退院後・その3

傷口がどうなってるか という話。

退院する日、抜糸が全て終った状態で
茶色のテープ(紙の様に見える)をべたっと貼るんですわ。
傷口に直接べったり。
「これは貼りっぱなしにしてくださいね
 その方が傷の治りがいいから」という看護士さんの説明。

貼りっぱなし、って言ってもなぁ…

お風呂とかシャンプーとかどうなるのかしら?
「あ、日常生活、そのままでいいですよぉ」
そうなんですか?
で、いつまで貼って置くんでしょうか?
「剥がれるまでそのままにしておいてね」
…剥がれるまで?
「だんだん剥がれてきて、もうみっともないって所まで来たら
 取っちゃっていいですからね」
はぁ。(不得要領)

ベラベラしてきたら剥がしていい、って言われても。

ええと。大体どのくらい保つモノなんでしょうか?
「一週間くらいかな」
わかりました。一週間貼りっぱなしにしておけばいいのね。

ま、傷むき出しで退院するのは自分でも怖かったし
見る方も怖いだろうから(苦笑)
隠れるのは安心なんだけどね。

ということで
傷は隠れた状態で退院後の生活はスタート。
丁度髪も伸びていて降ろせば見えないし。ラッキー。

でもね
仕事柄(食品関係)
頭にはネットを被って、その上帽子被るわけですよ。
なので、仕事中はどうにもこうにも隠しようがない。
その方が「いたたたた」とか言って仕事サボる口実にはなるけど(笑)

初めのうちは、耳の周りが熱っぽいし
傷の近くをおさえるのは怖い気がしてネットはパス。
「ネット被らなくてもいい?」と上司に尋ねたら
上司、あっさり「いーんじゃないの?」
ビクビクしてるのが手に取るようにわかる(笑)
ついでにチーフには「マスク、しなくてもいい?」
「あ、仕方ないよね」これも文句なく許可(笑)

今、ネットは被れるようになりましたけど
耳の下はまだかさぶたが取れてない状態なので
マスクはまだちょっと怖くて出来ません。
だって、マスクの紐、傷とバッチリ重なるモンね。

耳の前と首の傷の部分は、かさぶたが取れまして
あとは耳の下とすぐその後ろに大きいのが残ってます。
これは…まだちょっと取りたくない感じ。
取ると血が出そう(笑)

かさぶたの取れた傷口は
肌色になったので(まだ少し赤いけど)
大分目立たなくなりました。
どんどん薄くなってくれることを願うばかりです。
2004年04月29日(木)

退院後の話、その2

8日9日は普通に出勤して、ダウン寸前だった

昨日の日記に書きましたが
その原因はただの体力低下だけではないと思います。

つまり
私が自分の体調を把握できなかった理由。

神経が切れているから、だと思います。

耳の神経を切られてしまったんですよね。
耳の上部1/3程度と耳の穴の部分は感覚があるんですが
耳たぶのほう、耳の下部2/3と耳のすぐ前あたりは
全然何にも感じないんです。触っても全然わからない。
入院中は、傷の消毒も抜糸も(感覚ないおかげで)痛くなくて
「これはラッキ〜♪」とか思っていたのですが
とんでもなかった。

傷が痛くないので、仕事をしていても体調が悪いことに
なかなか気が付かない。
「大丈夫?」「痛くない?」などと訊いてくれる同僚に
「平気平気」軽く返事をして仕事していたのだけれど
3時過ぎくらいになると なんかこぉ 頭がぼわ〜んとしてきて。
ビニールの巨大風船を頭に被ったような、変な感じ。
くわ〜んくわ〜ん と 鈍痛が襲ってきて
そこでやっと
「これ、もしかしたらちょっとヤバイ?!」

頭痛いような、と同僚に言ったら
「だって耳のまわり真っ赤だよ?熱あるんじゃないの?」

…ああ!!
そうだったんだ?!

首の方が痛いのはただ単に傷が服と擦れるせいだと思ってました。
そうじゃなくて(それもあるんだけど)
傷がもう、全体的に、痛かったのね。
なのに神経がないせいで「痛みに気付かない」んだよね。

ちょっと頭を下げる仕事になると、もうズキンズキンと痛い。
もっと早く気づけよ、自分!(爆)

てなわけで
8日はまだ学校も始まったばかりで仕事量少なかったんだけど、
9日は極端な話8日の倍近く仕事があって
疲れ切ってフラフラしながら帰宅したのでした。
んで
すぐ横になりたかったのに、助けてくれたのは娘一人。

痛さのせいじゃなくて
泣きたかったです。
2004年04月28日(水)

退院後の話

ヒゲに気を取られて、ちょっと時間が飛んでしまいましたが
退院後の話を少し。

退院したのが6日。
この日は布団を敷いて横になっていよう、と思い
帰宅後入浴して、子供に布団を敷いてもらった
…までは良かったんですが。
入院中の荷物を見て「ああ、洗濯しなくちゃ」と思っちゃって。

で 
結局、敷いた布団にはほとんど横にならず
割とフツーに家事をしてしまいました(苦笑)
だけど夕食だけは「退院祝い!」と主張して、外食。
いーよね、そのくらい?

翌7日。
ゴロゴロしていたい所だけど、娘の入学式。
ま、半日だからなんとかなるか、と出掛けていきました。
だって同居人は「かーさんが行くだろ」と当たり前のように言って
当然の如く仕事に行ってしまったからです。
12時半頃自宅を出て、戻ったのが5時直前。
「こ・腰が痛い…」
退院翌日としてはかなりのハードスケジュールでした。
10日も寝てたので筋力落ちてるし、座ってるだけで疲れたッス。
おまけに会社から二度も着信あるしなー。
入学式だって言っておいたような気がするんだけど…

8日。
ええと。
出勤しました(笑)

詳しい説明は明日に譲りますが、要するに
自分で自分の体調を把握できてない。

そのため、8日9日とごく普通に出勤して、一日勤務して
帰宅後はもう体力限界、倒れる寸前。
9日なんか頭ぐわんぐわんと鐘を打つような状態。
「父と一緒に買い物お願いします」と娘に頼んだのだけれど
同居人は自室に閉じこもったままシカト。
仕方ないので涙ぼろぼろ零しながら買い物に出掛け
娘に荷物持ちをしてもらって泣きながら帰宅
引き続き「頭痛いよーー」と号泣しながら夕食を作り
できあがった所でダウンしました。

身体の辛い時、冷たくされた事って
多分
一生忘れないよね
2004年04月27日(火)

花のもとにて / しっぽ

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