遊ばれている。 要するに 店に来るな という意味だ。 こんなお店 たのまれても行ってやらん。 |