「日の出理容院」と「野毛通信社」訪問 - 2007年04月14日(土) これは床屋さんに行って散髪して、それから通信社で打合せをした訳ではない。この2軒は野毛にあるBarの名前である。前から気になっていたけど怖くては入れなかった両店についにチャレンジしたのである。 今宵は知人と晩メシを食う約束をしていたので早めに横浜まで戻って来て桜木町駅で待ち合わせし、最初に向かった先は先日お花見の帰りに初めて行った「福田フライ」という串揚げのお店。揚場の前のカウンターが空いていたのでそこに陣取るとオバちゃんが憶えていたようでニコリと微笑んでくれた。 ここは串揚げ屋さんだけど魚も豊富に置いてある。ツブ貝と金目鯛を貰ったが値段を考えたら十分に満足できるレベルのもの。串揚げも数本頼んだけど明日は仕事の予定があるのでニンニクたっぷりの辛いソースはやめて普通のものにしたが、殆どの人は辛い方を頼んでいるんだよね・・・。 いい気分になって次に向かったのは日の出理容院というBar。何度もチャレンジしようと思ったけど入れなかったお店であるが、今宵は意を決して恐る恐る戸を開けたのであった・・・。小さな店内には6〜7人座れそうなL型のカウンターと4〜5人分の椅子席があり、その他に壁に面して立って飲む小さなカウンターもあった。我々は先客が一人いるカウンターに座りバーボンをオーダー。 ここでは付き出しとして殻付の落花生が出されるのだがその量の多さに驚いた。基本的には一杯500円のキャッシュオンデリバリーのスタイルである。抱いていた恐怖感も飛んで行き、独特のこの雰囲気に感動しながら2杯づつ飲んで店を後にした。ここはとあるお店のご主人も是非行ってみたいと行っていたところなので、また野毛で飲む機会があれば寄りたいと思っている。その前に自分自身が何度も通い詰める店になるだろうね。 ファサードは古びた理容院そのものだけど、店内は決してお洒落とかいう感じではない中にも溢れるセンスを感じる空間。こういう店をつくってみたいって思うけど、蕎麦屋でも何か面白いものをつくりたいな。でも、アイディアはあってもこればかりはクライアント次第だしな・・・。 酔った勢いで更に未開の地へと足を踏み入れた先は「野毛通信社」というお店。ここは以前は「バラ装」とかというBarだったらしいが暫く閉まっていた。昨年くらいかな店名を変えてスタートしたと言う話をネットで見てから興味が湧いていたのであるが、ここも同様に普通の人には近寄り難い独特の空気を感じる店。 店内も面白い空間だよね。2組の先客がいたけど殆どが常連客ばかりなんだろう。そりゃそうだよね・・・。だってこんな店に知らずに入る勇気なんて普通は持ち合わせてないよ。大丈夫な店だって下調べが出来ていても躊躇するんだから通りすがりにちょいと一杯って入る人はいないよ。それ以前にどっちも店名がBarや飲食店とは思えないものだから入る筈もない。 ここでは1杯づつ飲んで店を出たが丁度いい感じの酔い加減である。前回に引き続いて新規開拓も出来たし、野毛でのバリエーションが広がったので今後が楽しみである。それにしてもこういう独特の匂いと空気を感じる街だからこそ存在するこの両店。決しておかしな客層でもないし、女性が一人でも入れそうなアットホーム的な感じで、先日行った「喫茶みなと」も同様の雰囲気である。 決して長居する店ではなく、軽く1〜2杯飲んでさっと帰る・・・そういう店だね。酔い醒ましに馬車道方面まで歩いていると目の前に現れた小さなネオンサイン。知らず知らずの内に狭くて急な階段を3階まで上り扉を開けてしまったのであった・・・。 Pocchy Land Information←Click <店舗情報更新> BLOG Pocchy's Collection←Click - 本当は困っているんだよ・・・ - 2007年04月13日(金) 客のいろいろな振る舞い・・・。 薀蓄披露する為に厨房から呼ばれ話し込む・・・ 薄暗い店内でデジカメ構えてストロボ焚いての撮影・・・ おまけにああしろ、こうしろと五月蝿く経営指南を始める・・・ 何処も本当は凄く困っているんだよ・・・。 本音はやめて欲しいと思っているんだよ・・・。 しかし、ネットとかでで何書かれるか分からないから許さざるを得ないという話しをよく聞く。やはり未だにこういう人達が多いのは残念なことである。傍で見たり聞いていていると不愉快にもなるし、彼らは他の客の迷惑になっているなんてこと考えたりしないんだろうね。 Pocchy Land Information←Click <店舗情報更新> BLOG Pocchy's Collection←Click - 頑張っているからこそ・・・ - 2007年04月12日(木) 昨年手掛けたお店が続け様に雑誌の取材を受けたと言う。特に5月に発売される某誌は取材対象の基準も高いし、しっかりとした内容のものだけにかなりの反響もあることだろう。リニューアル前もしっかりとした仕事をしていたにもかかわらず日の目を見ることが少なかっただけにこれを機会にもっと評価されることを願っている。 他の媒体にしてもかなりの反響の出るものだけに席数を半分以下に減らし、しっかりといい仕事をしていこうとしたスタイルが崩れないか普通は心配にもなるが、そういう面に於いて慢心することなく信念を守れるご夫妻だから大丈夫だと思っている。 巷には媒体に載ることによってスタイルを崩してしまう店も多い中で、しっかりとした信念を守り通せることは重要なことであるし、何かに載らないと客が来なくなってしまったという店もかつては存在していた。結局は店主が考え違いをして本来目を向けるべきものを蔑ろにしてしまった結果が客が来なくなった原因でもある。 まあ、うちが手掛けるお店ではそういうところは殆どないし、どこも皆頑張っているだろうからあまり心配はしていない。商売の目を向けるべき方向性を開業前やリニューアル前に口を酸っぱくして言っているので慢心して可笑しな方向へは進まない。でも、一部にはちょっと心配なお店もあるのだが・・・。 そして考えてもらいたいのが、何故デザイナーに店づくりをお願いしたのか・・・?ということである。何処にでもあるような如何にもそば屋的な店ではなく、ちょっと入ってみたい・・・という期待感を持たせるようなものをつくっているのにそれを覆すかのような可笑しなものを取り付けたり、あきらかに違和感を感じるものを・・・って、これ以上はやめておくが、不思議なことにそういいうことをしているお店に限って結果があまり芳しくはないのである。 それは本来目を向けるべき方向とは異なるものを見ているから客の満足度も不十分なのではと思っている。何処かに客のニーズに応えきれていなかったり、そりゃ違うだろ!って感じのことをしてしまっている。それに何処でどのように気付くかということが問題なのだが、半年で気付く店もあれば1年掛かる店もあるし、数年間気付かぬ店もある。 頑張っているけどいい結果が出ないというのはそういうところに要因がある。だからもう一度身の回りを見渡しスタートラインに戻って一から考えてみて欲しい。そうすれば何処で何がぶれてしまったのか気付くはずである・・・。 Pocchy Land Information←Click <店舗情報更新> BLOG Pocchy's Collection←Click -
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