■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

敢えてそうしている・・・ - 2004年11月24日(水)

プランニングをする際には近隣調査をするが、立地条件と競合店を調べる位で以前ほど詳しくは調べていない。まあ、その土地土地によっての違いはあるのだが、大きく分けた中でのサンプリングが出来ているのでそれで大抵のことは済んでしまう。その調査をどう活かすかということに関しても敢えて「地域に同化しない店づくり」というコンセプトでプランニングしている。

例えば学生の多い街だからそれらをターゲットにする形態ではなく、それらを外したところに狙いを定めているし、安い居酒屋とかが多い庶民的な立地であっても価格設定を極端には下げたりしない。地域に同化した商売は当然の如く競合も多くなるが、他にはないスタイルにすることによってオンリーワンを目指せるということになる。そういう場合、当然乍客層も他とは大きく違ってくることになるし、何処も近隣のお店に比べたら数段客筋は良くなるから初めての人でも安心して入って来ることが出来る。

良く言われることだが「こんな場所にこういうお店をつくっても駄目だよ!」ということを耳にするが、それは素人考えでの事と一般常識的な見方でしかないということ。15坪位のお店で家族経営の場合、一日何十万も売らなくても良い訳で、その規模でお店が潤うだけの売上げで良いのだからいわゆる「隙間」的な狙いで良いということになる。そう考えると地域に同化した普通の店よりも「敢えてこうした・・・」というスタイルの方が良い結果を生むということに繋がる。

だからそういう人達にとやかくと店のコンセプトに関して言われる筋合いはないということ。それを理解して下さる人に来て頂ければ良いのであって、それに応えてスタイルや形態を変えるということは考えていない。







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八王子のお店 - 2004年11月23日(火)

プランナーとしての判断で意識的に着工を遅らせていたのだが、今日久し振りにご家族の方々全員にお会いし、こちらが懸念していた部分がどうなったのかを確認させて貰った。遡ること3ヶ月前、あれっ?という出来事が起こって、それ以来なんか可笑しな方向へ進んでいることに気が付き暫くの間静観していた。途中でご主人の方にはその旨を説明するための打ち合わせを行い、ご家族でしっかりと話し合いをして意識をスタート時点に戻して下さいというお願いをした。

ご主人が突っ走り過ぎてしまい全体の和が乱れてしまったのだが、家族経営のお店で、しかも自宅を改装しての開業ともなれば尚更家族の「和」というものが大切になってくる。家族の協力がなければ開店までは出来ても、その後長続きするお店にはならないからである。極端な話し、お金さえあれば誰でも開業は出来る。しかし、それを続けていくことの大変さを理解していない方は意外と多い。勿論、ポッチーランドとして手掛けているお店にはそういう例は少ないが、一般的に見ると開業するとホッとしてしまい、目先のことだけに目が行き、本当に大切な部分が見えなくなってしまうケースがある。

そういうことを防ぐ意味でも口煩くいろいろなことをアドバイスするのは長続きして欲しいからである。期間限定のイベントスペースの出店じゃないんだし、それで生計を立てていく大事なものであり、その根本を理解しないままに開業しても結果は見えている。膨大な資金があるのなら未だしも、殆どのケースはそんなことは決してない。みんな大変な思いをしながら頑張って店を成長させている。それが出来るのは商売の難しさをきちんと理解しているからである。

八王子のお店もこれで漸くスタートラインに戻れたということ。長いロスタイムがあったが、開業も遅れてしまうがこれで良かったと思っている。それを無視して進めていけば来月には開店であったが、根本的な部分を度外視して開業しても長い目で見たら果たしてどうなのか・・・?ということである。

これからはホントに見るべき方を向いて、しっかりと手を取り合いながら開業に向けて進めていって欲しいと思う。大切なのは開業したら一致団結ではなく、計画の段階からそれぞれが同じテンションで、同じ方を向いて一緒に歩むということである。




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三軒茶屋のお店 - 2004年11月22日(月)

大英断であった・・・。12月に入って直ぐの着工予定で進めていた物件であるが、詳細図面を進めていく中でどうしてもしっくりとこない部分が出て来て、全体がまとまりつかない状況に陥っていた。でも、そのままつくったとしても普通に考えれば問題のない範囲のお店が出来上がるのだが、自分自身が本当に自信を持ってつくったものにはならないような気がして、それの葛藤がどんどん大きくなってしまっていたので思い切って全面的にプランを見直すことにした。

それを決断したのが約1週間前で、いろいろなパターンを想定して考えてみたが、躯体は変えようがないし設備絡みも当然ながら今からでは無理がある。制約がある中で何処まで自信を持って薦められるものがまとまるのか・・・?スケジュールや他の物件との兼ね合いを考えたら無謀と言えば無謀である。でも、敢えてそうしたのはやはりプロとして少しでも違和感を感じたり、自身のないものをつくるというのはクライアントに対しても失礼に当たるし、大英断の末に踏み切って大幅なるレイアウトの変更をした。

それがまとまり今日クライアントとの打ち合わせを行ったが、ここまで変わっているとは思いも付かなかっただろうという位に大きく変更をした。デザイン面でもかなり変更をしなければならないし、一からやり直すのと同じ位の労力が必要とされる。微細な修正は必要だが全体的な感じとしては今日プレゼンした内容で進めていくことになったが、これから結構大変な作業が待ち構えている・・・





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