大岡山のお店・現場五日目 - 2010年02月26日(金) 大岡山の現場もいよいよ大詰めに入ってきた。 今日は外壁の杉板の乱張り、店内は天井のクロス貼り、壁面の左官とタイルの下地調整。広い店内もいろいろな業者さんが入ると狭く感じてしまう。 外壁の乱張りは巾や厚みを替えた10種類くらいの様々な大きさの杉材をパターンを決めずにバラバラに下から積み上げていくのだが、一応は部材の関係もあるのでこちらでその順番を図面化して渡してあるけど、なんせ細かいので職人さんが途中で順番を間違ってしまった。 部材はギリギリで発注したので順番が狂うと途中で同じ巾や厚みの部材が来てしまう可能性もあるので、こちらで順番を調整したり、時々順番を確認しに行ったりしながら店内のチェックも行った。外は雨で作業スペースが狭かったので思ったほど進まず、半分も出来なかったのでその後の工程にも影響が出てきてしまった。 喫茶店に休憩しに行く余裕もなく、現場内を隈無く行ったり来たりしながらチェックをしている時にふと気になることがあった。小上がりの壁面に使うボーダータイルの箱を見てなんかシート寸法が指示したものを違うような気がしたのだが、念を押していたのでまさか間違ったりしないだろうなと開封して確認をしなかった。 しかし、暫くしてやはり気になり開封したところ品番自体は間違っていなかったが、目地巾が誓っていたのである。指示したのは9ミリ巾の目地仕上げで、現場に届いたのは4ミリ巾のものだった。だからシート寸法が違っていたのであるが、現場監督さんへその旨を伝えると数量が足りなくなると言ってきた。 しかし、そういう問題ではない。 4ミリと9ミリの目地巾では意匠面に於いて大きく違ってくるのである。小上がりの壁面全体に貼り込むので面としては店内で一番大きく見えてくる場所で、そこの意匠が変るのは絶対に避けたい。監督さんとしては4ミリ巾のもので進めたいような感じだったが、それだけは譲れない線なので即メーカーへ連絡を入れたものの既に5時を回っていたので出荷は出来ない。 月曜日の朝に手配してもその日に出荷出来るかどうかも分からないとのことだったし、それよりも引渡しは月曜日の昼だから完全に無理ということである。とにかく今ある現物を使うしかないので色々方法を考えた結果、紙張りを剥がして9ミリ目地の寸法に並べ替えてガムテープで紙張りと同じ状態にして一枚のシートを作ることにした。 材木でそれを並べられるようなパネルを作り、一枚一枚並べ直していくという大変な作業だが、壁面に一枚ずつ貼るよりは手間は少なくなるし、ズレも生じ難いことになる。 ボーダータイルの枚数は約2500枚・・・。 これを壁面に一枚一枚貼っていったら大変な労力になるし、正気の沙汰では無くなる。だからこちらで提案した方法で施工することになったのだが、でも、何がどうなって間違えたんだろうか??? まあ、人間のやることだから誰にだって間違いはあるし、何とか予定通りの施工が出来るので助かったが、一時はどうなってしまうのかとヒヤヒヤもんであった。 Pocchy Land Information←Click BLOG Pocchy's Collection←Click - 開業記念日 - 2010年02月25日(木) 今日はポッチーランドの12回目の開業記念日であった。 12年と言えば干支がひと回りしたことになるのだが、あっという間にこんな月日が流れていたんだと改めて思った。決して平坦な道程ではなかったし、楽しいことばかりでもなかったこの12年間だが、いろいろな方との出会いや関わりを持つことで様々なものを得ることが出来た。 残念ながらお店を閉めてしまったところもあるけど、皆さん一生懸命に頑張っている姿に励まされることも多く、本当にこういう仕事をしてきて良かったと思っている。 思い起こせば会社を辞めて勢いでスタートし、こんなに長く続けられるとは思いもしなかったが、サラリーマン生活に戻る心算もなかったからとにかく我武者らに突っ走ってきたかもしれない。無茶もしたし、無理もしたけど、今から考えればその場その場では仕方のないことだったのかもしれないと思っている。 10年が一つの区切りかと思っていたが、12年というのも干支からいけば区切りとなる。 普通は新たなることを模索しようと思うのだけれども、私自身は原点に返ろうかと思っている。何処かで開業した当時の新鮮な気持ちを失っていたここ数年。勿論、決していい加減な気持ちで仕事をしていたという訳ではないが、開業当時とは明らかに気持ちの部分で違ってきていたのは事実。 いろいろなことにチャレンジするということは必要だし、そういうことに対しては前向きに考えていく心算であるが、初心に返って新鮮な気持ちで仕事をしていきたいと思っている。 本来ならばこれまでお世話になった方々ひとりひとりにお礼に伺わなければならないのだが、この場を持ってそれに替えさせて頂くことをどうかお許し下さいませ。 そして、お世話になった皆さまのご繁栄とご健勝を祈願致します。 Pocchy Land Information←Click BLOG Pocchy's Collection←Click - 10年のお付き合い - 2010年02月24日(水) 今日は大岡山のお店のご主人と一緒にいつもお世話になっている、横須賀・追浜の酒屋さんにメニューの打合せで行って来た。この酒屋さんとのお付き合いは早いもので10年になるのだが、実は最初のお付き合いがこの大岡山のお店であった。 それまでのお店は近所の酒屋さんから入手可能なリストを出してもらい、その中からセレクトしていたのだが、有名銘柄だけど何処にでも置いてある所謂「定番酒」的なものしかなかったのでいつも物足りなさを感じていた。 それで大岡山のお店を手掛ける際にふと思い出したのが追浜の酒屋さん。以前にプライベートで欲しい酒があり、蔵元から紹介されたのだが、確か拘った商品構成だと聞いていたので連絡を入れてお店の方々とお伺いしたのがお付き合いの始まりである。 これまで40軒近くのお店がこの酒屋さんにお世話になっているし、本当に信頼の置ける商売をされているところなので安心してお願い出来る。いろいろな提案もして下さるし、よくある抱き合わせ販売なんかは絶対にしない。更に真っ当な商売をしないところには例えどんなお店であっても取引を停止することもあるとうくらいに徹底している。 だから紹介するお店のご主人にもそういうことはしっかりと話してあるし、酒に関しての勉強もして欲しいとお願いしている。今日は社長と専務のおふたりに時間を取って頂き、いろいろなお話を聞くことが出来たので非常に有り難かった。 大岡山のお店も10年が経って、外せない銘柄は残したが思い切って大きく替えてみた。よりレベルアップした酒の提供の仕方や、お客様への提案を含めてこれまでとは少し違ったアプローチの仕方をするに当たっていい構成になったと思う。 この酒屋さんとは今後も末永くお付き合いをしていきたいし、何よりも嬉しいのがお酒を飲んだお客様の満足している姿である。うちの店づくりに於いて、何処にでもある酒ではなく、名前だけが先行している酒でもなく、飲んで美味しいものを提供する為に必要不可欠なブレーンである。 Pocchy Land Information←Click BLOG Pocchy's Collection←Click -
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