あれ?おばあちゃん!間違えちゃったね・・・ - 2005年07月07日(木) 今宵は近所のとあるおそば屋さんへ行って来た。ビールと板わさをオーダーし、暫しの間新聞を読んでいた。こういう町のおそば屋さんってテレビもあるし、新聞や雑誌も置いてあるから意外と重宝する。自分が手掛けるお店とは全く正反対の雰囲気であるが、決してこういう店を否定している訳ではない。きちんと認めているからこそ客として来るのである。また違った寛ぎ感やら安心感があるんだよね。今日は最近見かけなかった背中の曲がった「気配りおばあちゃん」もいたしね。 ビールの追加と肴をもう一品頼もうと思ったが、あんまりおなかが空いていないのか、体調が思わしくないのかやめることにした。で、〆は鴨せいろうどんの大盛り!って、おなかが空いていないんじゃないのかい?でも、やっぱりオーダーしたのである。「鴨せいろのうどんを大盛りでね」って。 暫くしておばあちゃんが戻って来て伝票片手に「鴨せいろですね」って聞くので「鴨せいろのうどんを大盛りです。うどんの方ですよ」と言ったけど何となくきちんと伝わっていないような気もしたが、まあ大丈夫だろうと思いまた新聞に目を通し始めたのである。すると厨房の中から「鴨せいろとせいろね」という声が聞こえて来たが、他のお客様が「せいろ」をオーダーしていたので一緒に通したのだろう。でも、本当は「せいろと鴨せいろうどんの大」であるはず。 暫くして運ばれて来たのはやっぱり饂飩ではなく蕎麦の「鴨せいろ」であった。しかも、大盛りではなく普通盛り。だってせいろのお客様と盛りは同じであったから・・・。仕方がないね。まあ、いいか・・・と食べ始めたけど、やっぱりうどんの方が良かったなって思ったが、なんかおばあちゃんに「違うよ」って言えなかったんだよね。 で、お会計の際に「1450円です」とおばあちゃんが言ってきたが、そんなに安い筈はないと思い「間違えていないですか?」と聞くと共に伝票を見ると板わさが抜けていたのである。「あ、板わさが抜けてますよ」と言うとおばあちゃんもニッコリしながら「あら、ホントだ・・・」と。なんとも和む瞬間である。 おばあちゃんは蕎麦と饂飩を間違えたし、伝票も間違えたけど、いつまでも頑張って仕事を続けて欲しいな。 - 後悔するくらいなら早めに手を打とう・・・ - 2005年07月06日(水) 最近はいろいろな面に於いて早めに決断を下すようにしている。傷口が深まらないうちに手を引くとか、無駄なリスクを背負ってまで手を出したりしない・・・。そういう早めの判断が時間のロスをなくしてくれることにも繋がる。 限られた時間とたった一つだけの身体を如何に有効に使いこなすか?最近は出来る限り日曜日も休むようにしているし、健康面や精神面に於いても決して無理をしないように心掛けている。そういう状態の中でベストな仕事をすることが先々のことを考えた場合に大切なのではなかろうかと判断したということである。本当にじっくりと物事を考える時間を作り、しっかりと自分自身が納得出来る店づくりや仕事をしていきたいのである。 - 仕事を引受るということは大変なこと・・・ - 2005年07月05日(火) 一軒のお店をオープンまで持っていくというのは本当に大変なことである。それは新規開業もリニューアルも同じで、新規の方は未体験の世界に飛び込む訳だし、リニューアルの場合はこれまでとは違ったスタイルに戸惑ってしまうことになる。そういう中でこの人にはどんなことを話そうかとか、どの段階でズバッと言った方が良いのだろうかとか、様々なることを考えたり悩んだりしながら業務を進めていくことになる。 だから双方共に真剣にならなければならないし、時にはぶつかり合いながらも目指すところの共通点があるから関係が上手くいく。そういうものがなければ私が考える店づくりというものは出来ないと思っている。いわゆるパートナーシップである。先日お断りした案件に関しても、こういう面に於いての不安を抱えながら進めていくのであれば、早めに申し出た方が良いだろうと判断した結果のことであった。 商売には必ずターゲットというものがある。それはいかなる商売に於いても違いはあれ存在するものだと思う。その範囲はそれぞれ異なるだろうし、その中での許容範囲というものも異なってくるはずである。それを崩してまで意図しない商いをすることが良いのか?あくまでも信念を貫いてのものにすべきかは皆異なるものだと思っている。 全ての人に満足頂ける商売なんて存在しないし、それを目指した店づくりも私自身のスタイルとしても考えてはいないということである。 -
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