尺度の違いが大きな勘違いにもなる・・・ - 2005年07月23日(土) 皆それぞれ一生懸命に頑張っているとは思う。しかし、その頑張り方の尺度は十人十色であり、本当の評価はお客様であったり関わる廻りの人達であったりする。それを勘違いして自分では頑張っていると思い込み、更なる努力をしなくなったり、またはこれで良しとなってしまってはなんにもならない。 何故厳しいことを言うのか?わざわざ足を運んで下さるのか?それこそ基本的なこういうことが分からなければ折角の好意も無駄になってしまう。例えどんな小さなお店であっても一つの事業である。事業を成就させるには半端じゃない努力と鍛練が必要であり、日々それを怠らずに向上心を持って取り組むことが出来るか? 廻りは客観的に且つ冷静に分析しています。まだ今の時期だからこそ自分自身を変えることが出来るのではと思っている。ワーストではなくベストを目指して努力を惜しまず精進して欲しい。今はそれ以外に言うべきlことはない。 - やはりというか・・・無理だったんだね・・・ - 2005年07月22日(金) 大磯のお店の立ち合いが続いているが、休憩時間が3時間もあるので電車に乗って近隣の町をリサーチしている。大磯に程近い某市へと出掛けてみたが、ここを訪れるのは約2年振りである。以前、この町で開業したいという人からの依頼で訪れて物件を見たのだが、家賃が25万弱とあまりにも高いのでやめた方が良いとアドバイスをした。よほど良い立地条件かそれなりの力量を持ち合わせている人でなければその家賃での開業はやめさせている。 話しをした中では到底この人達には無理だと思ったので、既に不動産の契約を済ませているとのことだったが違約金を払ってでもいいから解約することを勧めた。それで物件自体は解約したらしいがその後は一切連絡もなかった。暫くして別件でこの地を訪れた際にその方が開業したお店を見つけたのである。たぶん普通の内装屋さんにお願いして造ったと思われるチープなイメージのお店であったが、それよりも本当にこの人は商売をやっていけるのだろうか?という不安の方が大きかった。 店をつくるのはお金さえ出せば誰でも出来るが、商売を継続させるというのは簡単なことではない。その方はどう考えてもその難しさを理解しているとは到底思えなかった。で、今日そのお店行ってみると何やら閉店したようであった。看板が外され、剥き出しの電源コードがそれを物語っていた。結局2年しか持たなかった・・・。 身体を壊してということも考えられるが、商売を甘く見た結果が閉店となったと思った方が正しそうではと・・・。チープなお店といっても厨房や内装だけで1000万近くは掛かっているだろうし、不動産の取得や備品などを含めた総事業費としては1500万は下らないであろう。仕事柄ちょっと話しをすればどの程度の力量かが大体は分かってしまうので、無理な人には無理とハッキリ言うことにしているし、そういう人の仕事は受けないようにもしている。 ある程度相手を選ばないと普段手掛けている雰囲気のお店はカタチだけのものとなってしまう。狙っている客層が町場のお店とは異なるし、お客様が求めている次元も異なり、それをしっかりと理解して商売をして頂ける人でなければ難しいということでである。 - プロフェッショナルとしての仕事とは・・・ - 2005年07月21日(木) オープンしたからにはお客様からお金を頂いて商売をする「プロ」となる。あくまでも練習である試食会とも違うし、全てのことが本番ということ。蕎麦打ちも、汁取りも、仕込みも、掃除だって同じ。お客様を迎える為に必要なこと全てがプロとしての本番ということになる。 そして全ての仕事を見られているということも忘れずにいなければならない。過程も結果も全てである。そういう中でのプレッシャーをはね退けなければプロとしてなどやっていけないし、お客様に対しても失礼な行為となることを自覚せねばならない。どんな有名店だって、どんな優秀な人だって皆通ってきた厳しい試練の日々。これに対してどう立ち向かうことが出来るか? 今日も近所のフレンチレストランのご夫婦が来られたが、開店のお祝いと共にどの程度の仕事をしているかをチェックに来たということ。スタッフがオーダーミスしたメニューは出さなくて正解ということである。業種は違えど狙っている客層はバッティングしそうなお店だし、どちらも大磯にはないスタイルだけに当然相手はライバルとなる店かどうかを見に来たはず。しかし、こういうお店とはいろいろと情報交換をしたり、互いのお店を客として行き来する交流も必要である。相手はプロの料理人。蕎麦屋は蕎麦職人であるけど料理人とは言い難い。そういう中で相手から学べることって多いだろうし、それをやろうとするかどうかも今後のことを考えた際に一つの分岐点にもなるのではなかろうか。 これまで手掛けて来たお店の中ではちょっと異なるオープニングでの感想は、これから先どう変化し改善されていくのだろうか?なんとも言えない期待と不安が交差する複雑なる思いがする。今日はまだ二日目である・・・という楽観的な見方と、そうは思えない不安とが頭の中と心の中で葛藤し合っている。 -
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