■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

拘り・・・色彩計画 - 2005年08月30日(火)

今晩、とあるお店の外装の色の件で打ち合わせがあった。建築設計の方でまとめている部分でありながらも店舗との絡みも重要になってくるので同席を求められた。店をつくる度に経験することだが色彩計画とは本当に難しいものである。微妙な色の違いによっても全く異なる仕上りとなったり、印象となったりするのでかなり微妙で且つ繊細な部分でもある。

特に今日の打ち合わせは外装の色合い。タイルを全面に使用しているのだが、それに絡めてデザイン上の構造物が幾つかある中で、それらとの調和も上手く計らなければならない。外装の色合いは建物全体としてのものだし、それによって見る側の捉え方も違ってくることになる。そして気を付けなければならないのは真四角の凹凸のない建物であれば上手くまとまるであろうモノであっても、いくつかの構造物が複雑に絡み合った場合にそれらとの調和をしっかりと考えなければ完成度も低くなり、野暮ったい建物になってしまう可能性もある。

いろいろな意見が出た中で最終的な結論としてはまとまらなかったが、建築設計の先生にわざわざ京都からお越し頂いての打ち合わせは有意義であったと思っている。最終的にはクライアントの判断になるのであろうが、何故プロが二人とも同じモノを主張しているかということもよくよく考えて欲しい。建築設計の方も私もモノづくりに関しては本当に強い拘りを持って仕事をしているし、それを理解した上での業務依頼であると双方共に思っている。それだけに妥協もしたくないけど無理強いもしたくはない。しかし、建物の外観というのはデザインがどうであるかという点と共に、全体的な調和というものも必要な要素である。

住宅との違い、室内との違い、外観というのは色の好き嫌いという観点だけのものではなく、全体の仕上りやまとまりという点に重きを置いた中での調和と完成度が重要であると思っている。遅くなっての帰宅後、○○回目の誕生日を缶ビールで祝ってから朝方まで仕事部屋に篭って外装のCGやいろいろな写真と睨めっこしながら納得行くまで考え続けた。本当に自信を持って出した答えが見つかった時は既に外は明るくなっていた。

やはりデザイナーとして自分自身の中でまとまった結論は「白」であった・・・





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拘り・・・色合わせ - 2005年08月29日(月)

今日は西浦和のお店の家具や他の木を使う部分の色合せを行った。基本的には壁面は白をベースにした珪藻土風の左官仕上げで、外部から店内まで同じ素材の同じ色で統している。但し、パントリー廻りだけは家具も壁面もかなり重厚な色を使っている。店内の家具に関しては白木を基調とした中での微妙な変化を付けている。

杉、タモ、栂と無垢材を3種類にタモのツキ板の板目と柾目とが素材として出てくる。それぞれ木の持つ特性や風合いを活かしながらバランス良くまとめていかなければならない。その中で木に種類によって同じ色を付けても全く異なって見えてきたり、板目と柾目でも全く異なる表情になってしまうのである。何度も何度も職人さんに調合して頂き、本当に納得行くまで何度もやり直しをして最終的に3つの色が決まった。

それぞれを比べても素人目には大きな違いは出て来ない。しかし、プロとしてみた場合には全く異なる色となって完成後の姿を頭の中に描いている。カウンタートップのタモの無垢材は木の風合いを殺すことのないオイルフィニッシュで着色をせずにオイル自体のしっとりとした感じを醸し出させている。他の家具の部分は大人しい柾目を使っているので、本当に色が付いたか付かないか分からないくらいに微妙な色を調合し少しだけ表情を変えている。本当は色を付けたかった部分も使っている素材の特性上着色することは出来なかったのでクリア仕上げで押さえたり、無着色でもクリア仕上げとオイルフィニッシュでは全く表情がことなるので、その変化を表現したりと同系色の中でほんの少しづつ表情を変えている。

「洋」のイメージを「和」の素材で表現しながらも、洋風のイメージをかなり強く出したデザインとなっている。椅子に関してはこれまで全く使ったことのないデザインと色合いのものも使ったり、全体的にはこれまでのポッチーランドのお店とは一線を画していると思う。店頭には暖簾も出さないし、ライティングにも遊び心と共にこれまで以上に間接照明を多用して拘りをより強く主張した照明計画となっている。

二重構造の間接照明が入った壁面も前後の壁の色を同じにしてあるが、ライティングの変化で全く異なる色合いになったり、シンプルな色合いの中での変化を楽しむというデザインでもある。以前の日記にも書いたがミリ単位での拘りで納めた箇所もあるし、じっくりと図面を検討することが出来たので完成度としては、より満足行くものに仕上りそうである。








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長野のお店 - 2005年08月27日(土)

今日は6時に起床し長野の打ち合わせの件で高崎までの出張である。昨日は午前中が浦和で午後からは蓮田へ、今日は高崎で夕方は浦和。いっそのこと夕べの内に高崎へ入り一泊することも考えたのであった。その方が移動時間が短くて済むし、宿泊しても経費的にも安く上がるかもしれない。しかも、高崎でお気に入りのお店へも行けるし・・・。

前回は私の方の不手際で打ち合わせが出来なくなってしまい、クライアントにはご迷惑を掛けてしまった。決して流された中での仕事をしていたのではないが、本当に申し訳なかったと深く反省をしている。まずはその謝罪をして前回に提出予定だった資料をプレゼンした。

実際に住居だったものを店舗に変えるのだが、建物自体が大きいのでオペレーションの問題が結構出てきてしまい、もう少し突っ込んだ内容の図面を作成しようと思っていたのだが、その辺のことをまづはクリアにしなければならないと思っていたので、途中の段階でのプレゼン資料となった。大きな建物を全て使うのではなく、約半分を使用する予定であるが、表玄関を導入部として使用した場合の実際のオペレーションはかなり難しくなってくる。裏玄関(裏と言っても普通の家よりも大きいし、豪華な造りである)を使うことによってその問題や、人員配置もかなり違ってくることになる。

しかし、クライアントとしては折角の立派な玄関を使いという希望であり、何らかの方法を見い出してそれに添う形でのものにしなければならないと思っている。他にもいろいろと問題が山積みの状態であるが、一つ一つ解決しながら進めていくしかない。まだ今の段階はクライアントの会社がある高崎での打合せであるからいいが、進行してくれば長野まで行かなければならない。今でも遠方には違いないが、更に遠くなるからにはより密度の濃い内容の打ち合わせにしなければならない。





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