もっと頑張らなきゃ! - 2001年12月02日(日) ここ一年の仕事の依頼状況や問い合わせ状況を見て感じることは殆どが新規開業の方からである。 8割方はこのパターンであるが、そう考えると如何に既存店が元気がないかが明確だ。これから先に何をしていかなければならないか、また生き残っていけないかということを真剣に考えているようなお店は本当に少なくなってしまった。現状に満足はしていないが、半ば諦めムードで惰性に流されているところが殆どではないだろうか。 改善策はないのではなく、あることに気付かず、また気付いてもそれに飛び込もうとはしないで、仲間内でキズを舐め合っている・・・。組合活動にしてもそうである。正直言ってピントがずれているから時間とお金をかけていろいろやっても殆ど何も効果が現れない。消費者が求めていることに対しての努力ではなく、消費者不在のところで自分達の価値観だけであれこれやっても何にもならないことくらい判らなきゃ・・・。 旧態依然の店づくり、メニュー構成、オペレーション・・・これでお客様をお迎えしようと考えていること自体に無理がある。ちょっと考え方を変えてみればヒントは至るところに転がっているにもかかわらず、拾おうとするくらいはまだましだが考え方を変えようなどとは決して思わない。景気が良くなったら・・・とかということを未だに平気で言っていること自体この先何もないのである。 全てが他力本願で自分達の努力で何とかしようなどとは思わないのか?決してそんな店ばかりではないのだが、悲しいかな一部を除けばこの程度と言わざるを得ないのが現状だ。 - 初雪・・・ - 2001年12月01日(土) 夕方、元町の商店街を歩いているとチラホラと白いものが舞っていた。最初はゴミかと思ったが触れてみると冷たい・・・雪だ! からくりを明かせば商店街の中にある数箇所のポイントで人口降雪機を使い降らしていたので、何とも小粋でお洒落な演出である。横浜にあるから有名になったというだけでなく、こういう企画を考え努力しているから今の地位というか知名度があるのだとつくづく思った。 常に消費者優先の考え方で商店街が一つになっているから出来ることであり、その努力を怠らない。商店街の中には一度大きく注目されていい気になり、その後衰退してしまったところも多い。横浜北部にある商店街もその一つで、経済誌やTVなどでも沢山取り上げられ、全国から視察団がやって来たが今やその姿たるや・・・。 このことを個々の店舗に置き換えて考えてみたらどうであろうか?当てはまる事が結構多いのではないかと思う。昨日入ったお店で感じたことだが、その店は数年前に業界紙に於いて大きく取り上げられ、多方面から注目され非常に努力をしているなと以前は感じさせるものがあった。 数年振りに行ってみてがっかりさせられたというか、まあそんなものだったのかなと考えさせられた。噂によると売上も大分落ちてきているらしく、その原因はなんなんだろうと自分なりに分析をしてみた。 アイドルタイムにもかかわらずそれなりに集客はしていたが、ホールスタッフの表情を見ていて感じたのは、「冷たく冷めた温もりのない接客」であった。確かに作業としてはそつなくこなしてはいたが、おもてなしというものや感情が何も伝わって来ない。こういうオペレーションは私が接客の指導をする時に一番注意することで、かつ嫌いなことである。 メニューを見てもかなりの創意工夫をしているし、そういう面に於ける努力は評価出来るが、本当に大切なことである「お客様に如何にして良き時間を過ごして頂けるか」が考えてはいるのであろうが、ちょっとピントがずれているのではと感じさせられた。 畏まったレストランや料亭ならいざ知らず、一般の飲食店に求められたいる接客とは上手さではなく温かさであると思う。そういう空間で時を過ごし満足感を覚えまた来ようかなと思うのであって、冷たく温もりのない接客では美味しいものも美味しく感じなくなってしまうのではなかろうか。 初雪からこんな話しにまで発展してしまったが、一つの出来事を見て多くを感じいろいろと発想を転換していくことは「企画」に於いて大切なこと。思いつきだけの発想で店をつくってしまい、うまくいかないようなところとはここが大きく違うのである。 - 酉の市 - 2001年11月30日(金) 横浜でも酉の市があることを初めて知った。12年も住んでいながら知らなかったのだが、夜遅くまでやっているというので行ってみることにした。 関内駅から徒歩約10分で会場へ着き、23時を回っていたが凄い人出である。あちらこちらで威勢の良い掛け声と共に手拍子が鳴り響く。と言っても実際に熊手を売っているのは限られた一画に10数軒程の店が並んでいるだけで、あとは凄まじい数の露店が延々と並んでいた。その数は数百件はあろうかと思う。久々にこの規模の露店を見たが、昔からこういうところが大好きでついついいろんな店をはしごし食べてしまった・・・。決して旨いものではないのだが、この独特の雰囲気が美味しく感じさせてくれるのであろう。 同じ品物を売っているにもかかわらず、売れているところとそうでないところがあり、この違いは営業力の差であろうかと分析したり・・・つい仕事に入ってしまったりもしたが、でも確かに店先に人が群がっているところというのは威勢が良かったり、セールストークが面白かったりと人を惹きつける何かを持っている。 商売の大切な部分を垣間見ることが出来たが、露店に限らず流行っている店には味だけではない客を惹きつける何かが必ず存在している。そのポイントが判った経営者だけが成功へと歩んでいけるのではないであろうか。 でも、楽しいひとときを過ごすことが出来た。 -
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