旨かったな〜 - 2002年08月20日(火) 来月開業される方がいろいろと勉強させて頂いているお店での最終日を迎えるので顔を出してみた。約2ヶ月間に渡って多くのことを吸収したことと思うし、学んだことをいつまでも忘れずにいて欲しい。 一番自信のあるものを作って下さいというオーダーをしてみて出て来たものは「そばがき」であった。以前にもそばがきを作ってみてもらったことがあったが、今日出されたものは見た目も味も全く別物で本当に美味しかった。本人は意識していないと言っていたが、そばがき自体から作り手の心が伝わって来て涙が出るくらいに感動した。 商売って本当はこういうことが大事なんだよね。理屈ではなく客に何かを伝えられることが出来ればそれだけで美味しく感じるもので、そのもの自体が本当に美味しいものであれば更なる満足感が生まれる。今日のそばがきはそれが十分に感じられた。最後に作った天ぷらもみんなが褒めたように気持ちが入って作ったものは絶対に良くなるのである。 お店のご主人も最後に本当に素晴らしいことを言って頂いた。商売をやるうえでの大切なことを・・・それは理屈ではないんだよね。成功しているお店は何処もここのご主人と同じで、その気持ちを忘れずにやっていけばいいのである。技術の向上は時間と経験が解決してくれるし、心をお客様に向けて取り組むことが大切だと思う。最後に評価するのは食べに来るお客様なのだから・・・。 オープンまであと2週間!不安もあると思うけれどオープンしたってそれはいつも付き纏うのだから、今の勢いで突っ走って欲しい。勢いって凄く大切なことで、それが空気となってお客様に伝わり、店全体が活気付くことになるだよね。だから頑張って欲しいな・・・みんなが期待しているんだから。 Happy go lucky! 奥さんと力を合わせて頑張ってね! - 変化 - 2002年08月19日(月) 久々に12CHのどん底に陥った人を救済する某番組を見た。 小さな子供を残しての遠方まで行っての修業で決意の程は・・・?出発前や修業初期の段階では半分ナメてんのかな?と感じさせるくらいいい加減な表情であった。指示されたことが「出来ない」と言って簡単に諦めたり、弱音を吐いたりと教える側もサジを投げてしまった。 しかし、ここでテレビ的な演出もあるのであろうが、海へ行って大声を出して心を洗うことによって、気持ちが変わり表情も段々変化してくることになる。これまで出来なかったことがいとも簡単にこなせるようになったり、教えられたことがきちんと出来るようになった。 最後にスタジオにやって来た時の表情は全くの別人になっていたが、ここまでは真剣に取り組めばある程度出来ることで、大切なのはこれから先のことである。どこまで緊張感を持続し教えを守れるか?この人だって商売を始めた当初はそういう気持ちでやっていたと思うし、ふとしたことで気持ちが揺らぎ奈落の底へと落ちて行くこととなったはず。 変化が起きたことは素晴らしいこと。これすら出来ない人だって大勢いるし、そうしなければいけないということすら気付かない人だっている。でも、この人が今日の時点まで変化出来たのは現状の置かれている立場を考えたら当たり前のことである。何しろ2500万円もの借金を抱えながら月商5万円(日商じゃないよ)という飲食店では本当に最低ラインのことで、返済のことを考えたら寝てる暇なんてないはずだ。 これで漸くスタートラインに立たせてもらったわけで勝負はこれからのこと。今の表情を忘れず何処まで持続させられるか。ここから先のことはここまでの苦労の何倍も大変なことのはずで、それを乗り越えてやっていけるかどうか?表情の変化だけで終わって欲しくないな・・・。小さな子供達のためにも・・・。 - 昨日よりは良かったかな・・・ - 2002年08月18日(日) 今日もとある有名店に昼酒を堪能しに行こうと思ったが、外出できたのが夜になってしまい、結局「夜蕎麦」を楽しむことにした。 約70席のお店に5〜6組の先客がいたが、思ったより閑散としていたのには驚いた。穴子の天ぷらと板和さ、生ビールをオーダーし今日は一人だったので暇つぶしに店内をチェックし始めた。某デパートの中にあるのだが開店してまだ数ヶ月で真新しさが随所に出ていたね、接客も・・・? レジが入り口のところにあり、その横にホールマネージャーらしき男性が立っているのだが、お客が入って来るとその奥にある中継点のサブパントリーにいるスタッフが「いらっしゃいませ、何名様ですか?」と聞いていたが、一番手前に立っている人が言った方が自然ではないのかなと感じた。まあ、全般的には普通のレベルなのかな・・・。 途中、いろいろと気配りをして頂いたり、良い気分にはなったがもう少しレベルアップして欲しいと思う。蕎麦屋さんのレベルでは丁寧でそこそこでも飲食店という大きな括りで考えた場合はもっと上を目指して欲しいな。まだまだ名前で商売しているのではないかと思わされた。でも、仕様がないのかな・・・これ以上のことを望むのは・・・。 昨日は肴に関しては期待を裏切られたので、今日もそれ程期待せず待っていたがそういう気持ちで待っていて正解だった。別に不味いというレベルではないと思うが、旨いとは言い難い感じかな。まあ、このレベルが普通ということなのかな?鴨焼きを頼んだのだが盛り付けが・・・。それにレタスは違うんじゃないかな?野菜を沢山食べなきゃいけないので私にとっては良かったのだが、見た目は正直言って良くなかったな・・・。 カラーメニューなので他の品を見てみると、鴨ロースにはレタスとキュウリがマヨネーズと共に付いていた。ここって居酒屋じゃないよね?老舗の蕎麦屋だよね?こういうのってあんまり意識していないのかな?黙っていても客が来るような店ではそこまで考えなくても良いのかもしれないし、期待する方もいけないのかもしれない。 いろいろな有名店に行ってみたが、心から満足出来る店というのは殆どなかった。接客業、サービス業として深く考えなくても商売には影響しないから不必要なのかな?うちが手掛けているお店はこういう有名店ではなく、個人で小規模で営んでいるところが殆どだから、こんな風にはいかないのでオペレーションは最重要事項として捉えなければならない。 ブランドには勝てないから中身で勝負するしかないよね。だから名前もなく小さな店でも本当にその店のファンになってくれる人を一人でも多くなるよう願って店づくりを続けていきたい。 -
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