その9(手術後2日目)

朝飯から食欲旺盛 完食!出もお粥(苦笑)物足りない〜(T^T)

体調は良好、でも傷は痛い…って、当たり前か。
テープが剥がれた隙間から耳に触れてみたけれど感覚無し。
上半分はわかるのに、半ばほどから下はもう殆ど感じなくて
どうなってるのかとっても心配。

診察で消毒されるときは痛いのはわかる、判るんだけど
それも一枚膜が張っているような不思議な感覚。
直接触られているのではないような感じ。
去年同じような手術をした友人も「暫く痺れていて、変な感じだった」
と言っていたので仕方ないのかもしれないんだけど。
看護婦さんに聞いてみたが
「耳の周りを切っているからかしらね」という返事で
治るかどうかは不明(笑)心許ないですわ。

お隣のベッドにいるかわいい男の子と仲良しになって、
私が何かしていると詰まらなそうにしているので
一緒にウォーリー(賢雄さん!)を探して遊んでました(笑)

傷は
あまり動かない耳の周りよりも
首に近いほうが痛いらしい(「らしい」というのが我ながら不気味)

体調がいいと何もしない時間が長く感じられるので
明日はCDでも持ってきてもらおうかしら
(どんなCDがいいかな〜)
(「恥ずかしくないの」というとフミヤかしら)

6時少し前
耳鼻科の先生が三名お揃いで回診??
「海乃さんは…大丈夫ですね?」「はい」終わり(笑)
どうやら私は心配ない、ということらしい。
そういえば昨日も「大丈夫ですね?」の一言だったような記憶が。
ということは、順調…なのかな?(だといいけれど)
2004年04月20日(火)

その8(術後初日)

昨晩から寝たような寝ないような。
早く尿管をはずしてほしい、弾性ストッキングを脱ぎたい。
「朝早く外しましょう」といわれていたのにだ〜れも来てくれないし
何の連絡も無し。ああ、早くスッキリしたい!!

何しろ、術衣を着たままなので動きにくいこと甚だしいんです。
前のあわせが緩過ぎて動くたびに胸が見えてしまいそう。
我慢できずに 7時頃、ナースコールです(笑)
「着替えて良いですか?」と訊いたら、熱いタオルを持ってきてくれました。
尿管が抜け、体を拭いてもらい、パジャマに着替えてやっと一息。
「気を付けて」と言われ、何を気を付けるのかしら、と思いながら
起き上がると…フラフラしているじゃありませんか!
ああ、世界が廻ってるわ!(苦笑)麻酔の影響かな?

顔面神経が無事か心配で色々動かしてみると
瞬きは問題ないけれど上唇の右半分が麻痺していて
きゅっと口を結ぶと左に曲がってしまう。
これは…あまり歓迎できない状態じゃないかしら?
飲食がすこし不便になりそうで憂鬱(人に見られたくない)

ともかくお腹が空いているので何か食べたい!
コーヒーが飲みたい!
ついでに耳が痛い(笑)
まずは自販機でコーヒーを一杯。はぁ〜、人心地が付いたわ!

足元はふわふわとした感じが残っているけれど
全身状態はそう悪くないみたい。
それでも「今日は何もしないで休んでいよう」と決めて
一日ゴロゴロしてました。
ま、入院してるんだからそれが本来の姿なんだけどね。
…ヒマなのよ〜!!

そうそう
消毒のあと、外したガーゼを見たら、血だらけでした。
切ったんだから当たり前か(笑)
診察では眉を寄せたり目をキツく瞑ったり、先生の指示で百面相。
動きを見ているようです。
癒着していたのは目や額など、顔の上部へ行く神経だったので
そちらを心配していたのだそう。でもそれは大丈夫そうでした。

上唇の麻痺は治るでしょうか と尋ねると
うーん、まぁ多分だんだんよくなるでしょう との事
…本当に治るんだろうか、その返事では心配だわ(苦笑)

午後、少し浮いてしまった絆創膏の隙間から手を突っ込んで
耳に触ってみたら 感覚が殆どないのだけれど。
これは…治るのかしら?




お椀を貼りつけてるみたい。

2004年04月19日(月)

その7(手術後)

手術当日は飲食禁止でさぞ辛いだろう、と覚悟をしていた割に
それほどでもなかったのですが…

術後 ベッドに戻ってからが辛かった。
既に消灯時刻は過ぎていて(何しろ病院ですからねぇ、早いです)
周りはしーんとしているし、騒いじゃイカンと思うのだけれど
口とのどが渇いて水が飲みたい。すごく飲みたい!!
「11時になったら」と言われたその時間が待ち遠しいこと。
声こそ出さないけれど、輾転反側してほとんど眠れず。
お隣のベッドの人が「何か手伝えることがあったら言ってくださいね」と
カーテン越しに声をかけてくださって、涙が出るほど嬉しかったです。

11時。
ただの水道水(ぬるい水!)を看護婦さんに汲んでもらって
半身起き上がって飲む。 あ。 口元が変!
ま、何でもイイや、水が飲めれば。

「エコノミークラス症候群」って知ってますか?
長時間同じ姿勢でいる事によって足に血栓ができ、
それが肺に詰まってしまうという病気です。今結構知られてきてますよね。
「肺動脈血栓塞栓症」というのが正式名称だとか。
手術でもこれが起こる可能性があるのだそうです。
で、その予防のために「弾性ストッキング」というのを穿いたのですが…

このストッキングが思いの外鬱陶しい。かなりキツいんです。
「ええい、脱いじゃえ」と朦朧としたまま脱いだら
「朝まで穿いててって言われませんでしたか?」と
見回りに来た看護士さんに怒られてしまいました。
あ、言われたかも、脱いじゃったかも と寝ぼけ眼で返事して
また穿きなおし(ああもう、鬱陶しい!)
朝になったら尿管も取れるし動けるし、と
朝6時が待ち遠しかったです。


そういえば
午前中、昨日借りた本を少し読んでいたらまた頭痛が始まった。
「また」というのは、私、頭痛持ちでして。
目を使ったり肩の凝ることをしたりするとすぐ頭痛がするんです。
右目の奥から右の後頭部、頸すじあたりを母に押してもらいながら
ふと 考えました。
「顔面神経」を医者が一番心配しているけれど
その腫瘍がもし 顔面神経を 実際に圧迫しているものなら
もしかすると この頭痛も 幾分その影響があるのだろうか?
そういえば
いつも頭が痛くなるのは 右目の奥から 頭の右側 頸も右側
必ず右側

これは…
「痛くも痒くもありません」じゃなくて
それなりに症状が 出て、いた、のかしら?
う〜むむ…

腫瘍を取った後、頭痛が良くなったら
それも一因だった ということになりますよね。

さて 
どうなることやら。
2004年04月18日(日)

花のもとにて / しっぽ

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