■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

便利なようで客からしたら不要なもの - 2005年11月17日(木)

ちょっと大きな飲食店に行くとホールスタッフがイヤホンとマイクを頭に付けている光景を見たことがあると思うが、無線システムを使った通信手段で他の場所からの指示や連絡がその場で受け取れたり確認出来たりする機械である。

一見便利なようで、そうでない部分も出て来るのである。サービス業であるべきホールの仕事に於いて店側の管理としてはこれ程便利なものはないが、客の立場から言わせて貰うとこれほどふざけたものもないのである。今晩、突然友人から連絡があり一杯やろうということになり、大宮駅近くの著名な居酒屋さんへ行ったのである。

狭く仕切られた席へ誘導され、暫くしてホールスタッフがオーダーをとりに来たが、メニューについて質問をすると本人は分からないらしくインカムで確認していた。こちらは他のオーダーを頼みながらスタッフとのやりとりをしていたら突然訳の分からないことを言い出した。???何言ってんだコイツ?こちらが聞いた答えではなくなにやら全く異なることを口走っている。よくよく考えればインカムで先ほど確認してもらった件の答えを聞きながら先方とやり取りをしているのである。

直ぐに答えが聞けて便利だろうけど、その前に客と話をしている最終に他のことを話すというのはサービス業としては失格である。ちょっと意地悪して「おねえちゃん、独り言いうのが癖なの?」って聞こうかと思ったけど止めといたけど、所詮居酒屋なんだからガマンするしかないね。

飲食店に限らず物販店でも使っているところは増えている。よく行くショップでも使っているが、何処からか指示を受けたスタッフがつかつかとインカムで会話しながら寄って来る。多分、監視カメラとかで見ている人間から何か買いそうな客だからアプローチを掛けろという指示が出ているのであろう。それはそれで店側の効率だけを考えたら良い手段であろうが、なんか見えないところで客を値踏みしているようで嫌である。洋服の殆どはそこで買っていたのだが、最近はそれが嫌になり他のショップへと移行しつつある。



↑エンピツ投票ボタン
My追加



-

より良いものをつくりたいが故に・・・ - 2005年11月16日(水)

蓮田のお店の現場もすったもんだの想定外の出来事も多い中、なんとか順調に進行している。それはひとえに施工業者さんの現場監督のお陰である。今は設計事務所として設計監理が仕事となっているが、サラリーマン時代に最初に入社した会社では一からいろんなことを叩き込まれ、家具の製作から始まり、現場管理、設計、営業、管理職と一通りのことを経験させてもらった。

設計の部署に配属になり、最初は現場監督として先輩や上司が設計した現場を納めるところからスタートした。温泉街や繁華街の現場ではヤクザが怒鳴り込んで来て「責任者出て来い!」と言われて一番若い私が出て行ったこともしばしば・・・。辛いことも、大変なことも、楽しかったことも、思い出としては沢山のことが心の中に残っている。

現場を納めることの大変さ・・・。自分が描いた図面で自分が施工監理までするのでさえ大変なのに、他人が描いた図面で設計者の意図を汲み取りながら形にしていくことは苦労なしでは出来得ないことである。それだけに自分でも現場の経験があるだけにその苦労は嫌と言うほど分かる。しかし、設計者である以上、デザイナーである以上、常により良いものをつくりたいという欲求が付いて廻るのである。

今ここでこれを変更したら大変だよな・・・って思いながらも、なんとか更に良いものをつくりたいという気持ちが前面に出てしまうことになる。結果として設計変更ということになるのだが、それを施工業者さんにお願いする時の言葉に出せない葛藤やら思いがある中で、最終的にはクライアントに喜んで頂けるお店をつくることが責務であり、それを優先したものが答えとなる。

今回も現場が進むにつれてもっともっと良くしたい・・・、更に高度な仕上がりにしたい・・・という気持ちがどんどん湧き出てくる。どう考えてもこれをここで変更したら大変なことになるというレベルのことは変えたりはしないが、それが許される範囲のものに関しては施工する直前まで私の中では設計変更の対象となる。最初の図面でそのまま最後までつくるデザイナーもいるし、それが良しとする考え方もあろうが、私自身は現場でいろいろとイメージを作っていくタイプなので、どうしても設計変更というものが付いて廻ることになる。

だからポッチーランドの図面に基づいて施工をする業者さんは毎回大変なこととなる。まあ、その変更の度合いもある程度その辺のことに対して柔軟性を持って対応出来るレベルの業者さんであれば心置きなく?設計変更をするが、普通の大工さんとかだとちょっと無理があるので、そういうケースの場合は基本設計をそのまま納めるというケースもある。但し、完成度も満足度も思っているレベルにはならないけど・・・

本当に施工業者さんには感謝の気持ちで一杯である。こんなに大変なデザイナーの下で仕事をするのは傍で見ているよりも厳しいはずだから・・・



↑エンピツ投票ボタン
My追加



-

基準墨って何の為にあるのか? - 2005年11月15日(火)

建築に於ける基準墨とは全ての高さの基準となるものである。その基準に基づいて施工をしていくことになり、それがいい加減なものだと全てが可笑しくなってしまう。それくらいにシビアで正確なものでなければならない

しかし、ある程度の誤差というものは出て来てしまうのは仕方がないことと理解はしている。建築側にFL−30ミリという指示を出していたのだが、床面積からして誤差としての許容範囲はFL−25〜35ミリの10ミリ+αくらいが妥当ではないかと思っていたし、それくらいの範囲ならなんとか下地調整で修復可能と考えていたのであるが、実際には予測も付かないFL−10〜40ミリという30ミリもの誤差が生じてしまっていた。

この面積に於いてこれ程の誤差が出てしまうというのは正直なところ初めてである。それによって生じてしまう問題は決して小さなものではない。まあ、人間のやることだからある程度のミスは我慢が出来るが、それに対して見て見ぬ振り・・・というか、自分のミスを棚に上げての責任転換というのは理解出来ない。

基準墨を指示され、それに基づいての施工であり、許容範囲外の誤差があれば基準墨の意味が全くなくなってしまうということ。本来、それによって発生した無駄な工事は請求出来るものである。しかし、そこまでする心算は毛頭ないが、一言なにかあっても然るべきものなのではという気持ちは無きにしも非ず・・・ということである。



↑エンピツ投票ボタン
My追加



-




My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home