MUSIC春秋
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 2005年07月26日(火)
愛なんて

♪ざんげの値打ちもない/北原ミレイ

オシロイバナ


今日、北原ミレイさんにお会いしました。
挨拶しただけだけど。


吉田秋生さんの漫画にも出てくる
『ざんげの値打ちも無い』。
梅ちゃんのライブでも聴いた曲です。

  ♪愛というのじゃないけれど
   私は・・・(以下自粛)

世界が1990年代になったばかりの頃
ある男性から質問されました。
「愛のないSEXをどう思う?」

「SEXに愛があったことがないからわからない。」

デリカシーの無い質問に対する
反撃のつもりだったような気もしますが
今思えば
馬鹿正直にもほどがある。


 2005年07月25日(月)
美人の撮影

♪月下美人/門あさ美

フラッシュ使用。

後ろ姿。


ピアノの先生の家で今夜
月下美人が咲くというので
見に行きました。
一晩だけしか咲かないことで
有名な花です。

夜の9時頃に咲き始め
11時には満開になり
朝にはしぼんでしまうそうです。

近所の人たちに見てもらえるように
外に出してあったため
写真を撮るには暗くて
いつものようには撮れませんでした。

花びらは白く僅かに透けて
伸びやかな曲線がいくつも重なり
朝の光の下で撮ったなら
どんなに美しく写るだろう。

それがかなわないのが月下美人。
妖艶な香りを放ちながら
かすかに揺れていました。


 2005年07月21日(木)
20代

♪Never Surrender/Corey Hart




20代の友人知人と話す機会がよくある。
彼等に共通しているのは
自分について
悩んだり深く考えたりしていること。
30代だってもちろん悩んでいるけれど
内容がちょっと違う。

先日も
25歳になったばかりと言う男子から
「幸せってなんですか。」
と聞かれた。

負け犬とかいうやつに分類される私に聞くのは
一般的にはどうかと思うけど
確かに私はその答えを知っている。
知ってはいるけれど
まだ25歳で社会人歴も浅い彼に話しても
その意味はわからないだろうと思う。
そもそも人に教えられてわかるものでは
ないと思うし。
そうやって若いうちに
悩んだり考えたり
色んな悲しみや喜びを経験するからこそ
後から見えてくるものなんだと思う。

今まさに
夢や理想と現実との間でもがいている彼等。
昔の自分を懐かしく思い、
ちょっと羨ましく思った。


 2005年07月20日(水)
返品

♪カンタ・カナリート/ザ・ピーナッツ

四日市にて
犬に吠えられながら。


5年ほど前のこと
小鳥屋さんの店内に立っていた私の指を
何者かが、きゅうっと握りました。
「わっ!びっくりした!」
私の声に気付いたお店のお姉さんに
「むーちゃん、ダメよ〜。」と
優しくたしなめられたその犯人は
アカビタイムジオウムという鳥でした。

ケージの隙間から足を必死で伸ばして
私の指を握ったむーちゃんに
私は胸がキュンとなりましたが
市内でも有数の住宅密集地にある我が家で
鳴き声の大きなオウムは飼えません。
私はオカメインコを買うために
その店にいたのでした。

その後私は
インコの餌を買うためにその店に行く度
むーちゃんに会えるのが楽しみでした。
何度目かに会った時、むーちゃんが
自分の名前を言えることがわかりました。
でも自分の名前を言っているというより
私に向かって呼びかけているように聴こえます。
お店の人がむーちゃんに呼びかけるのをマネしているので
そうなってしまうのでしょう。
その口調がまたなんともかわいくてたまりません。
私「むーちゃん。」
む「むーちゃん?」
私「いや、あんたがむーちゃんだって。」
む「むーちゃん?」
私「うん。そうそう。」
(文字じゃわかりにくいけど)
こんな風に会話したりして
ケージの中のむーちゃんと遊びました。

2年ほど前のある日
いつものようにインコの餌を買いに行くと
いつもの場所にむーちゃんがいませんでした。
私は慌ててお店の奥さんに尋ねました。
「むーちゃんは?」
「売れたんですよ。」
そっか。
寂しいけど
返ってきたのが最悪の答えじゃなくてよかった。
飼ってくれる人が見つかってよかった。
私にはまだ
モモイロインコのモモちゃんがいる。
(それも売り物。自分のものではない。)

そして月日は流れ
今日またいつものように
小鳥屋さんのドアをくぐり
端から順にケージの小鳥をニコニコと眺めていくと
かつてむーちゃんがいたのと同じ場所に
アカビタイムジオウムがいました。
一瞬、時が止まり
次の瞬間には私は
そのケージの前にしゃがみこんでいました。
むーちゃんのわけがない。
新入りのアカビタイムジオウムなんだなきっと。
羽根も生えたてみたいにキレイだし
寂しそうな目をしてるし
まさかむーちゃんじゃないよやっぱり。
などと考えながら無言でその鳥をじーっと
見つめていたら・・・
「むーちゃん?むーちゃん?」
鳥が喋りました。
はあ?むーちゃんなの?あんた。
「むーちゃん?」
鳥が返事しました。
興奮した私はお店の奥さんに言いました。
「ムムムム、むーちゃんなんですか?」
「はあ?」
「むーちゃんって、買われて行きましたよね?」
「むーちゃんをご存知なんですか?」
「はい、前に。」
「実は飼い主さんの事情で・・・」
「ああ・・・」
「鳴き声が問題で・・・」
「やっぱり。」

そうかそうかむーちゃん、かわいそうに。
私はケージの隙間から指をつっこんで
むーちゃんのふかふかの頭をかいてやりました。
新しい羽毛の芯が指に触れたので
換羽期とわかりました。
それで生えたてのキレイな羽根だったわけです。
もうおしまい。と指を引っ込めると
以前のようにケージから足を伸ばして来て
もっともっと、とせがむので
また頭をかいてやると
うっとりと気持ち良さそうに目を細める。
それを何度も繰り返したのち
バイバイしてインコの餌を買い、帰りました。

むーちゃんじゃないよな、
と心の中で思った直後に鳥が「むーちゃん。」と
自分から言ったのはまるで
映画のように感動的なシーンでしたが
映画と違うのは
やっぱりうちではオウムを
飼うわけにはいかないという所です。

飼い主だってきっとずいぶん悩んで
泣く泣く手放したのさ、そう信じよう。
また新しい飼い主が見つかるまで
むーちゃん、私に頭をかかせてください。



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