MUSIC春秋
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 2004年02月14日(土)
火事

♪I Never Stopped Loving You/Survivor

2003年の2月14日。
玄関の戸を激しく叩く音と
叫ぶように呼ぶ女性の声で
飛び起きた 午前6時半。

2階から駆け降りると
玄関の戸が全開していて
外が騒がしかった。

サンダルを引っ掛けて外に出ると
隣家の窓から煙が噴き出していた。
消火器を抱えた大人が数人いた。
「119番は?○○さん(隣人)は?」
誰も答えてくれない。
聴こえた言葉は
「窓を開けると余計燃える。」
「もうだめだ。」
中から ドカン ドカン と
爆発音が連続して聴こえた。
家に駆け戻り 
鳥かごを裏口から持ち出す間、
壁越しにも 爆発音が何度も聴こえた。

「ホースを蛇口に」と
近所の奥さんに頼まれても
右往左往するだけで
役に立たない自分。

煙が隣家の屋根から漏れ出し、
みるみるうちに 猛煙となって
大きな大きな渦を巻いて
空に上っていった。
見たこともない 大きな渦。
どこにいたのか、
ヒヨドリが大きな叫び声を上げて
飛び去った。

自分の家の軒に 
火が燃え移る瞬間を見たときには
すでに消防士による消火が始まっていた。

隣家は全焼してしまったけれど
延焼は最小限、
隣人は怪我を負いながらも
近所の住民たちに救出されていた。
私が 何もかも諦めて
逃げ出していた時に。


 2004年02月13日(金)
かみ合わない二人 

♪ピアノ五重奏曲「ます」/シューベルト


カルガモ幸せの羽繕いタイム 1月22日撮影

職場で新聞を読んでいた私と
年上の同僚の会話。

“カモ類の県内への飛来、去年の1.5倍”だって。
やっぱりねえ〜。多いと思った。

「へえ、そう。私、カモ好きなの。」

え?カモが好き?珍しいね。(話合うかも)

「美味しいよ〜。」

た、食べるのね・・・ショック。
(気を取り直して)
今年はカモ本当に多いよね。
去年はサギが異常に多かったけど、なんで・・

「わあ!じゃあ安くなるかしら。食べた〜い。」

うぅ。(負)


 2004年02月12日(木)
卒展

♪I Want to Know What Love Is/Foreigner
♪Easy Lover/Philip Bailey&Phil Collins

1985年のお話です。
1月下旬から2月上旬頃といえば
高校3年生はもう授業が無い時期ですが
クリエイティブ系の学校(工業高校ともいう)
に行っていた私は、
卒業制作の追い込みのために、
学校に通いつめていました。

授業中ではないので
実習室にお菓子やパン、コーラ、カメラ、
好きなものを自由に持ち込んで
それはそれは楽しかったです。
(カセットコンロまで持ち込んでた男子もいたけど
 あれは何を炊いていたんだろう・・?)
私が持ち込んだのは
もちろん、ラジカセ。
好きなミュージシャンのカセットや
FMラジオを聴きながら、制作に励んでおりました。
ブリキのバケツで筆を洗ったり
実習服の背中に落書きし合ったり
青春真っ只中だったんだなあ。

その当時、ポップスベストテンで
1位、2位を争っていたのが上記の2曲。
他の番組でもいちいち、必ずかかるので
1日に何度も聴きました。

「きっと、何年も後にこの曲を聴いたら
 こうやって実習室にいたことを思い出すんだよね。」

こんなセリフを言うようなヤツはどうせ・・・
ええ、私ですとも。

母校は今年、最後の卒展を終えました。
最後の卒業生は、どんな曲を聴いたのかしら。


 2004年02月11日(水)
空気の記憶

♪花のまわりで/NHK学校音楽コンクール課題曲

朝、職場の建物に入ったとき、
ふわっと 思い出した。
その場所に通い始めたばかりの頃の
心細い気持ち。

空気の匂いのせいだろう。
季節によって
それは微妙に変わるから。

でも今の職場に勤め始めたのは3月。
丸1年には少し早い。

テレビが言った。
今日は3月上旬並みの気温だったと。

納得。



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